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宮内家の小悪党共⑥

 そんな或る日メールが配信された。
”ちょっと相談があるんだけど……”
”判った。明日何処かで逢おうぜ”
俺はメールを返信した。
 今カフェでテーブルを挟み向かい合って座っている。篤雄が真剣な眼差しを浮かべていた。
「何なんだ。相談って……」
「実は産まれた子俺のじゃないかも知れない。俺もあいつもA型。でも生まれた子はB型なんだ」
俺は驚愕した。初めてのときは覚えてないけど後はキチンと避妊してたと言う。俺はDNA鑑定を勧めた。
季節が流れる。晩秋を迎えた。公園の木々が色付いている。
秋 (3)
夕闇が夜の黒に包まれた。工房のドアが開けられる。肩を落とした篤雄が立っていた。
「まあ上がれよ」
「うん」
俺の声に篤雄が応える。工房の片隅にある座卓を挟み向かい合って座った。出してやったウーロン茶を篤雄が啜っている。今度は俺を真っ直ぐに見てきた。
「俺の子じゃなかった。1週間前家を出て、今実家に戻ってる。今日離婚届け出してきたんだ」
「そ、そうか。でも好きだったんじゃなかったのか」
篤雄の声に俺は応える。篤雄が直向な目で俺を見てきた。
「一緒に居て嫌では無かった。でも好きと言う感覚は多分無かったと思うよ。それに……」
篤雄が淡々と語り始める。身重だったから仕方ないけど家事を殆どしなかったと言う。それに男を騙していたと聞いた。自分から男を誘い、カラダを重ねる。そして金を要求したと言う。男が拒否すると無理に犯られたと訴えると言ったらしい。篤雄にもその目的で接近する。だが彼女は婚姻を選んだ。篤雄の事を特に好きでもなかったと言う。俺には彼女の真意が判らなかった。
「ねぇ省太さん、今日泊まっていい。それに抱いて貰いたいんだ。駄目っすか」
「構わねぇよ」
篤雄の声に俺は応える。篤雄の顔が綻んだ。
「じゃぁ俺飯作るよ。キッチンどっち」
「工房上がって直ぐ右手だよ」
「判った」
篤雄がキッチンに向った。ぶっ掛けパーティが終わって2箇月足らず。今夜また篤雄を抱ける。俺の心が揺さぶられた。仕事を終える。俺はリビングに入った。
「風呂にお湯張っておいたから入ったら……」
篤雄が声を上げる。俺は篤雄に目を遣った。
「料理の準備、まだ時間掛かるのか」
「もう直ぐ終わるけど……」
俺の声に篤雄が応えた。
「じゃぁ一緒に入ろうぜ」
「うん」
俺の声に応える篤雄。その音色はやけに明るく感じた。寝室に入り着替えを持ってくる。篤雄に部屋着とを渡した。
でいいよな」
「うん」
俺の声に篤雄が応える。瞳の奥から柔和な光が見えた。脱衣所で着ている物をバサバサ脱ぎ去る。掛け湯をすると浴槽に向かい合って浸かった。俺はにじり寄る。毛深い脚同士が交差した。
「ホントに抱いていいのか」
「うん、ほら俺もう、こんななんだ」
俺の声に篤雄が応える。篤雄が俺の手をとるとちんぽに誘導された。軽く握る。其処は既にビンビンに成っていた。俺は篤雄を抱き寄せる。ちんぽ同士が触れ合った。唇を寄せていく。静かに触れ合うと舌を入れる。俺達は舌を絡め合った。唇が離れる。視線が交差した。
「其処に座れ」
「うん」
俺の声に篤雄が応える。篤雄を風呂縁に座らせた。ちんぽが反り返り、腹に付く位勃起している。軽くちんぽを握った。金玉に舌を這わせる。1個ずつ口に含むと舌を転がせた。今度はちんぽに舌を乗せる。カリ首目掛けて舐め上げた。亀頭の括れに舌を這わせる。舌先で擽った。
「はぁぁはぅ」
篤雄が野太い声を上げる。カラダが微かに震えていた。今度はちんぽを咥える。顔を前後に動かした。
「はぁぁ堪んねぇ。気持ちいい」
篤雄が喘ぎ声を上げる。腰をガシガシ動かしてきた。喉奥に篤雄の亀頭がぶつかってくる。濡れた陰毛が頬に触れてきた。喉壁で篤雄のちんぽを締め付ける。我慢汁が口の中に広がった。篤雄が俺の頭を抑える。グイグイ手前に引かれた。
「省太さんやべぇ射っちまう」
俺は篤雄のちんぽを咥えながら首を縦に動かした。俺の顔が前後に抽動する。篤雄の亀頭が喉奥にぶつかってきた。
「あぁぁんぁ射ぐ。うぉぉあぁ射く。あぁぁあぁ射くっ」
喉奥で篤雄のオス汁を感じる。ちんぽが静かに引き抜かれた。俺の喉がゴクンと鳴る。濃厚な汁が喉を通り体内へと流れていった。
「今度は俺が呑ませて貰う番だぜ」
「俺はいい。カラダ流して上がるぞ」
篤雄の声に俺は応える。俺は立ち上がった。
「そっそんな」
篤雄が声を上げる。俺のちんぽに喰らい付いてきた。ちんぽを口に含まれる。俺のちんぽは篤雄の口の中で容積を増していった。篤雄に視線をぶつける。健気な表情で俺のちんぽをしゃぶっていた。俺のちんぽは一気に硬くなる。俺はガシガシ腰を突いた。篤雄の頭を抑える。グイグイ手前に引いた。
「んくぅ堪んねぇ。もっと舌使えよ」
篤雄は俺のちんぽをしゃぶりながら金玉を摩ってくる。ジュボッジュボッジュボッ…ジュルッジュルッジュルッ卑猥な尺八音が浴室に鳴り渡った。
「あぁぁんぁやべぇ。射かすからな」
俺が声を上げる。篤雄が頷いた。俺の腰が猛動する。篤雄の喉壁を激しく擦った。
「あぁぁんぉ射ぐ。うぉぉあぁ射く。あぁぁあぁ射くっ」
俺は篤雄の喉壁目掛けてオス汁を撃ち放った。静かにちんぽを引き抜く。視線が交差する。篤雄の喉がゴクンと鳴った。
「美味ぇっす。省太さんの汁」
「そうか美味かったか」
俺は浴室に沈んだ。篤雄がしがみ付いてくる。軽くキスをした。其々カラダを洗い風呂を上がる。を締め込み部屋着を羽織った。リビングに入る。篤雄が料理の仕上げに掛かった。
「出来たよ」
篤雄が声を上げる。ホッケの塩焼き、肉じゃが、サラダに酢の物。テーブルの上に料理が並べられた。俺達は向かい合って座る。グラスにビールを注ぎ合った。
「今日の夜に乾杯」
「うん」
俺の声に篤雄が応える。俺達はグラスを触れ合せた。肉じゃがをひと口食べる。口の中に旨みが広がった。
「美味ぇ。お前料理上手なんだな」
「毎日作ってたからさ。それに今日は愛情たっぷり注いで作ったんだ」
俺の言葉に篤雄が応える。頬がちょびっと赤らんでいた。に男そして筋肉。話が弾んだ。篤雄が傍らにある収納だなを見ている。俺に視線を飛ばしてきた。
「うちにもあんな茶箪笥あるよ。それに父さん達の部屋の箪笥と鏡台も指物って言ってた」
「へーそうなんだ」
篤雄の声に俺は応える。和やかに時が流れた。今ソファーに並んで座り、焼酎を飲んでいる。テレビのバラエティ番組が目に入ってこなかった。
「省太さん……」
「ん、何だ」
篤雄の声に俺は応えた。篤雄が淡々と語り始める。初めて俺に嵌められ、ぶっ掛けられたあの日。最初嫌だったけど途中から感じ始めたと言う。俺が省太に注いだ目。優しく感じられたらしい。何かを感じた篤雄。思い切って連絡先を俺に報せたと言う。時々交わすメールに電話。元気を貰ったと聞いた。篤雄を抱き寄せる。甘えるように俺の胸に顔を埋めてきた。
「やるか」
「うん」
俺の言葉に篤雄が声を返した。俺達は立ち上がる。寝室の扉を開けた。この逞しく健気な男を俺はまた今夜抱く。大きな昂ぶりを覚えた。

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[ 2017/05/04 17:33 ] 宮内家の小悪党共 | TB(-) | CM(0)

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