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冬の夕陽⑤

 明後日は大晦日。大掃除を済ませる。棚に小さな門松と鏡餅を飾った。時刻は夜8時を回っている。夕飯を済ませ、後片付けも終わった。ソファーに座る。チーズを摘みにテレビを見ながらバーボンを飲んでいた。スマホがメール着信を報せる。聖児からだった。
”今晩泊まりに行っていい”
実家に帰っている筈の聖児が泊まりに来たいと言う。聖児の心の中に何が起きたか判らない。だがマジ嬉しかった。
”うん、判った了解”
俺はメールを返信した。一時間余り経過する。インターホンが鳴った。
”聖児っす”
”今開ける”
大きなボストンバッグを抱えた聖児が立っている。目が少し潤んでいた。玄関の中に入る。ドスンとバッグが床に落ちた。
「逢いたかった」
聖児が声を上げる。俺にしがみ付いてきた。優しく頭を撫でてやる。同時にきつく抱き締めた。
「この前逢ったばかりだろ」
「でも実家に帰って元輝さんのこと考えてたら胸が張り裂けそうに成ったんだ」
聖児が真っ直ぐに見てくる。瞳の奥から一途な光が見えた。
「元輝さん、おっ俺」
俺は聖児の言葉を唇で塞いだ。唇が離れる。俺は聖児に視線を飛ばした。
「聖児、俺とちゃんと付き合ってくれ」
「うん、凄ぇ嬉しいっす。俺のあっ兄貴になって欲しいっす」
「ああ、判ったぜ。兄貴に成ってやる」
もう直ぐ新年を迎える。エビの旨煮、昆布巻き、御煮しめ等のおせち。聖児と一緒に作った。毎夜の如く行なわれるオス交尾。俺達は犯り捲くった。大晦日今一戦を終え抱き合っている。激しく白濁汁をぶっ放した俺と聖児。だが股間のものは萎えてはいなかった。今股間を弄り合っている。聖児が俺の上に覆い被さってきた。ちんぽを俺のちんぽに擦り付けてくる。唇が寄ってきた。静かに触れ合うと舌が入ってくる。俺達は舌を絡め合った。唇が離れる。聖児のカラダが下にずれた。金玉が握られる。舌がちんぽに這ってきた。ジュルジュル舐め上げられる。今度は金玉をしゃぶられた。
「あぁぁあぁぁ堪んねぇ。気持ちいい。俺にもしゃぶらせろ」
聖児のカラダが反転する。眼前に現われた聖児のちんぽ。我慢汁で濡れそぼっていた。俺は聖児のちんぽを咥える。舌をねっとりと絡めてやった。聖児のちんぽをしゃぶりながら金玉を軽く握る。竪琴を奏でるように金玉に指を這わせた。俺は喉壁で聖児のちんぽを締め付ける。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ卑猥な尺八音が部屋に鳴り渡った。
「んん、ん、んん」
「ん、んん、ん」
くぐもった喘ぎ声が2人の口から洩れてくる。俺は激しく顔を前後に動かした。聖児も俺のちんぽをしゃぶり捲くる。金玉の奥がジンジンしてきた。俺のちんぽが放たれる。同時に俺も聖児のちんぽを口から離した。
「やべぇ射っちまう」
「俺もやべぇ一緒に射かすぞ」
聖児の声に俺は応える。俺達は再びちんぽを咥えた。2人の顔が前後に抽動する。其々の喉壁を激しくちんぽが擦った。濃い聖児の陰毛が肌を摩ってくる。オス臭い薫りが漂ってきた。その途端喉奥に聖児の濃厚な汁がぶつかってくる。同時に俺も聖児の喉奥目掛けてオス汁を放った。2本のちんぽが引き抜かれる。俺達はベッドの上に起き上がった。視線が交差する。2人の喉がゴクンと鳴った。俺達はにじり寄る。毛深い脚同士をを交差させた。唇を寄せていく。静かに触れ合うと舌を挿れる。俺達は舌を絡め合った。背中に回した腕に力を込める。俺達は暫らくの間キスしていた。ゴーンゴーンゴーン除夜の鐘の音が響いてくる。静かに俺達は唇を離した。
「もう直ぐ新年だな」
「うん」
俺の声に聖児が応える。2人でベッドの上に横になった。聖児が甘えるように抱き付いてくる。俺の胸の上に頭を乗せてきた。
「甘えん坊だな。聖児は……」
「だって……」
ちょっと前の俺を思い出した。曹長と付き合っていたあの頃。一戦が終えると甘えるように抱き付いていた。聖児が可愛い寝息を立てている。俺も微睡みの中に居た。年が明ける。窓からは眩い陽光が射し込んできた。聖児と一緒にシャワーを浴び、カラダを清める。真っ新なを締め込んだ。
「出掛けるぞ」
「うん」
俺の言葉に聖児が応える。俺達は近所の神社に初詣に向った。水色の空が広がっている。真っ白な雲が浮かんでいた。
ぽっかり雲
鳥居を潜ると行列が出来ている。俺達もその列に並んだ。新春の冷たい風が頬を撫でてくる。何故か温もりを感じる俺が居た。今拝殿の前に居る。お賽銭を入れ、鈴を鳴らした。拍手を打って礼をする。おじぎをして俺達は退いた。
「兄貴、何拝んだの」
「お前と同じだぜ。多分な」
「やった~。じゃぁ兄貴もH一杯したいって願ったんだ。帰ってしよ」
「バカやろ。朝っぱらから何考えてんだ」
俺は聖児のオデコをコツンと小突いた。聖児が屈託のない笑顔を浮かべている。こんな明るさも凄く可愛い。一緒に迎えた新年。こいつと今同じ時空間にいる。それだけで俺の心は弾んだ。俺んちに戻る。各々の時が流れた。スマホがメール着信を報せる。曹長からだった。聖児に目を遣る。俺は或る事を企んだ。
「聖児、元彼が遊びに来たいって言ってるけど良いか」
「俺居ていいの」
「ああ構わねぇよ。お前の事も紹介したいしな」
「うん、いっすよ」
”明けましておめでとうございます。新しい彼氏も居ますから紹介しますね。3人で新年会しましょう”
俺は返信した。
”新しい彼氏出来たんだな。どんな奴か楽しみだぜ。30分位で着くと思うからな”
曹長から返信される。ゲームに飽きた聖児がいちゃついてきた。後から抱きつかれる。首筋を撫でてきた。
「聖児止めろ」
「止めないよ。キスして欲しいっす」
俺は振り向いた。唇を寄せていく。荒々しく唇を奪った。舌を挿れる。俺達は舌を絡め合った。時刻は12時に迫っている。インターホンが鳴った。咄嗟に唇が離れる。俺は聖児に視線を飛ばした。
「来たみてぇだぜ。出てくれよ」
「うん、判った」
俺の声に聖児は応えると玄関に向った。聖児と曹長が遭遇しようとしている。妙に愉快な気持ちになった。

絶倫の鬼

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レザーアンドスチールコックリング

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処理穴リーマン

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[ 2017/01/02 19:14 ] 冬の夕陽 | TB(-) | CM(0)

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