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除夜の鐘③

 穏やかな水色の空が広がっている。俺は大輝兄ぃのマンションに向った。今マンションの玄関の前に居る。インターホンを鳴らした。
「俺っす」
「今上げるな」
俺の声に大輝兄ぃが応える。扉が開けられた。
「上がってくれよ。飯は済んだのか」
「うん、食ってきた。おじゃまします」
大輝兄ぃの声に俺は応える。大輝兄ぃのマンションは2LDK。広めのリビングにオープン型のキッチンが隣接している。ダイニングテーブルに大型のテレビ。その前にはガラスのローテーブルとソファーが置かれている。隣室の部屋は主寝室。ダブルサイズのベッドが置かれている。このベッドで俺は何度も抱かれた。いつものように仏間に入る。大輝兄ぃの両親が祀られている仏壇の前で合掌した。今リビングのテーブルを挟み向かい合って座っている。大輝兄ぃが俺を真っ直ぐに見てきた。
「佑、俺の事好きか」
「なんだよ。藪から棒に……好きに決まってるだろ」
大輝兄ぃの声に俺は応える。視線が交差した。
「一緒に住むか」
「えっ……」
大輝兄ぃの言葉に俺は声にする。大輝兄ぃの目がマジになっていた。
「うん、嬉しいっす。でも家族に何て言っていいか、判らないっす」
「理由は何とでも言える。それともカミングアウトするか。俺は社長には言ってあるぜ。もしするのなら俺が言ってやる。これからの事もあるからな」
俺の曇った声に大輝兄ぃが応える。目を瞑った。少しの時間が経過する。目を開けると大輝兄ぃを真っ直ぐに見た。
「お願いします。俺カミングアウトする」
「判った」
俺の声に大輝兄ぃが応える。勇気と安堵そして幸福感を覚えた。
「大輝兄ぃ嬉しくなったらやりたくなった」
「まだ、真昼間だぜ」
俺の声に大輝兄ぃが応える。俺は口を尖らせた。
「判った。行くぞ」
大輝兄ぃが声にする。俺は頷いた。寝室に入る。ドアをバタンと閉めた。カーテンの隙間から午後の光が零れている。俺達は着ている物をバサバサ脱いだ。六尺一丁になる。
褌 (8)
俺は大輝兄ぃの足許に跪いた。大輝兄ぃの前袋を摩る。中からちんぽと金玉を引っ張りだした。大輝兄ぃのちんぽがグイッグイッグイッと勃ち上がる。一気に天を衝いた。大輝兄ぃのちんぽを軽く握ると、尖端を舌先で擽る。今度はちんぽを咥えた。舌を絡める。顔を前後に動かした。
「あぁあぁ気持ちいいぜ。しゃぶるの上手くなったな。美味ぇか」
大輝兄ぃが声にする。俺はちんぽを放した。
「凄ぇ美味ぇっす」
俺が言葉にする。俺は大輝兄ぃのちんぽを咥え直した。大輝兄ぃが俺の頭を抑える。グイグイ手前に引かれた。喉奥に亀頭が突き刺さってくる。俺は大輝兄ぃのちんぽをしゃぶりながら、前袋からちんぽを引き出した。軽く握るとグイッグイッグイッと勃ち上がる。俺は自分の勃起をゴシゴシ扱いた。今度は大輝兄ぃの金玉に舌を這わせる。1個ずつ咥えると舌を絡めた。
「あぁぁ堪んねぇ。いいぜ」
大輝兄ぃが声を上げる。再度大輝兄ぃのちんぽを咥えた。顔を前後に抽動させる。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ卑猥な尺八音が奏でられた。
「俺にもしゃぶらせろ」
大輝兄ぃが言葉にする。俺は立ち上がった。
「しゃぶり合おうぜ」
大輝兄ぃが声にする。俺達はを解いた。俺がベッドの上に横になる。大輝兄ぃが俺の隣に滑り込んできた。唇が寄ってくる。軽く合わせると直ぐに離れた。大輝兄ぃのカラダが反転される。眼前に現れた大輝兄ぃの勃起を咥えた。大輝兄ぃも俺のちんぽを頬張る。舌が俺のちんぽに絡んできた。
「んん、ん、んん」
「ん、んん、ん」
2人の口からくぐもった声が洩れる。俺達の顔が前後に動く。大輝兄ぃの我慢汁が口の中に広がる。喉奥に大輝兄ぃのちんぽが激しくぶつかってきた。其々のちんぽが放たれる。視線が交差した。
「やべぇぜ。射っちまいそうだった」
「俺もやばかったぜ。一緒に射かすぞ」
俺の声に大輝兄ぃが応える。俺達は再びちんぽを咥え合った。俺達が顔が激しく前後に動く。大輝兄ぃの舌が執拗に絡んでくる。金玉の奥がジンジンしてきた。大輝兄ぃの濃い陰毛が肌を撫でてくる。大輝兄ぃの亀頭が微かに膨らんだ。その途端俺の喉奥に濃厚な大輝兄ぃのオス汁がぶつかってくる。同時に俺も大輝兄ぃの口の中で戦慄いた。静かにちんぽが放たれる。俺はカラダを反転させた。視線が交差する。2人の喉がゴクンと鳴った。大輝兄ぃの汁が喉を通る。体内へと流れていった。
「はぁ美味ぇぜ。佑の汁」
「美味ぇ。男臭い味がする」
大輝兄ぃの声に俺は応える。抱き寄せられた。唇を寄せていく。静かに触れ合うと舌を挿れる。俺達は舌を絡め合った。2人の残り汁が融合される。静かに唇が離れた。俺が大輝兄ぃのちんぽを握る。大輝兄ぃも俺のちんぽを掴んできた。
「まだまだビンビンだな」
「大輝兄ぃもビンビンだぜ」
大輝兄ぃの声に俺は応える。大輝兄ぃが俺の上に重なってきた。乳首に指が這ってくる。勃起同士が触れ合った。大輝兄ぃに抱き寄せられる。俺は大輝兄ぃのちんぽを握った。
「欲しくなってきた」
「判ったぜ。四つん這いになれよ」
俺の声に大輝兄ぃが応える。俺は四つん這いになった。俺のケツタブが両親指で広げられる。穴口をジュルジュル舐め上げられた。尖らせた舌が入ってくる。静かに抜かれた。ローションを塗り込められる。指がゆっくりと入ってきた。指が前後に動く。内壁を掻き撫でられた。
「あぁぁあぁ、んぉぉんぁ」
俺の口から声が洩れる。ちんぽが宛がわれた。ズブズブ入ってくる。俺は一気に根元迄呑み込んだ。大輝兄ぃの腰がガシガシ動く。ちんぽが俺の中をまい進してきた。
「あぁあぁぁ堪んねぇ。気持ちいい」
俺が喘ぐ。突き込みながら兄貴が俺の耳裏を舐めてくる。今度は首筋を舐め上げられた。俺が抱き起こされる。俺が上になった。兄貴が突き上げてくる。その動きに合わせて俺は上下に動いた。
「あぁぁあぁいい。凄ぇ気持ちいい」
俺が声を上げる。大輝兄ぃが視線を飛ばしてきた。
「半回転しろよ」
「うん」
大輝兄ぃの声に俺は応える。俺は繋がりながら半回転した。俺は押し倒される。正常位になった。大輝兄ぃの腰が突動する。ちんぽが俺の中を疾駆してきた。突き込む大輝兄ぃの大胸筋がピクピク震えている。俺を喜ばせようと必死になっているのが判った。
「あぁぁあぁ堪んねぇ。凄ぇ気持ちいい」
俺が喘ぎ声を上げる。突き込みながら大輝兄ぃは俺の乳首をジュルジュル舐め上げてきた。空いてるもう片方の乳首に指が這ってくる。コリコリ指の甲で掻き上げられた。
「あぁぁんぉ、んくぅ感じる。あぁぁやべぇ。当る。当るよぉ」
俺が喘ぐ。大輝兄ぃの腰が烈動する。ちんぽが俺の中を爆進してきた。突き込みながら大輝兄ぃは俺のちんぽを握ってくる。ゴシゴシ扱き立てられた。
「あぁぁあぁやべぇ。まんこいい。ちんぽもいい。射っちゃうよぉ」
「射け佑、俺もやべぇぜ。おまんこ締まってよぉ」
俺の喘ぎに大輝兄ぃが応える。グショッグショッグショッ…ヌチャッヌチャッヌチャッ結合部からは火照った音が鳴り響いた。大輝兄ぃの亀頭を奥壁で感じる。俺のちんぽが激しく扱き捲られた。内壁を大輝兄ぃの本竿で擦られる。金玉の奥が熱くなった。
「あぁぁあぁ射く。うぉぉあぁ射ぐ。んぁんぁんぁ射くっ」
俺が声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を撃ち放った。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン俺のカラダが叩かれる。大輝兄ぃの腰の動きに拍車が掛かった。
「うぉぉあぁ射ぐ。んぁぁんぉ射く。あぁぁあぁ射ぐっ」
大輝兄ぃが声を上げる。奥壁に大輝兄ぃの生暖かいオス汁がぶつかってきた。俺の内壁がちんぽで摩られる。静かにちんぽが引き抜かれた。大輝兄ぃが俺の隣に横になる。抱き寄せられた。激しかった男同士の雄交尾。その残響音が耳に響いてくる。厚い胸に抱かれながら俺は大きな安堵に包まれた。
「シャワー浴びるぞ」
「うん」
大輝兄ぃの声に声を上げる。俺達はシャワーを浴びると着衣を整えた。今リビングでテーブルを挟み向かい合って座っている。冷たいウーロン茶が喉を通った。
「佑、お父さん達のシフトどうなっているんだ」
「ちょっと待って……」
大輝兄ぃの問いに俺は応える。俺はスマホを見た。
「今度の木曜なら、俺と母さん休みだし、父さんと兄さんは早番だよ」
「じゃぁ夜8時頃行くからな。言っといてくれ。俺から話があるってな」
大輝兄ぃの言葉に俺は声を返した。大好きな大輝兄ぃと一緒に住める。それに伴ったカミングアウト。みんなどんな反応するだろう……一抹の不安感と未来への希望感を覚えた。

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[ 2017/12/24 16:02 ] 除夜の鐘 | TB(-) | CM(0)

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