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刺青野郎⑤

 そんな或る日一戦を終えた。瑛太兄ぃの家のリビングでテーブルを挟み、向かい合って座っている。瑛太兄ぃがウーロン茶をゴクンと飲んだ。俺に視線を飛ばしてくる。瞳の奥から眩い光が見えた。
「お前日本画家の道諦めた訳じゃねえんだろ」
「うん、時間を見つけて色々描いてるの知ってるだろ」
瑛太さんの声に俺は応える。瑛太さんが真っ直ぐに見てきた。
「もうトラック降りろ。俺と一緒に住んで絵を描くことに専念しろ。生活は俺が見る」
「えっでも……」
大好きな瑛太兄ぃと一緒に棲める。途轍もなく嬉しい。だが俺は苦悩と葛藤を覚えた。
「俺はお前の絵の大ファンなんだ。一人前の日本画家になって欲しい。だからなっ」
稀に有るネットショップでの売り上げに絵の依頼。もしかしたらと俺は深慮する。駄目だったらまたトラックに乗れば良い。いや駄目だ。瑛太兄ぃの好意に応える為に俺は今まで以上に頑張る。俺は深く心に思った。俺達は新居選びを始める。数軒内見した。決めたのは2LDKのマンション。広めのリビングにベランダからの眺望も良い。陽春の青空が広がっている。俺達の引っ越しが早朝から始まった。家具家電が運ばれてくる。寝室には大きめのダブルベッドが置かれた。リビングの白い壁には俺の作品が飾られる。ちょっとしたギャラリーに見えた。転居が終り数日が経過する。俺達はチョッとお洒落した。
「出掛けるぞ」
「うん」
俺達を乗せた小さなワゴン車が動き始める。車窓からは飛行機雲が望めた。
飛行機雲
向ったのは天空の楽園。日本一の夜空を眺める。途中サービスエリアでB級グルメを頂いた。茜色の空が星空に変わる。俺達は会場の駐車場に着いた。車を降りる。多くの人で賑わっていた。全ての灯りが消される。感動の瞬間が訪れた。宇宙空間をイメージした映像と夜空がマッチする。心が動いた。
「綺麗だな」
「うん」
瑛太兄ぃの声に俺は応える。光り輝くゲートを潜った。ライトアップされたカフェが現われる。俺達は隅に有るテーブル席に着いた。視線が交差する。瑛太兄ぃがバッグからリングケースを取り出した。俺の左手が瑛太兄ぃに握られる。左薬指に嵌められた。今度は俺が瑛太兄ぃの左手を取る。指輪を嵌めてやった。俺と瑛太兄ぃのマリッジリング。semper fidelis……いかなる時も、この約束は揺るがないと、刻まれている。瑛太兄ぃが視線を飛ばしてきた。
「これからも宜しくな」
「うん、俺の方こそ宜しくっす。ずっとだよ」
瑛太兄ぃの声に俺は言葉を返した。俺達は立ち上がる。光のカフェを後にした。またゲートを通る。時折手を繋ぐ。静かに離した。駐車場に戻る。俺達はホテルへと向った。時刻は8時に迫っている。俺達はホテルに着いた。部屋に入る。灯りを燈した。仄かな光の中、真っ白なダブルベッドが浮かび上がってきた。
「凄ぇ良かったな」
「うん、良かった」
瑛太兄ぃの言葉にに俺は応える。俺の声が少し上擦っていた。瑛太兄ぃがベッドに腰掛ける。俺は透かさず瑛太兄ぃの足許に跪いた。
「りっ陸斗、お前……」
瑛太兄ぃが声を上げるた。俺は瑛太兄ぃのデニムパンツに手を掛ける。ベルトを外しジッパーを引き下ろした。現われた瑛太兄ぃの前袋を軽く握る。ちんぽが硬くなってきた。
「へへデカくなってきたぜ」
俺が声を上げる。瑛太兄ぃの前袋に鼻を擦りつけた。
「あぁぁいい匂いする」
俺が言葉を吐く。前袋から瑛太兄ぃのちんぽと金玉を引っ張り出した。金玉を軽く握る。ちんぽをジュルジュル舐め上げた。
「うっ美味ぇ」
「美味ぇか。たっぷりしゃぶれよ」
俺の声に瑛太兄ぃが応える。今度はちんぽを咥えた。俺の顔が前後に抽動する。瑛太兄ぃのちんぽが硬さを増してきた。瑛太兄ぃが俺の頭を抑える。グイグイ手前に引かれた。
「んくぅ堪んねぇぜ。もっと舌絡めてこいよ」
俺はコクコク頷く。舌を瑛太兄ぃのちんぽに絡めた。濃い陰毛が鼻腔を擽る。喉奥にちんぽがぶつかってきた。
「俺にもしゃぶらせろ」
俺は立ち上がる。綿パンのベルトを外した。ジッパーに手を掛ける。引き下ろすと前袋を晒した。瑛太兄ぃにちんぽと金玉を引き出される。既に俺のちんぽは息衝いていた。
「俺のちんぽしゃぶりながら勃たせてたのか」
「当たり前だろ。瑛太兄ぃのちんぽなんだからな」
金玉に舌が這ってくる。今度はちんぽが咥えられた。ちんぽに舌が絡んでくる。瑛太兄ぃの顔が前後に動く。俺の腰が猛動した。
「あぁぁいい。気持ちいい」
俺が喘ぎ声を上げる。ジュボッジュボッジュボッ…ジュルッジュルッジュルッ卑猥な尺八音が部屋に鳴り響いた。いきなりちんぽが放たれる。瑛太兄ぃが立ち上がった。唇が寄ってくる。軽く触れ合うと、舌が入ってきた。俺の口の中をくまなく這ってくる。俺達は舌を絡め合った。静かに唇が離れる。瑛太兄ぃがちんぽ同士を併せ持った。ゴシゴシ扱き立てる。勃起の熱が伝ってきた。
「あぁぁぁあぁ瑛太兄ぃのちんぽ熱いぜ。んぅぅ気持ちイイ」
「俺もいいぜ。お前のちんぽ堪んねぇ」
シャツの中に瑛太兄ぃの手が忍んでくる。俺の乳首が摩られた。クチュックチュックチュッ火照った音が鳴り渡る。金玉の奥が熱くなってきた。
「やべぇ。射っちまう」
「俺もやべぇぜ。一緒に射かすぞ」
俺は4つの金玉を捏ね繰る。瑛太兄ぃが2本のちんぽを扱き捲くった。
「あぁぁあぁ射ぐ。うぉぉあぁ射ぐ。あぁぁんぁぁ射くっ」
「んぁぁあぁ射く。んぉぉあぁ射ぐ。んぁんぁんぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ
2本のちんぽから白濁汁が吹き上がった。瑛太兄ぃが俺の足許に跪く。金玉を軽く握られた。ちんぽを咥えられる。舌がねっとりと絡んできた。ちんぽが放たれる。瑛太兄ぃが俺を見上げてきた。
「美味ぇぜ。お前の汁」
「ずるいぞ。自分だけ舐めて……」
瑛太兄ぃの声に俺は言葉を返した。今度は俺が跪く。瑛太兄ぃが立ち上がった。瑛太兄ぃのちんぽを頬張る。俺は舌を絡めた。ゆっくりと立ち上がる。唇を寄せていく。静かに触れ合うと舌を挿れる。俺達は舌を絡め合った。2人の残り汁が融合される。口の中がオスの薫りが広がった。唇が離れる。視線が交差した。
「風呂行くぞ」
「うん」
瑛太兄ぃの声に俺は応える。着ている物をバサバサ脱いだ。を締めなおし、浴衣を羽織る。俺達は展望大浴場へと向った。中に入る。多くの入浴客達で賑わっていた。脱衣所で浴衣を脱ぐ。六尺一丁のガタイを晒した。入浴客達の視線を感じる。俺達はを解くと浴室に入った。掛け湯をする。露天風呂に並んで浸かった。此処は刺青、タトゥーOKのホテル。何人かの刺青を入れた男達を見かけた。
軽く手を握る。瑛太兄ぃが握り返してきた。
「気持ちいいな」
「うん、いっすね」
瑛太兄ぃの声に俺は応える。陽春の星空が降り注いできた。其々カラダを洗い風呂を上がる。俺達は真っ新なを締めこんだ。浴衣を羽織る。大浴場を後にした。部屋に戻る。遅めの夕食を摂る為階上の和食処へと向った。何度も出掛けた旅。だが今回は格別な気がする。俺達の左薬指にはマリッジリングが嵌められているのだから……

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[ 2017/03/12 20:36 ] 刺青野郎 | TB(-) | CM(0)

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