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泣き虫龍哉⑤

 シャワーを浴びを締め直した。朝飯を済ませ穏やかな朝の時間が流れている。窓からは陽光が射し込んできた。
「龍哉。デートするか」
「えっ……」
「ドライブがてら川遊びしようぜ」
「うん」
満面の笑みを龍哉は浮かべた。
「じゃぁ俺弁当作るっす」
「途中で買ってくからいいよ」
「えっ、でも……」
龍哉の表情が一変した。瞼に深い哀愁が籠っている。
「判った。作ってくれよ」
「うん」
料理をする龍哉。愉悦の表情を浮かべている。準備が整い俺んちを出た。
「じゃぁ駐車場で待ってるな」
「うん」
自分のの部屋に戻り着替えを済ませた龍哉が助手席に乗り込んできた。
「あっすんません」
イエローのハーフパンツにざっくりしたネイビーのプリントTシャツ を着ている。男臭い龍哉によく似合っていた。向かったのは郊外にある河川敷。六尺野郎達が良く日焼けしている場所だ。目的地まで1時間のドライブだ。途中ノンアルコールビールを購入する。クーラーボックスに詰め込んだ。助手席の龍哉の表情がキラキラ輝いて見える。車中寡黙な龍哉がはしゃいだ。
「雄大さん俺さ…」
「バッカだな…」
人付き合いが苦手な龍哉。彼氏が居たことも無いと言っていた。勿論デートなんて初めてなんだろう。連れ出して良かった。ウインカーが点滅する。車は駐車場に滑り込んだ。青い空。ポカリと浮かぶ白い雲。流れる水が岩に当たり白い飛沫を上げている。河川敷にはちらほら日焼けしている六尺野郎共がいた。一丁で水と戯れてる奴らもいる。俺達も六尺一丁になると、河に入った。流れる水が心地良くカラダにぶつかってくる。水面に当たる陽射しが眩い。俺達は童心に返った。
「雄大さん」
バシャッと水を掛けられる。
「このやろ」
バシャッと水をを掛け返した。水とじゃれ合う俺と龍哉。水中で脚を滑らせる。龍哉に覆い被さるように倒れた。
「龍哉……」そっと唇が重なった。河川敷に上がる。レジャーシートを敷いた。ノンアルコールビールのプルトップをプシュッと開ける。喉越し良く流れていく。火照った躰に沁み渡った。弁当を広げる。卵焼きを一口口にした。上品な甘みが口に広がってくる。
「美味ぇ」
「雄大さんに食べて貰いたくて一生懸命作ったからな」
またこいつの手料理食いたいと思った。厳つい面構えにエロいガタイ。勿論タイプだ。朴訥としたところも中々いい。好きになってしまったみたいだ。その容貌とは裏腹に優しい気持ちを持っている。龍哉をもっと知りたい。一緒の時間を共有したかった。こいつはどう思ってるんだろ。好感は持ってくれてるみたいだけど……好きとエッチは違うし付き合うのを好まない奴もいるからな。
「龍哉、また飯作ってくれるか」
「いっすよ」
「ずっとだぞ」
「えっ……」
「付き合ってくれよ。恋人としてな」ぼそっと声にしてみた。
「えっ……」
龍哉と視線が交差する。驚愕の表情を浮かべた。
「いきなり過ぎるよな。知り合ったばかりだもんな」
「そんな事ないっす。嬉しいっす」
「えっ…いいのか」
「うん、俺の兄貴になって欲しいっす」
レジャーシートの上に寝転がる。龍哉がぴったりと寄り添ってきた。
「ねぇ兄貴。美味しいものいっぱい作ってやるからな」
「あぁ楽しみにしてるぜ」
「うん、だって恋人だからさ……」
回りには人がいる。俺はお構いなしに龍哉を抱き寄せた。龍哉の温もりが伝ってくる。軽くほっぺにチュッとした。また河に入る。そして日焼けもした。ゆっくりと時間が回る。じりじりとした晩夏の陽射しが纏わり付いてきた。
日焼け1
「兄貴、あの林の方に行く人いるけど何かあるの」
「多分やってるんだと思うよ」
「やってるって……」
「Hだぜ」
「えっ……」
「行くか」
「うん、行きてぇ」
荷物をたたみ林へ向かった。1人の六尺野郎が彷徨いている。何処からか野太い喘ぎ声が聞こえてきた。龍哉の目の回りがほんのり薄紅色に染まっている。龍哉の手を引く。林の奥へと向かった。
「龍哉……」
両腕を龍哉の肩に掛ける。今度は龍哉の前袋を握った。龍哉に目を遣る。既に欲情していた。抱き寄せる。唇を奪った。ねっとりと舌が絡んでくる。俺も絡み返した。龍哉の乳首に指を這わせる。躰が微動した。前袋から俺のちんぽを引っ張り出す。龍哉に握らせた。
「凄ぇ…兄貴のちんぽ熱い」
今度は龍哉の前袋からちんぽを引きづりだした。布地に押さえつけられてたちんぽは勃ち始める。一気に天を衝いた。2本のちんぽを重ねる。ゴシゴシ扱き始めた。我慢汁がドンドン溢れてくる。亀頭と、亀頭竿と竿が擦れ合った。クチュックチュックチュッと卑猥な音が奏でられる。扱きながら龍哉の乳首に指を這わせた。
「んぁぁぁ…あぅ」
「お前も扱けよ」
龍哉の手が俺の手に重なる。2人の手が律動した。
「あぁぁぁぁ…兄貴のちんぽ気持ちいぃ…堪んねぇ」
「んぉぉぉ、俺も、んぁぁいぃ」
龍哉にちんぽを扱かせる。俺は4つの金玉を捏ね繰り回した。
「んぁぁぁぁぁちんぽいぃ、金玉いぃ」
龍哉の頭の後ろに手を回す。抱き寄せるとキスをした。今度は首筋に舌を這わせる。耳裏を舐めてやった。龍哉のカラダがビグビグ震える。何処からともなく男共の喘ぎが耳に響いた。その隠微な音色が金玉の奥を刺激した。
「んぁぁんぉ…やべぇ…射きそうっす」
「おぉ一緒に射かすぞ」
「あぁぁぁぁぁ兄貴ぃ…射く、射く…射ぐ」
「んぁぁぁぁぁ龍哉ぁ…射ぐ…射く」
ドピュッドピュッドピュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
ビュビュッビュビュッビュビュッ…ドビュッドビュツドビュッ…ビュッビュッビュッ
2本のちんぽから白濁汁が噴きあがった。龍哉を抱き寄せる。激しい鼓動が伝ってきた。
「気持ち良かったか。俺は最高だったぜ」
「うん…俺もっす」
龍哉から唇を合わせてきた。
「帰るか。今日も泊まってもいいぞ」
「えっ…いいの。じゃぁまたしてくれる」
「淫乱な奴だな」
「淫乱じゃ駄目かよ」
龍哉がちょっと頬を膨らました。
「そんなことねぇよ」
軽く前袋を握ってやった。
[ 2015/02/22 20:46 ] 泣き虫龍哉 | TB(-) | CM(0)

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