”雄”で飯を食い雄真の部屋で寛いでいる。ソファーに並んで座り酒を飲む。交わす会話。流れるテレビの映像。いつもと変わらない光景だ。雄真がグラスを手に取る。水割りを呷った。 「貢佑」俺の両肩に雄真の両手が置かれる。目が据わっている。 「な、何だよ」 「縛らせてくれ」 「えっ……」 一瞬固まった。 「なっいいだろ」 迫ってくる雄真の熱い血潮。真っ直ぐな目に圧倒される。思わず首を縦にふってしまった。 「こっち来いよ」雄真に即される。頷く俺。雄真の後に続き寝室に入った。雄真は着ている物をバサバサ脱ぎ始める。あっと言う間に 六尺一丁になった。躊躇う俺。雄真と視線が交差する。 「俺にカラダを預けろ。悪いようにはしねぇからな」 チュッとキスされた。不安はある。だけど何かを期待している俺もいた。雄真に拘束されたい。多分そんな思いが俺の中に潜んでいると思った。俺は全裸になる。知らない世界の扉が今開いた。 「始めるぞ」 「うん」 首から荒縄が掛けられる。縛りが始まった。股ぐらに縄が通される。俺のちんぽが反応し始めた。胴体が縛り上げられる。確実に今まで味わった事のない昂りを感じた。手を前縛りされる。打ちひもで金玉とちんぽの根元が縛られた。 「思った通りだ。カッコいいぜ」 スタンドミラーの前に立たされた。鏡の中には縛られた俺がいる。縄と縄の間からは俺のちんぽが聳えていた。雄真が鏡を覗いている。軽くちんぽを握られた。 「貢佑、こんなにしやがってよぉ…可愛いぜ」 「お、俺……」 無意識のうちに俺は跪いた。不自由な手で雄真の前袋からちんぽを引き出す。竿から裏筋目掛けて舐め上げる。ジュルジュル卑猥な音が耳に響いた。 わ「はぁ…美味ぇ」見上げると雄真と視線が絡み合った。瞳の奥から火照った光を放っている。唇で亀頭を挟むと一気に根元迄呑み込んだ。何時もに増して蠢く舌が雄真のちんぽに絡み付く。口の中に雄真の我慢汁が溢れてきた。 「お前、今日凄ぇぜ。もっと舌絡めろよ。玉も舐めるんだぞ」執拗に舌をちんぽに絡める。金玉をひとつずつ口に含み舌を這わせた。 「玉はもういいぜ」 雄真が口の中にちんぽを捻じ込んでくる。俺の頭を押さえ腰をガシガシ動かし始めた。 「あぁぁぁぁ、堪らねぇいい喉まんこだぜ」 喉壁がちんぽで擦られる。 雄真の動きに合わせ舌を絡めた。ジュルッジュルッ……ジュポッジュポッと淫靡な音が耳に届く。雄真の腰の動きが加速した。 「一発射かすからな。呑めよ」 口の中の雄真のちんぽがプクンと膨れた。 「あぁぁぁぁ、射く、んぉぉ、んぁ射く」 その途端雄真の雄汁が喉に突き刺さってくる。濃厚な男の薫りが口の中に充満した。 「気持ちよかったぜ」ちんぽが引き抜かれる。見上げると雄真と目が合った。瞳の光はまだ昂ぶっている。雄真に見られながら俺はゴクンと喉を鳴らせた。汁が喉を通る。体内に流れていった。 「まだまだだからな」 ベッドに寝かされ縛られた両手を俺の頭の後ろに持ってかれる。無防備になった俺に雄真が覆いかぶさってきた。 「気持ちよくさせたるからな」 唇にチュッとされる。一旦唇を放すとまたキスされた。ちんぽが握られる。同時に金玉袋も手で包まれた。亀頭を指腹でグリグリ撫でられる。 「凄ぇ、汁でベトベトだぜ」 雄真の舌先が亀頭に触れ舐め上げられた。 「美味ぇぜ。お前の汁」 俺のちんぽから溢れた汁を指で掬う。 「舐めてみろ」 雄真の指先が口元に差し出された。 「なっ美味ぇだろ」 無味無臭の俺の我慢汁。だけど妙に美味く感じる。俺は首を縦に振った。両脚を抱えられる。ジュルジュル舐め上げられた。 「あっあぁぁ、あっ、あっ…あぁ」 「感じるのか」 「いっいぃ」 また舐められる。奥の方が熱くなってきた。 「雄真、奥の方が切ねぇ」 「後でたっぷり挿れてやるからな」 執拗に這う雄真の舌。堪らない感覚が襲ってきた。 「柔らかくなってきたぜ」 舌が指に代わる。1本ゆっくりと挿いってくる。内壁が擦られた。 「あぁぁ…あぅぅ…あっあぁぁ」 指が2本3本と増えていく。雄真の指の動きが大胆になった。 「凄ぇ、まんこ広がってきたぜ」 穴を広げられながらちんぽを握られる。亀頭がグリグリ擦られた。 「あぁぁぁ…そんな…あぅぅぅ」 雄真の攻めに俺は声を上げるしかなかった。 「雄真、もう駄目だ。我慢出来ねぇ。頼むよ。挿れてくれよ」 「仕方ねぇな。挿れてやるからよ」 雄真のちんぽ。いつも以上にデカく見える。濃い陰毛の茂みから天を仰いでいた。 ローションを俺の内壁と自分のちんぽに塗りたくる。俺は両脚を抱えられた。 「挿れてやるからな」 俺はコクりと頷いた。雄真の荒々しい目。男の本性が剥き出しになっている。俺のまんこは更に疼いた。 「いくぞ」 雄真はちんぽを俺の穴に宛てがうと一気に腰を沈めてくる。ちんぽが挿いってきた。 「あぁぁぁぁ…挿いってくる。デケぇ…硬ぇ、堪んねぇ」 俺の内壁は難なく雄真のちんぽを呑み込んだ。ガシガシガシと雄真の腰が動き出す。内壁の至るところを擦られた。 「おらどうだ。感じるか」 「感じる。凄ぇ感じる」 今日の雄真何か凄ぇ。卓越した腰技で掘り込んでくる。堪らない感覚が襲ってきた。乳首に指が這ってくる。指腹が真ん中の突起を撫で回した。 「あっあっあっ…そんな。んくぅ」 雄真の突き方が激しくなる。ちんぽが奥の壁をグリっと擦った。 「はぅあっうぁぁぁんぁ」 「可愛いぜ。哭き顔、哭き声堪んねぇ」 雄真の温もりある手で俺の両頬が覆われる。 視線がぶつかり合った。雄真の顔はほんのり薄紅色に染まっている。寄ってくる雄真の唇。その唇に俺は引き寄せられていく。そっと唇を合わせた。カラダを縄でまんこをちんぽで唇を唇で拘束される。カラダがガクガク震えた。 「貢佑、気持ちいいか」 「……」あまりの気持ち良さに声もでない。 「いいのか」 「いっいっす。あぁぁ…あぅ」 いきり勃った俺のちんぽはビグビグ振れ俺の腹を叩いた。ジュグッジュグッジュグッと結合部から交尾音が流れる。官能の渦の中に引き込まれていく。 「あっ……俺、雄真、俺」 「射きそうなのか」 俺はコクコク頷いた。 「一緒に射かすぞ」 雄真のちんぽがうねりながら突き込んでくる。パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン…筋肉同士がぶつかった。 「んくぅ…堪んねぇまんこの奥がグニョグヨ蠢めいてくるぜ」 「んぁんぁ…はぅぅ…あぁぁぁぁぁ」 突き込みながら雄真が俺のちんぽを握る。親指の腹で亀頭をグリグリなぶった。 「あぁぁぁぁぁぁ…駄目だぁ…んぉぉぉぉぉ…射ぐ…んぉぉ射く…いっ射ぐ」 ドピュッドピュッドピュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を噴き上げた。 「あっ凄ぇ…締まるぅ…んぁぁ…んぉ…いっ射ぐ…射く…射ぐ」 雄膣の奥に生暖かい雄真の汁がぶち当たった。 「貢佑…今日は一際可愛かったぜ」 腰をクイックイッと動かすと名残惜しそうにちんぽが引き抜かれた。雄真が俺の出した汁を舌で舐めとっている。唇が寄ってきた。軽く触れ合うと舌が挿いってくる。その舌に俺の舌をそっと絡めた。 「美味ぇかお前の汁だぜ」 「マジィ…雄真の汁舐めてぇ」 雄真がちんぽを手で支え俺の顔前に差し出してくる。俺は口を開けた。ちんぽが口に押し込まれる。俺は雄真の残り汁を舐めとった。 「美味ぇか」 俺は首を縦に振る。そしてまた雄真のちんぽをしゃぶった。 「気持ち良かったな」 「うん、最高だったよ」 「殆どトコロテンみてぇなもんだったよな。今度は完全にトコロテンさせたるからな」 「うん」 俺の縄が解かれた。ベッドで火照ったカラダを抱きしめ合っている。いつも以上に俺は甘えた。 最初ちょびっと怖いかなって思ったけどそんな事は無かった。昂ぶる心、勃起するちんぽ。いつも以上に興奮した。
1度浮気されたことがある。あれは仕事が遅くなった時だった。”雄”に行くと暖簾は仕舞われている。灯りが付いていたので覗いた。雄真が若い男にちんぽをしゃぶらせている。カラダは固まり悲しさが込み上げてきた。居た堪れない重いがカラダの芯を通過する。俺はそのまま立ち去った。何度か受信したメールと電話。俺は出なかった。数日後Book's FINDに雄真が見える。視線がぶつかった。 「どうしたんだ。心配してたんだぞ」 「俺、見ちまったんだ」 「えっ……」 「この前店で若い男にしゃぶらせてただろう」 「……」 押し黙る雄真。顔から血の気が引いている。自然に涙がボロボロ溢れてきた。 「す、済まん。元彼なんだ。誘われてついムラムラっとして……」 抱き寄せられる。俺は拒んだ。 「貢佑、今日夜家来てくれ。店でもいい。けじめつけさせてくれ。なっ」 店を出て歩いていく雄真の姿。切なさが込み上げてきた。夜11時半雄真のマンション。インターホンを押した。 「あっ俺っす」 「判った。今開ける」 ドアが開く。そこには 六尺一丁の雄真が立っていた。 「上がってくれ」 手を引かれ浴室まで連れてかれる。雄真が自ら 褌を解いた。 「剃ってくれ」 剃刀とシェービングフォームを手渡された。 「判った」 陰毛にシェービングフォームを塗りたくる。黒くて濃い雄真の陰毛が白い泡で覆われた。 ジョリッジョリッと剃り落とされる。泡だらけの陰毛が床に落ちた。 「あいつと何処までやったんだ」 「全部」雄真のちっちゃい声。 「挿れたのか」 「あぁ挿れたし入れて貰った」 雄真と視線がぶつかる。瞳の奥から哀感漂う光が放たれていた。俺は雄真を壁に手を付かせる。着ているものをバサバサ脱いだ。グイッグイッとちんぽが頭をもたげてくる。ローションを指で掬い雄真のまんこ口俺のちんぽに塗りたくった。手でちんぽを支えまんこに宛てがう。グイッと腰を突き出した。緊張しているのか雄真の内壁はいつになく歯向かってくる。抗う壁を掻き分けるように俺は腰を突き出した。 「あがぁ…んがっ…痛ぇ」 「うるせぇ。喚くな。我慢しろ」 ちんぽを根元まで押し込む。最初から腰を激しく突動させた。パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン…雄真のケツタブを俺のカラダが叩く。俺のちんぽが雄真のまんこを抉るように擦る。烈火の如く俺は腰を突いた。雄真に異変する。 「あっあぅ…あっあぁ」雄真の口から喘ぎ声が洩れた。腕を回し雄真のちんぽに触れる。ガチガチに勃っていた。 「何で勃たせてるんだ」 「えっ…だって貢佑のちんぽがまんこに擦れて……あぁぁあぁ」 俺は更に激しく突き込んだ。雄真が自分のちんぽを扱いている。ちんぽとまんこの粘膜同士が激しく絡む。ジュグッジュグッジュグッと結合部からは淫らな音が奏でられた。 「貢佑、やべぇ射きそうなんだ」 「いいぞ。射けよ」 俺は腰の振り幅を大きくする。雄真のまんこが収縮と弛緩を繰り返した。 「あっあぁっあぁぁ…射ぐ、射く」 ドピュッドピュッドピュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ 雄真のちんぽから白濁汁が噴き上がった。 「今度は俺の番だからな。射かせて貰うぜ。雄真の汚れたまんこを俺の汁で清めてやるからな。いいな」 「はっ、ハイ清めてください」 ガシガシと腰を突く。内壁がネットリ絡んでくる。金玉の奥が熱くなってきた。 「あぁぁぁぁぁ…射く、射ぐ…おぉぉぉぉぉ雄真ぁ射く」 俺は雄真の奥に雄汁を放った。「あぁぁぁぁぁ…射く、射ぐ…おぉぉぉぉぉ雄真ぁ射く」 俺は雄真の奥に雄汁を放った。ズニュっとちんぽを引き抜く。雄真の背中に彫られた不動明王が済まなそうに俺を見ている気がした。 「貢佑……」雄真が振り向いた。 「お掃除しないとな」 膝まづくと俺のちんぽが握られた。萎えかけていた俺のちんぽが芽ぶき出す。 「雄真……」 ジュルジュル音を立てしゃぶり始めた。 「美味ぇぜ」雄真が上目使いに俺をみる。子供のような汚れの無い光を放ちながら一心不乱にちんぽをしゃぶる雄真。その健気な姿を見てるといつも以上に感じた。気付くと雄真の剃毛されたちんぽがガチガチに勃起している。足の指でそっと摩った。微かにカラダを雄真は揺らす。顔が前後に抽動した。俺のちんぽに舌が絡んでくる。喉まんこがぎゅうっと俺のちんぽを締め付けた。 雄真の頭を押さえる。腰をガシガシ突き込んだ。 「あっ、いぃ、堪んねぇ」 ジュボッジュボッと淫靡な音が耳に響く。金玉の奥が熱い。雄汁が湧きたってくる。俺は腰の動きを速めた。 「あぁぁ、あぅ、気持ちいぃ」 雄真の舌が別の生き物のように蠢動する。一気に射精感が押し寄せた。 「あぁぁぁぁ、んぁんぁぁ射く、射く」 俺は雄真の喉まんこに雄汁を仕込んだ。 「ふぅ、気持ち良かったぜ」 雄真の口からちんぽを引き抜こうと腰を引く。雄真は俺のケツをがっしり掴みそれを阻止する。金玉が握られ竿の付け根から裏筋目掛けて摩られた。先っぽから垂れてる汁を舐め取られる。俺のちんぽが放たれた。雄真が見上げる。喉がゴクンと鳴らせた。 「へへ、一滴残らず呑めたぜ。ヤッパ貢佑の汁は美味ぇな」 満面の笑みを浮かべる雄真。目を落すと子供みたいにツルツルとなった股間からちんぽが太々しく聳えてた。 「出してぇのか」 「うん」 俺は雄真の後ろに回る。背中の不動明王にチュッとした。床に座る。雄真を後ろから抱いた。右腕を回し雄真のちんぽを握る。軽く扱くと更に硬度を増した。 「俺のちんぽしゃぶって勃たせてよぉ」 「仕方ねぇだろ。好きな奴のちんぽなんだからよ」 ”好き…暫く聞いてなかった言葉だった。耳に心地よく響く。素直に嬉しかった” 「俺も好きだぜ雄真。それなのによぉ……こうしてやる」 左腕を回し乳首をグリグリ攻める。右親指の腹で裏筋を捏ねくりまわした。 「あっ…そんな、あっあっいぃ」 「まだまだだからな」 執拗に乳首とちんぽを攻める。先っぽは淫液で濡れそぼっていた。 「あぁぁ、うぅ、んぁ、そんな、あぁぁんぁ……」 ゴシゴシゴシ激しく扱いてやる。雄真のちんぽがプクンと膨らんだ。 「あっ貢佑、おっ俺」 「いいぜ。射けよ」雄真の耳元で囁く。首筋を舐め上げてやった。 「あぁぁぁぁぁ貢佑ぁ、射く、射く…あぅぅ射く」 ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ大量の白濁汁が宙を舞った。 「気持ち良かったか?いっぺぇだしてよぉ」 「気持ち良かった」 雄真を振り向かせる。軽く唇を合わせた。 「もうするなよ」 「済まん。もうお前の事泣かせたりしねぇからな」 「うん」 「でもさお前にこんな荒々しさがあるなんて吃驚したぜ。また新しい好きを見つけたよ」 「ばっバカやろ」 シャワーを浴びベッドに潜り込んだ。 「お前さ……」 「なんだよ」 「くすぐったいだろ。止めろよ」 戯れ合う俺と雄真。何時しか微睡みの世界に落ちていった。お互いのちんぽを握りながら……
一線を終え、雄真の家のリビングで酒を飲み交わしている。刺青の映像が映し出されていた。 「カッコいいな」俺がぼそっと呟いた。 「貢佑、お前も墨入れてみねぇか……前々から思ってたけどお前男臭ぇしガタイもいいから似合うと思うぜ」 「俺が刺青。刺青は好きだけど……入れるなんて考えたこともなかったぜ」 「刺青入れたお前を俺は抱きたい」 雄真は俺を真っ直ぐに見てくる。この目には俺は弱いんだ。一瞬戸惑う俺。緊縛された時もそうだったけど雄真に言われるとつい首を縦に降ってしまう。こいつがそう言うなら、俺は…… 「判った。いいよ」 3日後、俺は雄真に付き添われ”刺青屋 郷”の扉を開けた。彫師の郷さんは温厚そうな中年男性。 店の決まり毎、期間、料金を説明された。 「どうですか?但し入れると一生消えません」 「ハイ覚悟は出来ています。お願いします」 俺が選んだ図柄は武蔵坊弁慶。俺の施術が始まった。少しずつ出来上がっていく。痛みはあるけど我慢できないものではない。それより彫り上がっていく自分の背中を見ることが嬉しかった。 そして施術開始から3箇月半。俺の刺青は完成した。 ”雄”のカウンターで串焼きを食いながらチビチビ焼酎の水割りを飲んでいる。時間は夜10時。雄真に完成した刺青を早く見て貰いたい。そんな思いが募った。 「大将美味かったよ」 「ありがとうございます」 最後の客が帰る。暖簾が仕舞われた。 「雄真、見てくれよ」 俺は着ている物を脱ごうとする。それを雄真がせいした。 「見ると直ぐに犯りたくなりそうだからな」 「判ったよ」 今雄真んちの寝室に居る。俺着ているものを脱ぎ捨て 六尺一丁になった。雄真と視線がぶつかる。雄真の目。只ならぬ光を放っていた。 「見てくれよ」 雄真に目を遣り俺は振り向いた。 「す、凄ぇ…かっこいいぜ」 後ろから抱きしめられた。ケツに当たる雄真の股間。そこは既に硬くなっていた。首筋に荒い吐息を感じる。俺のちんぽも息付き前袋を濡らしていた。 「貢佑……」 「うん」 褌を解きベッドに横になる。裸になった雄真が隣りに滑り込んできた。雄真の顔が近付いてくる。唇が触れ合った。仄かに薫る男の匂い。昂ぶっていく俺がいる。舌が深く挿いってきた。舌を絡め合う。触れ合うちんぽとちんぽ。燻っていた俺の淫乱に火が点いた。 「雄真、挿れてくれ」 「判ったぜ」 四つん這いにされる。背中の弁慶の刺青が摩られた。今度は頬ずりしている。背中のいろんな所にチュッとされた。雄真のカラダが下にずれる。まんこ口に舌が這ってきた。ジュルジュル舐めあげられる。舌が中に挿いってきた。 「ゆ、雄真」 「あぁ」 ローションが穴に塗られる。雄真のちんぽにもまぶされた。ケツの窪に亀頭が触れる。ちんぽが挿いってきた。自然に俺の雄穴は開きまんこになる。根元まで嵌められた。 「行くぞ」 「うん」 ガシガシガシと最初から激しく突きこまれる。内壁が擦れた。 「あっ、はぁ…あぅ」 「気持ちいいのか」 「いいっす。気持ちいっす」 更に激しく突きこまれる。同時に乳首がなぞられた。 「はぐぅ!はあっあぁぁ…あぁぁぁぁ…」 「んくぅ締まるぜ。駄目だ。そんなに締めるな…うぅ、あぁぁぁぁぁあぁぁ…や、やべぇ…うっ」 その途端俺の雄膣の奥に生暖かい汁を感じた。 「刺青見ながら突いてたら射ってまったぜ。まだまだだからな」 仰向けにされる。両脚を抱えられた。ちんぽをまんこに宛てがうとぐいっと腰を突かれる。俺のまんこは一息にちんぽを呑み込んだ。グイッグイッと逞しい腰に突きこまれる。奥の方が擦れ始めた。 「くぁっ…うっ…うぅん…ん…んん…くふっ…いい」 「うぉぉぉ中トロットロだぜ。堪んねぇ」 乳首に指が這ってくる。クリクリクリと掻き上げられた。 「くふっ、はぅ、あぁぁ」 「お前の哭き顔そそるぜ。もっと哭かせてやるからな」 雄真の顔が近付いてきた。 「可愛いな。貢佑は…」 キスされる。舌が絡まり合った。 ジュグッジュグッジュグッ…グショッグショッグショッ…結合部からは卑猥な交尾音が奏でらる。 「あっ、あぁぁぁ、はぅ」 突き込みが深く重たくなる。思いもよらぬ所が擦られた。 「あぁぁ…んくっんぁ」 「まんこの奥がヒク突いてちんぽに絡んでくるぜ。んぁ気持ちいい」 奥の方が熱くなってくる。今まで感じたことのない感覚が湧き起ってきた。 「雄真、おっ俺…あっはぅ、あっ」 奥の壁がズリっと擦られる。俺は瞬く間に昇りつめた。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ白濁汁を噴き上げた。 「凄え、トコロテンしやがったぜ」 パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン雄真の腰がいっそうはやくなった。 「あっやべぇ…んぁぁ俺も射かすからな」 俺はコクンと頷いた。 「種付けてくれよ」 「判った。いっぺぇ付けてやるからな」 雄真の腰が波動する。その波がまんこの奥に伝ってきた。 「あぁぁぁぁぁ射く、射ぐ…射く」 雄真が俺の中で雄叫びをあげる。生暖かい汁を奥で感じた。 「あっ、あぁぁ…ゆ、雄真また、んぁぁいっ射っちゃいそう、もっ洩れる」 ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ男の白い汁が宙を舞う。俺は今日2度目のトコロテン発射をした。 雄真かどっさりと倒れ込んでくる。その弾みでちんぽがジュポンと抜けた。 「お前のまんこ良すぎるよ。気持ち良かったぜ」 「俺も良かった」 「2発もトコロテンしたもんな」 「雄真のせいだろ」 横を向くと視線が交差した。腕が伸びてくる。静かにその腕に頭を乗せた。 男同士の激しい交尾。燃焼しきった俺達は抱き合いながらその余韻を感じ合っている。厚い胸板に包まれ心安らぐ時間が過ぎていった。 俺はカラダに墨を入れた。雄真の為に……でも同時に俺の為でもある。だって雄真と同じ価値観を持ちたかったからだ。最初ちょびっと悩んだけど今は入れて良かったと思う。俺今幸せなんだ。 「なっ雄真」 「えっ」 「何でもねぇよ」 視線が交差する。自然に唇が合った。
”近いうちに店来てくれ大事な話があるんだ”雄真からのメール。 えっ大事な話ってなんだよ…… ”じゃあ今晩行くよ” 夜10時”雄”の暖簾を潜った。ほぼ満席の店内。俺はカウンターの隅に座った。徐々に客が返っていく。11時”雄”は閉店した。 今カウンターに並んで座っている。 「なぁ大事な話ってなんだよ」 水割りを作ってグラスを渡した。ゴクゴクと一気に飲む雄真。 「なぁ貢佑、俺お前を引きずり込んでしまったな」 「えっ……」 「縛りも覚えたし、刺青も入れた」 「でも後悔してないぜ。縛られた時、ちょびっと怖かったけどな」 雄真が直向きな目で俺を見てきた。 「お前も俺も天涯孤独みたいなもんだろ」 「うん」 「結婚しないか。これから2人力合わせて生きていかねぇか」 「えっ……」 突然の雄真の提案に一瞬たじろいだ。 「俺にはお前が必要なんだ。俺と所帯持ってくれ」 目を瞑り今までのことを思い返した。串焼き屋”雄”の大将、雄真。ちょびっといいなって思っていた。そして一線を越える。精液を呑むことも覚え挿れられる喜びも教えてくれた。縛りに刺青。ちょっと戸惑ったけど俺は雄真の提案を呑んだ。雄真は俺の隠れた素質を見抜いてたのかもしれない。それに多分だけど俺の心の何処かに雄真色に染まりたいって願望が有った気がする。今度は結婚しようと言う。どうする俺。 「雄真キツく抱いてくれよ」 「あぁ判った」 雄真に抱きしめてもらう。雄真の薫りに包まれる。ずっとずっとこの薫りに包まれていたい。もっと雄真色に染まりたいと思った。 「判った。俺にもお前が必要だ」 「そうかぁありがとな」 俺達は将来を語りあった。仕事の事、住まいの事、そして俺達の事。静かに夜が過ぎていった。 数日後。雄真にメールする。 ”俺決断したぜ” ”判った。俺も協力するからな” 雄真から返信された。 Book's FINDはネット販売のみにする。日中Book's FINDの仕事を熟し夜は”雄”のカウンターに入ることにした。大将も俺の仕事を手伝ってくれることになっている。殆ど来客のないBook's FIND。忙しくなってきた”雄”。かなり葛藤したけど俺は決断した。俺達の新居は”雄”のすぐ裏手のマンション。来月には入居する。間取りは3LDK 10畳の主寝室、8畳の洋室、4畳半の和室だ。8畳の洋室はBook's FINDの倉庫兼事務所に使う。法に守られるようにと俺達は養子縁組もする。将来に向け時が刻み始めた。俺の刺青は出来上がってる。だけど俺達の永久の愛の証が欲しかった。駅で雄真と待ち合わせる。何げに緊張している雄真がいた。 「貢佑…ほんとにいいんだな」 「うん、いぃぜ」 俺は雄真と一緒に刺青屋”郷”に向かった。 扉を開ける。郷さんが向かい入れてくれた。 「おっ、待ってたぞ。まぁ中に入れよ」 俺たちは打ち合わせ室に通される。3人でテーブルを囲んだ。 「郷さん、俺こいつ貢佑と所帯持ちます」 「えっ……しょっ所帯ってお前ら男同士だろ」 郷さんが雄真と見る。そして俺を見た。 「好きになったのが男ってだけです」 「俺も同じです」俺達はきっぱりと声にした。 「それで郷さんに頼みあるんです」 「えっ何だ」 「左腕にこいつの名前彫ろうって思ってます」 郷さんが驚愕の表情を浮かべた。 「お前らマジなのか?お互いの全てを理解し、彫った後の時間を大切に共有することが出来るのか」 「ハイ出来ます」雄真が言い切る。 「俺も出来ます」俺も言い切った。 「判った。意思が固いみたいだな。今の刺青の雰囲気を壊さない図柄を考えてやる。いいな」 「ハイ、ありがとうございます」俺と雄真の声が重なった。 左腕には絆・雄真、雄真の左腕には絆・貢佑と彫られる。結婚への道のりを確実に進んでいった。吉日に入籍を済ませる。俺は三枝貢佑から来生貢佑に変わった。今日俺達は転居する。青い空白い雲清々しい気分の中朝から俺達は動き出した。 「いよいよだな」 「うん」 次々と荷物が運ばれる。新たなダブルベッドも設置された。注文しておいたカーテンが取り付けられる。衣類、雑貨など荷物が収納された。4畳半の和室。ミニ仏壇が置かれた。お位牌は無いけどそこには俺と雄真の両親の遺影が祀られている。玄関には来生雄真、貢佑と記された表札が付けられた。 「粗方片付いたな」雄真の声がやけに明るい。 「うん」俺の顔が綻んでるのが自分でも判った。 「さぁ、準備するぞ」 「そっすね」 ささやかな宴を準備する。来客者は彫師の郷さんと墨仲間のサブとテツ。サブもテツも郷さんの施術で墨を入れた奴で刺青屋”郷”の飲み会の時知り合った。年齢も近く性格もさっぱりしていて男らしい。俺達のことも理解している。この前4人でお茶して俺達の事話したら目を丸くしていた。 2人の暖かい目、そしておめでとうって言葉。心がほっこりした。いそいそと動く俺達。宴の準備が整った。風呂でカラダを浄める。まっさらな白 褌を締め込み作務衣を纏った。 「始めるぞ」雄真の低く重たい声。 「ハイ」俺も低い声で応えた。 テーブルを挟み向かい合って座っている。結婚証明書に其々署名した。仏壇に生花と酒を手向け線香に火を燈す。厳かな気分になってくる。仏前に並んで正座した。ひとつのぐい呑に酒を注ぐ。最初に雄真が飲み干し次に俺が飲み干した。仏壇を見上げ合掌する。そして作務衣の上を脱ぐ。両親に刺青を晒した。 ”父さん、母さん…俺結婚します。こいつが今度連れ合いになる雄真だよ。ひとつ謝らないことがあるんだ。父さんと母さんに貰ったカラダに墨入れた。見てくれよ。カッコいいだろ俺必ず幸せになるから天国で見守ってください”雄真は何て報告したんだろ……多分、いやきっと同じに違いない。2人ぼっちの挙式。心に染みた。
夜6時インターホンが鳴る。ドアを開けると酒瓶を抱えた郷さんとサブとテツが立っていた。 「どうぞお上がりください」雄真の爽やかな声。 リビングで俺達はテーブルを囲んでいる。グラスにビールが注がれた。 「雄真、貢佑…結婚おめでとう」郷さんが声を張り上げる。グラスがカチンカチンと触れあった。 「ハイ、入籍も済ませました」雄真がはにかみながら声にする。俺は隣で頬を緩ませた。 「最初結婚するって聞いた時はビックリしたぜ」サブが声にする。俺と雄真の視線が交差した。 「郷さんに入れて貰った俺達の証っすよ」雄真の声。俺達は作務衣の袖を捲った。 「凄ぇ…ホントに名前入ってるぜ」サブが感嘆の声を上げる。 「刺青全体を見てみてぇな」サブが言葉を続けた。 雄真と視線がぶつかる。俺達は作務衣を脱ぐと 六尺一丁になった。 「さすが郷さんっすね。背中の絵柄と違和感が全くねぇ。いい仕上がりだ」 「ありがとな。今回は特に気合入ったぜ。こいつらの門出だからな」 「俺は認めねぇよ。俺はこの結婚認めねぇ」今まで大人しく飲んでいたテツがぽつりと声にする。 言葉とは裏腹に目は笑っていた。 「キスしろよ。俺達の目の前でな」 「判ったぜ。貢佑立てよ」 大きく頷き俺は立ち上がった。雄真の顔が近づいてくる。俺達は唇を交わした。 「おめでとう」テツが声を張り上げる。拍手が湧き起った。 ビールから郷さんが持ってきた日本酒に代わる。酒を酌み交わし会話が弾んだ。話が緊縛のことになる。デジカメのが画像を雄真が見せた。俺が縛られてる画像。郷さんが身を乗り出してきた。 「へぇ…男の緊縛姿も綺麗なもんだな」 「見てみますか」 「えっ……」郷さん達が目を見合わせていた。 「いいな」雄真が俺を見る。 「郷さん達ならいっすよ」 2重になった縄首に掛けられる。雄真の吐息が荒くなるのが判った。縄が股間に通ってくる。前袋の中で俺のちんぽが息づき始めた。縄が交差する。俺は縛り上げられた。 「刺青と縄も良く合うな」郷さんがポツリと声にする。サブとテツは目を凝らしていた。 「ほぉ……男の縛りも捨てたもんじゃねぇな」郷さんが感嘆の声をあげる。 「確かに縄と刺青が合ってカッコいいぜ」テツが言う。傍らにいるサブは大きく頷いた。カラダが火照る。前袋がしっぽりと濡れてきた。郷さん、サブそしてテツ。優しい眼差しに包まれながらささやかな宴が終わった。 「そろそろ帰るな……今日はいいもの見せてもらったよ」郷さんの声が優しく耳に響いた。 「そう言ってもらえると嬉しいです」雄真がにっこりしながら応えた。 柔和な微笑みを浮かべ3人が立ち上がる。俺達は玄関まで見送った。 「じゃぁまたな」郷さんの声。 「今度店にも飲みにきてくださいね」 「あぁ…寄せて貰うからな」 「幸せになれよ」テツの声。郷さんとサブは優しい笑みを送ってくれた。俺達は深々と頭を下げる。ドアがバタンと締まった。 「みんないい奴らだな」 「そうっすね」 2人っきりになった新居。心が高鳴ってくる。同時に妙な緊張が走った。 「片付けちまうか」 「そうっすね」雄真の声に俺は応えた。 キッチンの中。隣りで洗い物をする雄真。その表情には微かに強張りがみえた。 「もう少し飲もうぜ」 「うん」 ソファーに並んで座っている。酒を注いだグラスをまた触れ合わせた。 「貢佑、改めて宜しくな」 「俺のほうこそ宜しくっす」 酒を飲みながら言葉を交わした。 「この前さ……」 「ヘェ~そんな事あったんだ」 会話が途切れる。視線がぶつかった。 「貢佑……」 「雄真……」 言葉が重なる。雄真の目。瞳の奥から淫情満ちた光が見える。多分俺も同じような光を放ってたと思う。今迄数え切れない位カラダを重ねてきた。だけど今夜は格別。考えてるだけで濡れてくる。淫靡な炎が燻り始めた。初夜の幕が開く。雄真が目を呉れた。 「初夜だな」少し上擦った雄真の声。 「うん」 「しようか……」 「うん」 寝室の扉が開いた。真新しいクイーンサイズのベッド。天井から照らすオフホワイトのダウンライトが真新しいクイーンサイズのベッドを照らす。淫猥な気分が湧き上がる。高鳴る鼓動。火照るカラダを抑えながら作務衣を脱ぐ。 六尺を剥ぎ取った。これから起こる淫らな儀式を期待するかのようにグイッグイッと俺のちんぽは角度を付ける。先っぽからは悦びの汁が溢れてきた。傍らに居る雄真も 六尺を解く。弾けるようにちんぽが飛び出した。墨を入れた剛健なガタイに縄が打たれている。中心部の男の道具。縄の間から天を仰いでいる。 「貢佑……」 雄真が擦りよってくる。ちんぽとちんぽが触れ合う。たったそれだけの事なのに堪らない感覚が襲ってきた。 「あっ、雄真……」 抱き寄せられる。キスされた。舌と舌が絡まり合う。キスしながら触れ合うちんぽ同士を擦り合わせた。勃起の熱が伝ってくる。奥の方が疼いてきた。ふっと唇が離れる。またキスされた。舌を絡め合いながらケツ穴が静かになぞられる。カラダがビクンと震えた。ベッドに向かい合って座る。雄真に抱き寄せたれた。交差する脚と脚。密着するカラダとカラダ。ちんぽが触れあった。まんこの中の張り型が奥を刺激する。触れ合うちんぽから雄真の熱が感じられた。雄真が2本のちんぽを重ねて扱く。クチュクチュクチュと音が奏でられた。 「気持ちいい」 「俺もいいぜ。お前も扱けよ」 今度は俺が2本のちんぽを併せ持ちゴシゴシ扱きあげる。雄真は4個の金玉を合わせて捏ねった。 雄真の熱がちんぽと金玉を通して伝ってくる。ちんぽとちんぽ玉と玉が擦れあった。 「あぁぁぁぁ雄真のちんぽ熱くて気持ちいぃ」 「おっ俺もいいぜ」 雄真の乳首を抓る。雄真も俺の乳首を弄りまわす。雄真の顔が近づいてくる。俺は唇を合わせた。舌を挿れるとネットリと絡んでくる。キスしながらちんぽを激しく扱いた。 「あぁぁぁぁ駄目だぜ。やべぇ」 「お、俺もやべぇ」 「あぁぁぁぁぁ貢佑ぁ。一緒に射かすぞ」 俺はコクコク頷いた。 「貢佑…貢佑…射く、射く…んぁぁ」 「おっ、俺も…雄真ぁ…あぁぁっぁぁぁぁぁ射ぐ…射く」 ドピュッドピュッドピュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ ドピュッドピュッドピュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ 2本のちんぽから白濁汁が舞い上がった。 「凄ぇ、気持ち良かったぜ」 「俺も凄ぇ良かった」顔を雄真に近づける。軽く唇が触れあった。 火照ったカラダをベッドに沈める。雄真の手が俺のちんぽを握った。 「まだガチガチだな」 俺も雄真のちんぽを握る。少し萎えかけてたものが一気に天を衝いた。雄真が立ち上がる。俺の眼前にちんぽを差し出してきた。根元から裏筋目掛けてちんぽをジュルジュル舐め上げる。今度はちんぽを咥えた。舌を竿、裏スジ絡ませる。ピクンととちんぽが反応した。しゃぶり込みながら雄真の手を取る。俺のちんぽを握らせた。半勃ちの俺のちんぽ。雄真の手の中で奮い起った。萎えていた雄真のちんぽも俺の口の中でグイッグイッと勃ち上がってくる。喉壁でぎゅうっと締め付けてやった。 「こ、貢佑……」 雄真の腰が動き出す。俺の喉まんこを犯し始めた。 腕を伸ばし雄真の乳首に右指の腹でなぞる。顔を激しく抽動させた。左手で金玉を優しく覆う。竪琴を奏でるように3本の指で掻きむしった。雄真の腰の動きが激しくなる。喉奥をスゴスゴ擦ってきた。 「あっ…やべぇ…ん、ん、いっ射きそうだぁ」 俺は口からちんぽを離した。 「駄目っすよ。雄真が出すのは俺のまんこだぜ」 雄真がガバッと起き上がった。 「貢佑、このやろ。射きそうだったのによぉ」 両頬を抑えられる。チュッとキスされた。 「雄真ここだぜ。お前が汁出すところはな」 俺は両脚を抱える。自然にまんこがヒク付いた。雄真のちんぽがそびえ勃っている。獰猛な獣のような目。男の本性を剥き出しにしていた。穴がなぞられる。ちんぽがまんこに宛てがわれた。 「挿れるぜ」 「うん」 雄真の腰に力が籠る。ゆっくりと中に挿いってきた。先っぽが奥へ奥へと侵入してくる。濃い陰毛がケツタブ擽った。奥の方から甘く切ない感覚が湧き起ってくる。内壁がピクピク震えた。 「貢佑、凄ぇぜ。今日のお前のまんこ。ちんぽにネットリ絡んでくる」 「縛られた時から疼いてたんだ」 「判った。たっぷりと可愛がってやるからな」 「うん」 唇が軽く触れ直ぐに離れた。またチュッとされる。俺はまんこをキュッと締めた。 「そんなに急かすな」 「だって……」 動き始める雄真の腰。内壁が激しく攻められ始めた。 「あうっ…あっ、あっ、いいよぉ」 雄真の激しい突きに弄ばれるかのように俺のまんこは震撼する。いつもと何かが違う。堪らない感覚が襲ってきた。 「くぅぅ…んく…うぅん…はぁぅ…くぁぁ…ぅぅぅ」 突動する雄真の腰。ちんぽが奥の方を擦ってきた。 「あぅ、あっあっ…あぁぁ、くふっ」 「まだまだだぜ」 雄真は俺を抱き起こした。両脚の下から腕が入れられる。床に静かに脚を着いた。 「しっかり掴まってろよ」 「うん」 雄真が静かに立ち上がる。上下に俺を揺すりながら部屋の中をゆっくりと歩いた。 「おら、突いてやるからな」 雄真の腰が突きあがる。内壁が研磨された。 「んっ…ぐふっ…んぐ、んんっ…」 「いいのか」 「いっ、いぃよぉ」 縄がカラダにくい込む。奥壁が擦られた。床に立てかけられた鏡に雄真の背中に彫られた不動明王が写っている。俺に不敵な笑みを送ってきた。 「ぐふっ…うぉぉ…うぅっ」 ベッドに戻った。正常位で激しく突きこまれる。甚振られる俺のまんこが悲鳴を上げた。 「あぁぁぁぁぁ…駄目っす。おっ俺狂っちまう」 「いいぜ狂えよ。俺が受け止めたるからな」 突き込む雄真。ションベンが洩れそうな感覚が襲ってきた。 「もっ洩れそう」 ビシャービシャービシャー…ションベンでも我慢汁でもない透明な液体が噴き上がった。 「す、凄ぇ潮噴いた。あがるぜ」 雄真が荒れ狂うように腰を付いて来た。 「あっ駄目ぇ…おっ俺」 ビシャービシャービシャー俺はまた潮を噴いた。 掘り込みながら体を折り曲げ俺の乳首に吸い付いてくる。舌先が円を描くように這い回ったり甘噛みしてきたりした。その度毎に俺のまんこは官能の渦のに引き込まれそうになる。カラダがガクガク震えた。 「んぉぉぉ…あぁぁぁ…あぁぁぁ…あぁぁぁ」 「凄ぇ、まんこがグニョグニョ纏わりついてくるぜ」 ジュグッジュグッジュグッ…グショッグショッグショッ…ジュブッジュブッジュブッ火照りと湿り気が混ざった交尾音。部屋に轟いた。 「うわっ…そんな締め付けるな。んぁ、やべぇ…お、俺、射きそう」 「おっ俺も…あっ駄目、当たるっうぅ…当たる」 雄真の腰の動きが加速される。突き方が深く重たくなった。 「あぁぁぁぁぁぁぁ…駄目だ。マジやべぇ、種付けるからな。俺のガキ孕めよ。んぉぉぉぉぉぉぉ射ぐ…あぁ射く」 雄膣の奥に生暖かい汁がぶち当たる。亀頭の振えが伝ってきた。 「うぐっぉあっ…おぉぉぉぉ射く、射く…おぉぉんぁぁ射くっっ」 ドピュッドピュッドピュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁をトコロテンで噴き上げた。 雄真が倒れ込んでくる。自然に唇が触れあった。突き刺さっていた雄真のちんぽ。ズニュっと抜け落ちた。雄真の息が上がっている。ハァハァハァと荒く息を吐きながら俺の隣に横になった。雄真のちんぽをグイッと握る。口を寄せていった。 「こ、貢佑……」 頬張ると角度をすこしずつ上げていく。裏筋にチロチロ舌を這わせた。 「へへデカくなったぜ」 雄真の上に跨る。後ろ手にちんぽを握ると俺のまんこに宛てがう。ゆっくりと腰を沈めた。 「んぁぁぁぁいぃ…挿いってくるぅ」 根元迄埋め込むと腰を上下に動かした。 「このやろ…判ったぜ」 雄真の腰が突き上げてくる。内壁が激しく擦られた。 「あぅ…あぁぁぁぁぁっあっ…んくぅ…いぃ」 雄真を抱き起こす。向かい合う体位になった。唇が触れ合う。首筋が撫でられた。 「んぁぁぁぁぁあぅぅ…んかぁ…いっ、いぃ」 押し倒される。雄真の腰が波動した。左脚が抱えられる。突き込みが激しくなった。 「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…駄目ぇ…」 「何が駄目なんだ。気持ちいいんだろ」 「いっいっす…んぁぁぁぁぁいぃ…気持ちいぃ」 両脚を抱え直されグイッと前の方に抑え込まれた。俺のちんぽが迫ってくる。ガシガシガシと雄真の腰が突動した。 「うぐっ…うがっ…うぁっ…うぁぁぁ」 「いい声出てるぜ。おらもっと哭け」 雄真の腰が大きく引いた。そして一気に突き込まれる。 「んくっんくっんくっ…あぁぁぁぁぁぁぁぁ…んぁ」 「うぁぁ…堪らんぜ…凄ぇ締まる…あぁぁんぉ」 ジュグッジュグッジュグッ…グショッグショッグショッ…ジュブッジュブッジュブッ火照った交尾音が部屋に鳴り響く。パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン…筋肉同士がぶつかり合った。 「あぅぅ…んぁぁぁぁぁぁぁ…また射っちゃう、やべぇ」 「いいぞ射けよ」 ズグッズグッズグッと奥が擦られた。 「あぁぁぁぁぁぁ…射ぐ……」 ドビュッドビュツドビュッ乳白色の粘液が俺の顔に降りかかる。ビュビュッビュビュッビュビュッビュッビュッビュッ今度は顎から首に飛び散った。 「んぁぁぁぁ堪んねぇまんこだぜ。んぉぉぉぉぉおっ俺も射く」 雄真はズニュットとちんぽを引き抜いた。扱きながら俺の眼前に差し出してくる。俺はそのちんぽに食らい付いた。「んぁぁぁぁぁぁ…うぅぅ…射ぐ…射く…射く」 俺の喉奥に雄真の雄汁がぶち当たってきた。雄真と視線が交差する。ちんぽを口から放す。俺は喉をゴクンと鳴らした。 「美味ぇ…今日のは最高に美味ぇ」 雄真に抱き寄せられる。自然に唇が交わされた。 「凄ぇ気持ち良かったぜ」 「うん…俺も」 頭を撫でられる。俺はギュッと雄真に抱きついた。 「貢佑、今夜のお前凄ぇ淫乱だったぜ。潮噴くしよ。2発もトコロテンしたもんな」 「こいつのせいだぜ」 俺は雄真のちんぽをギュッと握った。 「俺さもっと好きになった」 「うん、俺も……」 激しかった交わりの後の気怠い時間、互いの体温を感じ合っている。雄真に擦り寄っていく。キツく抱きしめられた。
初夜が明ける。新居で新しい朝を迎えた。カーテンを開けると眩いばかりの陽光が射し込んでくる。俺と雄真の新しい時が刻まれ始めた。雄真が珈琲そ啜りながらパソコンを覗いている。見上げる雄真。目が輝いていた。 「ここ行くか」 「えっ……」 「ほら施設も充実してるし、刺青もOKみたいだしな」 「いっすね」 向ったのはスーパ銭湯だ。 「そう言えば一緒に出掛けるの初めてだな」雄真がボソッと口にした。確かに郷さんの所に行ったりサブさん逹とお茶したりはあったけどデートらしい事はしていない。何気に心が浮いた。車を出す。運転するのは俺、助手席には雄真がいる。初デート車中で会話も弾んだ。車を転がす事40分。小高い丘の上にあるスーパー銭湯に着いた。入口を入る。料金を払いタオルセットを受け取った。 脱衣所に行くと1人の兄貴が 褌を解いている。背中には龍の刺青が入ってた。中に入る。チラホラと刺青の兄貴、親父を見掛けた。 「ここ結構いるんすね」 「そうだな」 何となく親近感が湧いた。 風呂を上がりマッサージを受ける。食事を摂るとまた風呂に入った。露天風呂に並んで浸かる。そっと手を握り合った。すると1人の親父が近付いてくる。背中には火消しの刺青が入っていた。 「よぉ」俺逹と向かい合い座る。そっと手を放した。 「あっどうも……」 突然の声掛けに一瞬戸惑ったけど俺は応える。雄真は隣で微笑んでいた。 「何処で彫ったんだ」 「郷って言う刺青屋っすよ」雄真が応えた。 「やっぱりな。図柄が郷さんっぽいもんな。俺もそうなんだ」 「へぇ世間って狭いもんすね」雄真が感心した様に声にする。共通の話題を持った俺逹。会話が弾んだ。 「あれっ兄さん逹もしかしていい仲なのか」 親父が俺逹の左腕の刺青に 「えっ……まぁそうっすね」ハニカミながら雄真が声にした。 「腕に名前入れてるもんな。雄真に貢佑か。俺も昔はな……幸せになれよ」 「ありがとうございます」 屈託のない笑顔を浮かべ親父は立ち去った。 「好い人だな」雄真がしんみりと声にする。 「そっすね」俺もしんみり応えた。陽が傾き始める。空が茜色に変わった。 「貢佑」 「ん」 「帰ろうか」 「うん」 俺逹はスーパー銭湯を後にした。運転する雄真。俺は助手席に座った。 「いいところだったな」 「うん、また出掛けような」 刺青を入れた客達の事、刺青親父が放った意味深な言葉。車中の会話も弾んだ。 「なぁ貢佑」 「ん……何」 「落ち着いたらさ、新婚旅行にでも行くか」 「わぁいっすね」 「いっぱい稼いで海外にでも行こうぜ」 「そっすね。明日から仕事だ。頑張るぞ」 車は俺達を乗せ一路我が家へ向かった。一線を終え 褌一丁でベランダに出る。まだ風が冷たい季節。心は火照り寒さを感じなかった。 「貢佑幸せにしてやるからな。お前は俺の連れ合いであり息子だしさ。これからは俺が守っていくぜ」 「うん、俺も雄真を守っていくな」 「これでよかったんだよな」 「うん俺さ、雄真に会ってから色んな事教わった。でもさ一番は人を愛することの大切さを教わったことなんだ」 「貢佑…愛してるぞ。これからもずっとだかなら」 「うん、俺も愛してる」 雄真の顔が近づいてくる。両頬が温もりのある手で覆われた。目を瞑る。唇と唇が触れあった。薄く開いたところから舌が挿いってくる。舌を絡ませ合いながら俺は雄真の背中に腕を回した。抱きしめ合いながら雄真の心を感じる。永くて切ないキッスが終わった。結婚の記念に自費出版した刺青野郎の恋。俺達の写真集だ。撮影は郷さんが結婚祝いにと紹介してくれた写真館。プロのカメラマンに撮って貰った様々な画像。キス、ハグ、縛り。俺達を晒した。顔は判りにくいように撮ってくれたけど見る人が見れば俺達と判ると思う。それはそれでいい。俺達の愛の集大成だからだ。販売はBook's FINDの単独販売。この写真集も好調に売れている。応援メッセージも沢山頂いた。サブ、テツそして郷さんも喜んでる。この前3人で”雄”に見えた時に写真集を渡した。 「中々いい仕上がりだなカッコいいし綺麗だぜ」郷さんが言う。テツもサブも頬を赤らめながら写真集を見ていた。 「男同士も悪くねぇな」サブがぼそっと言う。 「そうだな」テツもぼそっと声にする。もしかしてこの2人……そんな気もした。 挙式後2ヶ月が経った。忙しい毎日が続いている。夕方まではBook's FINDで仕事。注文品の発送、送られてきた本の整理、ホームページの更新。古書の出張買取に行くこともある。色々雄真が手伝ってくれるので有難い。夜7時俺は”雄”に入店する。俺達は其々の仕事を手伝いあう。勿論家事は分担している。朝から夜まで働き詰めだけど苦にもならない。仕事を楽しんでるからだ。それに大好きな奴といつも一緒に居られる事がこの上なく嬉しい。多分それは雄真も一緒だと思う。 夜11時。雄の暖簾を入れた。 「お疲れ様、ありがとな」 「とんでもないっす」 俺達はありがとうの言葉を忘れない。 「帰るぞ」 「うん」 雄真は俺の事を何でも見通している。俺の中に棲んでたM性も覚醒させてくれた。 褌を締めること、 褌緊縛そして刺青。俺は雄真の色に染まった。また新たな時を歴史を刻み始めてる。そして俺は更に色濃く染まっていくに違いない。 俺達は春を迎えた。
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