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流罪②

 朝店に行くと騒然となっている。ウインドウの一部にヒビが入ってた。警察に通報する。防カメラの映像を確認すると春乃だった。セキュリティが作動するが警備員が来る前に逃げたらしい。その時智也から電話があった。ストーカー被害にあったと言う。証拠はないが多分春乃。女の怖さを感じた。太陽が天中を通過する。予定通り春乃の池上父さんが上司と共に訪れた。テーブルを挟み向かい合って座っている。紬が珈琲を出してくれた。2人共テーブルに額が付いている。俺は顔を上げるよう即した。お見舞い金と菓子折りを渡される。だがお見舞い金は辞退した。
「もしお支払い頂けるのであれば春乃さんの退職金とか給料でお願いします」
俺が声にする。池上父さんが頷いた。
「それと犯人が特定されてませんがストーカー被害が出ています。弊社が被害届を出しても器物損壊。仮に実刑喰らっても直ぐ出てくるでしょう。逆恨みが怖いです。それより手の届かない所に行かすことは難しいでしようか?」
「今、妻と検討中です」
俺の問いに池上さんが応える。表情が痛々しかった。数日が経過する。春乃は依願退職。退職金も出たと言う。ガラスの修理代が支払われた。携帯、預金アクセなどの財産。全てを奪われた春乃は陸の孤島と言われる場所の尼寺で、修行に入ったと言う。其の時かなり暴れたと聞いた。2日後池上父さんに呼ばれた。場所は高級焼肉店。今、俺達はテーブルを囲んでいる。中ジョッキが運ばれてきた。
「ご迷惑をお掛けしましたか決着つけました」
池上父さんが言う。俺達はジョッキを触れ合わせた。部屋はクリーニング。厄祓いしてもらい、外から施錠、開かずの間になってると言う。春乃の話
題は出なかった。肉の焼ける匂いで食指が動く。烏龍茶に換えてた勇輝。いきなりジョッキビールの残りを飲み干した。
「と、虎兄ぃ、俺を姉ちゃんの代わりにしてくれよ。虎兄ぃ最初に見た時から好きだった」
勇輝が声を上げる。俺達は唖然とした。
「俺、男だぜ」
「うん、俺女駄目なんだ。虎兄ぃみたいな男臭ぇ人が良いんだ」
俺の声に勇輝が応える。勇輝ははにかんでた。
「6月の大会で表彰台乗れたら考えてくれる」
「分かった」
勇輝の声に俺が応える。何故そう言ったか俺に分からない。何かが心に響いた。
「虎剛さん本当にいいの」
池上母さんが声にする。それを励みにトレーニングに打ち込めるなら……ただ俺は混乱していた。
「勇輝がそれで幸せなら俺は良いぜ。虎剛さん前向きに考えてくれよ」
池上父さんが豪快に言う。素敵な笑顔を見せている。そう言えばこんな笑顔を見た事は最近なかった。
「父さんもう一杯ビール飲んで良い?」
「ああいいぜ」
勇輝の問いに池上父さんが応える。中ジョッキを4つ頼み、ガチャっと触れ合わせた。勇輝が出る大会。新人も多い。だが勇輝は完走はするが入賞すらしていない。俺は思う。最大限のフォローをしようと……翌日、俺は智也を呼んだ。用意した箱包は5つ。バスタオル、キーホルダー、Tシャツの詰合せ。それに智也には10万、他の4人には3万、店内のみで使えるチケットを同封した。
「ちゃんとみんなに渡せよ」
「分かってますよ」
俺の声に智也が応える。早速智也は欲しかったロードバイクを買った。
「紬ちゃん今度の大会で入賞出来たら付き合ってくれる?」
「うん考えとく。私も休んで応援に行くからね」
智也の問いに紬が応える。智也がバイクに乗って帰っていく。その背中は凛々しかった。季節は陽春。街では春の息吹を感じる。智也が順調に飛び出した。現在入賞圏内。ゴール前で2台に抜かされた。智也が落胆している。紬が駆け寄ってきてバスタオルを渡した。
「お疲れ様頑張ったね」
紬が声を上げる。紬が智也のホッペにちゅっとした。
「2年前の大会で見てカッコいいなって思ってた。こんなに頑張ってくれて嬉しい。付き合ってください。今度サイクリング行こうよ」
「うん」
紬の声に智也が応える。智也は満面の笑みを浮かべてた。翌日紬が出勤。笑顔が輝いている。俺は察した。
「いいことあったみてぇだな」
「うん、ボス入賞は逃したけど私から告ちゃった」
俺の問いに紬が応える。顔を赤らめてた。時が流れる。4月を迎えた。公園の桜の木が綻んでいる。
桜 (15)
時刻は9時50分。朝礼が始まった。
「今日から入社する、池上 勇輝君だ。トライアスロンスクールに通ってるのでシフトは早番だけだ。了解してくれ」
「池上 勇輝です。宜しくお願いします」
俺の声に勇輝が応える。拍手が沸き起こった。勇輝のガタイが明らかに逞しくなっている。店内を案内しながら聞いてみた。「ランとスイムが苦手だからボスをイメージしたんだ。其々のゴールでボスが応援してくれたるってね。筋トレも頑張ったよ」
勇輝が声にする。勇輝の3日間の研修が始まった。ここにはスクールはない。俺は勇輝の行ってるスクールにアポを取ると出掛けた。ヘッドコーチと面談色んな事を教わる。食事のことは勇輝と池上母さんにも伝えた。始まった勇輝の仕事。勇輝は感が良く覚えも早かった。コミュニケーション能力も高い勇輝。直ぐにみんなと仲良くなった。商品知識が豊富な勇輝。売上もグングン伸びた。時が流れる。大会当日を迎えた。早起きして弁当を作る。俺は車で店に行った。開店前の静寂とした店。勇輝は待っていた。交わしたおはようの挨拶。俺は視線を飛ばした。
「行くぞ」
「ハイ、ボス」
俺の声に勇輝が応える。俺達を乗せた車が動き始めた。会場に着くと選手達がカラダを解してる。勇輝もウォーミングアップを始めた。時刻は8時を回っている。俺はスイムのゴール地点まで移動する。Robustのスタッフ達も応援に来ていた。スイムは開店に間に合うから来てると言う。8時半スタートした。勇輝が見えてくる。俺達は声を張り上げた。勇輝は4番手。俺は特製のドリンクを渡した。勇輝はバイクの方に駆けて行く。勇輝の背中がやけに大きく見えた。
「ボス、じゃぁ俺達は店戻るっすね」
「ああ頼んだぜ」
メンテナンスの滝井さんの声に俺が応える。得意のバイクで勇輝は2番手になった。残りはラン。1番から5番迄団子状態になっている。勇輝に視線を飛ばした。
「勇輝、頑張れ」
カメラを回しながら、俺は渾身の声を張り上げる。勇輝は3番手に滑り込んだ。
「おめでとう」
俺が声にする。バスタオルで勇輝のガタイを包んでやった。レースが終わる。表彰式が始まった。1番低い台だけど勇輝が乗っている。感無量だった。
”勇輝は頑張った。3位入賞”
俺は会社にメールした。勇輝が駆け寄ってくる。俺は抱きしめた。
「会社にはメールした。ご両親にはお前からメールしとけ」
「うん」
俺の声に勇輝が応える。勇輝がメールしていた。
「ボス、と、虎兄ぃ、俺との約束覚えてる」
「ああ、その前に腹ごしらえしようぜ」
勇輝の声に俺が応える。勇輝が頷く。俺達は駐車場に向かった。勇輝との約束。俺は思惟する。頑張った勇輝の思いを叶えたい。俺達を乗せた車が動き始めた。車が山沿いに向かう。ウインカーを点けた。入ったのはコテージタイプのラブホ。駐車場に車を停めた。
「ここで良いか」
「と、虎兄ぃ」
俺の声に勇輝が応える。勇輝の首が縦に振られた。車を降りる。階段を上った。中に入る。灯りを燈した。壁に付けられた、オフホワイトの照明が白いベッドを妖しく照らしている。翌日に入った。蛇口を捻ると流れる湯の音が、妙に隠微に響く。ソファーに並んで座った。
「弁当作って来たんだ」
「ありがとう」
俺の声に勇輝が応える。弁当と烏龍茶を渡した。
「凄ぇ。美味そうっす」
「カロリーかなり消費したから補充しないのな」
勇輝の声に俺が応える。今日のレースの事を話しながら俺達は飯を食った。
「虎兄ぃ。ここに入ったのは良いんだよね」
俺が言う。虎兄ぃが頷く。勇輝が抱きついてきた。
「男同士の事は分からん。だけどお前の願いは叶えたい。もしかして嵌るかもな」
「絶対そうしてやる」
俺の声に勇輝が応える。軽くキスされた。
「風呂入るか」
「うん」
俺の声に勇輝が応える、勇輝がもじもじしてた。
「どした。脱げよ」
「う、うん」
俺の声に勇輝が応える。ウェアの真ん中が膨らんでた。
「脱がしてやろうか?」
「いっす」
俺の問いに勇輝が応える。俺達はバサバサ着ている物を脱いだ。勇輝のちんぽは既に天を衝いている。俺はボディスポンジを手に取った。
「洗ってやるよ」
俺が声にする。勇輝が唖然としてた。ソープを泡立てる。首筋から背中を洗い始めた。勇輝
が手を回し俺のを握ってくる。俺のちんぽが反応し始めた。振り向かせる。全面と下肢を洗う。シャワーであぶくを流した。今度は俺が洗って貰う。背面から全面を洗って貰い、シャワーを当てられた。勇輝が抱きついてくる。勃ちっぱなしの勇輝のちんぽが俺のに触れてきた。勇輝が2本のちんぽを重ねる。ゴシゴシ扱く。勃起の熱が伝っくる。俺のちんぽが硬くなった。
「デカくなったぜ」
勇輝が言う。勇輝が跪く。勇輝の顔が前後に動く。舌が俺のちんぽに絡んできた。
「あぁぁあぅ気持ちいいぜ」
俺が声を上げる。俺は勇輝の頭を押さえた。グイグイ手前に引く。勇輝の喉奥にちんぽを打ち当てる。ジュルッジュルッジュルッ火照った尺八音が鳴り響く。金玉の縫い目辺りを指で擦られる。金玉の奥でオス汁が蠢動し始めた。
「やべぇ射っちまう。口離せ」
俺が声にする。勇輝は俺の勃起魔羅を更に深く咥えた。喉壁で俺のちんぽが締め付けられる。俺は昇り詰めた。
「あっあぁぁ射く。んぉあぁ射ぐ。あぁぁんっ射くっ」
俺が射き声を上げる。俺は勇輝の口の中に精子を打ちかました。俺のちんぽが放たれる。勇輝の喉がゴクンと鳴った。
「美味ぇ虎兄ぃの汁」
「呑んだのか?」
俺の問いに勇輝が応える。浴槽に並んで浸かった。軽くキスをする。俺達は浴槽を出た。軽くシャワーを浴びる。腰にタオルを巻くと、寝室に戻った。

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クロデンマ3

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[ 2019/08/11 21:36 ] 流罪 | TB(-) | CM(0)

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