これから新築祝いが執り行われる。俺と母さんと美月姉さんがキッチンに立った。男達はリビングで寛いでいる。窓からは午後の日差しが射し込んできた。料理を始める。野菜と素材の下準備を始めた。リビングに居た男達は何時しか紙袋と共に姿を消していた。料理が次第に出来上がっていく。母さんと美月姉さんが目を丸くしていた。
「料理が旨いっては聞いてたけど凄い手さばきね」
美月姉さんが声を上げた。母さんが出来上がった豚の角煮を摘んでいる。顔が綻んでいた。
「美月、ちょっと摘んでごらん。口の中で蕩ける」
「あっホントだ。凄く柔らかい」
母さんの声に美月姉さんが応える。目が輝いていた。オーブンに塩釜鯛を入れる。蒸し器に紅白の肉団子を並べた。
「後は何したらいい」
「粗方終わりなんでサラダ盛り付けて貰えますか」
今俺は拓也用のキッズプレートを作り始めた。熊さん型のハンバーグ、羊型のポテトサラダ。3つの小さな円柱のチキンライスを薄焼き卵で巻いてみた。プリンにグラタンを添える。キャラクタープレートが出来上がった。
「ポテトサラダのにんじん大丈夫かしら」
美月姉さんが声にした。
「ちょっと食べてみます?」
ボールに残っているサラダをスプーンで掬うと美月姉さんの口許に差し出した。
「美味しい。にんじん感じないし優しい甘みが広がってくる」
「自家製豆乳のマヨネーズ使ってるんです」
「決めた。私料理習いに来る。いいよね」
「いいですよ。いつでもどうぞ」
全ての料理が完成する。盛り沢山の料理がダイニングテーブルに並べられた。時刻は夜6時に迫っている。俺達はテーブルを囲んだ。俺と兄貴の間には拓也が子供用椅子に座っている。グラスにビールを注がれ拓也のコップには俺が作った特製ジュースが入れられた。
「新築おめでとう」
信哉父さんの声にグラスがカチンと触れ合った。
「僕も……」
拓也がグラスを差し出してくる。俺はカチンと触れ合わせた。信哉父さんが料理を口に運んでいる。顔が綻んでいた。
「凄ぇ、プロ並みだな。会社首になったら農場のレストランのシェフにならないか」
「俺会社首にならないっすよ」
信哉父さんの声におどけて俺は応えた。あちこちで談笑が始まる。話が兄貴の事になった。
「篤知、浮気するんじゃぁねえぞ。お前今まで浮気して2人逃がしてるんだからな」
「し、してないっすよ」
兄貴が俺に視線を飛ばしてきた。
「す、済みません。しないよう心掛けます」
「構わないっすよ。俺の所にきちんと戻ってくるんだからさ、兄貴の浮気は病気だと思ってるから……」
兄貴の声に俺は言葉を投げ掛けた。
「大地が許しても俺が許さん。ああ言ってるけど本心は違うと思うぜ」
信哉父さんが声にした。
「俺達も許さねぇ。なぁ美月」
「そう絶対駄目、こんな可愛い私達の弟を泣かせちゃ駄目よ」
駿一兄さんが声に美月姉さんが応えた。その声に拓也が反応する。頬を膨らましていた。
「ダイちゃんを泣かせたら駄目だぞ」
「大丈夫だよ。俺は鳴かないからさ」
拓也の言葉と行動に場が和んだ。
「私は篤知の味方よ。毎日浮気するなってメールしてやるからね。お前が悪さしないようにね」
「か、母さん、勘弁してくれよ。判った。絶対しないよ」
途轍もなく柔和な雰囲気に包まれた。笑いも涙も起る。家族って良いなって俺は思った。心配していたポテトサラダを拓也は平らげている。俺は拓也に目を遣った。
「ポテトサラダ美味しかったか」
「うん」
「拓也が嫌いなにんじん結構入ってたんだよ」
「えっそうなの、凄く美味しかったよ」
和やかな中、新築祝いが終わった。母さんと美月姉さんが食器類を小洗いしている。食器洗浄機にそれらを入れるとスイッチを点けた。
「後大丈夫ね」
「ありがとうございます」
母さんの声に俺は応えた。
「じゃぁそろそろ帰るな」
「そっすか」
俺達は玄関まで見送った。
「ダイちゃんまたね」
「うん、また遊ぼうな」
拓也の声に俺は応える。拓也は健気な笑顔を浮かべていた。ドアが開く。バタンと締まった。
「ホントお前はみんなの人気者なんだな。浮気話出された時は焦ったぜ」
「でもホントだろ。でもいいからな。しても……」
俺は兄貴の股間をぎゅっと握る。俺の手中で其処は微かに反応した。
「もうしねぇよ。お前が大事なんだからさ」
抱き寄せられる。軽くキスをした。
「風呂入ろうぜ」
「そっすね」
兄貴の声に俺は応える。脱衣所で着ているものをバサバサ脱いだ。
掛け湯をする。浴槽に向かい合って浸かった。兄貴がにじり寄ってくる。毛深い脚同士が触れ合った。乳首を摩られる。今度はちんぽを握られた。俺のちんぽが即座に反応する。グィッグィッグィッと勃ち上がってきた。
「淫乱なちんぽだぜ。ビンビンにしてよぉ」
「兄貴だってそうだろ」
兄貴の声に俺は応える。湯の中の兄貴のちんぽは完全に勃ち上がっていた。俺は兄貴のちんぽを握る。熱い血潮が伝ってきた。俺達は密着する。兄貴が2本のちんぽを重ね持つ。ゴシゴシ扱き始めた。亀頭と亀頭がぶつかる。本竿同士が擦れ合った。
「あぁぁあぁ堪んねぇ」
「俺もいい。兄貴ねちんぽ気持ちいい」
兄貴の手からちんぽが離れた。兄貴が立ち上がる。俺の口の中にちんぽをねじ込んできた。俺はそのちんぽに舌を絡める。顔を前後に動かした。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ卑猥な尺八音が浴室に響き渡る。兄貴が俺の頭を押さえた。グィッグィッグィッと引き寄せる。喉奥で亀頭を感じた。俺は顔を前後に抽動させる。同時に自分のちんぽが扱き立てた。
「あぁぁやっべぇ。射きそうだ」
兄貴が声を上げた。ちんぽが喉壁にぶつかってくる。兄貴の金玉が競り上がってきた。
「あぁぁあぁ射ぐ。んぁぁんぉ射く。うぁぁうぉ射ぐっ」
喉奥に濃厚なオス汁がぶつかってきた。兄貴の金玉を摩りながらちんぽに舌を絡める。兄貴のちんぽを口から離した。兄貴を見上げる。俺の喉がゴクンと鳴った。濃厚な汁が喉を通る。兄貴の汁を感じながら、俺は自分ののちんぽを扱き立てた。
「やべぇっす。出ちまう。兄貴の口の中で射きてぇ」
兄貴が浴槽に沈んだ。俺が立ち上がる。視線が交差した。
「ぶち込んでこいよ」
兄貴の口が開ける。俺はちんぽを軽く扱きながら兄貴の口の中に捻じ込んだ。
俺の腰が前後に抽動する。兄貴の喉壁が俺のちんぽを摩ってきた。ジュルジュル淫猥な音が風呂場に鳴り渡る。兄貴の顔が前後に動く。金玉の奥がジンジンしてきた。
「やっやべえ。射っちまう」
兄貴が頷いた。
「あぁぁんぁ射く。あぁぁんぉ射く。うぁぁんぁ射くっ」
俺は兄貴の喉奥目掛けてオス汁を放った。ちんぽに舌が絡んでくる。金玉を下から摩られた。兄貴の喉壁が俺のちんぽを締め付けてくる。静かにちんぽを放された。兄貴が立ち上がる。萎えかけたちんぽ同士が触れ合った。抱き寄せられる。軽く唇を合わせた。静かに唇が離れる。視線が交差した。カラダを其々流し、風呂を上がる。
褌を締め直し部屋着を羽織った。今2人っきりのリビングのソファーに並んで座っている。2つのグラスに氷を入れた。焼酎と水を注ぎ軽く掻き混ぜる。ひとつを兄貴に渡した。
「俺の最高の弟そして恋人の大地。これからも宜しくな」
「うん、俺の方こそ宜しくっす」
カチンとグラスが触れ合った。冷たい焼酎が喉を潤してくれる。俺達はこれからの事を語り合った。まったりとした時間が流れる。俺は兄貴に視線をぶつけた。
「兄貴、あれで終わりじゃないっすよね」
「やりたくなってきたのか」
俺は頷いた。兄貴が俺の手を恋人繋ぎで握ってくる。俺は握り返した。俺達は経ち上がり階段を昇る。今淫猥の扉が開いた。
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