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優しさに包まれながら③

 時が経過する。漢2の撮影日を迎えた。水色の空が広がっている。初夏の光が眩く感じた。待ち合わせの10時に迫っている。俺はスタジオのエントランスに入った。河上さんと視線が交差する。隣には六尺に人力車風腹掛けを羽織った、若い男が立っていた。俺達は歩み寄る。河上さんが視線をぶつけてきた。
「おはよう、今日の相手役の勇輔だ。同い年の20歳だぜ」
河上さんが声を上げる。瞳の奥から火照った光が見えた。
「宜しくっす」
「俺の方こそ宜しくっす」
俺の声に勇輔が応える。勇輔20歳の髭坊主、俺よりちょびっと背丈は低い。だがガタイは勇猛な筋肉に包まれている。笑顔が愛くるしく感じた。
「もう直ぐスタンバイが終わる。着替えて準備しといてくれ」
「ハイ、判りました」
河上さんの声に俺は応える。俺は更衣室でを締め込み、腹掛けを纏った。俺と勇輔がスタジオに入る。和室に布団が1組敷かれていた。竹製の丸い行灯が妖しく照らしている。俺達は布団の上で向かい合って胡坐を掻いた。スポットライトが当てられる。撮影が始まった。俺と勇輔の距離が縮まる。毛深い脚同士が交差した。唇を寄せていく。唇同士が静かに触れ合った。薄く開いた唇から舌を割り挿れる。俺達は舌を絡め合った。キスしながら勇輔の前袋を弄る。勇輔も俺の前袋に手を這わせてきた。勇輔のちんぽは硬くなっている。俺のちんぽも血液が集まり始めた。勇輔の腹掛けの中に指を忍ばせる。乳首を摩ってやった。勇輔のカラダが微動する。唇が離れた。勇輔の腹掛けを剥ぎ取る。俺も腹掛けを脱いだ。視線が交差する。俺は勇輔を押し倒した。勇輔の首筋を舐め上げる。今度は耳裏に舌を這わせた。
「あぁぁあぁ、んぉぉぁぁ」
勇輔が喘ぎ声をを上げる。俺は勇輔の乳首に舌を這わせた。ジュルジュル舐め上げる。もう片方の乳首を指で摩った。
「んぁぁんぉ、あぁぁあぁ」
勇輔が声を上げる。俺のカラダが下にずれた。勇輔の金玉を軽く握る。ちんぽに舌を這わせた。ジュルジュル舐め上げる。今度は横咥えした。
「あぁぁあぁ気持ちいい」
勇輔が喘ぐ。勇輔の亀頭の括れを舌先で擽る。今度はちんぽを咥えた。俺の顔が上下に動く。ちんぽに舌を絡めた。
「俺のもしゃぶってくれよ」
俺が声を上げる。俺はカラダを反転させた。俺のちんぽが咥えられる。舌がねっとりと絡んできた。俺は勇輔の頭を抑える。グイグイ手前に引いた。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ昂ぶった尺八音が鳴り渡る。俺は勇輔のケツ穴を摩った。勇輔のカラダが微動する。其々の口からちんぽが放たれた。俺は勇輔の両脚を抱え上げる。穴口に舌を這わせた。ジュルジュル幾度となく舐め上げる。今度は尖らせた舌を挿れると、たっぷりと唾液を塗した。ローションを塗り込める。指をゆっくりと挿れた。内壁を掻き撫でる。勇輔のカラダがピクンと震えた。明らかに他の内壁とは違う、硬い所に遭遇する。俺は其処を執拗に撫で立てた。
「あぁぁんぁいい。んぁぁんぉ堪んねぇ」
勇輔が声を上げる。顔付がトロンとなっていた。
「今、挿れてやるからな。脚自分で抱えろよ」
「うん」
俺の声に勇輔が応える。俺は勇輔の穴口に勃起魔羅を宛がった。俺の腰に力が籠る。ちんぽが呑み込まれ始めた。俺のちんぽがズブズブ入っていく。一気に埋没した。俺の腰が突動する。ちんぽが勇輔の中をまい進した。
「あぁぁあぁ堪んねぇ。いい。んぁぁんぉ気持ちイイ」
勇輔が声を上げる。俺の腰がガシガシ動く。ちんぽが勇輔の中を疾駆した。突き込みながら俺は勇輔の乳首に指を這わせる。もう片方の乳首をジュルジュル舐め立てた。勇輔の内壁が波動してくる。擦り捲ると大きな波となって押し寄せてきた。
「あぁぁあぁいい。凄ぇ」
「俺もいいぜ。おまんこ締まってくる」
勇輔の喘ぎに俺は声にする。俺のちんぽを締め付けてくる勇輔のまんこ。その壁を俺のちんぽがなぶる。男の本能を満たしたちんぽを一番奥へと打ち込んだ。
「あぁぁあぁ奥まで入ってくる堪んねぇ」
勇輔が声を上げる。突き込みながら俺は荒々しく勇輔の唇を奪った。舌をねじ挿れる。舌を絡ませ合った。ジュグッジュグッジュグッ…グショッグショッグショッ結合部からは卑猥な音が鳴り渡る。静かに唇が離れた。俺の腰が猛動する。ちんぽが勇輔の中を爆進した。
「あぁぁあぁ、当る。んぉぉあぁ当る」
勇輔が喘ぐ。俺は激しく突き捲る。勇輔が自分のちんぽを扱き立てた。
「柊平、やべぇ。射きそうだ」
「いいぞ。射けよ」
勇輔の声に俺は応える。勇輔は自分のちんぽを扱き捲っていた。
「あぁぁあぁぁ射ぐ。んぉぉあぁ射く。うぉぉあぁ射ぐっ」
勇輔が声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ勇輔は白濁汁を吹き上げた。その途端勇輔のまんこ壁が収縮してくる。俺のちんぽが締め付けられた。
「あぁぁ俺もやべぇ。おまんこ締まる。射っちまう」
俺が声を上げる。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかり合った。
「あぁぁんぁ射く。あぁぁあぁ射ぐ。うぉぉあぁぁ射くっ」
俺が声を上げる。俺は勇輔の奥壁目掛けてオス汁を撃ち付けた。勇輔の内壁に俺のちんぽを擦り付ける。静かにちんぽを引き抜いた。勇輔の隣に横になる。勇輔を抱き寄せた。軽く唇を合わせる。直ぐに離れた。精を放った俺達のちんぽ。息を荒げてる。だが股間の物は2人とも萎えてはいなかった。俺は勇輔の上に重なる。2本のちんぽを併せ持った。勃起の熱が伝ってくる。俺は激しく扱き立てた。
「熱いぜ。勇輔のちんぽ」
「柊平のちんぽも熱いよぉ」
俺の声に勇輔が応える。ちんぽを扱きながら、4つの金玉を捏ね繰った。クチュックチュックチュッ卑猥な音が奏でられる。金玉の奥がジーンとしてきた。
「勇輔、やべぇ。射きそうだ」
「俺もっす」
俺の声に勇輔が応える。俺は2本のちんぽを扱き捲った。
「あぁぁあぁ勇輔ぇ射ぐ。あぁぁんぁ射く。うぉぉあぁ射ぐっ」
「あぁぁあぁ俺も射く。あぁぁあぁぁ射ぐ。柊平射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ
2本のちんぽから白濁汁が吹き上がった。視線が交差する。俺は勇輔の上に倒れ込んだ。唇を寄せていく。静かに唇が触れ合った。舌を挿れる。俺達は舌を絡め合った。照明が落とされる。撮影が終わった。前の撮影から1年余り経過している。俺は今回の撮影に参加して良かった。何かもやもやしたものが吹っ切れた気がするから……
 俺はメキメキ腕を上げた。オリジナル料理も作っている。大将が喜んでくれた。プライベートでは男を喰い捲っている。大将とも時々やった。益荒男からは忘れた頃にオファーがくる。結局俺は6本のDVDに出演していた。季節が流れる。俺は30歳の梅雨を迎えた。今の俺は充実している。数年前マンションに越したし、家財道具も増えた。空は重たい雲で覆われている。
曇天 (4)
そんな或る日、訃報が飛び込んできた。親父が急逝したと言う。俺は急遽帰省した。葬儀が終わるり、尾郷でテーブルを挟み、お袋と向かい合って座っている。俺達の視線が交差した。
「柊平、帰ってきておくれよ」
「この村に俺の住む所ねぇだろ」
お袋の声に俺は言葉を返した。
「この村も変わったんだよ」
「えっ……」
お袋の声に俺は応える。其の時尾郷の引き戸が開いた。
「俺が保証する」
声の主は村長だった。村長がお袋の隣の席に座る。俺を真っ直ぐに見てきた。
「俺な……」
村長が語り始めた。村長がアップしたインスタ、それは尾郷海岸。食いついてきたのがゲイだと言う。ゲイカップルの移住者も2組居ると聞いた。その人達は村でも評判が良いと言う。村人達がゲイへの偏見が少なくなったと聞いた。蔵壕村の村長は飯星陽一さん。40歳になる男だ。父親に代わり今村長をしている。1年前奥さんは他界したと聞いた。
「判った。戻って大将に相談してみるよ」
俺が声を上げる。俺は思惟した。翌日梅雨の晴れ間、眩い光が射している。尾郷海岸を覗いてみた。尾郷海岸は大きな浜ではない。入り江になっていて小さな浜が連なっている。六尺を締めた男達が日焼けを楽しんでいた。男達はマナーも良く浜にはゴミなど落ちていなかった。村営の海の家も設立されている。村に金を落としてくれるのもゲイ達みたいだ。東京に戻り、大将に相談する。大将は承諾してくれた。今夜俺は最終勤務日。雄杜を早仕舞いして俺の送別会が行なわれた。今一戦を交じ終え、大将のマンションのベッドで抱き合っている。大将の唇が寄ってきた。唇が触れ合うと舌が深く入ってくる。俺達は舌を絡め合った。静かに唇が離れる。視線が交差した。
「仕事頑張れよ」
「うん大将に教わったこと活かすよ」
大将の声に俺は応える。大将の目。ちょっぴり寂しそうに見えた。
「いい男見つけろよ」
「うん大将もね」
大将の声に俺は応える。俺達はまた唇を重ねた。

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[ 2018/01/21 15:08 ] 優しさに包まれながら | TB(-) | CM(0)

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