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毒家族③

 何故俺の誕生日を知ってるのか……俺は思惟する。兄貴は俺の履歴書を見てしまったと言う。いずれにしても俺は嬉しかった。だが良いんだろうか。俺は躊躇ってた。
「絵の道具が欲しいんだろ」
兄貴が言い切る。俺の心の中は見透かされてた。
「素人の俺が言うのも何だが聡志の絵は心に響くんだ。絵、描くの好きなんだろ。もっと勉強してみろよ。お前なら出来ると思うぞ」
兄貴が言葉にする。俺は頷いた。
「出掛けるぞ」
「うん」
兄貴の声に俺が応える。俺達を
乗せたBMWが動き始めた。高速に乗る。とあるインターで降りた。和装店の駐車場に車を停める。数種類のを買って貰った。次に行ったのはショッピングモール。とある画材店にはいった。
「知ってるか。内の直営店なんだ」
兄貴が声にする。イーゼル、絵の具、キャンバス。色々買って貰った。次に行ったのはメンズショップ。トップス、ボトム、シャツ等を買って貰った。兄貴がゆっくりと歩き始める。入った店は家具店だった。
「暫く一緒に住むんだろ。シングルベッドだと狭いからな」
兄貴が声にする。選んだベッドは宮とライトが付いた物だ。
「腹減ったな。飯行くぞ」
「うん」
兄貴の声に俺が応える。モールの中のカジュアルレストランに入った。
「予約していた楠木ですが……」
「ハイ、楠木様お待ちしておりました」
兄貴の言葉にスタッフが応える。俺達は窓際の席に案内された。初めてのフレンチに緊張を隠せない。バースデーランチだと兄貴から聞いた。
「誕生日おめでとう」
兄貴が声にする。ノンアルコールワインが注がれたグラスを胸の高さ迄上げた。
「ありがとうございます」
俺が声を上げる。目頭が熱くなってきた。豊かな香りのワインが口ん中に広がる。次々に運ばれてくる料理、バースデーケーキを堪能した。俺の最高の誕生日に至福感を覚える。俺の新たな舞台にたった。今、俺は空いてる居室をアトリエとして使わせて貰っている。兄貴の勧めで絵をSNSにアップし始めた。俺が描いた兄貴の似顔絵は額に入れ、リビングに掛けられている。とある絵画塾からメールが届いた。本格的に絵画を学んでみないかと言う。俺は週2で夜通う事にした。空いてる時間には絵を描いている。1年程経過した。季節は秋。空は霞雲で覆われている。新人の登竜門と言われてる絵画コンクールで入賞した。今、俺達はリビングのテーブルを挟み向かい合って座っている。グラスにビールを注ぎ合った。
「おめでとう。また一歩前進だな」
「ありがとう。兄貴が支えてくれるからだよ」
兄貴の声に俺は応える。グラスがカチンと触れ合った。テーブルに置かれた兄貴が祝いに買ってくれたA5和牛肉のステーキ。極上の香りがする。食指が動いた。誕生日も祝って貰ったし、そして今日も……俺は思う。こんなに幸せで良いのかと……
「兄貴、ガッツリしたいな」
「やるか」
俺の声に兄貴が応える。俺達は立ち上がった。恋人つなぎに手を繋ぐ。淫室への階段を昇り始めた。寝室のドアを開ける。ダブルベッドに付いてる照明を灯りを燈した。ベッドが妖しい光で照らされる。俺は兄貴に抱きついた。唇を寄せていく。唇同士が静かに触れ合う。舌を挿れる。俺達は舌を絡め合う。キスしながら俺達は股間を弄り合った。2本の逸物は既にドクンドクンと波打っている。唇が離れた。
「凄ぇ硬くなってる」
「お前もな」
俺の声に兄貴が応える。兄貴の作務衣を脱がせた。俺は兄貴の足許に跪く。前袋の上から舌を這わせる。今度は前袋の中からちんぽと金玉を引っ張り出した。先っぽを舌先で擽る。今度は本竿を咥えた。俺の顔が前後に動く。兄貴の亀頭で喉壁を激しく擦られた。
「もっと舌使えよ」
兄貴が声にする。俺は舌を兄貴のちんぽに絡めた。ジュルジュル卑猥な尺八音が鳴り響く。同時に作務衣の下穿きを下ろした。自分のちんぽを握る。ゴシゴシ扱いた。
「聡志も気持ち良くしてやるからな」
兄貴が声を上げる。俺は兄貴のちんぽを口から放すと、ベッドの上に仰向けになった。兄貴がのし掛かってくる。兄貴のからだが下にズレた。俺の作務衣が剥ぎ取られる。露わになった前袋に兄貴の舌が這ってきた。兄貴に六尺を解かれる。兄貴も全裸になった。兄貴が重なってくる。勃起魔羅同士が触れ合う。今度は兄貴のカラダが反転する。眼前の兄貴の男の紋章を咥えた。俺達の顔が前後に動く。兄貴の舌が俺のに執拗に絡んできた。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ淫猥な尺八音が鳴り響く。俺のちんぽをしゃぶりながら兄貴は蟻の門渡りを摩ってくる。今度は穴口を擦られた。
「あっあぁぁ」
俺の口から声が洩れる。俺のまんこが疼いてきた。
「欲しくなってきたのか?」
兄貴が問う。俺は頷く。俺は自ら両脚を抱え上げた。穴口に兄貴の舌が這ってくる。ジュルジュル舐め上げられた。
「あぁあぅあっ」
俺が声を上げる。今度はローションを塗り込められた。指が挿いってくる。内壁を掻き撫でられた。俺の穴を解しながら兄貴は俺のちんぽを咥えてくる。まんことちんぽが堪らない。俺のガタイが仰け反った。
「待ってろ今挿れてやるからな」
「うん」
兄貴の声に俺が応える。穴口にちんぽを充てがわれた。兄貴の腰がクイッと動く。ちんぽが無遠慮に挿いってきた。
「挿いったぜ」
兄貴が声にする。兄貴の腰が静かに動き始めた。唇が奪われる。舌が挿いってきた。俺達は舌を絡め合う。キスしながら兄貴に俺の乳首を擦られる。唇が離れた。兄貴の腰が突動する。ちんぽが俺の中をまい進してきた。
「あっあぁぁイイ。気持ちいい」
俺が声を上げる。兄貴の腰がガシガシ動く。ちんぽが駛走し、奥壁にぶつかってきた。
「いっぺぇ汁出てるぜ」
兄貴が声にする。俺のカリが擦られた。我慢汁が垂れてくる。その汁が糸を引き、俺の腹の上に舞い降りた。兄貴の腰が猛動する。ちんぽが俺の中を疾駆してきた。突き込みながら兄貴は俺の乳首を弄ってくる。
髭 (5)
俺のカラダが左右に捩れた。
「凄ぇ。あっ当たる。当るよぉ」
俺が喘ぎ声を上げる。まんことちんぽの粘膜同士が交差した。ヌチャッヌチャッヌチャッ……グシュッグシュッグシュッ結合部からは湿った交尾音が鳴り響く。俺のちんぽが扱かれる。金玉の中の溶岩流が蠢き始めた。    
「やべぇ兄貴、射っちまう」
「射け、聡志ぶっ放せ」
俺の声に兄貴が応える。兄貴の突き込みが深く、重たくなった。奥壁に張り詰めた兄貴の亀頭が打ち当たってくる。俺のちんぽが扱き捲られた。
「あぁぁあぁ射く。あぁぁあぅ射ぐ。んぁんぁんぉ射くっ」
俺が射き声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を吹き上げた。
「あぁおまんこ締まるぜ。あっやべぇ。し、汁搾り取られるぜ」
兄貴が声を上げる。兄貴の腰の動きに拍車が掛かった。パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかり合う。兄貴のちんぽが縦横無尽に俺を責め立てる。俺はまんこを意識して兄貴のちんぽに絡めた。
「あぁぁんぁ射ぐ。あぁあぁあっ射く。んぉぉあぁ射ぐっ」
兄貴が射き声を上げる。兄貴のオス汁が俺の奥壁に打ち当たってきた。名残り惜しそうに兄貴は俺の内壁にちんぽを擦り付けてくる。静かにちんぽが引き抜かれた。兄貴が俺の隣に横たわる。俺は兄貴に抱き付いた。どちらからともなく唇を合わせる。静かに唇が離れた。其々のちんぽを弄り合う。2本のちんぽは、萎えてない。まだ火照っている。兄貴が重なってきた。
「まだビンビンだな」
兄貴が声にする。兄貴が2本の勃起魔羅を合わせた。兄貴の血潮が伝ってくる。兄貴は合わせたちんぽを扱き始めた。クチュクチュ卑猥な音が奏でられる。金玉の奥がジンジンしてきた。兄貴のカラダが反転する。血管が浮き出た兄貴のちんぽを咥えた。俺の顔が前後に動く。兄貴も俺のちんぽを咥えた。兄貴の顔が抽動する。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ昂った尺八音が鳴り響く。俺達は舌を使い合う。射精感が湧き上がってきた。兄貴の汁が俺の中に広がる。俺も兄貴の口ん中で弾けた。其々のちんぽが放たれる。俺達の喉がゴクンと鳴った。兄貴の汁が喉を通る。胃へと流れ落ちていく。仄かな至福感を覚えた兄貴に抱き寄せられた。唇が寄ってくる。唇同士が静かに触れ合う。舌が深く這いってくる。俺達は舌を絡め合う。大きな安堵感に包まれる。唇が離れた。抱かれる度に兄貴色に染まる俺。終わった今も俺のまんこに兄貴の存在感を覚える。奥の方で俺はさっき迄の残響音を感じていた。勇猛な兄貴のガタイ、雄臭い顔と声そして優しさ俺はどれも好き。俺は身も心も兄貴に支配されてる。だがそれでイイ。薄幸の俺を救ってくれたのだから……
時が流れる。兄貴と出会って8度目の空きを迎えた。空には飛行機雲が浮かんでいる。32歳になった俺。身長も伸び兄貴に教わりカラダも鍛えてきた。
「イイガタイになったな。髭も似合ってるぜ」
「兄貴のお陰だよ」
兄貴の声に俺が応える。この数年間で俺は色んな絵画コンクールで好成績を残してきた。画家名はSatoshi。その名前は国内だけではなく海外でも知名度がある。この前ニューヨークで個展を開いた。色んな場所で開く個展には兄貴も同行して貰っている。そんなある日テレビで都瀬が結婚の記者会見をしていた。相手は越乃騎一34歳で超人気の脚本家。結婚を機に越乃バレエ団を設立すると言う。俺は驚愕した。
「都瀬さんはモダンバレエの世界とかモデルとして活躍してますがこの成功を特に伝えたい方はいらっしゃいますか」
「8年前に交通事故で亡くなった兄です。優しくて自慢の人でした」
司会者の声に都瀬が咽びながら応える。目をハンカチで押さえてた。
「お前死んだ事になってるぜ。一回帰省してみても良いんじゃねぇか」
兄貴が声にする。俺は深慮した。
「兄貴、一緒に行ってくれる?」
「ああ良いぜ」
俺の問いに兄貴が答える。俺は実家に顔を出す事にした。

大噴火

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涙の雫 (S)

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淫乱鳶職人

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[ 2021/02/09 15:32 ] 毒家族 | TB(-) | CM(0)

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