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親父の遺志③

 決意した俺。ちんぽをしゃぶり、今までに無い興奮を覚えた。やるからには結果の残したい。こんな俺を拾ってくれたのだから……元々意地っ張りの俺。必ずやり遂げる。俺は強く思った。
「じゃぁ服着たらスタッフ登録してくれよ。パソコンからできるからな判らない事有ったら聞いてくれよ」
「ハイ、判りました」
社長の言葉に俺は応える。社長はまた自分の机で仕事をし始めた。パソコンに向かい、スタッフ登録をするのボタンをクリックする。登録画面が現れた。免許証をスキャンし必要事項を入力する。残りは緊急時の連絡先だ。
「あっ、済みません」
「どうした」
俺の声に社長が言葉を返した。
「おっ俺、施設で育ったし頼める友達もいないから緊急時の連絡先ないっす」
「そっそうか。そこは空白でいいぜ」
「あっ、ハイじゃぁ出来ました」
社長がパソコンを覗いていた。
「柴崎 勝政君か?いい名前だな…勝政」
「えっ……」
下の名前で呼び捨てされた。
「あっすまん俺はスタッフとかホスト呼び捨てにしてるから勘弁してくれよ」
「いえっそうじゃないっす。今まで俺の事呼び捨てにする大人って施設長位しかいなかったんでちょびっと嬉しかったんす」
「そうかぁ、これからは俺の事親代わりだと思ってくれていいからな。その代りビシビシいくぞ」
「はい…」
「それから俺の事は親っさんって呼べよ。みんなそう呼ぶからな」
「お、親っさん」
親代わり、親っさん。何か嬉しさが込み上げてきた。
「何時から勤めるんだ」
「直ぐにでもは始めてぇっす」
もう金は底をついている。とにかく稼ぎたいと思った。
「そうかぁ寮に入るなら引越しどうすんだ」
「大した荷物ないっすから……」
親っさんの声に俺は言葉を返した。ひとつの不安が過ぎる。それは引っ越し費用だった。
「さっいくぞ」
「えっ……」
「寮みせてやるからな」
会社から10分ほど歩くと寮はあった。小さなアパートの1室。ドアが開けられる。広いとは言えないワンルームでシングルベッドが置いてあるだけの部屋。小さなキッチンが付いている。今の俺にとっては充分過ぎる部屋だ。ベッドに並んで腰掛ける。俺は親っさんを真っ直ぐに見た。
「しゃっ、親っさん、俺頑張って働くっす。ただ……」
「判ってる。金だろ」
「はっ…はい」
「貸す事はできねぇ。但し前払いならしてやる。給料から引くからな」
親っさんがにっこりと笑みを向けてくれた。
「あっ、ありがとうございます」
「それから頭は坊主にしてこい。その方が稼げるからな」
「はっ、ハイ」
「これで散髪してこいよ。後は引っ越し代に使え」
「あっありがとうございます」
俺の目からは涙がボロボロ流れ落ちた。社会に出て初めで受けた親切。俺にとってこの上ないものだった。
「後念の為に病気の検査をしておく。これからここの病院入って検査してこい。俺から電話しとくからな」
こうして俺は寮を後にする。その3日後引越しを済ませた。春の青空が広がっている。
春の空 (1)
心地好いそよ風が肌を撫でてきた。事務所のドアを開ける。親っさんと視線が交差した。
「終わったみたいだな」
親っさんの明るい声が響いてきた。
「ハイ……」
「今日は研修だけだからな。ちょっと付いて来いよ」
階段を降りる。癒し庵の扉が開いた。始めて見る俺の新しい職場。胸が高鳴る。扉の向こうに広がっているのは男だけの淫賄な世界。未知への舞台へと俺は上がった。
「信秀、明日から入店する。勝政だ」
「あっしっ、芝崎勝政っす。宜しくお願いします」
俺は深々と頭を下げた。
「そんなに恐縮するなよ。気軽にいこうぜ。あっ俺店長の増田っす。宜しくな」
「エントリーカードは、パソコンから確認できるはずだからな。それから検査もOKだった。初期研修だけ頼むな」
「了解っす」
30歳前後の坊主頭でやはり筋骨逞しい。店長はカウンターの中でパソコンを覗きこんでいた。
「勝政でいいよな」
「ハイ、いいっす」
この後六尺の締め方を教わる。六尺一丁で写真を数枚撮られた。ホストの衣装は六尺一丁と言う。ちょびっと恥ずかしいと思った。
「ホストの待機部屋だ」
中には3人の短髪で逞しい六尺野郎が各々の時間を過ごしていた。
「明日から入店する勝政だ」
「宜しくっす」
店長の声に俺は応える。その3人も頭を軽く下げるとそれぞれの世界に戻った。傍らにはエアロバイク、トレーニングベンチ、ダンベルなどの機材が置かれている。1人が筋トレを始めた。
「待機時間は好きに使っていいからな」
「ハイ」
店長の言葉に俺は応える。カウンター脇のドアが明けられた。四人掛けのテーブルが置かれている。傍らにはノートパソコンが置かれていた。テーブルを挟み向かい合って座る。接客マナーなど教わった。
「お客様は待合に通される。お茶、おしぼりを出すのはホストの仕事だ。たまにカラダ触ってくるお客様いるけど拒否したらダメだぞ」
「ハイ」
店長の言葉に俺は応える。パソコンの中の♂×♂Sex&悦ばせ方というページが開いた。
「暫く見ていてくれよ」
店長が席を外した。
キス、尺八雄交尾兜合わせ。男を喜ばせる方法が載っている。色んなページにリンクしていた。各ぺージにアクセスする。この前親っさんとのキスそして尺八したことが蘇る。ちんぽかピクンと反応した。オフィス漢の事も少し判ってくる。1階…倭雄舎、2階…乱館、3階…癒し庵そして4階にオフィス漢の事務所になってるみたいだ。
「勝政、出来たぜ」
店長が写真を持ってやってきた。
六尺良く似合ってるぜ」
「そうっすか」
至って単純な俺。誉められると素直にに嬉しい。写真はフロントのホスト一覧に飾られた。
「ホームページも更新されてるから見とけよ」
ホームページにアクセスする。新着情報にガチムチ体型の勝政君明日入店しますと記載が有った。スタッフ紹介をクリックする。俺の画像をクリックした。
勝政 19歳 慎重165㌢体重68キロちんぽデカいです。ちょびっと恥ずかしかった。もう後に引けない。”頑張るぞ”心の中で呟く。熱い血潮が湧き立った。
「研修はこれで終わりだ。判らないことあるか」
「いいえ、大丈夫っす」
店長の言葉に俺は声を返した。
「そうか?男同士のSex興味湧いてきたか」
「はっ、はい、ちょびっとっすけど湧いてきたっす」
店長の声に俺は応えた。その時、入口のドアが開く。親っさんが入ってきた。
「研修終わったらしいな」
「ハイ」
親っさんの言葉に俺は応える。親っさんが眩い視線を浴びせてきた。
「上がるか。それとも、特別研修受けるか」
「特別研修すか」
「あぁそうだ。俺の実技研修だぜ。強制ではない。任意だ」
視線が交差する。優しい光の中に隠微な輝きが伺えた。
「お願いします」
素直な気持ちで言えた。俺の中で何かが芽生え始めている。微かな昂揚を覚えた。
「信秀、個室借りるな」
「ハイ、判りました」
親っさんの言葉に店長は声を返した。

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[ 2017/01/27 21:50 ] 親父の遺志 | TB(-) | CM(0)

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