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波濤③

 新学期が始まる。夏の緑の輝きが褪せていた。俺に対して苛めが始まる。理由は不明。上履きに画鋲や泥が入っている。背中に入る蹴り、ゴミ箱に捨てられる弁当。カツアゲもされた。担任に相談する。だが取り合ってくれなかった。相手はリーダー格の尚と3人の男。苛めが始まって2週間経過した。楽しかった学園生活。それが一変した。或る日一戦を交じ終え、父さんと抱き合っている。父さんが俺を直視してきた。
「亮治、お前の背中のアザ、何か有ったのか」
「うん、部活でちょっと支柱にぶつかったんだ」
父さんの声に俺が応える。咄嗟に嘘をついてしまった。
「それなら良いんだがな」
父さんがぽつりと声にする。俺は父さんに心配掛けたくなかった。或る日の日曜。夕飯を食べてる時だった。スマホがメール着信を報せる。尚からだった。
”駅裏の公園に居る。ちょっと顔貸せ”
「ちょっと出てくる」
「判った。あまり遅くなるなよ」
俺の声に父さんが応える。俺は家を後にした。大きな緊張を覚える。俺は公園へ向った。歩くこと10分。俺は公園に着いた。この公園、日中は子供達が元気に遊んでいる。だが夜はたまに人が通る位だ。薄暗い街燈が光を放っている。片隅の尚達が煙草を吸いながら、ベンチに座っていた。俺は歩み寄る。4人の前に立った。
「金あるか」
「3万位なら」
尚の声に俺は応える。その時だった。
「チョッと待て」
聞き覚えのある声。父さんだった。父さんに目を遣る。般若の形相だった。
「カツアゲか……」
「この野郎」
父さんの言葉に1人の男が声を上げる。父さんに殴りかかった。軽くかわす父さん。罵声を浴びせながら、2人の男が父さんを襲ってくる。だが父さんの敵では無かった。父さんのキック、パンチが炸裂する。男共は地面に倒れ込んだ。
「この老いぼれが……」
尚が声を吐く。尚が立ち上がる。父さんににじり寄っていく。父さんの金的目掛けて蹴り上げてくる。父さんは軽くかわすとを羽交い絞めにした。
「リーダーは誰だ」
父さんが問う。誰も口にはしなかった。
「亮治、警察呼べ」
父さんが声を上げる。俺は頷いた。警察に通報する。3人の男達が逃げ出した。
「亮治、俺の鞄からガムテ出してくれ」
「うん」
父さんの声に俺は応える。俺はガムテを手に取ると、歩み寄った。
「こいつの脚それで縛れ」
「うん」
父さんな言葉に俺は応える。俺は尚の脚をガムテで固定した。更に両手をガムテでグルグル巻きにする。尚は床に転がされた。父さんの顔。何時もの顔に戻っている。父さんはICレコーダーに録音していた。録音データをタブレットにコピーしている。公園脇にパトカーが停まった。警察官が降りてくる。俺達は連行された。別々に事情聴取される。録音データと其々の証言。父さんの正当防衛が認められた。被害届を提出する。俺と父さんは家にに就いた。
「何で俺に言わねぇんだ」
「心配掛けたくなかったから」
父さんの声に俺は応える。コツンとオデコを小突かれた。
「父さん強いんだな」
「昔、キックボクシングやってたからな。でも普段は使わねぇよ」
日が明ける。月曜日を迎えた。父さんが会社に電話している。何か休むみたいだ。
「出掛けるぞ」
「うん」
父さんの声に俺は応える。俺達は学校へ向かった。今、俺と父さんは校長室に居る。あの4人が呼ばれた。4人共苛めを否認している。父さんがタブレットを出した。
「では、これをお聴きください」
父さんが声を上げる。録音データが流れ始めた。4人の顔は、血の気を引いている。結局奴らは停学になった。俺への苛めの理由は嫉妬だと言う。貧相な身なりだった俺がお洒落になっている。それに学力も上がったことのようだ。復学しても俺を苛める事は無いと思う。苛めも認定されたのだから……この前奴らの両親が謝罪に見えた。示談するから被害届けを取り消して欲しいと言う。俺と父さんは、其れを受け入れようと思っている。条件の1つが奴らの本気の謝罪をする事だ。数日後の夜。奴らが親に伴われ見えた。玄関先で土下座。神妙な面持ちをしていた。結局俺達は示談。担任は降格し、担任を外されると言う。事件は終った。季節が巡る。秋を迎えた。街路樹の銀杏の木が見事に色付いている。
秋 (1)
爽やかな秋風が心地良い。俺は今度講堂で行なわれる、校内弁論大会に参加する。タイトルは父。俺は心を込めて書を認めた。秋の青空が広がっている。弁論大会の当日の日曜を迎えた。俺の番を迎える。俺は壇上へと立った。読み始めた俺。春から父さんとの暮らしを述べる。離婚の原因はオブラートに包んだ。学力の向上、数々の出来事、そして苛めの克服。俺は淡々と心を込めて読み続けた。色んな思いが頭の中を巡る。俺は嗚咽した。言葉が震えている。父さんと視線がぶつかった。”頑張れ”色んな人から声が掛かった。
「父さんありがとう。これからも宜しくお願い致します」
震えた俺の声。拍手が湧き起こる。俺は深く頭を下げると舞台の袖に消えた。結局俺は選外。俺は帰路に就く。校門で父さんが待っていた。
「おめでとう。父さん一番大きい拍手してたんだぞ」
「えっ選外だよ」
父さんの目が赤くなっていた。
「俺にとっては一等賞だよ」
父さんが声にする。2人の影法師が大きく映っていた。今、リビングのテーブルには寿司と数々の副菜が置かれている。俺達は向かい合って立った。
「おめでとう」
父さんが声にする。俺に王冠をあしらった金のメダルを掛けてくれた。食事を済ませる。俺は勉強するために自室に入った。時刻は11時に迫っている。俺は自室を出ると父さんの部屋をノックした。
「何だ」
父さんの声がする。俺は中に入った。
「一緒に寝て良い」
「あぁ構わねぇよ」
俺の声に父さんは応える。俺は父さんの横に滑り込んだ。父さんに抱きつく。優しく抱き締めてくれた。父さんの股間に手を這わせる。微かだが反応してきた。唇を寄せていく。静かに触れ合うと、舌を挿れる。俺達は舌を絡め合った。静かに唇が離れる。俺達は着ている物をバサバサ脱いだ。父さんがベッドに横になる。俺は逆向きに横たわった。俺のちんぽが咥えられる。父さんのちんぽを口に含んだ。2人の顔が前後に動く。父さんが俺の金玉を摩ってくる。父さんの金玉に指を這わせた。
「んん、ん、んん」
「ん、んん、ん」
2人の口からくぐもった声が洩れる。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ昂ぶった尺八音が鳴り響く。父さんの我慢汁が口の中に広がる。父さんが俺の頭を押さえた。グイグイ
手前に引かれる。喉奥で父さんの亀頭がぶつかってきた。父さんの舌がちんぽに絡んでくる。其々のちんぽが放たれた。
「父さん……」
「ん」
俺の声に父さんが応える。俺は父さんの顔の上に跨った。
「舐めて」
俺が声にする。父さんはジュルジュル幾度となく、まんこを舐めてくれた。俺はローションをオス穴に塗り込める。カラダをずらした。父さんの勃起を握る。穴口に宛てがった。カラダを沈める。父さんの本竿が入ってきた。
「あぁぁんぉ堪まんねぇ」
俺が声を上げる。瞬く間に俺は父さんのちんぽを呑み込んだ。俺のカラダが上下に動く。父さんが突き上げてきた。
「んぁぁんぉ凄ぇ」
俺が喘ぐ。父さんを抱き起こした。向かい合う体位になる。唇が寄ってきた。俺の方から合わせると、舌を挿れる。舌を絡め続ける俺達。キスしながら乳首を摩られる。今度は指の甲で掻き上げられた。唇が離れる。繋がったまま俺は優しく押し倒された。俺の上になった父さんの腰が動き始める。ちんぽが俺の内壁が擦られた。
「あぁぁあぁ、もっと激しく……」
俺が声にする。父さんの腰が突動した。ちんぽが俺の中をまい進する。俺の未知の部分が擦られた。
「あっ洩れる。あぅ出る」
俺が声を上げる。ドビュッドロッドロッドロ俺は乳白色の男の粘液を洩らした。
「亮治、トコロテンしたぜ」
父さんの腰が猛動する。ちんぽが俺の中を疾駆してきた。
「あぁぁあぁ凄ぇ」
「俺もいいぜ。まんこちんぽに纏わり付いてくる」
俺の喘ぎに父さんが応える。突き込みながら父さんは俺のちんぽを扱き立ててきた。
「んぁんぁんぁ、きっ気持ちいい」
俺が声を上げる。父さんの突き込みが深く重たくなった。ヌチャッヌチャッヌチャッ…ジュグッジュグッジュグッ結合部からは湿った音が鳴り渡る。奥壁に父さんの亀頭がぶつかってきた。
「あっやべぇ。射っちゃいそう」
「射けよ。俺もやべぇぜ」
俺の声に父さんが応える。父さんの腰が烈動した。ちんぽが俺の中を爆進してくる。俺のちんぽが扱き捲られた。
「あぁぁあぁ射く。んぁぁあぁ射ぐ。あぁぁんぉ射く」
俺が声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を吹き上げた。ちんぽとまんこが交差する。パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかり合った。
「あぁぁんぁ射ぐ。んぉぉあぁ射く。うぁぁんぁ射ぐっ」
父さんが声を上げる。オス汁が俺の奥壁にぶつかってきた。父さんの亀頭が俺の内壁を摩る。静かにちんぽが引き抜かれた。父さんが俺の隣に横になる。抱き寄せられた。唇が寄ってくる。唇同士が触れ合う。舌が入ってきた。俺達は舌を絡め続ける。静かに唇が離れた。
「凄ぇな。トコロテンしたもんな。俺も良かったぜ」
「うん、宙に浮くような感じだったよ」
父さんの声に俺は応える。トコロテンの意味は知っている。だが俺がするとは思わなかった。時が流れる。俺は念願の体育大に合格した。自宅からは1時間40分の距離。通えない訳では無い。だが父さんの奨めもあり、大学の側で1人暮らしを始めることにした。家を離れる最後の晩。父さんに抱かれた。
「俺もう父離れしないとな。ありがとう父さん」
「そうだな。もう自立しないとな。俺の方こそありがとな」
俺はファザコンを卒業する。出来るかどうか分らない。ちょびっと切なさを感じた。 

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[ 2018/09/10 14:04 ] 波濤 | TB(-) | CM(0)

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