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散髪屋①

 いつも利用している散髪屋がある。会社から10分程で行ける散髪屋”雅致”。髭坊主のマスターと同じように髭坊主のスタッフ2人でやっている店だ。マスターの亮佑さんは俺より5つ上の38歳。スタッフの雄治は26歳で将太は23歳だ。個人的にも付き合いが有りご飯に行ったり遊びに行ったりもしている。マスターもスタッフもノンケだけどゲイに理解があるみたいだ。六尺BARでも何度か遭遇したけど野郎達と楽しげに話を弾ませている。気さくな性格、ガッチリ体型で男臭い面構え。ゲイに好まれそうな3人だ。その為なのか六尺BARのマスター、スタッフ達もここを利用している。多忙で中々散髪に行けないでいた。伸びた坊主頭。うなじに当たる髪の毛がムズムズする。営業時間に間に合わないかも知れないけど大丈夫か電話してみた。
”いいっすよ。お待ちしております”快く引き受けてくれた。季節は冬。仕事が終わり足早に雅致に向かっている。節分が終わり暦の上では春。街吹く風はまだまだ冷たい。
夜 (1)
サインポールの灯りが消えている。中を覗くとマスターが1人で待っていてくれた。
「済みません。ご無理お願いしちゃって……」
「いえ…いいっすよ。ほかならぬ瀧澤さんの頼みですから……」
散髪が始まった。何気にマスターの股間が俺の腕に触れる。抑えていた雄の本能が刺激されていく。
「瀧澤さんってもてそうですよね。男っぽくてカッコいいし…それに優しい」
「ありがとうございます。所が全然もてないんすよ。ゲイって年齢とか体型とか好みのタイプが激しかったりするから以外に難しい所もあるんすよね」
「そうなんですか?瀧澤さんはどんな人がタイプなんすか?」
「俺ですか?俺は20代後半から40代で短髪坊主そして髭が有ったら最高っすね。そうマスターみたいな人……」
鏡の中で目が合った。年上だけど戸惑いとはにかみが混じった表情を浮かべた。
「アッごめんなさい。変なこと言っちゃって……」
「いやそんなこと無いですよ。人に好かれるのはやはり嬉しいですよね」
マスターは明るく爽やかな表情に戻っていた。
「マスターこそもてそうっすよね。気さくでかっこいい旦那さんゲット出来て奥さん幸せっすよね」
「いや…実は2か月位前に別れたんだ」マスターがポツリと声にした。
「アッ済みません。余計なこと聞いちゃって…」
「いえ…とんでもないです。気にしないでください」
にっこり微笑むマスター。瞳の奥から微かに憂いを帯びた光が見えた。
「不自由してないっすか?」
「えっ……」
「ここっすよ」
マスターの股間を軽く触わるとピクンと反応した。
「た、瀧澤さん……」
「あっすみません」
「実はきついんすよ。抜いてくれますか」
「エッ……」美味しい話なのに一瞬戸惑ってしまった。
「冗談っすよ」
股間が少し膨らんでいるように見える。この時ある企みが脳裏を過った。マスター38歳。まだまだ性欲旺盛な年齢だ。この男を俺は今夜喰う……俺は腹を括った。
「ありがとうございました」
「いえこちらの方こそ…いつもありがとうございます」
「アッマスター時間外分お支払しないと…」
「いいですよ」
「いえそうはいきませんよ」
咄嗟にマスターの股間をギュッと握る。優しく弄った。息衝き始めるマスターのちんぽ。執拗に揉んでやると俺の手の中で固くなってきた。
「た、瀧澤さん…駄目っすよ。俺ゲイじゃぁ無いっすから」
言葉とは裏腹にマスターのちんぽはグイッグイッと角度を上げてくる。
「判ってますよ。でも人にやってもらった方が何倍も気持ちいいっすよ。俺に任せてください。気持ち良くしてやりますから……」
耳元で妖しく囁いた。恥ずかしさの為か顔を赤らめている。跪きジッパーに手を掛け一気に引き下ろした。ちんぽを引き摺り出し優しく握り握りながら尿道口に舌を這わせる。亀頭を唇で挟むとぎゅぅっと締め付けてみた。
「瀧澤さん、汚いっすよ。駄目ですって…」
俺はその言葉を黙殺する。完全に覚醒したちんぽをしゃぶり込んでいく。見上げると顔を赤らめ快感に顔を歪めていた。
「んっ…んぁっ…ん、ん」
吐息が洩れだした。
咥えながらベルトを外しパンツとボクブリを膝まで下ろした。舌を尖らせ竿から裏筋亀頭と舐めあげる。空いてる手を金玉に這わせていく。竪琴を奏でるように撫で上げた。金玉袋を軽く握る。今度は真ん中の縫い目を指腹でなぞり上げた。
「あぅぅ…んぁっ…んぉっ…」
一端引き抜き今度は根元まで一気に咥え込んだ。喉壁でをジワリと締め付けてやる。
マスターは俺の頭を抱えガシガシと突き込んできた。魔物のようにちんぽに舌を絡める。我慢汁が口の中に広がってきた。
「んぁぁっ…堪んねぇ…いい」
ガシガシガシと俺の喉奥に突き込んでくる。ヌチャッ…ヌチャッ…と店内に隠微な音がこだました。
「あぁぁ駄目っす。口離してください。んぁぁ…んぁぁぁ…ヤバいっす…射きそうっす…」
俺の口からちんぽを外そうとしている。俺はケツをしっかり押さえ付けた。ジュボッジュボッジュボッと隠微な音を立てながら抽動する俺の顔。舌を執拗にちんぽに絡めてやった。
「あぁぁぁぁぁぁ…うぁぁぁ…射くぅ…射くっ…っっっ…はぁぁぁはぅ」
マスターは俺の口の中に大量の白濁汁を放出させた。ジュルッとちんぽが引き抜かれる。見上げると視線が交差した。ゴクンと俺の喉が鳴る。汁が体内へと落ちていった。
「済みません。口の中に出しちゃって…呑んだんすか?」
「ハイ…美味かったすよ」
マスターのちんぽに残っている汁を綺麗に舐めとる。ちんぽをボクブリの中に収めパンツを穿かせてやった。
「気持ち良かったすか?」
「あ、ハイ…」
照れくさいのだろう。顔を赤らめ目を合わせない。
「良かった。じゃぁ失礼します」
「あ、あの…瀧澤さん…」
「えっ……」
「またお願いできますか?」
「ハイ…いいっすよ」
「散髪はそんなにする事無いっすけど、今度時間外にシャンプーとか髭の手入れとかで来てくださいよ」
「ハイ…連絡待ってます」
俺は店を後にした。大胆な行動に出た俺。今後どう展開するのか考えるとワクワクとしてくる。この晩俺は布団の中でマスターを思いながら射った。
[ 2015/01/31 21:01 ] 散髪屋 | TB(-) | CM(0)

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