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傷心旅行③

 仕事にジムそして日々の暮らしを送っている。何時ものような時間が流れ始めた。毎日配信される達志からのメール。色々判ってくる。ペンションはご両親と営んでると言う。あの日は客が俺だけだったので家に帰って貰ったらしい。達志はペンション内に住んでるのが判った。俺は両親にカミングアウトを済ませている。だが親父は激怒し、お袋は涙した。このこと以来俺は実家に帰っていない。この事は達志にも伝えてある。優しく慰めて貰った。1箇月位経過する。何時ものようにメールが配信された。”逢いたい”一言メール。居ても立ってもいられない。俺は来週の土曜予約したいと電話した。返って来た回答満室。だが特別室が空いてると言うそれは達志の部屋。俺は勿論了解した。今俺は毎月のように凱悠島に行っている。泊まるのは特別室。達志のご両親とも仲良くなった。賄い飯をご馳走になる。夜は当然のように交尾した。数ある島の展 望台。色んな海が望めた。行った名所旧跡。何時の間にか俺は凱悠島通に成っている。季節が流れた。秋を迎える。公園の木々が色付いていた。秋 (3)
夜達志が泊まりにくる。心が躍った。シャワーを浴びる。を締め込み、部屋着を羽織った。時刻は約束の7時に迫っている。インターホンが鳴った。
”達志っす”
”今開ける”
ドアを開けた。達志が立っている。表情に微かに翳りが見えた。リビングに通すとテーブルを挟み、向かい合って座っている。達志が出してやったウーロン茶をゴクンと飲んだ。
「ゴメン、浮気した」
「えっ……」
達志の告白に俺は応える。達志が悲哀に満ちた表情を浮かべていた。
「風俗に行ってきたんだよ。だけどお前の方が良かった。射く時お前の事思ってた。俺は女より男、いや雄平が好きだと確信出来たんだ」
「バカヤロ」
達志の言葉に俺は応える。俺は立ち上がると達志のオデコをコツンと叩いた。
「もう直ぐピザ届くからその前に風呂入って来いよ。後で俺のカラダで消毒してやるからな」
「でも風俗でシャワー浴びてきた」
俺の声に達志が応える。表情が幾分明るくなっていた。
「いいから俺の言う通りにしろよ。風呂はリビング出て直ぐ隣だ」
「うん判った」
俺の言葉に達志が応える。勇猛な達志がやけに可愛く見えた。ピザと副菜が届く。俺はテーブルに並べた。達志が浴室から戻ってくる。テーブルを挟み向かい合って座った。グラスにビールを注ぎ合う。視線が交差した。
「達志の浮気に乾杯」
俺が声を上げる。グラスがカチンと触れ合った。ピザを口にする。ビールを飲んだ。
「風俗って行ったことねぇけどどんなことするんだ」
「普通にちんぽしゃぶって貰ったり、おっぱい舐めたり愛撫してSexした」
俺の問いに達志は答える。少しだけ表情が強張っていた。
「怒ってねぇのか」
「俺の顔見てみろ。怒ってるように見えるか」
達志の声に俺は応える。達志の表情が柔和に輝いた。逢えなかったこの1箇月。俺達は色んな事を語り合った。今ソファーに並んで座っている。頂いた凱悠島、名産の焼酎。その水割りの4杯目が空いた。少し酔いを感じる。達志の顔も桜色に染まっていた。
「雄平、早く俺のカラダを消毒してくれよ」
「判った」
俺達は立ち上がる。寝室に入ると、ベッド脇のスタンドに灯りを燈した。淫猥にベッドが浮かんでくる。俺達は着ている物をバサバサ脱いだ。六尺一丁になる。俺は達志ににじり寄った。
「まず口の中を消毒してやるな」
「うん」
俺の声に達志が応える。唇を寄せていく。静かに唇同士が触れ合った。舌を挿れると舌を絡め続ける。キスしながら前袋を弄り合った。達志のちんぽが硬くなる。俺のちんぽに血液が充填し始めた。唇が離れる。俺は達志の足許に跪いた。達志の前袋に手を掛ける。ちんぽと金玉を引き出した。外気に触れた達志のちんぽ。グィッグィッグィッと勃ち上がった。ちんぽに舌を這わせる。ジュルジュル舐め上げた。亀頭の括れを舌先で擽る。今度はちんぽを咥えた。
「はぁ堪まんねぇ。気持ちいい」
達志が声を上げる。俺の顔が前後に動く。喉奥に達志の亀頭がぶつかってくる。俺は達志の勃起魔羅をしゃぶりながら自分のちんぽを引き出した。軽く扱く。俺のちんぽが硬さを増してきた。
「俺にもしゃぶらせろ」
達志が声にする。俺は達志のちんぽを口から離した。
「判った。外せよ」
「うん」
俺の声に達志が応える。俺達はを外した。俺がベッドに仰向けになる。達志が逆向きに横になった。69の体位になる。俺のちんぽが舐め上げられた。
「はぁ美味ぇ」
達志が声を上げる。ほぼ同時に俺達はお互いのちんぽを咥えた。其々の顔が前後に動く。俺は達志の頭を押さえる。グイグイ手前に引いた。
「んん、ん、んん」
「ん、んん、ん」
2人の口から音にならない喘ぎが洩れる。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ昂揚した尺八音が鳴り響いた。俺のちんぽが放たれる。俺も達志のちんぽを口から離した。達志が圧し掛かってくる。荒々しく唇が奪われた。舌が挿いってくる。俺達は舌を絡め合った。唇が離れる。今度は乳首に舌が這ってきた。ジュルジュル舐め上げられる。真ん中の突起を甘く噛まれた。
「あぁぁあぁ気持ちいい」
俺が喘ぐ。空いてるもう片方の乳首に指が這ってくる。撫で回されたと思ったら軽く摘まれた。
「はぁ堪まんねぇ」
俺が声を上げる。俺も達志の乳首を弄った。達志のカラダが下にずれる。俺の金玉袋に舌が這ってきた。今度は本竿が咥えられる。同時に俺のオス穴が擦られた。
「挿れたくなったのか」
「うん」
俺の声に達志が応える。かなり興奮してるのか……息が荒くなっていた。
「判った。俺のまんこでも消毒してやるからな」
俺が声を上げる。達志が頷いた。俺は自ら脚を抱え上げる。穴口に達志の舌が這ってきた。ジュルジュル幾度となく舐め上げられる。ローションを塗り込められた。指が挿いってくる。1本ではないのが判った。
「何本挿いってるんだ」
「3本だぜ」
俺の問いに達志が応える。内壁が掻き撫でられた。
「あぁぁあぁ、堪まんねぇ」
俺が声を上げる。執拗に俺の内壁が嬲られた。
「挿れるぞ」
「うん」
達志の声に俺は応える。穴口にちんぽが宛てがわれた。達志の腰に力が籠る。ちんぽが俺の中に入ってきた。内壁で達志の亀頭を感じる。瞬く間に俺は達志のちんぽを呑み込んだ。達志の腰が突動する。ちんぽか俺の中をまい進してきた。
「あぁぁんぁ、気持ちいい」
俺が声を上げる。達志の腰が轟くように動く。激しい振動が俺を突き刺してきた。
「んくぅ凄ぇ。いいっす。気持ちいい」
「俺もいい。おまんこ、ちんぽに纏わり付いてくるぜ」
俺の喘ぎに達志が応える。俺を突き込む達志。顔が紅潮している。奥壁に亀頭が突き刺さってきた。
「あぁぁあぁ、凄ぇ。堪まんねぇ」
俺が声を上げる。突き込みながら達志は顔を近づけてきた。唇が奪われる。俺達は舌を絡め合った。唇が離れる。達志のちんぽが縦横無尽に挿いってきた。
「た、達志今日のお前激し過ぎる」
「止めるか」
俺は首を横に振る。達志の腰の動きが加速した。ちんぽが俺の中を疾駆してくる。俺のカラダは翻弄され始めた。
「んぁんぁんくぅ、きっ気持ちいい」
俺が喘ぐ。ちんぽとまんこが交差する。ヌチャッヌチャッヌチャッ……グショッグショッグショッ結合部からは昂ぶった音が鳴り響いた。突き込みながら達志は俺のちんぽを扱き立てる。俺の亀頭が微かに膨らんだ。
「あぁあぁあぁやべぇ。射っちまう」
「俺もやべぇ。おまんこ締まる」
俺の声に達志が応える。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン俺のカラダが叩かれた。
「あぁぁあぁ、我慢出来ねぇ。射ぐ。んぁぁんぉ射く。うぅぅうぉ射ぐっ」
達志が声を上げる。俺の奥壁に生暖かい達志のオス汁が打ち当たってきた。射きながら達志は俺のちんぽを扱き捲る。一気に俺は昇り詰めた。
「んぁぁんぉ射く。あぁぁあぁ射ぐ。あぁぁんぁ射くっ」
俺が声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁色の男の粘液を吹き上げた。達志のちんぽが引き抜かれる。達志が俺の隣に横になった。俺は達志を抱き寄せる。唇を寄せていく。静かに唇同士が触れ合った。舌を挿れる。俺達は舌を絡め合った。唇が離れる。視線が交差した。
「俺、悪いことしたから、お前をいっぱい感じさせたかったんだよ。凄ぇ可愛かった」
「可愛いなんて言うなよ。でも気持ちよかったぜ」
達志の言葉に俺は声を返した。仄かなベッド脇の灯りに俺達は包み込まれている。ゆらり揺らぐ灯りが、この気怠い時空間を癒してくれた。夜の黒が朝の白に包まれている。俺達は目覚めた。何度も迎えた一緒の朝。格別な思いも有る。簡単に食事を済ませた。穏かな秋の空が広がっている。俺達は出掛けた。紅葉見物に名所旧跡巡り。地ビールを飲みながら昼飯も済ませた。
「俺さ帰ったら、カミングアウトしようと思ってる。お前の事も言って良いか」
「うん構わねぇよ」
達志の声に俺は応える。穏かな風が頬を撫でてきた。時刻は1時に迫っている。達志は帰路に就いた。数日後の達志からのメール。カミングアウトが上手くいったと書いてあった。季節が巡る。冬を迎えた。澄んだ光が射してくる。達志からメールが配信された。内容は凱悠島での仕事で物産販売店の店長。業務内容にはサイト管理もある。今の店長が本土で新たな仕事に就くと言う。その為の募集だった。俺は思惟する。仕事が決まったら、凱悠島に移住しようと……面接を済ませる。俺は即採用された。今、俺と達志は一戦を交じ終え、リビングのソファーに並んで座っている。達志に目を遣った。
「どっかに部屋借りねぇとな」
「此処に住めよ。なっ」
俺の声に達志が応える。俺は至福感を覚えた。
「うんいい。父さん達も喜ぶと思うぜ」
「うん」
達志の言葉に俺は応える。もう直ぐ始まる新たな暮らし。俺の心が温かくなった。

シトルリンマグナム(シトルマグナム)

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[ 2018/02/17 17:28 ] 傷心旅行 | TB(-) | CM(0)

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