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組子の家③

参照:組子とは、簡単にいうと釘を使わずにを組み付ける技術です。 飛鳥時代から長い年月をかけて磨きぬかれた木工技術と言われてます。伝統的な技術組子。職人達の情熱により受け継がれてきました。欄間、照明器具、屏風などが作られています。

 街は夏を迎える準備をしている。街路樹の緑が濃さを増してきた。奥さんは俺の事を知哉ちゃん、社長は知哉と呼び捨てにしてくる。何時の頃からか俺は親父っさん、二階堂母ちゃんと呼んでいた。些細なことだけど嬉しい。3人の男達がリビングでまったりとしている。キッチンからトントントンと小気味良くまな板を叩く音が響いてきた。
「知哉、風呂入るか」
「うん」
親父っさんの声に俺は応える。脱衣所で着ている物をバサバサ脱いだ。晒された親父っさんのガタイ。ぶ厚い筋肉を纏っている。毛深い下半身から男の道具がふてぶてしくぶら下がっていた。掛け湯をする。浴槽に向かい合って浸かった。
「いいガタイになったな」
親父っさんが俺のカラダを触ってきた。
「彼女とは旨くいってるのか」
「うん、どうにかっすけどね」
「やってるのか」
今度は俺のちんぽが握られた。
「お、親父っさん……」
俺のちんぽが反応する。グイッグイッグイッと勃ち上がった。
「若いな。こんなに硬くしてよぉ」
俺も親父っさんのちんぽを握る。そいつは俺の手中で硬くなってきた。
「凄ぇデカくなってきた」
「出すか。内緒だぞ」
「うん、俺達の秘密っすね」
「ああそうだ」
視線がぶつかる。親父っさんがにじり寄ってきた。毛深い脚が絡んでくる。ちんぽ同士が触れ合った。親父っさんが2本のちんぽを重ねる。ゴシゴシ扱き始めた。
「あぁ堪んねぇ。親父っさんのちんぽ熱いよ」
「俺も気持ちいいぜ」
親父っさんの亀頭を感じる。4つの金玉が捏ね繰られた。
「親父っさんやべぇ」
「俺もやっべぇ。立ち上がれ知哉」
「うん」
俺と親父っさんが立ち上がる。激しくちんぽを扱き捲くった。
「あぁぁんぁ射ぐ。あぁぁんぉ射く。あぁぁんぉ射くっ」
「んぁんぁんぁ射く。うぉぉんぁ射ぐ。あぁぁあぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ
2本のちんぽから白濁汁が吹き上がった。その汁が宙を舞っている。揺動しながら落ちてきた。
「凄ぇいっぺぇ出したな」
「親父っさんもっすよ」
視線が交差する。俺達はカラダを洗うと風呂を出た。今俺は完全に二階堂家に馴染んでいる。休みの日には色んな所に連れてってくれた。其々の誕生日は祝い合っている。父の日には薔薇、母の日には2人の母さんにカーネーションを贈った。
 季節が巡る。倭工務店に入社して4度目の冬を迎えた。隆児兄ちゃんが一級建築士に受かる。会社を上げてお祝いをした。其れから5年後俺は二級建築士に受かる。この時のお祝い会には母さん達も招待してくれた。久しぶりで逢った弟の駿そして妹の麗奈。随分大きくなっていた。駿は工業高校で建築を専攻していると言う。後を継ぐと聞いた。発展し続ける倭工務店。15人居た社員、職人達も30人に増えた。協力会社も増える。この前組子工房”元”さんが新たな協力会社として加わった。組子工房”元”さんは2人でやっている。五十嵐輝元さんと勝元さんの二卵性双生児。輝元さんが兄貴と聞いた。2人共男臭い。身長170㌢位の髭坊主。年齢は30歳だと言う。2人ともガッチリしている。褐色の肌に太い首。作業着の上からでも逞しさが伺える。ちょっと勝元さんが強面だ。2人共特にカミングアウトはしてないが業界ではみんなゲイと思ってる。有能で繊細な技術を兼ね備えている組子屋。この前コンクールで優勝したと聞いた。更に時が流れる。社会人になって12度目の冬を迎えた。俺は念願だった一級建築士を取得する。社員、職人、多くの人達に祝って貰った。その中には母さん達も居る。弟の駿が高校を卒業、今家業を手伝っていると言う。妹の麗奈も社会人に成りOLとして働いてると聞いた。五十嵐工房の面々が1人増えている。17歳の裕之君だ。俺と境遇が似ている。施設で育ったと言う。何となく親近感が湧いた。親父っさんの元で頑張った俺と隆児兄ちゃん。業界でも知名度が上がっている。そんな俺も29歳になった。隆児兄ちゃんが綾香姉ちゃんと付き合っている。遊び人の隆児兄ちゃんがマジになったと言う。結婚したいと話している。勿論俺との交わりはもう無い。俺はそれなりに男遊びをしている。俺は女より男の方が良いみたいだ。そんな或る日母さん達が倭工務店に見える。季節は初夏。西に傾いた陽がビルの白い壁をオレンジ色に染めている。
西日
今俺達はミーティングテーブルを囲んだ。珈琲が運ばれてくる。隆児兄ちゃんと綾香姉ちゃんの視線が交差した。
「俺と綾香が結婚しようとしてるのは知ってるよな」
みんなが頷いた。
「この前父さんと綾香んちに挨拶に行ったんだ。お母さんは認めて呉れたよ。だが父親には条件を突きつけられた。HOME'S望がやばいらしい。建て直しの為に知哉を出向させるのが条件なんだ」
隆児兄ちゃんがポツリと声にする。俺に視線を飛ばしてきた。
「なんで俺があいつの為に手を貸さなきゃないんだ」
俺は声を張り上げた。場が凍て付く。重たい沈黙が続いた。
「知哉、お前の気持ちは判る。父親の事は嫌いでもお袋さんや綾香ちゃん、それに弟達は好きだろ」
親父っさんが声にする。俺は頷いていた。
「俺はお前を養子に迎えようとした。だが母さんが居るから出来ないと言ったよな。母さん達を助けてやれよ」
親父っさんの声に俺は目を瞑っていた。
「あんたを虐待してあいつは傷害罪で逮捕され、執行猶予付きだけど有罪になった。それが原因で会社は低迷したわ。だけどそれはどうにか乗り越えた」
母さんの声が耳に響いてきた。
「でも望月家の家計は厳しかった。私も、駿も麗奈も公立高校には行かせて貰ったけど大学にはいけなかった」
今度は綾香姉ちゃんの声が耳に響いてきた。
「俺が家業を手伝い始めた頃はまだどうにかなってた。でも2年位まえから酷くなってきたんだよ。有能な建築士、職人、社員に罵声を浴びせる。みんな辞めてった。今母さんが会社の事務をして夜もボーリング場でバイトしてどうにか家計を支えているんだ。綾香姉ちゃんと麗奈も協力してくれる。俺も夜遅くまで営業に回ってるんだ」
「俺はあいつに虐待され施設で育ったんだぜ」
俺は目を開ける。駿の言葉に声を返した。
「ゴメンね。守って上げられなくて」
寂しそうな母さんの声が耳に響いた。
「母さんは毎日のように泣いていた。知哉って嗚咽を上げながらね」
「判った。親父っさん、兄ちゃんいいんだな」
綾香姉ちゃんの声に俺は応えた。
「ああいい。期間は最長1年だ」
親父っさんが声を上げる。兄ちゃんが頷いていた。あいつは俺だけでなく母さんと兄弟達にも手を上げてたと言う。俺に手を上げ始めた切っ掛けは仕事で行き詰ってたと聞いた。1週間経過する。俺と親父っさんと高部経理課長とHOME'S望に向った。時刻は夜7時を回っている。望月家の面々が揃っていた。
久しぶりで見た義父さん。ブクブクと太っている。目が淀んでいた。
 今俺達はテーブルを囲んでいる。麗奈がお茶を運んできた。高部経理課長がパソコンのデータを見ている。首を大きく横に振った。
「多分、銀行融資は無理ですね」
ポツリと声にした。
「運用資金は必要ですからね。社長さん資産はありますか」
「自宅ならあります」
経理課長の声に義父さんが応える。表情がふてぶてしく見えた。
「抵当とかに入ってますか」
「いや入ってないです」
「不動産を担保に借り入れするか。売るかですね。もし売るなら弊社で相場より高く買いますが……広さと住所を教えてください」
経理課長が義父さんに視線をぶつけた。
「広さは50坪、で場所は雅知南町ですね。詳しく調べないと判りませんが、あそこは坪40万程度、弊社なら45万は出せると思います。2,250万程ですね。その内500万位で住まい用に安いマンションを買って残りは運用資金に回すってのはどうですか」
義父さんの顔が曇る。視線の奥から鈍い光が見えた。
「売っちゃえよ。父さん」
駿の声が飛んだ。
「仕方ないでしょ父さん」
母さんが声を上げる。綾香姉ちゃんと麗奈が頷いた。
「考えておいてください」
「判った」
経理課長の声に義父さんが応えた。
「望月さん、俺が考えた立ち直しプランです」
俺は義父さんとは呼べなかった。
「最低限の従業員は採用します。社名は建匠”心”に変更。事務所のレイアウト変更して営業スタイルはこうです」
俺は義父さんに視線をぶつける。言葉を続けた。
「もしあの土地を売って貰えたらですがモデルハウスを建てます。土地は1年間は無償で貸し出します。良いですよね」
親父っさんと経理課長の首が縦に振られる。俺は言葉を続けた。
「それに過去の図面見ましたが心配りがないですね。暫らくの間は俺が図面起します。駿を教えながらね。何か質問ありますか」
俺は義父さんとは言わなかった。
「社名変える必要あるのか」
義父さんがぽつりと声にした。
「イメージ悪いですからね」
「判った。資料よく見させて貰うからな」
「じゃぁ今日はこれで」
親父っさんが声を上げる。俺達はHOME'S望を後にした。3日後義父さんから親父っさん宛に連絡が入る。自宅は売却、俺の立てたプランを受け入れるとの事だった。

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[ 2016/06/26 19:01 ] 組子の家 | TB(-) | CM(0)

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