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ふたりの先輩⑥

 スマホがメール着信を報せる。兄貴からだった。
”今帰りの電車に乗った。弁当買ったから飯はいい”
”うん了解っす”
俺は返信した。もう直ぐ兄貴と逢える。一杯愛して貰おうと思った。風呂に入る。カラダを丹念に洗った。を締め込むと部屋着を羽織る。飯を済ませた。今ソファーに独りで座り、兄貴のことを考えている。何時の間にか俺は前袋に手を這わせていた。ドアが開く音が耳に響いてくる。俺は玄関迄駆けて行った。
「ただいま」
「お帰りなさい」
兄貴の声に俺は応える。兄貴にしがみ付いた。
「逢いたかった」
「4日留守にしただけだろ」
俺の声に兄貴が言葉を返してきた。
「兄貴の事考えてたらこうなんだ」
俺は兄貴の手を取る。股間に誘導した。
「風呂位入らせろ」
「うん、判った」
兄貴は着替えると、浴室に消えた。俺は独りソファーに座っている。テーブルには土産のスイーツが箱のまま置かれていた。シャワーの音が妖しく聞える。程なくして兄貴がリビングに戻ってきた。
「スイーツ食おうぜ」
「その前にねっ」
兄貴の声に俺は言葉を返した。兄貴の手を引くと寝室に入る。俺は部屋着を脱ぎ、をを解いた。
脱ぐ (9)
ベッドの上に仰向けになる。兄貴に目を遣った。グイッグイッグイッと俺のちんぽが勃ち上がる。一気に天を衝いた。
「待ってろ。今挿れてやるからな」
「うん」
兄貴が着ている物をバサバサ脱いでる。裸になると覆い被さってきた。萎えていた兄貴のちんぽが硬くなる。勃起同士が触れ合った。兄貴が2本のちんぽを重ねる。ゴシゴシ扱き立ててきた。兄貴が俺の傍らに膝立ちになる。眼前に現われた兄貴の勃起。完全に勃ち上がり反り返っている。俺は喰らい付いた。兄貴が俺の頭を抑える。俺は顔を前後に動かした。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ卑猥な音が鳴り渡る。口の中に我慢汁が広がった。兄貴の手が伸びる。俺のケツ穴が摩られた。俺のカラダが微動する。兄貴のカラダが下にずれた。俺の足許にしゃがんでる。俺は自ら両脚を抱えた。ケツ穴がジュルジュル幾度となく舐め上げられる。それだけで俺は感じた。
「あぁぁあぁ、いい。んぁぁいい」
俺が声を上げる。今度はローションを塗り込められた。指がゆっくりと入ってくる。内壁を掻き撫でられた。俺の穴を弄りながらちんぽを咥えられる。舌が俺のちんぽに絡んできた。
「あぁぁんぉ、んくぅ気持ちいい」
俺が喘ぐ。指が増やされる。兄貴の指が前後に動いた。
「挿れるぜ」
「うん」
兄貴の声に俺は応える。穴口にちんぽを宛がわれた。兄貴の腰に力が籠る。ちんぽズブズブ入ってきた。瞬く間に兄貴のちんぽが埋没する。奥の方で兄貴の亀頭を感じた。
「いくぜ」
兄貴の声に俺は頷く。兄貴の腰が突動する。ちんぽが俺の中をまい進してきた。
「あぁぁぁあぁいい。堪んねぇ。奥まで入っている」
俺が声を喘ぎ声を上げた。兄貴の腰が激しく動く。ちんぽが俺の中を疾駆してきた。
「あぁぁいい。キスして欲しいっす」
「判ったぜ。舌出せよ」
俺の言葉に兄貴は応える。俺は舌を出した。兄貴の顔が近づいてくる。舌と舌が触れ合うとそのまま押し込められた。舌が絡んでくる。俺は舌を絡め返した。唇が離れる。今度は乳首を舐め立てられた。
「あぁぁあぁ当る。んぉぉあぁ当るよぉ」
俺は喘ぎ捲くる。グショッグショッグショッ…ヌチャッヌチャッヌチャッ結合部からは火照った音が鳴り響いた。突き込みながら兄貴にちんぽを握られる。ゴシゴシ扱き立てられた。
「あぁぁんぁやべぇ。射っちゃう。んぁんぁんぁ」
「射け、育馬。いっぺぇ出せよ」
俺の声に兄貴が応える。俺はコクコク頷いた。兄貴の腰が猛動する。ちんぽが俺の中を爆進してきた。奥壁が抉られる。同時に俺のちんぽが扱き捲くられた。
「あぁぁあぁ射ぐ。んくんぁんぉ射く。うぉぉあぁ射ぐっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を打ち上げた。その汁が宙を舞っている。揺動しながら俺のカラダの上に落ちてきた。
「んぁぁあぁやっべぇ。おまんこ締まる。射かすぞぉ」
俺の首が縦に振られる。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン兄貴に俺は叩かれた。
「あぁぁんぁ射ぐ。んぉぉあぁ射く。あぁぁあぁぁ射くっ」
兄貴が俺の中で雄叫びを上げる。生暖かい汁が俺の奥壁にぶち当たってきた。静かにちんぽが引き抜かれる。兄貴は俺の隣に横になった。抱き寄せられる。俺は甘えるように兄貴の胸の上に頬を乗せた。頭を優しく撫でられる。大きな安堵に包まれた。
「兄貴、もっとしたいっす」
「足らんのか」
俺は頷いた。兄貴のちんぽを握る。其処は芽吹き始めた。俺達は重なる。結局この晩遅くまで盛っていた。一緒にシャワーを浴びる。を締めなおし部屋着を羽織った。今ソファーに並んで座っている。紅茶を飲みながらお土産のタルトを口に運んだ。仄かな甘味が口に広がる。俺の頬が緩んだ。
「兄貴、あのさ……」
「何だ」
俺はあのことを正直に話そうと思った。
「このタルト美味ぇっす」
「そうだな」
俺は話をすりかえていた。

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[ 2017/02/14 19:17 ] ふたりの先輩 | TB(-) | CM(0)

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