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未来をみつめて⑤

 秘島の旅の日を迎えた。様々な交通機関を乗り継ぐ。時刻は12時に迫っている。港に着いた。下船する。アーティットとソムチャイが近づいてきた。初対面の俺達。2人共ガタイは良い。挨拶を交わした。近くのカフェに入る。ランチを頂いた。
「これ俺達2人から……」
俺が声にする。土産の浴衣セットと褌を其々に渡した。
「これは俺とソムチャイからっす」
アーティットが言う。俺達は色違いのTシャツとハーパンを渡された。車で島内の景勝地を巡りながらお奨めビーチへと向かっている。日本とは明らかに違う海の色と陽の光。心が疼いた。
「着いたぜ」 
ソムチャイが声を上げる。車を降りた。小振りなビーチが広がっている。六尺を締めた男達が日焼けしていた。
「親日家が多く集まるビーチなんだ」
アーティットが声にする。中には日本人もいた。レジャーシートを敷く。シートの上に六尺一丁で仰向けになる。俺達は日焼けをし始めた。ジリジリと南国の日差しが刺してくる。水遊びと日焼けを繰り返した。夕刻を迎える。俺達はホテル迄送って貰った。
「じゃぁまた後でな」
「うん」
アーティットの声に俺が応える。俺達はチェックインを済ませた。時が動く。窓から外を眺める。飲食店の灯りが点き始めた。
「そろそろ行くか」
「うん」
海樹の声に俺が応える。俺達は待ち合わせの像の前に向かう。アーティット達は既に着ていた。お土産の浴衣を着ている。屋台へと歩み始めた。今、テーブルを囲んでる。地ビールをグラスに注ぎ合った。
「乾杯」
海樹が声を上げる。グラスがカチンカチンと触れ合う。冷えたビールが喉を通る。カラダに染みた。日本、秘島、男同士の事。色んな事を語り合う。浴衣が珍しいのか他の客達が視線を飛ばしてくる。時折浴衣の裾が巡れ、アーティット達の前袋が覗いてる。結局4軒の屋台の食べ歩きをした。ホテルに戻る。シャワーを浴びた。褌を締め込みバスローブを羽織る。テーブルに置かれたワインとソーセージ。飲みながら今日の事を語り合う。バスローブの上から股間を弄りあった。
「勃ってるぜ」
「海樹もだろ」
海樹の声に俺が応える。俺達は立ち上がった。キングサイズのベッドが俺達を誘っている。俺達は雪崩れ込んだ。バスローブの胸元が肌蹴る。乳首に舌が這ってきた。真ん中の突起が甘く噛まれる。俺のカラダが左右に捩れた。
「あぁぁあぁ」
俺の口から声洩れ続ける。海樹の執拗な舌技に何時も以上に感じた。
「何か今日の柊治凄ぇ可愛い。もっと哭かせてやるからな」
海希が声を上げる。海樹がバスローブを脱ぐ。褌も外した。バスローブに手を掛ける。全裸を晒した。海樹の上に重なる。濡れそぼったちんぽ同士が触れ合う。海樹の唇を奪った。舌を挿れる。俺達は舌を絡め合う。唇が離れた。俺のカラダが下に動く。海樹の乳首から鳩尾へと舌が這う。ちんぽを握る。先っぽの括れを舌先で擽った。今度は海樹の本竿を咥える。俺の顔が上下に動く。俺の動きに合わせて海樹は腰を突き込んできた。
「堪まんねぇ。イイ、気持ちいい。俺にもしゃぶらせろ」
海樹が声を上げる。俺のカラダが反転した。海樹が俺のを咥える。ちんぽにネットリ舌が絡んできた。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ…淫猥な尺八音が鳴り響く。執拗に俺達はしゃぶり合った。
尺八 (1)
異常に昂っている俺。穴口を自ら摩る。奥の方が疼いてきた。
俺のカラダが上にズレる。海樹の顔の上に跨った。
「舐めてくれよ」
俺が声にする。海樹が頷いた。穴口に海樹の舌が這ってくる。ジュルジュル幾度となく舐め上げられた。
「あぁぁあぁ、あっ、あっ」
俺の口から声が洩れ続ける。俺は立ち上がった。穴口と内壁にローションを塗り込める。後ろ手で海樹の勃起魔羅を掴んだ。穴口に海樹の亀頭を押し当てる。俺はカラダを沈めた。海樹のちんぽが挿いってくる。内壁が激しく擦られた。
「あぁぁあっ硬ぇ。堪まんねぇ」
俺が声を上げる。海樹のちんぽが埋没した。俺のガタイが上下に動く。海樹が腰を突き上げてくる。海樹を抱き起こした。対面座位になる。唇を奪われた。舌が挿いってくる。俺達は舌を絡め合う。キスしながらお互いの乳首を擦り続けた。唇が離れる。俺は押し倒され、正常位になった。海樹の腰が烈動する。海樹の逸物が未知の部分を擦ってきた。
「やべぇ。そこやべぇ」
「分かったぜ。ここだな」
俺の声に海樹が応える。男の本性を満たした海樹の本竿が襲ってきた。
「あっ洩れる。出るよぉ」
俺が洩らし声を上げる。ドビュッドロッドロッドロ俺は乳白色の男の粘液を洩らした。
「凄ぇ。トコロテンしたぜ」
海樹が驚愕の声を上げる。海樹の腰がガシガシ動く。ちんぽが俺の中を疾駆してきた。
「まんこ締まるぜ」
海樹が声を上げる。ヌチャッヌチャッヌチャッ…ジュグッジュグッジュグッ結合部からは火照った交尾音が鳴り響く。突き込みながら海樹は首筋を舐めてくる。今度は耳の中に舌が這ってきた。
「射かすぜ。種付けるからな。俺のガキ孕めよ」
海樹が声を上げる。パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかり合った。
「あぁあぅ射く。あぁあっ射ぐ。んぁあぁあぅ射くっ」
海樹が射き声を上げる。雄膣に海樹種汁が打ち当たってきた。その感触に俺は昇り詰めそうになった。奥壁を海樹の亀頭で抉られる。俺のちんぽが海樹に扱き捲くられた。
「んくっんくっんくっ射ぐ。あぁぁあっ射く。あぁあぅ射ぐっ」
俺が射き声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を吹き上げた。
「このまま次いくぞ」
海樹が昂った声で言う。海樹の腰が動き始める。この晩夜遅く迄盛ってた。今、窓際に立っている。そっとカーテンを開けた。俺達は向かい合う。2本の勃起魔羅が交差する。南国の夜光が俺達を優しく照らしてた。
「あのTV親父達も見てたらしいんだ。この際柊治と所帯持ったらって言ってる。なあ、俺んちで一緒に住まないか?」
「親父さん達が……海樹が良ければそうしたい」
海樹の問いに俺が応える。何度か会ってる海樹のご両親。実の息子のように接してくれてる。俺の心に暖かなな物が響く。海樹が柔和な笑顔を送ってきた。
「愛してる」
「俺も愛してる」
海樹の声に俺が応える。抱き寄せられた。唇が寄ってくる。静かに触れ合う。舌が挿いってくる。俺達は舌を絡め合う。勃起魔羅同士が触れ合った。カラダが蕩けそうになる。唇が離れ、永くて切ないキッスが終わった。2泊3日の秘島の旅。今アーティット達から頂いたTシャツとハーパンを着ている。透明度の高い海、白い砂、シュノーケリングを堪能した。シーフード、地元料理、トロピカルドリンク。俺達は満喫した。お土産を購入する。アーティット達が見えた。この2人に会えた事も嬉しい。また来日したいと言う。 俺達は乗船した。デッキから手を振る。船が動き始めた。俺は思惟する。色んな色んな意味で良い旅だったと……
俺達は帰国した。何時ものような時が流れ始める。転居も済ませた。海樹んちは3LDKの分譲マンションの最上階。高台に有り、眺望もイイ。1部屋をアトリエとして使っている。リビングのソファーで寛いでいるとLineの通知音が鳴った。
”海樹の事宜しくな”海樹の父さんからのメッセだった。
「どうした」
「ほら、お前の父さんからだぜ」
海樹の声に俺が応える。俺はスマホ見せた。
「俺の方こそ宜しくな」
俺が声にする。海樹が頷く。俺達の顔が綻んだ。
イラストレーターとアクリル画家。俺は2足の草鞋を履いている。展覧会に出品した墜ちる女はチョット怖い小さなミュージアムを営んでる方が買ってくれた。向日葵畑は売ってない。サプライズで農園主のご夫妻にプレゼントしようと思ってる。ご夫妻は展覧会にも来てくれた。俺が落ち込んでた時始めた行ったこの農園。サンリッチ向日葵が有名だが他の花、ベリー等も栽培している。色々話を聞いてくれたおっちゃんとおばちゃん。それだけで俺は心穏やかになった。勿論交流も持っている。秘島のお土産も持っていった。
「ありがとな。TV観たよ。幸せになるんだぞ」
おっちゃんが声にする。ちょびっと恥ずかしかった。季節が巡る。盛夏を迎えた。
「行くぞ」  
「うん」
海樹の声に俺が応える。俺達は車で向日葵畑の有る農園へと向かった。1時間程、車が転がる。農園に到着した。車を降りる。おっちゃんとおばちゃんが近付いてきた。
「いらしゃい、もしかしてだけどその人は?」
「そうだよ。俺の連れ合いだぜ」
おっちゃんの問いに俺が応える。おっちゃんはニッと笑みを浮かべた。
「初めまして、嶋村 海樹です」
海樹が声にする。海樹は会釈した。
「行こうか」
おっちゃんが声にする。俺達は事務所に案内された。初めて入った事務所は小洒落た木製の建物。傍らにはジャム、切り花、アレンジフラワー等が陳列されている。壁際には向日葵柄の織物が飾られていた。
「まあ掛けろよ」
おっちゃんが声にする。俺達はテーブルを囲んだ。
「これ俺からのプレゼントっす」
俺が声にする。俺は丁寧に梱包した絵を差し出した。おっちゃんが箱を開ける。驚愕の表情を浮かべてた。
「良いのか」
「いっすよ。おっちゃんに貰って欲しいっす。因みに2人の男の子は俺達のガキの頃のイメージっす」
おっちゃんの声に俺が応える。おっちゃんとおばちゃんは目を輝かせていた。
「私からも有るの」
おばちゃんが声を上げる。1枚の織物を渡された。サンリッチ向日葵柄に俺と海樹の名前が織られてる。おばちゃんが目をくれた。
「花言葉は未来を見つめてよ」
「ありがとうございいます」
おばちゃんの言葉に俺達の声が重なる。向日葵畑を観賞した。
「応援してるからね。幸せになるのよ」
おばちゃんが声にする。おっちゃんが頷く。俺達は岐路に就いた。既に友人達とは和解している。今、宏太は被害者の1人の凱と言う奴と付き合い始めた。俺の親兄弟とは和解していない。だが未来をみつめていつの日か……

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[ 2020/08/02 21:39 ] 未来をみつめて | TB(-) | CM(0)

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