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続・太鼓叩き⑤

 今一緒の風呂に向かい合い浸かっている。視線が交差した。瞳の奥から眩い光が見える。先輩に抱き寄せられた。毛深い脚同士が交差する。軽くキスをした。
「なぁお前褌締められるのか」
「うん」
先輩の声に俺が応えた。
「俺にも締め方教えてくれよ」
「うんいっすよ」
風呂を上がる。先輩に六尺の端を咥えて貰う。先輩に褌を締め込み始める。程なくして見事な日本男児が現れた。
「カッコいっすよ」
「そうか。ちょっと照れるな」
俺も褌を締め込んだ。脱衣所の鏡の中で俺と先輩がコラボしている。逞しい先輩のガタイに褌が良く似合っていた。部屋着代わりのスウェットを羽織る。俺達はダイニングに入った。並んでソファーに座る。缶ビールのプルトップを開けた。よく冷えたビールが喉を通る。カラダに沁みた。先輩が真っ直ぐに見てくる。力強い表情を送ってきた。
「なぁ蓮、お前をこんなに淫乱になる切っ掛けを与えた俺に責任取らせて呉れないか」
「えっ……」
「付き合ってくれ。恋人としてだ」
「先輩……」
先輩に抱かれてから俺の中でゲイが覚醒する。それから俺は男を漁るようになった。お付き合いした人は居ない。犯られるだけで良かった。
「俺さ、お前がタイプだった。だからあの晩思い切って抱いたんだよ。でも今日お前と逢って好きだと実感した。駄目か」
今夜俺は先輩に抱かれ、快感を覚える。初めてトコロテンもした。だがカラダだけでは無い。大きな安堵と至福を感じた。もっと先輩と居たい。色んな思い出を作りたいと思った。
「先輩、俺さ先輩に犯られてから男遊びしたよ。だけど先輩の影を追ってた気がする。いっすよ付き合ってください」
「蓮……」
先輩に抱き寄せられる。唇が寄ってきた。静かに触れ合う。薄く開いた唇から先輩の舌が割り入ってくる。俺達は舌を絡め合った。背中に回された腕に力が籠もる。濃厚な先輩とのキッス。カラダが蕩けそうになる。静かに唇が離れた。永くてちょびっと切ないキッスが終わる。先輩に目を遣った。
「兄貴……」
「いいぜ。兄貴になってやる。良く兄弟みたいって言われてたもんな」
「うん、兄貴もっとしよ」
「もっとってお前3発出したんだぜ」
「でもしたいっす」
俺は頬を膨らませた。
「判った。行くぞ」
「うん」
俺達は寝室に入る。結局この晩深夜遅くまで盛っていた。夜の黒が朝の白に包まれる。俺は目覚めた。隣では兄貴がまだ寝息を立てていた。布団を捲る。兄貴の前袋に手を這わせた。そこはしっかりと朝勃ちしている。揉んでいると更に硬くなってきた。
「何やってるんだ」
「ちんぽ揉んでる」
「俺にも弄らせろ」
俺達はちんぽを弄り合った。兄貴の男の熱が伝ってくる。俺達は前袋から其々のちんぽを引っ張りだした。露呈した2本のちんぽからは我慢汁が洩れていた。兄貴が覆い被さってくる。2本のちんぽを重ねると扱き立てた。クチュックチュックチュッ卑猥な音が鳴り渡る。亀頭と亀頭、本竿同士が擦れ合った。
「あぁぁ堪んねぇ。お前のちんぽ熱いぜ」
「俺もいい。兄貴のちんぽ気持ちいい」
兄貴が2本のちんぽを扱き捲くる。俺が4つの金玉を捏ね繰った。
「んぁぁんぉやべぇ射きそうっす」
「俺もやべぇ一緒に射かすぞ」
俺は頷いた。扱く速度に拍車が掛かる。同時に乳首を弄り合った。
「あぁぁんぁ兄貴ぃ射く。んぁぁんぉ射く。あぁぁあぁ射ぐ」
「んぁぁあぁ射ぐ。あぁぁあぁ射ぐ。蓮、あぁぁんぁ射ぐ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ
2本のちんぽから白濁汁が吹き上がる。兄貴が俺の上に倒れ込んできた。軽く唇を合わせる。静かに離れた。
「起きるぞ」
「うん」
兄貴の声に俺は応える。一緒にシャワーを浴びた。
「兄貴の締めたやつ締めたいっす」
「あぁ判った」
俺達は褌を交換して締め込み着衣を整えた。
 今テーブルを挟み向かい合って座っている。炊きたてのご飯を一緒に食べれる事に幸せを感じた。食事を済ませ、ソファーに並んで座っている。珈琲を啜りながら色々語り合った。時折イチャ付く。午前中はまったりと過ごした。
「そろそろ行くぞ」
「うん」
兄貴の声に俺が応える。俺達は鼓舞駆に向った。何時ものように時が流れる。問い合わせ対応、銀行回り、そして発送。俺達は仕事を熟した。店を閉め事務所にいる。兄貴が崇之さんに視線を飛ばした。
「あの、ちょっと話があるんです」
兄貴と俺が立ち上がった。
「俺と蓮は付き合うことにしました」
兄貴が声にした。崇之さんと宣成さんが目を見合わせている。今度は笑顔を送ってきた。
「そうか。良かったな。幸せになれよ」
崇之さんが宣成さんに視線を送っている。宣成さんが立ち上がった。程なくして戻ってくる。お盆に4つの酒が注がれた湯呑みが乗せられていた。
「快斗に蓮、おめでとう」
宣成さんが声を張り上げた。
「ありがとうございます」
俺と兄貴の声が重なる。4つの湯呑みがカチンと触れ合った。細やかな祝いの盃。優しい心配りが嬉しく思えた。
「蓮のおまんこ最高だからな。快斗大事にしてやれよ」
「社長……」
「済まん。言葉を滑らした」
兄貴が視線をぶつけてきた。
「やったのかよ」
「うん犯って貰った。社長とも宣成さんとも……」
兄貴の声に俺が応えた。
「心配するな快斗。一度は成り行きで3人でやったぜ。それに蓮は宣成のこと好きだった。1度遣ったら諦められると言うから俺が指示して2人で遣らせたんだ」
「そうなんだ」
崇之さんの声に兄貴がポツリと応える。ちょびっと寂しそうに聞えた。
「快斗も今度やってやるか」
「いっす。俺はこいつだけで……」
「あ、兄貴」
「浮気は駄目だからな。俺だけのもんだぜ」
兄貴が俺の股間を握ってきた。俺の手が取られる。兄貴の股間に誘導された。
「お前だけのもんだぜ」
「うん」
「あちいぜ」
宣成さんが声にする。傍らでは崇之さんが柔和に笑顔を浮かべていた。
 時が巡る。爽やかな初夏を迎えた。澄み渡った青空が広がっている。
空 (2)
新たな鼓舞駆が動き始めた。太鼓教室のクラスが増える。営業時間も長くなった。宣成さんは太鼓の先生をメインに稼動している。俺と兄貴。2人で主に鼓舞駆の運営をしている。夜は太鼓の練習に励んだ。初夏の風が柔和に肌を撫でてくる。そんなある日宣成さんが鼓舞駆に見えた。
「社長が呼んでる。店は俺が見てるから事務所行ってこいよ」
「ハイ」
宣成さんの声に俺と兄貴の声が重なった。2人で事務所に入る。俺達はテーブルを囲んだ。
「今度の太鼓祭りに2人で出ろ。これが楽曲だ」
崇之さんに譜面を見せられる。楽曲は繋ぐ。湧く付く何かを感じた。
「お前ら2人をイメージして作った。太鼓2人打ちだ。頑張れよ」
「ハイ頑張ります」
崇之さんの声に俺達は声を張り上げた。
「心に響く音を叩けよ」
「ハイ」
崇之さんの声に俺と兄貴が応える。その音色が勇猛に聞えた。多くの人達に感動を与える。俺と兄貴は強く思った。仕事に太鼓の練習。俺達は励んだ。夜は交わることが多い。てか殆ど毎日のように交尾している。俺のおまんこは兄貴仕様になったと言っていた。俺達はお互いの家を行き来している。練習が終わり鼓舞駆を後にした。今兄貴んちに向っている。火照った夜風が肌に触れてきた。

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[ 2016/04/30 14:55 ] 続・太鼓叩き | TB(-) | CM(0)

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