2ntブログ















始発電車②

 夜6時55分。まだ航生は来ていなかった。”後10分位で着きます”俺達は合流した。濃紺のスーツに淡いクリーム色のネクタイ。今朝も見たはずだけどやけに新鮮に感じた。
「すんません。ちょっと遅れちゃって…」
「構わねぇよ」
「早く逢いたかったんすよ」
「俺もだ。行くか。腹減った。飯行こうぜ」
「ハイ……」
ニコッと微笑むと俺に目を呉れた。胸が抉られる。それだけ素敵な笑顔だった。
近場の居酒屋の暖簾を潜る。店内は結構混雑していた。グループ客、カップルなどで賑わっている。奥のテーブルに陣取った。生ビールが運ばれてくる。俺達はジョッキを触れ合わせた。視線が絡み合う。航生の顔付が綻んで見えた。
「あっ名前言ってなかったな。俺は達雄、43歳だ」
「俺は36歳っす」
「いいガタイしてるな。何かしてるのか」
「ジム行く位っすね。達雄さんこそいいガタイっすね」
「俺もジム行ってるだけだよ」
「今度一緒にトレーニングしたいっすね」
「そうだな」
唐揚げ、焼き魚、サラダ。酒を飲み料理を食った。ビールがサワーに替わる。会話も大分和んできた。
「航生って結構大胆なんだな。もし俺がノンケだったらどうすんだよ」
「へへっ俺さ、達雄さんゲイだって確信してたんだ」
「えっ……」
「ここじっくりと見てただろ」
航生がスマホを開いて見せてくれた。映っていたのは六尺系のゲイサイト。俺のお気に入りに入っているサイトだった。
「達雄さん気付いてないみたいだったけど5日前帰りの電車一緒だったんだよ。俺達雄さんのちょっと後ろに立ってたんだ。見る積もりはなかったけどスマホの画面目に入ってきたんだぜ」
航生がニッと笑ってる。
「だからさ、一昨日電車で隣りに座れた時嬉しかったよ。男らしいいい薫りしてた。思わずチョッカイだしてみたけど……」
「そうかぁ…俺がそうだって気付いてたんだ」
「うん、もしかして俺にもチャンスあるかなってさ」
航生はグラスを持って俺の隣にくくる。サワーをゴクンと飲んだ。
「達雄さん……ムラムラしてきた」
俺の手を取ると股間に誘導する。そこは微かに息衝いていた。
「ば、バカやろ…人見てるだろ」
「へへ……」
視線が交差する。
「出るか」
「うん」
俺達は居酒屋を後にする。夜風がほろ酔い気分のカラダに心地よく触れてきた。駅裏の怪しいネオンが光る方へと歩いていく。火照ったカラダにひんやりした静寂が纏わりついてくる。自然に触れてきた航生の手をギュッと握った。人の気配を感じる。繋がれた手が静かに離れた。
「ここでいっすか」
「あぁ……」
フロントで鍵を受け取る。俺達はエレベーターに乗り込んだ。四角い密室に飢えた2匹のオスがいる。鼓動が早鐘のように高鳴った。俺は部屋の扉を開ける。バタンと締まった。航生が俺の後ろから付いてくる。いきなり抱きつかれた。航生の荒い吐息が首筋に噴きかかってくる。耳裏が舐め上げられた。
「こ、航生」俺は振り向いた。いきなり唇を奪われる。荒々しく唇を割り舌を捩じ込んできた。
髭が俺の顔をザリザリと撫でてくる。同時に股間を擦りつけてきた。濃厚なキスと股間への刺激。堪らない気持ちが襲ってくる。唇を離なすと吐息を洩れた。
「はぁぅ…航生」
今度は俺から唇を奪いに行った。唇をそーっと舐めるとそのまま舌を捩じ込む。万遍なく口の中を這っていく。溢れ出てくる唾液を融合させる。口の中で2人の唾液が絡まり合った。
「俺、夢見てるみたいだぜ」
「俺もっす」
航生が抱き付いてくる。俺は背中に腕を回すとギュッと抱きしめた。ブルーの照明が隠微に真っ白いベッドを照らしている。浴室の楕円形の湯船。蛇口を開ける。ジャージャー流れるお湯。これから起こる淫夜。想像するとドックンドックンと金玉の中で何かが蠢き始めた。
「何か飲むか」
「ハイ……」
ソファーに並んで座っている。缶珈琲を飲みながら静かに時間が過ぎていく。上着を脱いだ航生のカラダからは男臭さが醸し出されている。時折交わされる唇。航生の手が俺のカラダを弄ってくる。俺も弄り返した。
「湯溜ったみたいだな。入るか」
「うん」
脱衣所で着ているものをバサバサ脱いでいく。航生の裸が晒される。航生もを締めこんでいた。ガッチリした体躯にが良く似合っている。
「お前もなんだな」
「俺さ、今日な何かが起きそうだと思ったから……へへっ締めてきた」
航生の裸は予想通り凄かった。盛り上がった肩。2つの筋肉の塊が張り付いたような胸。ぶっとい腕。割れた腹筋の上に僅かに脂肪が乗っている。腹から剛毛が股間に連なり、それは下肢に繋がっていた。浴室のドアを開ける。湯煙りが2頭のオスを隠微に包み込んだ。
「達雄さん…洗ってやるよ」
「えっいいよ」
「いいから座れよ」
俺はスケベ椅子に座らせられた。
「先にシャンプーっすね」
シャンプーを頭に付けゴシゴシ頭を洗ってくれる。航生のちんぽが徐々に頭をもたげてきた。鏡の中でそいつは天を仰いでいる。頭髪がシャワーで流された。ボディスポンジにソープが泡立てられる。首筋から背中に這わさていった。
「達雄さんの背中広いっすね」
航生のちんぽが時折俺の背中を触れ撫でる。後ろから抱き付くとちんぽを擦りつけてきた。
「な、何してんだ」
「ちんぽで背中洗ってるんすよ」
泡だらけの航生のちんぽが俺の背中を這い回ってきた。後ろから回された手の指が俺の乳首に転がる。躰がピクンと反応した。椅子の間から手が伸びてくる。ちんぽ、金玉を弄り回された。航生の手の中で俺のちんぽが頭をもたげ始めている。泡だらけになったちんぽと金玉が弄ばれた。いやらしく鏡の中で蠢いている。指がケツ穴を撫でた。
「や、止めろ…そこは駄目だ」
腕が前に回りちんぽが握られる。躰が仰け反った。その瞬間ズニュッと指がケツ穴に挿いってくる。小刻みに何かを探るように俺の中をくまなく這い回った。
「んくっ…んぁぁ…」
「へへ…見つけたぜ。達雄さんの感じるとこ」
前立腺を刺激しながらちんぽを扱いてきた。
「んぁぁ…い、射きそうだぁ…」
指が抜かれちんぽから手も離れた。再度指が挿れられちんぽが握られた。穴中を掻きまわされちんぽが扱かれる。
「んぉぉぉ…駄目だ…射きそうだ。んぁぁぁぁ…はぁぁ」
「駄目っすよ。まだ射かせねぇっすよ」
また指が抜かれる。幾度となく寸止めされた。俺のちんぽとまんこは完璧に疼いている。立ち上がらされると胸、腹、下肢を洗いシャワーで泡を流された。いきり勃っていた俺のちんぽが静かに萎えていく。但し俺の淫乱は完全に金玉の中で燻ぶっている。湯船に向かい合って浸かった。
「射きたかったすか」
「う、うん」
「後で一杯やってあげますよ。感じてる達雄さん年上だけど可愛かったなぁ」
「バカやろ…」
俺は軽く唇を合わせる。航生の舌が割り入ってきた。舌を絡め合いながら股間の物が触れあっている。グイッグイッグイッと2本のちんぽが勃ち上がってきた。
「達雄さん」
「うん……」
部屋に戻る。ベッドに傾れ込んだ。2頭の雄がベッドで絡み合っている。濃厚なキスをしながらちんぽが擦れ合ったいる。首筋、耳朶、乳首と指が這い舌が這ってくる。卓越したその指技、舌技の俺の躰は翻弄されていった。乳首に舌を転がされ突起を甘く噛まれた。
「んくっ…んくっ…んぁぁぁ」
「乳首感じるんすね」
乳首に舌が這ってきた。もう片方の乳首が指でなぞられる。今度は指の甲で掻き上げられた。
乳首 (2)
「んぁ…んぁ…んぁ」
航生の躰が下にずれ俺の陰毛を撫でる。ちんぽがギュッと握られた。
「凄ぇ…達雄さんのちんぽ汁一杯垂れてるぜ」
亀頭の割れ目に舌先を当てられる。そのまま根元まで咥え込まれた。ジュルッジュルッと音を立てながらじゃぶり込まれる。空いてる手が俺の金玉を包み込んだ。
「んぁぁぁ…いい…気持ちイイ…」
航生の喉壁が俺を締め付けてきた。
「んぁ、んぁ、んぁ…俺にもくれよ」
「俺のしゃぶりてぇか」
コクコクと頷くと航生は躰を反転させる。迫ってくる航生のちんぽ。血管を浮き立たせ仄かに男の薫りを放っている。俺は武者ぶり付いた。濃い陰毛が俺の顔を撫でる。口の中に先走りが溢れてきた。
ジュポッジュポッジュポッ…ジュルッジュルッジュルッと2本のちんぽが舐めあげられる。そのいやらしい音が更に俺を昂ぶらせた。航生はしゃぶりながら俺のケツ穴に指を這わせてくる。金玉の縫い目がなぞり上げられた。俺の穴を優しく小突かれる。堪らない感覚が俺を襲ってきた。
「はぁ…」甘く切なく吐息が洩れる。両脚が抱え上げられた。
「凄げぇ…ヒクついてるぜ」
更に両親指で左右に広げられた。
「止めろよ…恥ずかしいぜ」
「達雄さん…鏡見てみろ。まんこビクビクいってるぜ」
天井の鏡には俺の淫らなケツ穴がくっきりと映し出されてる。パックリと開きまんこその物のように目に入ってきた。恥ずかしさで顔も躰も熱くなってくる。ローションを俺の穴に垂らすとゆっくり指を挿れてきた。
「あっあっ…はぅ…あぁぁ」
充分解された穴は難なく指を呑み込んだ。2本3本と増えてくる。前立腺を刺激された。
「脚抱えろよ」
内壁を擦られながらちんぽを揉まれる。先っぽからはトクトクと我慢汁が溢れてきた。金玉の奥の方が熱い。雄汁が彷徨い始めた。
「や、やべぇ…射きそうだ…んぁぁ」
ちんぽから手が離れる。まんこだけ弄られてた。
「う…う、うん…はぁ…はぁ…はぁ」
「そろそろ…良さそうだな」
ケツの窪みにちんぽが宛がわれた。
「達雄さん…挿れるぜ」
「うん……」
航生は男の本性を剥き出しにしている。獰猛な獣のような目。ギラッと輝いた。俺はこいつに犯される。まんこがジンジン疼いてきた。航生の躰が沈んでくる。ジワッジワッと俺の中に挿いってきた。
「あ、あ、あぁ、んぁぁ…挿いってくる。あ、あ、あ…はぅ…はぁ」
「亀頭…挿いったぜ。す、凄ぇ…吸い付いてくるぜ」
航生の腰に力が入った。
「んくぅ…挿いってくるぜ。堪んねぇ」
「根元まで挿いったぜ。んぁぁ…凄ぇ…達雄さんのまんこ凄ぇぜ…んくっ…締まるぅ」
微かな痛みが襲ってくる。それを上回る切ないような感覚の方がカラダの芯を走った。
航生は小刻みに腰を動かし始める。濃い陰毛でケツタブに触れてきた。堪らない感覚が湧き上がる。俺は航生の腰に手を回し腰を振っていた。
「本格的にいくからな」
ガシッ…ガシッ…ガシッ…突き込んでくる。手を伸ばし航生の乳首を指で摩った。次に抓ってやる。
「ん、ん、ん…」
俺の中で航生のちんぽが膨らんでいくのが判った。顔が近づいてくる。吸い寄せられるように唇を合わせた。絡み合う舌を舌が性感を昂揚させる。航生のちんぽは縦横無尽に俺の中を擦りまくった。
「んくっ…んぁ…んぁ…いい…んぁ」
「へへ…感じてるか。可愛いぜ。もっと哭かせてやるからな」
掘りながら俺の乳首が摘ままれる。その瞬間俺のまんこは激しく収縮したみたいだ。
「ん…凄ぇ…締まってくる」
乳首が舐めあげられる。今度は甘噛みされた。壁ヒダが激しく擦られる。
「んぁぁぁ…ん、んん…はぁ…はぅぅ…ん、あぁぁぁ」
突き込まれながら乳首を甚振られる。
「堪んねぇ…まんこ堪んねぇ…んぁぁ…お、俺…達雄さんのまんこに犯されてるようだぜ」
「こ、航生…堪んねぇ…お、俺…堪んねぇ…すんげぇ…んぁ…んくっ…んぉぉ」
グショッグショッグショッ…ジュグッジュグッジュグッ…ジュブッジュブッジュブッとちんことまんこの結合部からいやらしく交尾音が轟いた。
「達雄さん…凄ぇぜ。我慢汁半端ねぇ…」
トクトクと垂れ流した汁が俺の腹の上に溜まっていた。
ガシッガシッガシッ…ズゴッズゴッズゴッ…ズグッズグッズグッ航生の突き込みが激しくなってきた。俺の金玉が撫で上げられる。ちんぽが握られた。扱かれながら激しく突き上げられる。
「んっぁ…んっぁ…や、やべぇ…射きそうだ」金玉の奥の方で濁流が渦巻き出口を探している。パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン…激しい突き込み音が部屋にこだまする。
「射けよ。達雄さん…たっぷり出せよ」
「んぁぁぁぁぁぁ…航生…んぉぉぉぉぉぉ…航生…んぁぁんぁぁ…射くぅ…っっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ドビュッドビュツドビュッ俺は白濁汁を噴きあげた。航生の腰の動きに拍車が掛かる。奥の壁が擦られた。
「んぁぁぁ…射きそうだ。どこに欲しいんだ」
「種付けてくれ。俺のまんこの奥にぶっ放してくれよ」
ガシガシガシ…ガッツンガッツンガッツン…ズゴッ…
「射かすぜ…種付けるからな…んぁぁぁ…射く射く射く…射くぅ…っっっ」
生暖かい男の汁が俺の雄膣に激しく打ち付けられた。ドグッドグッドグッと音が響くように俺の中に突き刺さってくる。おまんこが震撼した。
「達雄さん…凄ぇまんこだぜ。俺堪らんかった」
「俺もだぜ。バリタチの俺がよぉ…こんなに狂うとは思わんかったぜ」
「えっ…タチだったんすか…じゃぁ話はは早ぇや。俺の番だぜ」
ニヤッと笑うと俺の腹に飛び散った雄汁を掬い自分の穴に塗り込んでいる。俺に跨ると後手で自分のちんぽを掴み自分の穴に宛がってきた。
「達雄さん…凄げぇぜ。ちんぽ熱いしビグビグしてるよ。堪んねぇ」
躰をゆっくりと沈めてくる。亀頭がグニュッと押し潰されるように咥え込まれた。腰を下ろしてくる。航生の顔が微かに歪んだ。一端ちんぽ引き抜く。ローションを俺のちんぽと航生の穴に塗り込める。再度穴に俺のちんぽを宛がうと躰を沈めてきた。航生の内壁がちんぽに絡んでくる。一気に根元まで呑み込まれた。
「んがっ…痛てぇけど堪んねぇ…達雄さんのちんぽ堪んねぇ」
航生に抱き起される。瞼にチュッとキスされた。
「航生…可愛いぜ」
36歳になる航生。その瞼の奥には子供のような純粋な輝きを持っている。航生両頬を抑えた。その瞳に吸い込まれるように唇を寄せていく。航生の柔らかい唇と触れ合い俺は舌を射しいれる。航生の舌が絡んできた。触れる熱い胸板。激しい鼓動が伝ってくる。ヒダみてぇのがちんぽに絡んできた。ゆっくり航生を押し倒すと俺は腰を動かし始めた。
「ん、ん、んん…ぅうん…はぅ…はぁぁ」
首筋を舐め上げる。次に耳の中に舌を這わせた。航生の躰がビクビク震えてる。
「んぁぁ…んぁぁ…は、あ、あ、…あぅぅ」
乳首に指を這わせる。ま~るく指を転がしたり舌で舐め上げたりした。航生は躰を仰け反らせ快感に打ちひしがれている。一端引き抜き四つん這いにして後ろから突き込んだ。
「んぁぁ…んぉぉ…いい…達雄さん…凄ぇ…いい」
「おら…締めろ…おまんこもっと絡めろよ」
脚を滑らせ航生を抱き起した。上になった航生は腰を上下させる。俺のちんぽにまんこを擦りつけてきた。
「んくぅ…イイぜ航生…堪らんぜ。もっと腰動かせよ」
「んぁぁぁ…すんげぇ…あ、あ、あぅぅ…達雄さんのちんぽ気持ちいい」
横の鏡に航生のいきり勃ったちんぽが映し出された。
「航生見てみろ。お前のちんぽギンギンになって汁垂れてるぜ」
「んん…んぁ…俺いやらしいっす…嵌められて汁洩らして…んぁんぁんぁ」
ちんぽを引き抜く。航生を仰向けにさせると自分で脚を抱えた。しっぽりと濡れそぼった航生のおまんこがヒク付き俺を誘ってくる。俺は航生のおまんこにちんぽを当てるとひといきにちんぽを埋め込んだ。
「あぁぁぁぁぁ…凄ぇ…いっいぃ」
俺は突き込みを深く重たくしていった。
「んぁぁ…そこ…やべぇ…んぁぁ…当たる…んぉぉぉ」
内壁がグニッグニッと絡み締め付けてくる。
「んくっ…う、うぅぅ…堪んねぇ…気持ちイイぜ」
俺は突き込みながら航生の金玉を握りながらちんぽを扱いた。
「駄目…そんなにされたら射っちゃう…」
ズッゴーン…ズグッ…ズッゴーン…ズグッ俺は航生を激しく叩いた。
「あぁぁぁぁぁ…駄目だ…我慢できねぇ…んぉぉぉぉぉ達雄さん…達雄さん…射ぐ…射ぐ…」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ大量の雄汁が弧を描いた。俺は突き込み速度を上げていく。ぎゅぅぎゅぅと航生のまんこが締め付けてきた。
「んぁぁ…こ、航生…種注ぐぜ。中に出すぜ。いいな」
航生はコクンと縦に首を振った。
「んぁぁぁぁぁ…射くぅ…出すぜ…俺のガキ孕めよ」
ズグッズグッズグッ…ズグッズグッズグッ航生の雄膣に男の汁をブチ当てた。ハァハァハァ息が荒くなる。どっさりと航生の上に倒れ込んだ。
「航生…お前のまんこ名器だな。気持ち良かったぜ」
「達雄さん…俺も堪んなかった。トコロテンしそうだったよ」
「今度トコロテンさせたるからな」
「うん」
ギュッと抱きしめキスをする。甘くてうっとりするキスだった。どれ位抱き合っていただろう。この気怠い時間が永久に続けばいいと俺は思った。男同士の激しい交尾。ベッドの上に2頭のオスが転がっている。淫猥にブルーの灯りに照らされていた。一緒にシャワーを浴びる。俺達はスーツを着込んだ。
「達雄さん、さっき今度トコロテンさせたるって……また逢ってくれるのか?」
「あぁお前さえ良ければな」
航生を抱き寄せる。軽く唇を合わせた。マジ名残惜しい。だけどラブホを後にした。帰りの電車に並んで座っている。この逞しい男と一線を越えた。再会の約束はしたけれどこいつは結婚している。複雑な思いが脳裏を過った。
「じゃぁな……」
「うんまた……」
雄山平の駅。改札を出る。俺は南口に航生は北口に向かった。スマホが鳴る。メールが着信していた。発信者は航生。明後日の土曜日逢いたいと……俺達の付き合いが始まった。都合を付け合いデートする。映画、温泉、ショッピング。航生は通っているジムを代えた。今同じジムで一緒にトレーニングしている。最近航生は俺をタツ兄ぃと呼ぶことが多くなった。それはそれで親近感を感じられる。俺んちに泊まることも幾度も有った。同じ時空間を共有できるのは嬉しい。だけど懸念することがあるのも事実だ。
[ 2015/03/08 17:40 ] 始発電車 | TB(-) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する