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続・ジョンホの願い⑤

 季節は初春、穏やかな青空が広がっている。俺は2日間の理学療法士の試験を受けた。兄貴が作ってくれた合格弁当、そして手製のお守り。おまんこと口の中にお守り汁もたっぷり注いで貰った。その汁が俺の体内で熟成している。試験の感触も良かった。だが結果は判らない。4月からは就職も決まっている。兄貴が病院を紹介してくれた。だがもし落ちると内定取り消しもあり得る。大きな希望と一抹の不安。俺は覚えた。結果を待つだけの俺。何時ものように時が流れる。バイトに学校そして兄貴との逢瀬。卒業式も無事終える。そして理学療法士合格発表の日を迎えた。兄貴と一緒に合格者の掲示を見ている。俺の受験番号が有った。
「ジョンホおめでとう」
「ありがとう。兄貴が支えてくれたから……」
俺達は手を取り合って喜んだ。俺は早速実家に電話する。母さんの声が明るく耳に響いてきた。凄く喜んでいる。だがあの事には触れてこなかった。新たな時が流れ始める。兄貴が韓国語の勉強を始めた。いつか機会を見つけて俺の家族に挨拶に行くと言う。その気持ちが嬉しかった。俺は一生懸命レクチャーしている。テキストに一生懸命目を通す兄貴。少しずつだけど確実に上手くなっている。俺は兄貴の新たな好きを見つけた。俺は理学療法士として動き始める。忙しい毎日が始まった。仕事が終わると兄貴んちに行くことが多い。料理の手伝いもする。掃除、洗濯も熟なした。兄貴のにアイロンを掛ける。細やかな幸せを感じた。春が深まってくる。風の薫りが柔らかく感じた。そんな或る日俺達は俺の実家へと向かっている。俺と兄貴の事を認めてもらう為に……飛行機の中でも気分は晴れない。重たい空気に包まれてる。一方兄貴は余裕を咬ましていた。今俺の実家でテーブルを囲んでいる。挨拶を済ませ、手土産を渡した。俺の両親そして兄さんが硬い表情を浮かべている。だが少しずつ変わり始めた。韓国語で丁寧に話す兄貴。俺は熱く語る。日本語能力試験、理学療法士。兄貴のお陰で取れた。食事にデート。経済的にも補って貰った。元気と勇気そして深い愛情。俺もずっと一緒に居たいと語った。両親と兄さんの表情が明らかに穏やかになっている。俺達は酒を飲み始めた。飛び交う笑い声、浮かぶ笑顔。俺と兄貴は認められた。今度俺と一緒に住みたいと言う。突然の兄貴からの提案。俺も聞いていなかった。俺は頷く。家族達も首を縦に振っていた。翌日、翌々日と5人で出掛ける。巡る観光地、頂く食事。兄貴はキム家に溶け込んでいた。俺達が日本に戻る時が迫っている。空港で俺の家族と兄貴は熱く握手していた。今飛行機の中に居る。隣に座る兄貴に俺は視線を飛ばした。
「ねぇ兄貴ホントに一緒に住んでいいの」
「当たり前だ。それに一緒に住んでるみてぇなもんだろ。家賃無くなると奨学金返すの楽になるだろ」
俺の言葉に兄貴が返してくる。俺の心は躍った。ソルラル(旧正月)の時失敗した俺のカミングアウト。だが兄貴はそれを覆してくれた。兄貴と知り合って10箇月足らず。もう直ぐ一緒に住める。今まで以上に兄貴の面倒を見れることに悦びを感じた。
 6日経過する。初夏の蒼い空が広がっていた。白い雲が浮かんでいる。
ぽっかり雲
俺は兄貴んちに越してきた。家財道具を処分する。僅かダンボール箱5個の引っ越しだ。俺の荷物は既に兄貴んちにある。俺の荷物を乗せた兄貴の車が転がり始めた。運転する兄貴。射してくる陽光が兄貴の顔を眩く照らしていた。マンションの中に入る。ちょっとビックリした。リビングにはお揃いの2つの机が並んでいる。傍らには背丈のある本棚が置かれていた。
「まだまだ勉強必要だからな。俺もだけどさ」
「うん」
兄貴の言葉に俺は応える。こんな気遣いが嬉しく感じた。荷物を収納する。俺の引っ越しは簡単に終わった。テーブルを挟み向かい合って座っている。兄貴が新しい表札と2つの鍵をテーブルに置いた。鍵には小太鼓のキーホルダーが付けられている。兄貴が目を呉れた。
「好きな方取れよ」
「うん」
兄貴の声に俺は紫紐の方を選んだ。
「凄ぇバチまで付いてるんだ」
”和”が好きな俺。こんな所にまで配慮してくれることが素直に嬉しかった。
「これ付け替えようか」
「うん」
兄貴の声に俺は応える。俺達は表札を架け替えた。まったりとした時が流れる。西の空が茜色に染まった。食事の用意を始める。トントントン小気味良く兄貴が包丁でまな板を叩く。俺はサラダを作り始める。兄貴と行なう一緒の作業。それだけで嬉しくなった。料理の下準備が終わる。夕闇が夜の黒に包まれていた。
「風呂入いっちまうか」
「うん」
兄貴の言葉に俺は返した。脱衣所で着ているものをバサバサ脱ぐ。六尺も外した。改めて見る兄貴のガタイ。筋肉の層に包まれている。太い首、盛り上がった肩と胸。下肢は剛毛に包まれている。真ん中の男の道具がふてぶてしくぶら下がっていた。掛け湯をする。一緒に浴槽に浸かった。俺は兄貴ににじり寄る。毛深い脚同士が交差した。抱き寄せられる。ちんぽ同士が触れ合った。グイッグイッグイッと勃ち上がってくる。俺の勃起を兄貴のちんぽに擦り付けた。唇が寄ってくる。静かに触れ合うと舌が入ってきた。兄貴の舌が俺の口の中をくまなく這い回ってくる。俺達は舌を絡め合った。キスしながら兄貴は俺の首筋を撫でてくる。今度は2本のちんぽを合わせると扱き立ててきた。
「あぁぁんぉ堪んねぇ。兄貴のちんぽ熱いよぉ」
「俺も気持ちいいぜ」
ちんぽを扱きながら乳首を撫でてくる。俺も兄貴の乳首に指を這わせた。空いてるもう片方の手で4つの金玉を握る。ごりごり捏ね繰り合わせた。唇が離れる。2本のちんぽを扱く速度が増してきた。
「あぁぁんくぅ。やべぇ」
湯の中の俺達のちんぽが蠢いて見えた。兄貴の亀頭の熱が伝ってくる。金玉の奥がジンジンしてきた。
「あぁぁんぉ射ぐ。あぁぁうぁ射く。うぁぁぁあぁ射ぐっ」
俺のちんぽから白濁汁が吹き出てきた。その汁が湯の中を揺動している。ゆっくりと風呂底に落ちていった。
「バカやろ。お前の出す場所は湯の中じゃねぇだろ」
兄貴が俺のちんぽをぎゅっと握る。其処はまだビンビンに成っていた。
「立てよ」
「うん」
兄貴の声に俺は立ち上がる。兄貴が俺のちんぽを咥えた。顔が前後に抽動する。俺はガシガシ腰を突いた。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ浴室内に尺八音が鳴り渡る。俺のちんぽが兄貴の口の中をまい進した。
「あぁぁんぉ、気持ちイイ。あぁぁんぉ堪んねぇ」
兄貴の喉壁にちんぽが擦られる。俺は兄貴の喉奥目掛けてちんぽを突き込んだ。兄貴が自分のちんぽを扱いている。同時に顔を前後に動かしてきた。
「あぁぁやべぇ射っちまう。あぁぁ兄貴ぃ」
兄貴の顔がコクリと縦に動いた。兄貴の喉壁がぎゅうっと俺のちんぽを締め付けてくる。俺の腰が猛動した。
「あぁぁんぁ射ぐ。うぉぉあぁ射ぐ。あぁぁあぁ射くっ」
俺は兄貴の喉壁目掛けてオス汁を打ち付けた。俺のちんぽが放たれる。兄貴が見上げてきた。兄貴の喉がゴクンと鳴る。俺の汁を呑みながら兄貴は自分のちんぽを扱き捲くっていた。
「あぁぁんぉ射ぐ。んぁぁんんぉ射く。うぉぉあぁ射くっ」
兄貴の放ったオス汁がお湯の中を蠢動している。揺動しながら落ちていった。兄貴が立ち上がる。抱き寄せられた。唇が寄ってくる。軽く合わせた。静かに離れる。視線が交差した。
「さぁ上がるぞ」
「ずるいぞ。兄貴自分だけ呑んで……」
兄貴は俺の言葉を黙殺する。俺は頬を膨らませた。
「その内呑ませてやるからな」
兄貴が声を上げる。カラダを洗い始めた。俺達は風呂を上がる。を締め込み甚平を着込んだ。

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[ 2016/09/11 14:40 ] 続・ジョンホの願い | TB(-) | CM(0)

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