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毒家族④

 数日が経過する。俺達は車で実家に向かった。アポ無しだが部屋の灯りは点いている。俺だとドアが開かないかもしれない。兄貴がインターホンを鳴らした。
「YouTuberの楠木です」
「はっハイ」
兄貴の声に父さんが応える。取材か何かと思ったのかドアが開いた。俺と父さんの視線が交差する。父さん表情が一変した。
父さんがドアを閉めようとしている。それを兄貴は阻止した。
「聡志を死んだことにしてよぉ。それに妹さんの学費支払い終わったら家から追い出したんだよな。コイツの稼ぎ搾りとってよぉ。寄生虫だよな」
「そっ、それは……」
兄貴の声に父さんが応える。父さんは青ざめながらも俺達に罵詈雑言を浴びせてきた。
「都瀬ちゃんだったよな。妹さんの名前?」
「そうだけど何か」
兄貴の問いに父さんが答える。兄貴は不敵な笑みを浮かべた。
「俺知ってるぞ。都瀬ちゃんはオーディションに落ち続けたみてぇだな。その為、お偉いさんに近づき股を開いた。何度もな」
兄貴が言い切る。父さんは黙った。
「YouTubeにこの事をアップするかもな。聡志の扱いも含めてな」
兄貴が言い張る。明らかに父さんは動揺していた。
「それだけは勘弁してくれ」
父さんが声を上げる。その悲痛な叫びを俺達は無視した。
「聡志、帰るぞ」
「うん」
兄貴の声に俺が応える。俺達は踵を返した。喚く父さんの声が後ろから聞こえる。俺達を乗せた車が動き始めた。今、都瀬は越乃バレエ団で活動してる。両親は強引にマネージャーになったらしい。俺は思う。これからどうなるんだろうと……
「兄貴、ホントにリークするの?」
「色々裏取れたらな。お前を苦しめた奴は許せんからな」
俺の問いに兄貴が答える。僅かに残ってた家族への情。兄貴の言葉で皆無になった。メラメラと怒りが湧いてくる。復讐心が募った。季節が巡る。師走を迎えた。街ではイルミネーションが煌いている。
イルミ (2)
知らない番号から着信があった。
「Satoshiさんのお電話で宜しいでしょうか?」
「ハイ」
男の声に俺が応える。その声色はやけに爽やかに聞こえた。
「初めまして、越乃と申します。絵を描いて欲しいのですが……」
男が声にする。越乃?もしかして都瀬の旦那さん。一抹の不安を感じる。だが俺は会うことにした。越乃さんの要望はリビングに飾る絵。心に響く風景画だと言う。越乃 騤一34歳。間違いない。都瀬の旦那だと思う。心よく引き受ける。だがこの時俺は都瀬の実兄だとは敢えて言わなかった。家に戻る。早速作成に掛かった。新年を迎える。兄貴と一緒に初詣を済ませた。正月休みを取らずに俺は絵を描く。季節は厳寒の冬。絵は完成した。越乃さんにアポを取る。翌日午後2時に自宅迄届ける事にした。俺と兄貴を乗せた車が始動する。40分程で着いた。人気脚本家の邸宅は洋風の豪邸。今、俺達は大きな門の前にいる。インターホンを鳴らした。
「Satoshiです」
「お待ちしておりました」
俺の声に越乃さんが応える。門が開錠された。お洒落なアプローチを歩んでいく。ドアの前で越乃さんが待っていた。
「初めまして、マネージャーの楠木です」
「越乃です。どうぞお上がりください」
兄貴の声に越乃さんが応える。俺達はリビングに通された。広く天井も高いリビング。大テーブルをソファーが囲んでいる。俺達はソファーに掛けた。
「早速ですが、こちらです」
俺が声にする。完成した絵を渡した。
「凄い。予想以上です。Satoshiさんに頼んで良かった」
越乃さんが声を上げる。早速壁に掛けていた。
「都瀬、絵届いたぞ」
越乃さんが大きな声で言う。トレイにお茶を乗せた都瀬が現れた。
「今、世界から注目されてる巨匠画家のSatoshiさんだ。アメリカの個展見て惚れたんだぜ。良いだろ」
越乃さんが声を上げる。越乃さんの目が輝いていた。俺と都瀬の視線が交差する。都瀬は明らかに動揺していた。
「都瀬、久しぶりだな」
「お知り合いなんですか」
俺の声に越乃さんが応える。俺は都瀬に視線を飛ばした。
「実兄です。亡くなったはずのね」
俺が言い切る。都瀬が押し黙った。
「都瀬、どう言う事だ?」
「そ、それは……」
越乃さんの問いに都瀬は口籠る。都瀬はお茶をテーブルに置くと一目散にリビングを後にした。逃げるように……
「何だ。あいつ。申し訳ございませんでした」
「多分、悲劇のヒロインを演じて世論の同情集めたかったと思うよ。昔からそういう奴だからな」
「オーディション受かる為にお偉いさんと寝てたらしいしな」
俺の声に兄貴が言葉を続ける。越乃さんの顔が翳った。
「何か事情ありそうですね。詳しく聞かせて貰えますか」
越乃さんが声にする。俺は経緯を包み隠さず話した。
「この前聡志の実家に行った時の音声データです」
兄貴が声にする。兄貴はボイスレコーダーの音声を流した。
「私も調べてみます」
越乃さんが声にする。兄貴がSDカードを渡した。
「今日はありがとうございました」
「こちらの方こそありがとうございました。またご連絡させて頂きます」
俺の声に越乃さんが応える。俺達は越乃邸を後にした。1週間経過する。越乃さんから連絡が有った。都瀬とは離婚すると言う。その内容を自身のSNSでアップされてた。毒家族への非難コメントで凄い事になっている。昨日越乃さんのラジオ番組へゲスト出演した。リスナーから毒家族への質問が集中している。俺は洗いざらい答えた。年が明ける。今日クルージングスペースの道着デイに行く。時刻は5時を回っている。会場の階段を上った。俺は白、兄貴は紺。其々道着を借りた。一緒にシャワーを浴びる。を締め、道着を纏う。会場では男達の熱気で覆われていた。
「越乃さんじゃねぇか」
「あっ……」
兄貴の声に俺は応える。黒の道着た越乃さんが目に飛び込んできた。
「越乃さん……」
兄貴が声にする。越乃さんは驚愕していた。
「俺と聡志は恋人なんだ。越乃さんは男もイケるの?」
「女は懲りたよ。興味半分で来てみたんだ」
兄貴の問いに越乃さんが応える。越乃さんの瞳の奥から昂揚した光が見えた。俺達は越乃さんを挟みカウンター席に座っている。スコッチの水割りを飲みながら、兄貴が越乃さんの股間に手を這わせた。
「俺達とやってみねぇか。3階に部屋あるからさ」
兄貴が声にする。越乃さんが小さく頷いた。俺達は立ち上がる。個室に向かった。
「俺、恭太。よそよそしいから下の名前で呼び合おうぜ」
「うん、俺は騎一呼び捨ててくれ」
兄貴の声に越乃さんが応える。野太い喘ぎ声が耳に届く。俺達は響と記された部屋に入った。行燈の光がダブルサイズの布団を艶かしく照らしている。俺杜兄貴が道着を脱いだ。
「騎一も脱げよ」
兄貴が声にする。騎一は躊躇いがちに道着を脱いだ。鍛えられた騎一のカラダが晒される。前袋が濡れていた。
「仰向けになれよ」
兄貴の声。騎一は素直に仰向けになった。兄貴が騎一の乳首に指でなぞる。もう片方の乳首を俺は舐め立てた。
「勃ってきたぜ。感じるのか」
兄貴が声にする。騎一が頷く。俺は騎一のかを外した。外気に触れた騎一のちんぽは天を衝いている。俺は其奴を咥えた。俺の顔が上下に動く。ジュルジュル卑猥な尺八音が鳴り渡る。兄貴が騎一の脇に膝立ちになった。
「俺のもしゃぶってくれよ」
兄貴が声にする。騎一は兄貴のを咥えた。ジュルッジュルッジュルッ尺八音が鳴り響く。俺と騎一はちんぽをしゃぶり続ける。兄貴がちんぽを騎一の口から引き抜いた。兄貴が俺の背後に回り込んでくる。俺の穴口がジュルジュル舐められた。今度はローションを内壁に塗り込められる。指が挿いってきた。中を掻き撫でられる。俺のカラダが震えた。
「聡志、男のまんこ味あわせてやれ」
「うん」
兄貴の声に俺が応える。俺は騎一に後向きに跨った。騎一のちんぽを後ろ手で握る。穴口に充てがう。腰を沈める。騎一のちんぽが挿いってきた。
「凄ぇ。硬ぇ。気持ちいい」
俺が声を上げる。騎一が不思議色の表情を浮かべた。
「騎一には俺が挿れてやるからな」
兄貴が俺に視線を飛ばしながら声にする。俺は頷く。目の前の騎一の逞しく毛深い両脚を抱え上げた。兄貴が騎一の穴口を幾度となくジュルジュル舐める。今度はローションを垂らした。兄貴が指を挿れる。中を掻き撫でてた。
「あっあぁぁあぁ」   
後側から騎一の野太い喘ぎが聞こえる。兄貴が指を騎一から引き抜いた。
「挿れてやるからな」
兄貴が声にする。騎一が頷く。兄貴が騎一の穴口に勃起魔羅を充てがう。兄貴の腰がクイッと動く。ズブズブ兄貴のちんぽが呑み込まれた。兄貴に唇を奪われる。舌が挿いってきた。舌を絡め続ける。静かに唇が離れた。三つ巴になった俺達。一つの筋肉の塊になって蠢く。騎一の亀頭が俺のまんこにぶっ刺さる。ジュグッジュグッジュグッ2つの結合部からは熱った交尾音が鳴り響く。兄貴の腰が突動する。ちんぽが騎一の中をまい進した。
「あぁぁあぁやべぇ。射ってもいっすか」
騎一が声を上げる。俺が頷く。兄貴突きこみが激しくなり、俺は意識してまんこを騎一のちんぽに絡めた。
「あぁぁ締まるぅ。射く。あぁぁあぅ射ぐ。あぁぁあぁ射く」
騎一が切なげに声を上げる。俺の中で騎一は戦いた。
「俺もやべぇ。射かすぞ」
兄貴が声を上げる。パンパンパン…パンパンパン兄貴と騎一の筋肉同士がぶつかり合った。
「あぁぁあぁ射ぐ。んぁぁ射く。あぁぁんぁ射ぐ」
兄貴が雄叫びを上げる。兄貴は荒い息をしていた。俺は自分のちんぽを扱き捲る。金玉の奥が熱くなってきた。
「あぁ射く。んぁぁんぉ射ぐ。あぁぁあぁ射く」
俺が声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を吹き上げた。兄貴がちんぽを騎一から引き抜く。俺と騎一の合体も解かれた。俺と兄貴が立ち上がる。騎一の両脇に横たわった。兄貴と騎一がキスをする。今度は俺と騎一がキスをした。兄貴と唇を軽く合わせる。直ぐに離れた。3人のちんぽはまだ熱っている。俺達は盛り始めた。男の洗礼を受けた騎一。満足げな表情を浮かべてた。

猛牛

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マラ喰い肉体労働者 5

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[ 2021/02/09 15:19 ] 毒家族 | TB(-) | CM(0)

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