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続・ジョンホの願い④

 季節が流れ冬を迎える。クリスマス、年末を過ごした。年が明ける。煌々とした新年の光が射してきた。一緒にシャワーを浴びる。真っ新なを締め込みレンタルした和服を身に着けた。
「出掛けるぞ」
「うん」
兄貴の声に俺は応える。向ったのは学業成就、合格祈願の神社。電車を乗り継ぎ1時間程経過する。俺達は神社に着いた。絵馬に願いを書く。俺は奉納した。本殿の前で合掌する。俺は合格祈願と兄貴との幸せを願った。イカ焼き、たこ焼き、あんず飴。出店を回る。俺は、はしゃいだ。
「兄貴、あれ食べよう」
俺が指差したのはフランクフルト。兄貴は2本買うと1本を俺に渡してくれた。フランクフルトを頬張る俺。兄貴に目を遣った。
「兄貴のが食べたいな」
「バカたれ」
オデコをコツンと小突かれる。兄貴の目が細くなっていた。時刻は4時を回っている。西の空に陽が傾き始めた。俺達は神社を後にする。一路兄貴のマンションに向った。今テーブルを挟み向かい合って座っている。テーブルに置かれた3段重を兄貴が開ける。色とりどりのおせちが並んでいた。昨年末に作ったおせち。俺も少し手伝った。食指が動く。俺達は日本酒をぐい飲みに注ぎ合った。
「本年も宜しくな」
「うん」
兄貴の声にぐい飲みをカチンと触れさせた。
「ハイお年玉……」
「凄ぇ。ありがとう」
兄貴の言葉に俺は声を張り上げた。ポチ袋を受け取る。顔が緩んできた。試験に学校、そしてこれからの事。色々と語り合った。
「雑煮食うか」
「うん」
兄貴の声に俺は応える。にんまりする兄貴。テーブルに雑煮が置かれた。兄貴と出会って僅か半年余り。俺の舌は兄貴の味に馴染んでいる。俺の事を良くしてくれる兄貴。何時か必ずこの恩を返したい。俺は強く思った。今ソファーに並んで座り、冷酒をチビチビ飲んでいる。俺はスマホを弄りWikipediaにアクセスした。
「兄貴、これしたい」
開いてるページ、それは姫初めだった。俺達は男同士。殿初めだと思うけど……
「1月2日の行事だぞ」
「でもその年初めてのHみたいだからさ」
俺は兄貴の股間に顔を埋める。着物の裾から手を忍ばせた。兄貴の前袋を握る。其処は息衝き始めていた。兄貴が立ち上がる。俺は後に続いた。寝室の扉を兄貴が開ける。ベッド脇のスタンドに灯りを燈した。淫猥にダブルベッドが浮かんでくる。俺達は着物を脱いだ。六尺一丁になる。
褌 (3)
俺は兄貴の足許に跪く。前袋に手を掛ける。中からちんぽと金玉を引き出した。金玉に舌を這わせる。今度はちんぽをジュルジュル舐め上げた。
「はぁ美味ぇ。兄貴のちんぽ」
兄貴のちんぽを咥える。俺は顔を前後に動かした。兄貴が俺の頭を抑える。ガシガシ腰を突いてきた。
「あぁぁんぉ気持ちいい」
兄貴が腰を突きながら俺のケツ穴を脚で摩ってくる。俺は兄貴のちんぽを口から放していた。兄貴が体勢を低くする。今度は前袋を握られた。空いてるもう片方の手でケツタブをなぞってくる。俺のカラダが微かに震えた。俺達は立ち上がる。を解いた。晒された2本のちんぽ。天を仰いでいた。俺はベッドの上に押し倒される。兄貴が覆い被さってきた。ちんぽを俺のちんぽに擦り付けてくる。亀頭同士がぶつかり合った。唇が寄ってくる。軽く触れ合った。舌を挿れてくる。俺達は舌を絡め合った。キスしながら乳首を摩ってくる。今度は耳の中に指が這ってきた。唇が離れる。兄貴のカラダが下にずれた。金玉が1個ずつ咥えられる。舌が這ってきた。今度はちんぽが咥えられる。口を窄めながら兄貴の顔が上下に動く。舌がネットリと絡んできた。
「あぁぁあぁ、気持ちイイ」
兄貴はちんぽをしゃぶりながらケツ穴を摩ってくる。俺の穴口を嬲るように弄ってきた。
「あぁぁあぁ、んくぅ」
兄貴が俺の両脚を抱え上げるた。穴口をジュルジュル舐め上げてくる。幾度となく繰り返された。
「あぁぁあぁ、んぁんぁんぉ、気持ちイイ」
ローションを塗り込められる。指がゆっくりと入ってきた。中を掻き回される。俺のカラダはガクガク震えた。
「はっ早く挿れてくれよ」
「判ったぜ。今挿れてやるからな」
穴口にちんぽが宛行われる。兄貴の腰に力が籠もった。ズブズブ入ってくる。一気に埋没した。
「あぁぁんぁ堪まんねぇ。硬てぇのが挿いってきた」
「がっつりいくからな」
兄貴の腰が突動する。ちんぽが俺の内壁を擦り捲くってきた。
「あぁぁんぁ堪んねぇ。んくぅ気持ちいい」
突き込みながら兄貴は俺の乳首を摩ってくる。今度は指の甲で掻き上げられた。
「んぁぁんぉ、あぁぁあぁ」
兄貴の付きこみが深くなる。俺のやべぇ所が擦られた。
「あぁぁんぁ洩れる。あぁぁんぉ洩れるぅ」
ドビュッ、ドロッドロッドロッ俺は白濁汁を洩らした。
「へへ、久しぶりでお前のトコロテン見せて貰ったぜ」
兄貴の声が隠微に聞える。俺は自分のちんぽを握り締めた。兄貴の腰が猛動する。奥の壁が抉られた。
「あぁぁ駄目。また洩れる。うぉぉ洩れるぅ」
ドビュッ、ドロッドロッドロッ俺はまた男の乳白色の粘液を洩らした。兄貴のちんぽが俺の中を疾駆してくる。俺は自分のちんぽを扱きたてた。ちんぽをまんこが交差する。グシュッグシュッグシュッ…ジュグッジュグッジュグッ妖しい交尾音が部屋に鳴り渡った。
「やべぇ射きそうだ。んぁぁやっべぇ」
「俺もやべぇぜ。おまんこ締まってくる」
兄貴の腰の動きに拍車が掛かる。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン俺は激しく叩かれた。
「あぁぁあぁ締まる。射ぐ。あぁぁんぁ射く。うぉぉ射ぐっ」
兄貴の汁が奥壁に突き刺さってくる。その感触に俺は瞬く間に上り詰めた。兄貴に俺のちんぽを奪われる。扱き捲くられた。
「あぁぁんぁ射ぐ。うぁぁんぉ射く。あぁぁあぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
俺は白濁汁を吹き上げた。
「あぁぁんぁまだ射く。あぁあぁあぁ射ぐ。うぉぉあぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ
俺は男の飛沫を撒き散らした。内壁が兄貴のちんぽで摩られる。静かにちんぽが引き抜かれた。兄貴が俺の隣に横になる。抱き寄せられた。唇が寄ってくる。俺の方から合わせた。舌をこじ入れる。俺と兄貴の舌が絡み合った。静かに唇が離れる。俺は甘えるように兄貴の厚い胸板に頭を乗せた。
「凄ぇ気持ち良かったよ」
「あぁ俺もだ」
トコロテンで2発、兄貴に扱かれて1発出した俺。だが俺のちんぽはまだ燻っていた。兄貴のちんぽを握る。兄貴も俺のちんぽを握ってきた。
「まだビンビンだな」
「兄貴もだろ」
兄貴の声に俺は応える。終わりの無い殿初めの幕がまた開いた。
 時が流れる。ソルラル(旧正月)を迎えた。今回の帰国で俺はカミングアウトする。兄貴との事を理解して貰う積もりだ。明日俺は日本に戻る。だが未だに出来ていなかった。今俺達は空港のロビーに居る。両親と兄さんに目を遣った。俺は目を瞑る。決意を固めた。目を開ける。父さんを見た。
「好きな人が出来たんだ」
「良かったな」
俺の言葉に父さんが応える。傍らに居る母さんと兄さんが顔を綻ばせていた。次の一言が出ない俺。鼓動が早鐘のように高鳴ってきた。
「で、でもその人男なんだ」
場が凍て付いた。みんなが蔑んだ目で見ている。俺はいても立っても居られなくなった。その時搭乗案内のアナウンスが流れる。俺は駆け出していた。一戦を交じ終え、兄貴と抱き合っている。兄貴を真っ直ぐに見ると俺はカミングアウト失敗の事を話した。
「大丈夫だ。俺が何とかしてやるよ」
「うん」
俺は兄貴にしがみ付いた。

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[ 2016/09/11 14:48 ] 続・ジョンホの願い | TB(-) | CM(0)

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