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三人組③

 仕事は順調に片付き、予定より早く終わる。夕方4時を回っていた。夕刻の光がやけに妖しく感じる。俺達は目的地に向かった。おかしな興奮を覚える。道すがら会話は無かった。着いたのはラブホ。タッチパネルでSMルームを選んだ。エレベーターを4階で降りる。部屋に入り灯りを燈した。桃色と薄い黄色の行灯が妖しくキングサイズのベッドを照らしている。傍らには真っ赤なエックス字架が設置されていた。ソファーに光治と並んで座る。向かい側には一郎と飛田が座った。缶ビールのプルトップをプシュッと開ける。冷えたビールが喉越しいい。俺は飛田に目を遣った。
「飛田、お前何であんな行動とったんだ」
俺は声を上げる。鋭く冷たい声が部屋に重たく響いた。
「……」
飛田は押し黙った。飛田の虚無感溢れた目をしている。瞳の奥から泥が沈殿したような鈍い光を放っていた。
「答えろ」
俺は飛田を即した。 
「それは……」
「それは何だ。早く言え」
飛田の声に俺は返した。
「お、俺貴男方が羨ましかった。仕事が出来て悔しかった。あの日成績の事でこっぴどく怒られたばっかりの時、微かだけどあの鼾聞いたら我慢出来なくなって……」
「一朗の病気だろ。会社も了解してることだ」
光治が唸るように口を挟んだ。一朗が手の平を俺と光治にに向け制する。飛田に視線をぶつけた。
「俺だけでいいだろ。鼾掻いてたのは俺なんだからよぉ。掛替えの無い俺の仲間に何であんな態度取ったんだ」
一朗が飛田を問い始めた。
「それは……」
苦汁をかみしめるように飛田は言葉を詰まらせた。
「それは何だ。はっきり言ってみろ」
「う、羨ましかった。3人いつも仲良くて助け合っていて……そ、それが鼻に付いた」
飛田がぽつりと声にした。
「上から謝罪しておくように言われたみてぇだな。何で来なかった」
「それは……」
「さっきからはっきりしねぇ奴だな。男だろちんぽも金玉も付いてるんだろ」
一朗の冷たい視線が飛田の応えを即すように射ぬいた。飛田のカラダは恐怖の為か硬直し唇がプルプルと震えている。部屋の中に重たい沈黙が続いた。
「悪いと思ってるのか」
「は、ハイ」
光治の声に飛田は応えた。俺達3人の視線が交差する。一郎が目で合図を送ってきた。
「これから飛田秀文に罰を与える」
一郎が声を張り上げた。
「ゆ、許してください」
飛田が嘆願する。目が完璧に怯えていた。
「ああ許してやるぜ。罰受けたらな」
一郎が冷たく言い切った。処刑ミッション第二弾が始まる。心が湧く付いてきた。
「脱げ」
一朗の重たい声が部屋に響いた。
目を潤ませながら飛田は一朗をに目を遣る。今度は俺と光治を見てきた。
「これ以上手間取らせるな」
一朗の声に怒気が含まれてきた。観念したとばかりに飛田は服を脱ぎ始める。上着、そしてネクタイ、飛田が身に纏っていた衣服は次々と床に脱ぎ捨てられていく。その様子を俺達は無言で見ている。今トランクス1枚になった。
「それもだ」
俺の言葉に怒気が含まれている。飛田は後ろを向きトランクスを脱いだ。ちょっと華奢に見える飛田。だがそこそこ筋肉も付いている。体毛も濃く鬱蒼とした陰毛群の中から男の道具が存在感を示している。一朗の目立ては悪くなかった。坊主にすれば見れるかも知れない。俺達もスーツを脱ぐと六尺一丁になった。
褌 (11)
飛田が俺達の六尺姿を目を凝らしている。俺達は六尺を解いた。飛田をタオルで後手に縛り口には一朗のが詰められる。そして浴室に連れて行った。飛田を風呂椅子に座らせる。用意は整った。
「始めるぜ」
一朗が低い声を上げる。俺と光治は頷いた。一朗が電動バリカンを飛田の髪に当てる。飛田が目を瞑る。飛田自慢のロン毛が落とされていった。グイーングイーングイーンとバリカンの音がする。飛田は坊主頭に刈り上げられた。飛田は刃向かった目を向けてくる。何かを言おうと唇が動く。だが口に詰められたのせいで音に成らなかった。
「立ち上がれ」
飛田に向かい一朗が言った。今度は陰毛にシェービングクリームが塗られる。剃刀が当てられた。ジョリッジョリッジョリッと濃い陰毛が床に落ちる。瞬く間にツルツルに成った。
「へへ子供みてぇだぜ」
俺が淫靡に声にした。
「へへ、坊主にしたら多少は見れるぜ」
「見ろ。俺が言った通りだろ」
俺の言葉に一郎が応える。その音色はやけに得意げに聞えた。飛田を縛っていたタオルが解かれる。ケツの中を綺麗に洗われた。俺達も各々カラダを洗い部屋に戻る。一郎が視線を浴びせてきた。これから始まる淫儀。多分飛田は落される。一郎の手に掛かって……

絶倫大魔王

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[ 2016/11/10 18:58 ] 三人組 | TB(-) | CM(0)

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