何故俺の誕生日を知ってるのか……俺は思惟する。兄貴は俺の履歴書を見てしまったと言う。いずれにしても俺は嬉しかった。だが良いんだろうか。俺は躊躇ってた。 「絵の道具が欲しいんだろ」 兄貴が言い切る。俺の心の中は見透かされてた。 「素人の俺が言うのも何だが聡志の絵は心に響くんだ。絵、描くの好きなんだろ。もっと勉強してみろよ。お前なら出来ると思うぞ」 兄貴が言葉にする。俺は頷いた。 「出掛けるぞ」 「うん」 兄貴の声に俺が応える。俺達を 乗せたBMWが動き始めた。高速に乗る。とあるインターで降りた。和装店の駐車場に車を停める。数種類の 褌を買って貰った。次に行ったのはショッピングモール。とある画材店にはいった。 「知ってるか。内の直営店なんだ」 兄貴が声にする。イーゼル、絵の具、キャンバス。色々買って貰った。次に行ったのはメンズショップ。トップス、ボトム、シャツ等を買って貰った。兄貴がゆっくりと歩き始める。入った店は家具店だった。 「暫く一緒に住むんだろ。シングルベッドだと狭いからな」 兄貴が声にする。選んだベッドは宮とライトが付いた物だ。 「腹減ったな。飯行くぞ」 「うん」 兄貴の声に俺が応える。モールの中のカジュアルレストランに入った。 「予約していた楠木ですが……」 「ハイ、楠木様お待ちしておりました」 兄貴の言葉にスタッフが応える。俺達は窓際の席に案内された。初めてのフレンチに緊張を隠せない。バースデーランチだと兄貴から聞いた。 「誕生日おめでとう」 兄貴が声にする。ノンアルコールワインが注がれたグラスを胸の高さ迄上げた。 「ありがとうございます」 俺が声を上げる。目頭が熱くなってきた。豊かな香りのワインが口ん中に広がる。次々に運ばれてくる料理、バースデーケーキを堪能した。俺の最高の誕生日に至福感を覚える。俺の新たな舞台にたった。今、俺は空いてる居室をアトリエとして使わせて貰っている。兄貴の勧めで絵をSNSにアップし始めた。俺が描いた兄貴の似顔絵は額に入れ、リビングに掛けられている。とある絵画塾からメールが届いた。本格的に絵画を学んでみないかと言う。俺は週2で夜通う事にした。空いてる時間には絵を描いている。1年程経過した。季節は秋。空は霞雲で覆われている。新人の登竜門と言われてる絵画コンクールで入賞した。今、俺達はリビングのテーブルを挟み向かい合って座っている。グラスにビールを注ぎ合った。 「おめでとう。また一歩前進だな」 「ありがとう。兄貴が支えてくれるからだよ」 兄貴の声に俺は応える。グラスがカチンと触れ合った。テーブルに置かれた兄貴が祝いに買ってくれたA5和牛肉のステーキ。極上の香りがする。食指が動いた。誕生日も祝って貰ったし、そして今日も……俺は思う。こんなに幸せで良いのかと…… 「兄貴、ガッツリしたいな」 「やるか」 俺の声に兄貴が応える。俺達は立ち上がった。恋人つなぎに手を繋ぐ。淫室への階段を昇り始めた。寝室のドアを開ける。ダブルベッドに付いてる照明を灯りを燈した。ベッドが妖しい光で照らされる。俺は兄貴に抱きついた。唇を寄せていく。唇同士が静かに触れ合う。舌を挿れる。俺達は舌を絡め合う。キスしながら俺達は股間を弄り合った。2本の逸物は既にドクンドクンと波打っている。唇が離れた。 「凄ぇ硬くなってる」 「お前もな」 俺の声に兄貴が応える。兄貴の作務衣を脱がせた。俺は兄貴の足許に跪く。前袋の上から舌を這わせる。今度は前袋の中からちんぽと金玉を引っ張り出した。先っぽを舌先で擽る。今度は本竿を咥えた。俺の顔が前後に動く。兄貴の亀頭で喉壁を激しく擦られた。 「もっと舌使えよ」 兄貴が声にする。俺は舌を兄貴のちんぽに絡めた。ジュルジュル卑猥な尺八音が鳴り響く。同時に作務衣の下穿きを下ろした。自分のちんぽを握る。ゴシゴシ扱いた。 「聡志も気持ち良くしてやるからな」 兄貴が声を上げる。俺は兄貴のちんぽを口から放すと、ベッドの上に仰向けになった。兄貴がのし掛かってくる。兄貴のからだが下にズレた。俺の作務衣が剥ぎ取られる。露わになった前袋に兄貴の舌が這ってきた。兄貴に 六尺を解かれる。兄貴も全裸になった。兄貴が重なってくる。勃起魔羅同士が触れ合う。今度は兄貴のカラダが反転する。眼前の兄貴の男の紋章を咥えた。俺達の顔が前後に動く。兄貴の舌が俺のに執拗に絡んできた。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ淫猥な尺八音が鳴り響く。俺のちんぽをしゃぶりながら兄貴は蟻の門渡りを摩ってくる。今度は穴口を擦られた。 「あっあぁぁ」 俺の口から声が洩れる。俺のまんこが疼いてきた。 「欲しくなってきたのか?」 兄貴が問う。俺は頷く。俺は自ら両脚を抱え上げた。穴口に兄貴の舌が這ってくる。ジュルジュル舐め上げられた。 「あぁあぅあっ」 俺が声を上げる。今度はローションを塗り込められた。指が挿いってくる。内壁を掻き撫でられた。俺の穴を解しながら兄貴は俺のちんぽを咥えてくる。まんことちんぽが堪らない。俺のガタイが仰け反った。 「待ってろ今挿れてやるからな」 「うん」 兄貴の声に俺が応える。穴口にちんぽを充てがわれた。兄貴の腰がクイッと動く。ちんぽが無遠慮に挿いってきた。 「挿いったぜ」 兄貴が声にする。兄貴の腰が静かに動き始めた。唇が奪われる。舌が挿いってきた。俺達は舌を絡め合う。キスしながら兄貴に俺の乳首を擦られる。唇が離れた。兄貴の腰が突動する。ちんぽが俺の中をまい進してきた。 「あっあぁぁイイ。気持ちいい」 俺が声を上げる。兄貴の腰がガシガシ動く。ちんぽが駛走し、奥壁にぶつかってきた。 「いっぺぇ汁出てるぜ」 兄貴が声にする。俺のカリが擦られた。我慢汁が垂れてくる。その汁が糸を引き、俺の腹の上に舞い降りた。兄貴の腰が猛動する。ちんぽが俺の中を疾駆してきた。突き込みながら兄貴は俺の乳首を弄ってくる。  俺のカラダが左右に捩れた。 「凄ぇ。あっ当たる。当るよぉ」 俺が喘ぎ声を上げる。まんことちんぽの粘膜同士が交差した。ヌチャッヌチャッヌチャッ……グシュッグシュッグシュッ結合部からは湿った交尾音が鳴り響く。俺のちんぽが扱かれる。金玉の中の溶岩流が蠢き始めた。 「やべぇ兄貴、射っちまう」 「射け、聡志ぶっ放せ」 俺の声に兄貴が応える。兄貴の突き込みが深く、重たくなった。奥壁に張り詰めた兄貴の亀頭が打ち当たってくる。俺のちんぽが扱き捲られた。 「あぁぁあぁ射く。あぁぁあぅ射ぐ。んぁんぁんぉ射くっ」 俺が射き声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を吹き上げた。 「あぁおまんこ締まるぜ。あっやべぇ。し、汁搾り取られるぜ」 兄貴が声を上げる。兄貴の腰の動きに拍車が掛かった。パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかり合う。兄貴のちんぽが縦横無尽に俺を責め立てる。俺はまんこを意識して兄貴のちんぽに絡めた。 「あぁぁんぁ射ぐ。あぁあぁあっ射く。んぉぉあぁ射ぐっ」 兄貴が射き声を上げる。兄貴のオス汁が俺の奥壁に打ち当たってきた。名残り惜しそうに兄貴は俺の内壁にちんぽを擦り付けてくる。静かにちんぽが引き抜かれた。兄貴が俺の隣に横たわる。俺は兄貴に抱き付いた。どちらからともなく唇を合わせる。静かに唇が離れた。其々のちんぽを弄り合う。2本のちんぽは、萎えてない。まだ火照っている。兄貴が重なってきた。 「まだビンビンだな」 兄貴が声にする。兄貴が2本の勃起魔羅を合わせた。兄貴の血潮が伝ってくる。兄貴は合わせたちんぽを扱き始めた。クチュクチュ卑猥な音が奏でられる。金玉の奥がジンジンしてきた。兄貴のカラダが反転する。血管が浮き出た兄貴のちんぽを咥えた。俺の顔が前後に動く。兄貴も俺のちんぽを咥えた。兄貴の顔が抽動する。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ昂った尺八音が鳴り響く。俺達は舌を使い合う。射精感が湧き上がってきた。兄貴の汁が俺の中に広がる。俺も兄貴の口ん中で弾けた。其々のちんぽが放たれる。俺達の喉がゴクンと鳴った。兄貴の汁が喉を通る。胃へと流れ落ちていく。仄かな至福感を覚えた兄貴に抱き寄せられた。唇が寄ってくる。唇同士が静かに触れ合う。舌が深く這いってくる。俺達は舌を絡め合う。大きな安堵感に包まれる。唇が離れた。抱かれる度に兄貴色に染まる俺。終わった今も俺のまんこに兄貴の存在感を覚える。奥の方で俺はさっき迄の残響音を感じていた。勇猛な兄貴のガタイ、雄臭い顔と声そして優しさ俺はどれも好き。俺は身も心も兄貴に支配されてる。だがそれでイイ。薄幸の俺を救ってくれたのだから…… 時が流れる。兄貴と出会って8度目の空きを迎えた。空には飛行機雲が浮かんでいる。32歳になった俺。身長も伸び兄貴に教わりカラダも鍛えてきた。 「イイガタイになったな。髭も似合ってるぜ」 「兄貴のお陰だよ」 兄貴の声に俺が応える。この数年間で俺は色んな絵画コンクールで好成績を残してきた。画家名はSatoshi。その名前は国内だけではなく海外でも知名度がある。この前ニューヨークで個展を開いた。色んな場所で開く個展には兄貴も同行して貰っている。そんなある日テレビで都瀬が結婚の記者会見をしていた。相手は越乃騎一34歳で超人気の脚本家。結婚を機に越乃バレエ団を設立すると言う。俺は驚愕した。 「都瀬さんはモダンバレエの世界とかモデルとして活躍してますがこの成功を特に伝えたい方はいらっしゃいますか」 「8年前に交通事故で亡くなった兄です。優しくて自慢の人でした」 司会者の声に都瀬が咽びながら応える。目をハンカチで押さえてた。 「お前死んだ事になってるぜ。一回帰省してみても良いんじゃねぇか」 兄貴が声にする。俺は深慮した。 「兄貴、一緒に行ってくれる?」 「ああ良いぜ」 俺の問いに兄貴が答える。俺は実家に顔を出す事にした。 
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[ 2021/02/09 15:32 ]
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数日が経過する。俺達は車で実家に向かった。アポ無しだが部屋の灯りは点いている。俺だとドアが開かないかもしれない。兄貴がインターホンを鳴らした。 「YouTuberの楠木です」 「はっハイ」 兄貴の声に父さんが応える。取材か何かと思ったのかドアが開いた。俺と父さんの視線が交差する。父さん表情が一変した。 父さんがドアを閉めようとしている。それを兄貴は阻止した。 「聡志を死んだことにしてよぉ。それに妹さんの学費支払い終わったら家から追い出したんだよな。コイツの稼ぎ搾りとってよぉ。寄生虫だよな」 「そっ、それは……」 兄貴の声に父さんが応える。父さんは青ざめながらも俺達に罵詈雑言を浴びせてきた。 「都瀬ちゃんだったよな。妹さんの名前?」 「そうだけど何か」 兄貴の問いに父さんが答える。兄貴は不敵な笑みを浮かべた。 「俺知ってるぞ。都瀬ちゃんはオーディションに落ち続けたみてぇだな。その為、お偉いさんに近づき股を開いた。何度もな」 兄貴が言い切る。父さんは黙った。 「YouTubeにこの事をアップするかもな。聡志の扱いも含めてな」 兄貴が言い張る。明らかに父さんは動揺していた。 「それだけは勘弁してくれ」 父さんが声を上げる。その悲痛な叫びを俺達は無視した。 「聡志、帰るぞ」 「うん」 兄貴の声に俺が応える。俺達は踵を返した。喚く父さんの声が後ろから聞こえる。俺達を乗せた車が動き始めた。今、都瀬は越乃バレエ団で活動してる。両親は強引にマネージャーになったらしい。俺は思う。これからどうなるんだろうと…… 「兄貴、ホントにリークするの?」 「色々裏取れたらな。お前を苦しめた奴は許せんからな」 俺の問いに兄貴が答える。僅かに残ってた家族への情。兄貴の言葉で皆無になった。メラメラと怒りが湧いてくる。復讐心が募った。季節が巡る。師走を迎えた。街ではイルミネーションが煌いている。  知らない番号から着信があった。 「Satoshiさんのお電話で宜しいでしょうか?」 「ハイ」 男の声に俺が応える。その声色はやけに爽やかに聞こえた。 「初めまして、越乃と申します。絵を描いて欲しいのですが……」 男が声にする。越乃?もしかして都瀬の旦那さん。一抹の不安を感じる。だが俺は会うことにした。越乃さんの要望はリビングに飾る絵。心に響く風景画だと言う。越乃 騤一34歳。間違いない。都瀬の旦那だと思う。心よく引き受ける。だがこの時俺は都瀬の実兄だとは敢えて言わなかった。家に戻る。早速作成に掛かった。新年を迎える。兄貴と一緒に初詣を済ませた。正月休みを取らずに俺は絵を描く。季節は厳寒の冬。絵は完成した。越乃さんにアポを取る。翌日午後2時に自宅迄届ける事にした。俺と兄貴を乗せた車が始動する。40分程で着いた。人気脚本家の邸宅は洋風の豪邸。今、俺達は大きな門の前にいる。インターホンを鳴らした。 「Satoshiです」 「お待ちしておりました」 俺の声に越乃さんが応える。門が開錠された。お洒落なアプローチを歩んでいく。ドアの前で越乃さんが待っていた。 「初めまして、マネージャーの楠木です」 「越乃です。どうぞお上がりください」 兄貴の声に越乃さんが応える。俺達はリビングに通された。広く天井も高いリビング。大テーブルをソファーが囲んでいる。俺達はソファーに掛けた。 「早速ですが、こちらです」 俺が声にする。完成した絵を渡した。 「凄い。予想以上です。Satoshiさんに頼んで良かった」 越乃さんが声を上げる。早速壁に掛けていた。 「都瀬、絵届いたぞ」 越乃さんが大きな声で言う。トレイにお茶を乗せた都瀬が現れた。 「今、世界から注目されてる巨匠画家のSatoshiさんだ。アメリカの個展見て惚れたんだぜ。良いだろ」 越乃さんが声を上げる。越乃さんの目が輝いていた。俺と都瀬の視線が交差する。都瀬は明らかに動揺していた。 「都瀬、久しぶりだな」 「お知り合いなんですか」 俺の声に越乃さんが応える。俺は都瀬に視線を飛ばした。 「実兄です。亡くなったはずのね」 俺が言い切る。都瀬が押し黙った。 「都瀬、どう言う事だ?」 「そ、それは……」 越乃さんの問いに都瀬は口籠る。都瀬はお茶をテーブルに置くと一目散にリビングを後にした。逃げるように…… 「何だ。あいつ。申し訳ございませんでした」 「多分、悲劇のヒロインを演じて世論の同情集めたかったと思うよ。昔からそういう奴だからな」 「オーディション受かる為にお偉いさんと寝てたらしいしな」 俺の声に兄貴が言葉を続ける。越乃さんの顔が翳った。 「何か事情ありそうですね。詳しく聞かせて貰えますか」 越乃さんが声にする。俺は経緯を包み隠さず話した。 「この前聡志の実家に行った時の音声データです」 兄貴が声にする。兄貴はボイスレコーダーの音声を流した。 「私も調べてみます」 越乃さんが声にする。兄貴がSDカードを渡した。 「今日はありがとうございました」 「こちらの方こそありがとうございました。またご連絡させて頂きます」 俺の声に越乃さんが応える。俺達は越乃邸を後にした。1週間経過する。越乃さんから連絡が有った。都瀬とは離婚すると言う。その内容を自身のSNSでアップされてた。毒家族への非難コメントで凄い事になっている。昨日越乃さんのラジオ番組へゲスト出演した。リスナーから毒家族への質問が集中している。俺は洗いざらい答えた。年が明ける。今日クルージングスペースの道着デイに行く。時刻は5時を回っている。会場の階段を上った。俺は白、兄貴は紺。其々道着を借りた。一緒にシャワーを浴びる。 褌を締め、道着を纏う。会場では男達の熱気で覆われていた。 「越乃さんじゃねぇか」 「あっ……」 兄貴の声に俺は応える。黒の道着た越乃さんが目に飛び込んできた。 「越乃さん……」 兄貴が声にする。越乃さんは驚愕していた。 「俺と聡志は恋人なんだ。越乃さんは男もイケるの?」 「女は懲りたよ。興味半分で来てみたんだ」 兄貴の問いに越乃さんが応える。越乃さんの瞳の奥から昂揚した光が見えた。俺達は越乃さんを挟みカウンター席に座っている。スコッチの水割りを飲みながら、兄貴が越乃さんの股間に手を這わせた。 「俺達とやってみねぇか。3階に部屋あるからさ」 兄貴が声にする。越乃さんが小さく頷いた。俺達は立ち上がる。個室に向かった。 「俺、恭太。よそよそしいから下の名前で呼び合おうぜ」 「うん、俺は騎一呼び捨ててくれ」 兄貴の声に越乃さんが応える。野太い喘ぎ声が耳に届く。俺達は響と記された部屋に入った。行燈の光がダブルサイズの布団を艶かしく照らしている。俺杜兄貴が道着を脱いだ。 「騎一も脱げよ」 兄貴が声にする。騎一は躊躇いがちに道着を脱いだ。鍛えられた騎一のカラダが晒される。前袋が濡れていた。 「仰向けになれよ」 兄貴の声。騎一は素直に仰向けになった。兄貴が騎一の乳首に指でなぞる。もう片方の乳首を俺は舐め立てた。 「勃ってきたぜ。感じるのか」 兄貴が声にする。騎一が頷く。俺は騎一のか 褌を外した。外気に触れた騎一のちんぽは天を衝いている。俺は其奴を咥えた。俺の顔が上下に動く。ジュルジュル卑猥な尺八音が鳴り渡る。兄貴が騎一の脇に膝立ちになった。 「俺のもしゃぶってくれよ」 兄貴が声にする。騎一は兄貴のを咥えた。ジュルッジュルッジュルッ尺八音が鳴り響く。俺と騎一はちんぽをしゃぶり続ける。兄貴がちんぽを騎一の口から引き抜いた。兄貴が俺の背後に回り込んでくる。俺の穴口がジュルジュル舐められた。今度はローションを内壁に塗り込められる。指が挿いってきた。中を掻き撫でられる。俺のカラダが震えた。 「聡志、男のまんこ味あわせてやれ」 「うん」 兄貴の声に俺が応える。俺は騎一に後向きに跨った。騎一のちんぽを後ろ手で握る。穴口に充てがう。腰を沈める。騎一のちんぽが挿いってきた。 「凄ぇ。硬ぇ。気持ちいい」 俺が声を上げる。騎一が不思議色の表情を浮かべた。 「騎一には俺が挿れてやるからな」 兄貴が俺に視線を飛ばしながら声にする。俺は頷く。目の前の騎一の逞しく毛深い両脚を抱え上げた。兄貴が騎一の穴口を幾度となくジュルジュル舐める。今度はローションを垂らした。兄貴が指を挿れる。中を掻き撫でてた。 「あっあぁぁあぁ」 後側から騎一の野太い喘ぎが聞こえる。兄貴が指を騎一から引き抜いた。 「挿れてやるからな」 兄貴が声にする。騎一が頷く。兄貴が騎一の穴口に勃起魔羅を充てがう。兄貴の腰がクイッと動く。ズブズブ兄貴のちんぽが呑み込まれた。兄貴に唇を奪われる。舌が挿いってきた。舌を絡め続ける。静かに唇が離れた。三つ巴になった俺達。一つの筋肉の塊になって蠢く。騎一の亀頭が俺のまんこにぶっ刺さる。ジュグッジュグッジュグッ2つの結合部からは熱った交尾音が鳴り響く。兄貴の腰が突動する。ちんぽが騎一の中をまい進した。 「あぁぁあぁやべぇ。射ってもいっすか」 騎一が声を上げる。俺が頷く。兄貴突きこみが激しくなり、俺は意識してまんこを騎一のちんぽに絡めた。 「あぁぁ締まるぅ。射く。あぁぁあぅ射ぐ。あぁぁあぁ射く」 騎一が切なげに声を上げる。俺の中で騎一は戦いた。 「俺もやべぇ。射かすぞ」 兄貴が声を上げる。パンパンパン…パンパンパン兄貴と騎一の筋肉同士がぶつかり合った。 「あぁぁあぁ射ぐ。んぁぁ射く。あぁぁんぁ射ぐ」 兄貴が雄叫びを上げる。兄貴は荒い息をしていた。俺は自分のちんぽを扱き捲る。金玉の奥が熱くなってきた。 「あぁ射く。んぁぁんぉ射ぐ。あぁぁあぁ射く」 俺が声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を吹き上げた。兄貴がちんぽを騎一から引き抜く。俺と騎一の合体も解かれた。俺と兄貴が立ち上がる。騎一の両脇に横たわった。兄貴と騎一がキスをする。今度は俺と騎一がキスをした。兄貴と唇を軽く合わせる。直ぐに離れた。3人のちんぽはまだ熱っている。俺達は盛り始めた。男の洗礼を受けた騎一。満足げな表情を浮かべてた。 
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[ 2021/02/09 15:19 ]
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時が流れる。厳寒の冬を迎えた。今日は Valentine Day。昨晩降った雪が雪化粧を演じている。夜、回らない寿司屋に行く。頼んでたお揃いのブランド腕時計が届いた。縁はシルバー、文字盤は黒。これからの俺達の時を刻んでくれると思う。刻印はaeternum…ずっとと言う意味だ。今俺達の左腕にはその腕時計が嵌められている。茜色の空が星空に変わった。俺達は着なれぬスーツを身に纏い、寿司屋に向かっている。  煌々とした光で照らされる店が見えてきた。暖簾を捲る。引戸を開けた。 「いらっしゃい。毎度どうも」 威勢の良い職人の声。俺達は会釈した。俺達はカウンター席に着く。お茶が出てきた。この店の寿司屋の大将も職人達も俺達の事情を知っている。大将が奥から出て来た。 「よぉお揃いの時計してんだな」 大将が声にする。大将の瞳の奥から柔和な光が見えた。 「ビールとお任せコース松頼んます」 「おお、分かった」 兄貴の声に大将が応える。グラスにビールを注ぎ合った。 「Happy Valentine」 兄貴が声にする。前菜、お造り、握り。次々に料理が出てくる。最後に出てきたのはチョコスイーツ。Valentineを意識したらしい。胃袋が満足した俺達は店を後にした。俺達は歩み始める。予約してたシティホテル に向かって……チェックインを済ませた。部屋は11回の1105室。エレベーターに乗り込んだ。鼓動が高鳴る。5階で客が降りた。俺達だけになる。恋人つなぎに手を繋ぐ。そっとキスをした。11階で降り、今部屋の前にいる。ドアを開け、灯を燈した。ベッド後の白磁色の間接照明が淫猥に室内を照らしている。俺は浴室に入り蛇口を捻った。俺達はスーツの上着を脱ぐ。ソファーに並んで座った。 抱き寄せられる。唇が寄ってきた。唇同士が触れ合う。舌が挿いってきた。俺達は舌を絡め合う。チュ…ンッ…チュ…ンハァ…チュキス音が耳に響く。キスしながら股間を揉み合う。唇が離れる。暫くの間俺達はイチャ付いてた。 「風呂入ろうぜ」 「うん」 兄貴の声に俺が応える。俺達は全裸になった。浴室に行く。ドアを開けた。湯舟の底から青い癒し系の光が放たれてる。俺達は掛け湯をして浴槽に並んで浸かった。窓からは街の夜景が見える。煌びやか光の粒達が広がってた。 「綺麗だな」 「うん」 兄貴の声に俺が応える。暫く俺達は夜景に見入っていた。浴槽を出る。俺達はカラダを洗い合う。浴室を後にする。褌を締め込んだ。寝室に戻る。ベッドに潜った。兄貴が布団を捲る。乳首を擦られた。今度は乳首を舐め立てられる。同時に俺の前袋を握られた。 「硬くなってるぜ」 兄貴が声にする。俺の褌が解かれた。露呈された俺の逸物は我慢汁で濡れそぼっている。亀頭を指腹で摩られた。今度は亀頭の割目に舌が這ってくる。俺のちんぽが咥えられた。兄貴の顔が上下に動く。舌が執拗に絡んできた。兄貴の頭を押さえる。グイグイ手前に引いた。 「あぁぁあっ気持ちイイ」 俺が声が上げる。兄貴が俺のちんぽを放した。 「美味ぇぜ」 兄貴が声を上げる。俺の両脚が抱え上げた。蟻の門渡りが舐められる。今度は穴口に舌が這ってきた。ジュルジュル舐められる。兄貴が褌を解いた。俺の傍になり、勃起魔羅を差し出してくる。俺はそいつを咥えた。俺の顔が前後に動く。兄貴が腰を突き込んでくる。ジュルッジュルッジュルッ淫靡な尺八音が鳴り響く。喉壁が激しく擦られた。 「こいつ欲しいか」 兄貴が声にする。俺は兄貴のをしゃぶりながら頷いた。兄貴のカラダが下にズレる。穴口と内壁にローションを塗り込められた。指が挿いってくる。中を掻き撫でられた。 「あっあぁぁあぁ」 俺の口から声が洩れる。兄貴の指が回転した。 「いきなり3本咥え込んだぜ」 兄貴が声にする。俺のオス穴を解しながら兄貴はちんぽを咥えてきた。兄貴の絶妙な舌技に翻弄される。同時にまんこ奥が疼いてきた。 「今、挿れてやるからな」 兄貴が声にする。俺は頷く。穴口に兄貴のちんぽを充てがわれた。兄貴の腰がクイッと動く。兄貴の勃起魔羅がズブズブ挿いってくる。俺は一息に根元迄受け入れた。 「あぁぁあぅ奥迄挿いってる」 俺が声にする。グイッグイッと兄貴の腰が動く。内壁が兄貴のちんぽで激しく擦られた。俺の右脚と兄貴の左脚が交差する。俺の左脚が担がれた。兄貴の腰がガシガシ動く。俺の深い部分を勃起魔羅がぶっ刺さってくる。金玉の中の潮流が湧き上がってきた。 「あっやべぇ。洩れる。洩れるよぉ」 俺が声を上げる。ドビュッドロッドロッドロ俺は白濁汁を洩らした。 「久しぶりにトコロテンしたな。上がるぜ。まだまだだからな」 兄貴が声を上げる。俺は頷く。正常位に戻される。兄貴の突き込みが深く重たくなった。まんことちんぽの粘膜同士が交差する。ヌチャッヌチャッヌチャッ結合部からは妖しい交尾音が鳴り響く。兄貴の腰が猛動する。ちんぽが俺の中を疾駆してきた。 「あぁぁあぅ凄ぇ」 俺が声を上げる。兄貴の突き込みに拍車が掛かった。兄貴の腰が突動する。ちんぽが俺の中をまい進してきた。 「あぁぁあぁ気持ちイイ」 俺が声を上げる。突き込みながら兄貴は俺の乳首を擦ってきた。もう片方の乳首を舐められる。今度は唇を奪われた。舌が挿いってくる。俺達は舌を絡め合う。静かに唇が離れた。兄貴の腰が烈動する。張り詰めた亀頭が奥壁にぶつかってきた。 「あぁぁあっ当たる。当るよぉ」 俺が声を上げる。まんこ奥が兄貴のちんぽで抉られた。 「気持ちイイ。凄ぇまんこだ」 兄貴が声を上げる。パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかり合う。俺のちんぽが扱き捲られた。 「あぁぁやべぇ。おまんこ締まる。射かすぞ。あぁぁんぁ射く。んぉぉあぁ射ぐ。あっあぁぁ射く」 兄貴が射き声を上げる。兄貴のオス汁が俺の中で弾けた。その感触に俺は昇り詰めそうになる。兄貴は俺の逸物を激しく扱いてきた。 「あぁぁあぅ射ぐ。あぁぁんぁ射く。んぁんぁんぁ射ぐ」 俺が射き声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を吹き上げた。兄貴が俺からちんぽを引き抜く。俺の隣に横たわった。抱き寄せられる。唇が寄ってきた。舌が挿いってきた。俺達は舌を絡め合う。今俺達はキスしながら射ったばかりのちんぽを握り合っている。そこはまだ熱っていた。勃起熱が伝ってくる。唇が離れた。兄貴が俺の上にのし掛かってくる。ちんぽ同士が触れ合う。兄貴が2本のちんぽを合わせた。ゴシゴシ扱き立てる。オス竿同士が擦れ合う。クチュクチュ卑猥な音が鳴り響く。兄貴が2本のちんぽを放した。 兄貴のカラダが下にズレる。俺のちんぽが;加えられた。兄貴のカラダが反転する。眼前に現れた存在感のある兄貴のちんぽを口に含んだ。俺達の顔が前後に動く。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ淫靡な尺八音が鳴り渡る。時折金玉を擦り合った。 「ん、んん、ん」 「んん、ん、んん」 2人の口からくぐもった声が洩れる。喉奥に兄貴のちんぽが、ぶっ刺さってきた。金玉の中のオス汁が蠢き始める。俺の頭が抑えられた。グイグイ手前に引かれる。同時に兄貴は腰をガシガシ突いてきた。 「あっあぁ射く。んぁぁんぉ射ぐ。あぁぁんぁ射く」 兄貴が射き声を上げる。口の中に兄貴の汁が広がった。兄貴の舌がネットリと俺のに絡んでくる。金玉の中でオス汁が射き場を探し始めた。 「あぁぁあぁ射ぐ。あぁぁんぉ射く。あぁぁあぅ射ぐ」 俺が射き声を上げる。兄貴の口の中にオス汁を放った。兄貴の口からちんぽを引き抜く。兄貴の傍らに横になった。兄貴を抱き寄せる。唇を合わせた。舌を挿れる。俺達は舌を絡め合う。2人の放った汁が融合する。その汁を行き来させた。口の中に2人の混合液が溜まる。静かに唇が離れた。其々の喉がゴクンと鳴る。汁が喉を通った。体内へと流れていく。細やかな至福感を覚えた。 「美味ぇ」 「俺と兄貴の汁が腹ん中で一緒になってる。堪まんねぇ」 兄貴の腰に俺が応える。俺達は暫くの間、抱き合っていた。激しい交尾の余韻を感じるかように…… 「外の風に当たろうぜ」 「うん」 兄貴の声に俺が応える。褌を締め直した。作務衣を羽織る。俺達はバルコニーに出た。陽春の夜風が頬を撫でる。気温は2度。だが温く感じる。恋人繋ぎに手を繋ぐ。抱き寄せられた。 「ずっと家族で居ような。愛してる」 「嬉しいっす。俺も愛してる」 兄貴の声に俺が応える。唇が寄ってきた。唇同士が静かに触れ合う。舌が挿いってきた。俺達は舌を絡め続ける。カラダが蕩けそうになった。唇が静かに離れる。永くて切ないキッスが終わった。俺は思惟する。家族って何かと……兄貴の両親は俺を実子のように接してくる。兄貴の兄さん夫妻は俺が弟だと言う。今、俺には新たな家族が居る。色んな事が発覚した。仕事を取る為に男に股を開いてた都瀬。中には既婚者もいたらしい。奥さんから慰謝料が請求されたと言う。中止になった公演。多額の賠償金を請求されてるらしい。毒家族、舘岩家は崩壊した。負の思い出が蘇る。妹の学費、家の生活費を稼ぐ為夢を捨てた。今俺は思う。俺にとって家族は苦しみの象徴でしか無かった。だが今がある。家族の暖かみを与えてくれた。兄貴によって……春に兄貴の両親、長男一家とお花見旅行に行こうと思っている。一方騎一は女の黒い部分を知った。今慶治と言う28歳の警察官と付き合っている。もう直ぐ同棲すると言う。毒家族がテレビ化される。クランクアップされると越乃さんから聞いた。勿論キャストは匿名だが既に大衆は実体を知っている。どうなる立岩家。俺の元家族に哀れみを感じる。俺は今の家族を大切にしたい。みんなと支え合いながら…… 
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[ 2021/02/09 15:08 ]
毒家族 |
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今日遅めの初詣に行ってきました。いつもは普通に元旦に行くのだけれど、人混みに行くのも控えたかったし、年末に痛めた胸骨も痛かったので…… コロナの影響で手水舎には水は無く、消毒液が置いてあったし、鈴紐も撤去されていた。  皆様にとって良い一年でありますように…… 太一
[ 2021/01/04 21:35 ]
ご挨拶 |
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 明けましておめでとうございます。皆様にとって昨年はどんな年だったでしょうか?本年は昨年以上に良い年でありますように…… コロナが流行っております。お体ご自愛下さい。本年も宜しくお願い致します。 なお、新作”毒家族”執筆中です。 太一
[ 2021/01/01 20:44 ]
ご挨拶 |
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