夜ベッドに潜る。雄勢の事を考えながら眠りについた。すきっかけはともかく同居を始めた俺と雄勢。残念ながらあの晩以来行為らしき物は無い。家事を協力しながら普通に暮らしている。翌日小母ちやんから電話が有った。小母ちやんも小父ちゃんも事情を知っている。宜しくお願いしますと言われた。2日後の夜、弁護士と打ち合わせを済ませる。これだけ証拠が揃ってれば大丈夫だろうと力強い言葉も頂いた。アポを取れば逃げるに違いない。今夜ホームパーティーをやるから帰ってくるなら23時以降にしろ。華から上目線のLINEがきた。雄勢は既読スルーする。俺達は突撃する事にした。それには訳がある。友達連中に華の不審感を与える為にだ。華は既に実家からは絶縁されている。雄勢の思い。友達からの信頼も失墜させてやろうと思ってると言う。既にに福田の奥さんには証拠を送っている。慰謝料を華に請求するかは不明だが……
時刻は8時半を回っている。俺達は中に入った。入ったのは、雄勢、俺、雄勢のご両親。弁護士の古関さんも都合を付けて来てくれる事になった。廊下を進んでいく。リビングでは盛り上がっている。怪訝そうな表情を浮かべていた。
「あんた誰なのよ」
1人の女の子が声にする。雄勢がそいつに鋭い視線を飛ばした。
「ここは俺んちだ。誰の許可とって使ってるんだ」
雄勢が怒鳴る。みんなが華を見た。
「今日、ホムパやるってLINEしたよな」
「きたけど許可はしてねぇよ」
華の声に雄勢が応える。雄勢の父さんが切れた。
「このヒモがよぉ。家賃も生活費も払わねぇ。その上23時以降に帰って来いだとふざけんな。ここは雄勢の家だぜ」
雄勢の父さんが怒鳴る。華は黙った。
「これから華に大事な話がある。皆さんは引き上げてくれ」
俺が声にする。友達共がすごすごと帰って行った。
「しょっちゅうパーティーしてるの見たいだな。その金有ったら家に金入れろよ。テーブル片付けな。これから大事な話があるからな」
雄勢の母さんが言い切る。華は渋々片付けた。お茶も出せない華。そのままテーブル席に着く。雄勢がお茶を出した。
「ホントに気が効かない子なね。お茶も出せないなんてね。
呆れるわ」
小母ちやんが声にする。言葉に怒気が含まれていた。
「家事は女がする時代ではない」
「確かにそうだ。だがな雄勢ね出勤は8時半。朝6時に起きて洗濯、炊事夜は帰ってくると掃除に飯の準備に後片付けもやってる。それなのに23時過ぎに帰って来いとはどう言う事だ」
俺が怒鳴る。華は黙った。
「弁護士の古関です」
先生が声にする。名刺を渡した。華の顔色か蒼白になる。事実確認が始まる。華は白を切った。先生が証拠を提出する。華はごねた。2時間程経過する。華は落ちた。未納の生活費、家賃、借入金の一括返済。慰謝料も毟り取ってくれた。その上関係者に接触禁止も盛り込まれてる。示談書に署名捺印する華。その姿さえ太々しかった。公正証書にすると言う。俺達は雄勢の家を後にした。
「お兄ちゃんありがとう」
「構わねぇよ。可愛い弟の為だもんな」
雄勢の声に俺が応える。雄勢の両親が深々と御辞儀をしてきた。雄勢は華の物以外の家具、家電を売却。華は最終日迄居座ったと言う。友達、勤めてるコンビニで華の噂が拡散する。華は否定したらしいがその後はその後は不定だ。時が流れる。公正証書が届き、雄勢の口座には金も振り込まれた。華に悲劇が起こる。古関先生が福田さんの奥さんの依頼を受任した。その後の事は知らない。噂によるとコンビニ店長は左遷、華はクビになったと言う。俺達は穏やかな日々を過ごしている。夕飯が終わった。小洗いした食器類を食洗に入れる。雄勢が珈琲を淹れてくれた。実は雄勢は俺が
ゲイだと知っている。
ソファーに並んで座り、珈琲を飲みながら寛いでいた。
「お兄ちゃんもこんなの締めるの」
雄勢が言う。声が上擦っている。見せられたスマホの
ゲイサイト。
六尺野郎が載っていた。
「ああ何本か持ってるぜ。興味があるのか」
「うん、お兄ちゃんと同居して男もいいかなって、俺女はもういらん。
褌もカッコ良かったしさ。でもお兄ちゃん俺じゃ駄目」
雄勢が問う。俺は雄勢を抱きしめる。軽くキスをした。
「こんな事もするんだぞ」
俺が声にする。雄勢が小さく頷いた。俺達は立ち上がる。寝室に向かう。恋人つなぎに手を繋ぐ。緩く弓形に曲がった階段を登った。扉を開ける。灯りを燈した。小洒落たダブルベッドが浮かんでくる。俺はクローゼットから2本の
褌を取り出した。
「脱げよ」
「うん」
俺の声に雄勢が応える。俺達は裸体を晒した。雄勢に
褌の端を咥えさせる。雄勢に
褌を締め込んだ。
「ガタイ良いから良く似合ってるぜ」
俺が声にする。傍らにあるスタンドミラーに勇姿を写し出した。
「ちょびっと恥ずかしいっす」
雄勢が声にする。俺も
褌を締め込んだ。ベッドに向かい合って座る。にじり寄った。唇を寄せていく。唇同士が触れ合う。舌を挿れる。俺達は舌を絡め合う。キスしながら雄勢の乳首を指腹でコリコリ擦る。唇が離れた。
「乳首感じるのか」
俺が声にする。雄勢が頷く。俺は乳首に舌を這わせた。ジュルジュル舐め上げる。空いてるもう片方の乳首に舌先を置く。舐め捲ると乳首が勃ってきた。
「気持ちいいのか?」
「うん」
俺の問いに雄勢が答える。視線が交わった。
「声出していいんだぞ」
俺が妖しい声で言う。執拗に乳首を攻め立てる。
雄勢のカラダが震えた。
「あっあぁぁ気持ちいい」
雄勢の口から声が洩れる。俺は雄勢の
褌を解き、俺も褌を外した。2本のちんぽはいきり勃っている。尖端は我慢汁で濡れていた。
「凄ぇビンビンだぜ」
俺が声にする。俺は2本の勃起魔羅にローションを垂らした。そいつを重ねるとゴシゴシ扱く。亀頭からは我慢汁がトクトク溢れてきた。俺は雄勢ねちんぽを咥える。俺の顔が上下に動く。雄勢のちんぽに舌を絡めた。
「あぁぁんぉ、お兄ちゃん良いよぉ」
雄勢が声を上げる。ジュルッジュルッジュルッ卑猥な尺八音が鳴り響く。雄勢の股が自然に開いた。ちんぽをしゃぶりながら雄勢の本竿を軽く扱く。亀頭の括れを指腹で擽る。俺は雄勢のちんぽを口から放した。金玉を1個ずつ舐め上げる。今度は蟻の門渡り穴口に舌を這わせた。
「あぁぁんぉ、あっあっ」
「ここ気持ちいいのか」
雄勢の喘ぎに俺が応える。雄勢が頷く。俺は穴口と内壁にローションを塗り込める。指を挿れた。中を掻き撫でる。指を増やした。
「大丈夫か」
「うん」
俺の声に雄勢が応える。俺の指が中を掻き回すと雄勢は愉楽の表情を浮かべた。
「しゃぶってみるか」
俺が言う。俺が勃ち上がる。雄勢は俺のちんぽに喰らい付いてきた。雄勢の顔が前後に動く。俺は雄勢の頭を押さえる。手前にグイグイ引いた。
「もっと深く咥えろよ」
俺が声にする。雄勢の喉奥に俺の亀頭を突き刺した。
「あっ気持ちいいぜ」
俺が声を上げる。雄勢か喉壁で俺のちんぽを締め付けてきた。ジュボッジュボッジュボッ昂った尺八音が鳴り渡る。静かにちんぽを雄勢の口から引き抜いた。
「もっとしゃぶっていたかったのに……」
「もっといい事してやるからよ」
雄勢の声に俺が応える。意味が分かったのか雄勢は仰向けになった。自ら雄勢は両脚を抱え上げる。俺は雄勢の内壁と俺のちんぽにローションを塗り足した。雄勢に覆い被さる。瞼と唇にキスをした。
「ひとつになるぞ」
「うん」
俺の声に雄勢が応える。穴口にちんぽを充てがう。腰を軽く突く。ゆっくりとちんぽが呑み込まれ始めた。
「あぁぁあぅ挿いってくる。デケぇ。硬ぇよ」
雄勢が声を上げる。俺のちんぽが呑み込まれた。俺の腰が動き始める。雄勢の内壁を激しく擦った。突き込みながら俺は雄勢の首筋を舐め上げる。今度は雄勢の耳裏に舌を這わせた。
「あっ凄ぇ」
雄勢が声を上げる。俺の腰がガシガシ動く。ちんぽが雄勢の中を駛走した。雄勢の内壁が弛緩と収縮を繰り返してくる。ちんぽが締め付けられた。
「凄ぇ、まんこだぜ」
俺が声を上げる。雄勢の内壁が別の生き物のように蠢動してきた。
「ま、まんこっすか?」
「ちんぽ挿れる穴だからな。完璧に仕立てたるからな」
雄勢の問いに俺が応える。怪訝そうな表情を浮かべる雄勢。だが突き込む毎に虚ろになっていく。俺の腰が突動する。ちんぽが雄勢の中をまい進した。
「あぁぁあっ堪まんねぇ」
雄勢が声を上げる。俺の突き込みが深く重たくなった。突き込みながら俺は雄勢の唇を奪う。舌を挿れる。俺達は舌を絡め合う。雄勢の男の熱が伝ってくる。唇が離れた。俺の腰が猛動する。ちんぽが雄勢の中を疾駆した。
「あぁぁんぉやべぇ。そこ当たる。当るよぉ」
雄勢が喘ぎ声を上げる。雄勢が自分のちんぽを扱き始めた。俺の腰の動きに拍車が掛かる。雄勢のちんぽを奪う。俺は雄勢のちんぽを扱き捲る。雄勢の鍛えられた大胸筋がピクピク震えてた。
「あぁあぁ射っちゃうよぉ」
雄勢が声にする。雄勢のちんぽを激しく扱く。雄勢の奥壁を俺の亀頭が抉った。
「あぁぁんぁ射く。あぁぁあぁ射ぐ。あぁぁうぉ射くっ」
雄勢が射き声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ雄勢は乳白色の男の粘液を吹き上げた。雄勢のまんこが急激に収縮してくる。金玉奥でオス汁が射き場を探し始めた。
「俺もやべぇ。射かすぞ」
俺が声を上げる。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかり合った。
「あぁぁ射ぐ。あぁぁんぁ射く。うぉぉあぁ射ぐっ」
俺が射き声を上げる。雄勢の奥壁目掛けてオス汁を打ち放った。静かにちんぽを引き抜く。俺は雄勢の隣に横たわった。雄勢を抱き寄せる。自然に唇を合わせた。
「お兄ちゃん、好きになっても良い。彼氏になってくれる?」
「ああ、俺は前から好きだったぜ」
雄勢の問いに俺は応える。何時の頃からが雄勢は俺の事を特別な存在感じてたという。俺に抱かれることを夢見て穴を解してたらしい。火照りの収まらぬ俺達。また盛り始めた。
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