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トラック野郎⑤

 一緒にシャワーを浴びて新しいを締めなおした。
「源太さんの我慢汁で濡れたほしいな」
「えっ」
「匂いを嗅いで俺のズリネタにするんだ」
「ハハハ、淫乱だな陽は…でも嬉しいよ」
「源太さんが淫乱にしたんだからな」
「責任とらなきゃな。これからもっと淫乱にしてやるよ」
陽が直向きな目で俺を見る。
「俺さこの前思い切ってメールして良かった。処女奪われたけどあまり痛くなかったよ。源太さんにカラダを委ねられた。これって好きだからだと思うんだ」
「あ、陽……」
「俺さ、大人になりきれてないし、ちょびっと泣き虫だけどまた好きになっていい。てかもうなってるんだけど……」
「あぁいい俺もお前を好きだからさ」
ぎゅっと手を握る。そっと唇を合わせた。一旦別れた俺と陽。この繋いだ手を離してはいけないと思った。
「そろそろ、俺行かなきゃ…」
「15分だけ時間呉れないか」
「うん、いっすよ」
キッチンに立つ。魚を焼いた。同時に卵焼きを作る。ウインナーを炒めた。冷蔵庫を見るとポテトサラダが残っている。俺は弁当に詰め込み大きめのハンカチで包んだ。
「ハイ弁当だぜ。それにこっちはだ」弁当と紙袋に入れたを渡した。
「あっありがとう」
玄関まで見送る。最後にチュッとキスをした。
「じゃぁまたな」
「うん」
トラック野郎陽との恋が再開した。
翌朝陽からのメール。
”源太兄ちゃん今現地に着きました。これから弁当頂きます。色々ありがとうございました。また源太兄ちゃんの手料理食べたいな。仮眠取る前に源太兄ちゃんの嗅ぎながら千擦り扱きます。源太兄ちゃんも俺の我慢汁いっぱい付いた嗅ぎながらズリってくれたら嬉しいっす。源太兄ちゃん好きっす。陽”
いつの間にか源太さんから源太兄ちゃんに変わっている。随分年の離れた兄ちゃんだけど……心地よい響きだ。
”陽 おはよう。深夜まで運転ご苦労様でした。俺の方こそ楽しい時間過ごせて良かったよ。ありがとな実は昨日寝る前にお前の我慢汁いっぱい付いた褌嗅ぎながら千擦り扱いたよ。また近い内に逢おうな。また俺の手料理も食べてくれよな。源太”
俺の心の奥に潜んでいた陽。掛け替えの無い者が芽吹いた。陽は長距離トラッカー。都合が合わない時も有ったけど逢う為の最大限の努力をした。温泉、映画、お祭り。色んな思い出も作った。再恋して1年とチョッと経つ。季節は秋から冬へと流れた。
早春 (8)

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[ 2015/01/25 21:45 ] トラック野郎 | TB(-) | CM(0)

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