2ntブログ















燃え上がる心③

 時が微かに流れる。フィットネスジムPOIのリニューアルセールは大反響の中終わった。何時ものように忙しい日々が流れる。1度北嶋マネージャーとも逢った。今テーブルを挟みサト兄ぃと向かい合って座り、御飯している。サト兄ぃの表情に翳りが見えた。食後の珈琲を啜っている。サト兄ぃが視線をぶつけてきた。
「俺に隠し事してるだろ」
「してないっすよ」
サト兄ぃの声に俺は応える。サト兄ぃの表情が荒く成っていた。サト兄ぃが目を瞑る。重たい沈黙が続いた。微かだが恐怖感を覚える。サト兄ぃが目を開けた。
「俺の目を見ろ。お前浮気してるな」
「しっしてないっすよ」
俺が力無い声を上げる。サト兄ぃが立ち上がった。俺の傍らにくる。胸倉を抑えられた。
「もういい」
サト兄ぃが声にする。目が凄く寂しそうだった。サト兄ぃが寝室に入る。暫らくすると出てきた。部屋着から私服に着替えている。何も言わずに外に出て行った。俺の浮気。多分サト兄ぃは感づいている。サト兄ぃの感は鋭いし、いい加減な駆け引きはしてこない。確証を持っている。あんなサト兄ぃ見た事が無かった。小一時間程経過する。救急車のサイレンが聞こえてきた。
「さっサト兄ぃ……」
サト兄ぃに何かあったら……俺だけのサト兄ぃ、サト兄ぃだけの俺。その筈だったのに……たった1人の空間が重くのし掛かってくる。サト兄ぃ無しでは生きていけない。遠距離恋愛してた頃拳児さんとの浮気は公認だった。だが今回は違う。誠意を込めて謝ろうと思った。サト兄ぃに電話する。出なかった。早く帰ってきてとメールする。暫くまったけど返信は無かった。居ても立っても居られない。俺はキッチンに入る。サト兄ぃが好物のレモンワッフルを作り始めた。このまま終わってしまったらどうしよう……強烈な焦燥感を覚える。掛け時計が11時半を示していた。ドアが開く音がする。俺は玄関まで駆けた。
「サト兄ぃご免なさい」
俺はサト兄ぃに抱き付いた。少しお酒の匂いがする。涙がボロボロ流れてきた。
「俺、北嶋マネージャーと浮気した。先月一等賞になりたくて、前倒し発注を頼んだんだよ。その代わりに抱いて貰った。俺のこと気に掛けてた気がしたから……それから誘われたり誘ったりした。ホントご免なさい」
「俺のスマホに誤送信してるぜ」
サト兄ぃのスマホを見せられた。俺はメールを誤送信している。道理で返信が無かった訳だ。
「会いにいって、さよなら言ってくる」
「判った。お前の態度怪しかったしな。やっぱりそうだったんだなって思ったぜ。もうするんじゃねぇぞ」
「うん」
俺は跪く。サト兄ぃの綿パンのジッパーを引き下ろした。
「嘉和……」
前袋からちんぽを引き出した。ちんぽをジュルジュル舐め上げる。今度はちんぽを咥えた。
尺八 (3)
サト兄ぃを見上げる。一端ちんぽを口から放した。
「荒っぽくして欲しいっす」
「判ったぜ」
俺はサト兄ぃのちんぽを咥える。顔を前後に動かした。サト兄ぃが俺の頭を抑える。ガシガシ腰を突いてきた。俺の頭が手前に引かれる。喉奥でサト兄ぃの亀頭を感じた。
「続きはあっちでだ」
「うん」
サト兄ぃの声に俺は応える。俺達は寝室に入った。ベッド脇のスタンドに灯りを燈すと淫猥に室内が照らされる。俺は着ている物をバサバサ脱いだ。ベッドに仰向けになる。ローションを俺のオス穴に塗り込めた。サト兄ぃが着ているものを脱いでいる。六尺を解いた。晒されたサト兄ぃの勃起。既に天を仰いでいる。ちんぽは反り上がり、血管が浮き出ていた。
「挿れて……」
俺は声を上げる。自ら両脚を抱え上げた。
「待ってろ今挿れてやるからな」
サト兄ぃが自分の勃起を手で支えている。俺の穴口にちんぽが宛がわれた。サト兄ぃの腰に力が籠もる。ちんぽがズブズブ入ってきた。
「あぁぁんぁ入ってくる。んぁぁ硬てぇ。堪んねぇ」
瞬く間に俺は根元迄ちんぽを呑み込んだ。気付くと俺のちんぽは最大限に勃っている。先端からは我慢汁が溢れていた。サト兄ぃの腰が突動する。ちんぽが俺の中をまい進してきた。
「あぁぁんぁ、んくぅ気持ちいい。堪んねぇ」
俺は哭き叫んだ。カラダが左右に捩れる。サト兄ぃのちんぽが俺を貫いてきた。俺のやべぇ所が擦られる。奥壁がグリッと抉られた。
「あぁぁんぁ洩れる。んぉぉあぁ洩れる。あぁぁあぁ洩れるよぉ」
ドビュッ…ドロッドロッドロッ俺は白濁汁を洩らした。サト兄ぃが突き込みながら俺の乳首を摩ってくる。もう片方の乳首に舌が這ってきた。俺のカラダがガクガク震える。サト兄ぃがちんぽを引き抜いた。俺の胸倉に跨ってくる。ちんぽで頬を数回打たれた。俺はそのちんぽに喰らい付く。ちんぽをしゃぶり捲くった。
「タマも舐めろよ」
俺は頷いた。今度は金玉に舌を這わせる。ジュルジュル舐め上げた。サト兄ぃの腕が伸びる。俺のオス穴を撫でてきた。
「さっサト兄ぃ……」
判ってくれたみたいだ。俺の両脚が抱え上げる。俺は自ら膝裏を抑えた。穴口にサト兄ぃのちんぽが当てられる。だが入って来なかった。穴口をサト兄ぃのちんぽがズルズル往復する。奥の方が疼いてきた。
「あぁぁぁぁあぁ奥の方が切ねぇ。早く挿れてくれぇ」
俺は喚いた。サト兄ぃが妖しい笑みを浮かべている。俺の穴口にちんぽを宛がうと一気に挿れてきた。
「あぁぁんく、堪んねぇ。あぁぁあぁ気持ちいい」
俺は喘ぎ声を上げた。カラダがビグビグ震える。俺は仰け反った。
「あぁぁあぁ、んぁぁ気持ちいい。んくぅ当る。あぁぁ当る」
サト兄ぃの腰がガシガシ動く。ちんぽが俺の中を疾駆してきた。ヌチャッヌチャッヌチャッ…ジュグッジュグッジュグッ結合部からは湿った音が鳴り渡る。突き込みながらサト兄ぃが俺のちんぽを扱き立ててきた。
「あぁぁそんなぁ射っちゃうよぉ」
「いいぞ。射けよ」
サト兄ぃのちんぽが奥壁を摩る。同時にちんぽを扱き捲くられた。
「あぁぁんぁ射ぐ。んぁぁあぁ射く。あぁぁあぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を吹き上げた。
「んぁぁ凄ぇ。締まる。あぁぁやっべぇ」
俺は意識して内壁を締め付けた。サト兄ぃのちんぽで内壁が擦られる。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン俺のカラダが叩かれた。
「あぁぁあぁ射く。あぁぁんぉ射ぐ。うぉぉあぁ射くっ」
サト兄ぃの濃厚な汁が奥壁にぶち当たってくる。奥壁が切なさを覚えた。射きながらサト兄ぃは俺のちんぽを扱いてくる。金玉の奥でオス汁が蠢いてきた。
「あぁぁあぁまた射っちゃう。んぉぉあぁ射ぐ。あぁぁ射ぐ。んぁんぁんぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を吹き上げる。その汁が揺動しながら俺のカラダの上に落ちてきた。ちんぽが引き抜かれる。サト兄ぃが俺の隣に横になった。
「サト兄ぃ。ゴメンね」
俺のカラダが下にずれた。サト兄ぃのちんぽを咥える。金玉を下から摩った。俺はサト兄ぃのちんぽに舌を絡める。何時もより丹念に残り汁を拭い取った。サト兄ぃに抱き付く。大きな安堵を感じる。サト兄ぃが抱き締めてくれた。
「北嶋さんとどっちが気持ちいいんだ」
「サト兄ぃっす。俺をトコロテンさせるのこれだけだから……」
俺はポツリと声にする。同時にサト兄ぃのちんぽを握った。
「サト兄ぃ……」
「ん、なんだ」
「もっと好きになった」
サト兄ぃの唇が寄ってきた。静かに触れ合うと舌が入ってくる。俺達は舌を絡め合った。一端唇が離れる。またキスをした。舌を絡め続ける。背中に回された腕に力が籠もった。静かに唇が離れる。ちょびっと切なくなった。サト兄ぃの厚い胸板に頭を乗せる。優しく頭を撫でられた。俺の失態、浮気。だがそれが引き金になってもっとサト兄ぃを好きになった。サト兄ぃはどう思っているのだろうか……何時しか俺は微睡みの中に居た。

関連記事
淫乱旅行
続・淫乱旅行

猛牛

猛牛


ドクターG ダブルリング

ドクターG ダブルリング


ノンケ体育会OBデカマラ獣

ノンケ体育会OBデカマラ獣


Gweblog - ゲイウェブログ -
エログ-(エログランキング)SGLRにほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村
[ 2016/10/10 15:39 ] 燃え上がる心 | TB(-) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する