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除夜の鐘⑤

 時が流れる。本格的な秋を迎えた。公園では木々が色付いている。
秋 (3)
11箱のダンボールに入った荷物が届けられた。俺の為に空けてくれたクローゼットに荷物を収納する。パソコンを接続した。これから尾張家と天童家の付き合いも多くなると大輝兄ぃが言う。4人用のダイニングテーブルを6人用に買い換えてくれた。仏壇の前で今俺達は正座している。同棲の報告を眠っている大樹兄ぃの両親に報告した。一緒に風呂に入る。褌を締め直し、着衣を整えた。今ダイニングテーブルに向かい合って座っている。大輝兄ぃが俺を真っ直ぐに見てきた。
「これお前の鍵だぜ」
「ありがとう」
大輝兄ぃの言葉に俺は応える。小洒落たキーホルダーに付けられた鍵を渡された。
「さあ準備始めるぞ」
「うん」
大輝兄ぃの言葉に俺は応える。俺達はキッチンに入った。作ったのはめでたい食材を浸かった6つの祝い膳。大樹兄ぃに教わりながら俺は赤飯を炊いた。西の空に陽が傾き始める。その空が星空に変わった。時刻は6時に迫っている。インターホンが鳴った。
「ハイ……」
「尾張です」
俺の声に父さんが応える。声が弾んで聞えた。
「今開けます」
俺が声を上げる。俺と大輝兄ぃで出迎えた。ドアを開ける。尾張家の面々が立っていた。母さんがかすみ草をあしらった薔薇の花束を持っている。傍らに立つ徹兄さんが紙袋を持っていた。
「どうぞ上がってください」
「おじゃまします。今日は招待していただきありがとうございます」
大輝兄ぃの声に父さんが応える。俺達はリビングに入った。
「花瓶ある」
「有りますよ」
母さんの声に大輝兄ぃが応える。大輝兄ぃが花瓶を持ってきた。
「赤い薔薇は熱烈な愛、青は神の祝福、オレンジは絆。かすみ草は永久の愛そして11本の薔薇は最愛って意味よ」
母さんが花を生けながら、言葉にした。
「お仏壇有るんだよね。天童さんのご両親にご挨拶させて貰うな」
父さんが声を上げる。俺達は仏間に入った。仏壇の前で正座する。合掌した。リビングに戻った。
テーブルに並んだ祝い膳。俺達はテーブルを囲んだ。傍らに置かれた花瓶の薔薇とかすみ草が微笑んでいる。俺達はグラスにビールを注ぎ合った。
「引っ越しおめでとう」
父さんが声を上げる。俺達はグラスをカチンカチンと触れ合せた。料理を食べるみんなの顔が綻んでいる。酒がお土産で頂いた焼酎に代わった。色んな事で話が盛り上がる。和やかな中、宴が終わった。後片付けが終り、今俺と大輝兄ぃはソファーに座っている。俺が焼酎の水割りを2つ作り1つを大輝兄ぃに渡した。
「改めて宜しくな」
「俺の方こそ宜しくっす」
大輝兄ぃの言葉に俺は応える。俺達はグラスをカチンと触れ合せた。時が10時に近づいている。俺は大輝兄ぃに視線を飛ばした。
「大輝兄ぃ……」
「判った」
俺の声に大輝兄ぃが応える。俺達は立ち上がった。寝室に入る。大輝兄ぃがナイトスタンドに灯りを燈した。ダブルベッドが浮かんでくる。何度も抱かれたこのベッド。今夜はやけに妖しく見える。俺達は着ているものをバサバサ脱いだ。六尺一丁になる。ベッドの上で向かい合った。俺達はにじり寄る。毛深い脚同士が交差した。抱き寄せられる。唇を寄せていく。静かに触れ合った。舌を挿れる。俺達は舌を絡め合った。キスしながら俺の前袋が握られる。俺のちんぽが硬くなってきた。唇が離れる。大輝兄ぃが視線をぶつけてきた。
「褌、解いてやるからな」
「うん」
大輝兄ぃの声に俺は応える。俺の褌が外された。外気に触れた俺の半勃ちちんぽ。グイッグイッグイッと勃ち上がる。一気に天を衝いた。大輝兄ぃが立ち上がる。褌を解いた。現れた大輝兄ぃの本竿。一気に勃ち上がった。俺は大輝兄ぃの勃起を握る。指腹で亀頭を摩った。今度は咥える。顔を前後に動かした。大輝兄ぃが俺の頭を抑える。ガシガシ腰を動かしてきた。
「あぁぁあぁ、堪んねぇぜ。気持ちいい」
大輝兄ぃが声を上げる。俺は激しく前後に顔を動かした。金玉を優しく摩る。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ火照った尺八音が鳴り響いた。俺の口からちんぽが引き抜かれる。大輝兄ぃが屈んだ。押し倒される。俺のちんぽを握ってきた。同時に乳首に舌が這ってくる。ジュルジュル舐め上げられた。大輝兄ぃのカラダが下にずれる。ちんぽが握られた。亀頭の括れを舌で摩られる。今度は咥えられた。舌が絡んでくる。大輝兄ぃが顔が上下に動く。俺は腰を突き上げる。大輝兄ぃの喉壁が俺のちんぽを擦ってきた。
「あぁぁあぁ気持ちいい。堪んねぇ」
俺が喘ぎ声を上げる。俺のちんぽが放たれた。今度は金玉に舌が這ってくる。同時に俺のちんぽが軽く扱かれた。ちんぽを頬張られる。大輝兄ぃの顔が上下に抽動した。舌がちんぽに纏わり付いてくる。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ卑猥な尺八音が奏でられた。ちんぽが放たれる。大輝兄ぃが視線を飛ばしてきた。
「トロンとしてるぜ。欲しくなってきたんだろ」
「うん、欲しいっす」
大輝兄ぃの言葉に俺は応える。俺は自ら両脚を抱え上げた。
「ヒク付いてるぜ」
大輝兄ぃが声にする。俺のおまんこ口を摩られた。オス穴をジュルジュル舐め上げられる。ローションを塗り込められた。指がゆっくりと入ってくる。内壁を掻き撫でられた。
「あぁぁあぁいい。気持ちいい」
「今挿れてやるからな」
俺の喘ぎに大輝兄ぃが応える。ちんぽが宛がわれた。大輝兄ぃの腰に力が籠る。ちんぽが入ってきた。
「あぁぁあぁ入ってくる。硬てぇ。デケぇ」
俺が声にする。ズブズブ大輝兄ぃのちんぽが入ってきた。濃い陰毛をケツタブで感じる。俺は根元迄大輝兄ぃのちんぽを受け入れた。大輝兄ぃの腰が突動する。ちんぽが俺の中をまい進してきた。
「あぁぁあぁいい。気持ちいい」
「もっと善がらせてやるからな」
俺の声に大輝兄ぃが応える。俺のカラダが抱き起こされた。軽くキスをする。大輝兄ぃが床に脚を着いた。
「しっかり捕まってろよ」
大輝兄ぃが声を上げる。俺は頷くと大輝兄ぃに抱き付いた。大輝兄ぃが立ち上がる。俺のカラダが上下に揺すられた。俺は駅弁されてる。俺のカラダが宙に浮く。落ちてくる所を突き上げられた。
「あぁぁあぁやべぇ。堪んねぇ」
「可愛いぜ。佑、もっと哭かせてやるからな」
俺の声に大輝兄ぃが応える。俺達はベッドに戻った。今大輝兄ぃが上に成っている。兄貴の腰がガシガシ動く。ちんぽが大胆に入ってくる。今までに無い感覚が襲ってきた。
「あぁぁあぁ洩れる。んぁぁんぉ出る」
俺が声を上げる。ドビュッ…ドロッドロッドロッ俺は白濁汁を洩らした。
「凄ぇ。トコロテンしたぜ」
大輝兄ぃが感嘆げに声を吐く。大輝兄ぃの腰が猛動する。ちんぽが俺の中を疾駆してきた。突き込みながら大輝兄ぃは俺の乳首を摩ってくる。俺の奥壁が抉られた。
「あぁぁあぁそこやあべぇ。当るよぉ。また洩れる。んぉぉんぁ洩れるぅ」
俺が喘ぐ。ドビュッ…ドロッドロッドロッ俺はまた白濁汁を洩らした。大輝兄ぃの腰が烈動する。ちんぽが俺の中を爆進してきた。突き込みながら大輝兄ぃが俺のちんぽを扱き立てる。俺は大輝兄ぃ性技に翻弄された。大輝兄ぃの腰の動きに拍車が掛かる。ちんぽが俺の中を爆走してきた。内壁が激しく擦られる。俺のちんぽが扱き捲られた。
「やべぇ。射っちまう」
「いいぞ。射けよ。俺もやべぇぜ」
俺の声に大輝兄ぃが応える。金玉の中で溶岩流が蠢動し始めた。
「あぁぁあぁ射ぐ。うぉぉあぁ射く。あぁぁんぉ射ぐっ」
俺が声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を吹き上げた。
「俺もやべぇ。種付けるからな。俺のガキ孕めよ」
大輝兄ぃが声を上げる。俺はコクコク頷いた。
「あぁぁあぁ射ぐ。うぉぉあぁ射く。んぁぁあぁ射ぐっ」
大輝兄ぃが俺の中で雄叫びを上げる。種汁が雄膣にぶつかってきた。また俺の金玉の奥が熱くなる。大輝兄ぃが射きながら俺のちんぽを激しく扱いた。
「あぁぁあぁ射ぐ。また射く。んくっんくっんぅくっ射ぐっ」
俺が声にする。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ…俺は乳白色の男の粘液を吹き上げた。
「あぁあぁぁおまんこ締まる。また射っちまう。何処に出されてぇ」
大輝兄ぃが声を吐く。俺は薄く唇を開いた。大輝兄ぃがちんぽを引き抜く。扱きながら俺の傍らに膝立ちになる。俺は大輝兄ぃのちんぽに喰らい付いた。
「あぁぁあぁ射ぐ。うぉぉあぁ射く。んぁぁんぉ射ぐっ」
大輝兄ぃが声を上げる。濃厚な汁が俺の喉奥にぶつかってきた。ちんぽが俺の口から引き抜かれる。視線が交差した。俺の喉がゴクンと鳴る。大輝兄ぃのオス汁が喉を通り体内へと流れていった。
「美味ぇっす。大輝兄ぃの汁」
「ホント汁、好きになったんだな」
俺の言葉に大輝兄ぃが応える。大輝兄ぃが俺の隣に横になった。俺は抱き寄せられる。大きな安堵感を覚えた。男同士の激しいまぐあい。この物憂い時間を共有出きることを嬉しく思った。季節は師走。粋豪家は、最大の繁忙期を迎えた。一緒に祝った聖夜。だけどゆっくりは出来なかった。今日は大晦日。夜23時年内の営業が終わった。スタッフ達が帰った粋豪家本店に俺と大輝兄ぃが今居る。時刻は24時。近くの寺院から除夜の鐘が聞えてきた。
「佑、来年もどの先も一緒に除夜の鐘聞こうな。ずっとだぞ。愛してる」
「うん、ずっとだよ。俺も愛してる」
大輝兄ぃの言葉に俺は応える。大輝兄ぃに抱き寄せられた。唇が寄ってくる。静かに触れ合った。舌を深く挿れる。俺達は舌を絡め合った。背中に回された大輝兄ぃの腕に力が入る。カラダが蕩けそうになった。唇が離れる。永くて切ないキッスが終わった。

黒蟻王

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オナビティ (バックス)

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[ 2017/12/24 15:46 ] 除夜の鐘 | TB(-) | CM(0)

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