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[ 2016/01/12 00:00 ] ちょっとひと休み | TB(-) | CM(0)

益荒男①

 1年前同僚の櫻田さんがS&Sプランニングと言う会社を立ち上げた。今俺はその会社でオープン時から働いている。業務内容は営業企画、技術指導、管理。内部スタッフは5名、他に業務委託している外部スタッフ12名で成立っている。雇用契約書は無く、給料が幾らかなのかも知らされていなかった。僅かに不安は残る。だが今までの付き合いも有ったので信用しようと思った。季節は晩夏。夏の緑の輝きがう褪せていた。会社がオープンする。ひと月目とふた月目は10万円の給料を頂いた。8万、5万と目減りしていく給料。何れ波に乗るまでの投資だと思い頑張った。こんな俺、河上尊仁43歳の髭坊主。無類の筋肉好きでジムで鍛えたガタイは硬い筋肉で覆われている。始めは順調に進んでいるように見えた。だが半年位経つと翳りが見え始める。俺達内部スタッフの固定給は完全に無くなった。後は自分達で稼いでくれと言われる。営業インセンティブの契約書が一方的に送られてきた。
「何れ利益が出るようになれば必ず還元するから辛抱してくれ」
櫻田社長が覇気がない顔付きで言っていたのを鮮明に覚えている。俺達は我武者羅に働いた。多少は売上が伸びる。だがそれは焼け石に水状態だと社長から聞いた。インセンティブさえ難癖付けて減額してくる。微かに見えていた灯りが消えていた。基本商材は売れなくなる。新規商材を開拓する櫻田社長。だがどれもが大外れする。会社の存続も危ういと感じた。社長の話にはつじつまが合わない事が多い。話に矛盾を感じさせる。それを正論とするために子供じみた嘘を付く。専門用語を下手に使う。本人は巧みな話術だと思っているから可哀想過ぎる。現に不信感を抱いた取引先が距離を置き始めた。給料もここ3ヶ月支払われてない。交渉するとのらりくらりと交わしたり、難癖付けてくる。最近は出社もしてこないし、電話にも出なくなった。そう言えば今まで2回会社を設立して倒産させていると聞いたことがある。櫻田社長を見ているとそれが頷けた。
 今ゲイDVDの新レーベルを立ち上げるので一緒に遣らないかと誘われている。声を掛けてくれたのは外部スタッフの福山彬と高石要だ。櫻田社長はスキルレベルが低い。その為この2人は色んな事を俺に尋ねてくる。何時しか仲良くなっていた。何時だったか3人で飲んでる時高石が福山と恋人として付き合ってるって口を滑らせた事がある。一瞬場が凍てついた。ゲイに何の偏見も俺は持っていない。それが判ると2人とも安堵の表情を浮かべていた。この時を境に付き合いに深みが増した気がする。何時しか心の垣根を取り払い本音で付き合えるようになった。彬は39歳で要は38歳。ちょびっと年上の俺をタカ兄ぃと呼んでくる。俺も彬、要と呼び捨てるようになった。俺は16歳で童貞を捨てる。それからは次から次へと女を替えた。女たらしにヤリマン。回りの連中は良く俺をそんな風に言っていた。
 男同士のSex。考えたこともない。そんな俺がゲイDVDの作成に携われるのか一抹の不安が過った。貸してもらったゲイDVDと雑誌を見る。下半身がムズムズしてくるシーンも有った。今俺は男同士のSexも満更でもないと思っている。逞しさとあどけなさを兼ね備えてるモデルを見ると犯したい衝動に駆られることも有った。たまに彬と要は俺の前でいちゃ付いている。そんな2人を見ても嫌な気分に成らなかった。むしろ微笑ましさを感じる。普通に仕事を探しても中々見つからないのは事実だ。一度仲間内での仕事に失敗している。俺は葛藤した。彬と要は俺を実の兄貴のように慕ってくる。自分達の考えを熱く語ってきた。俺はこいつらともう一度だけ挑戦してみる。この話に乗ってみる事にした。
 季節は初秋。夕闇が夜の黒に包まれている。
夜 (8)
どうにか櫻田社長を捕まえた。今会社のテーブルを囲んでいる。向かい側に座る櫻田社長。俺の右隣に彬、左側には要が座った。
「俺達3人会社を辞めさせてもらいます」
俺が口火を切った。
「おお、そうか」
櫻田社長の顔が曇る。これから俺達が何を言うのか悟っているようだった。
「ここ3か月間1円も給料払われてないっすね」
彬が声にする。請求明細書を叩きつけた。櫻田社長は予想通り難癖をつけ始める。例によって子供騙しのような言葉を吐いた。
「俺査定するって言ったよな」
「ハイ、言いましたね」
櫻田社長の言葉に俺は返した。
「査定した結果お前らに払う必要はないと判った」
櫻田社長がきっぱりと声にする。俺達3人は顔を見合わせた。
「査定って意味知ってますか?」
呆れたように俺が言葉にする。櫻田社長の顔がきょとんとしていた。
「査定ってのは過去の実績により今後の待遇とかを検討する事っすよ」
俺が言い捨てる。言葉に怒気が含まれていた。
「過去の実績を基にインセンティブを清算することじゃぁないっすよ」
要が蔑むように声にした。
「とにかくお前らに払うものはない。帰ってくれ」
櫻田社長が切れた。
「判りました。この書類に目を通してください」
俺は数々の証拠書類を提示する。櫻田社長が目を通すと顔色が変わった。
「仕方ありません。これを基に法的手段取らせて頂きます」
俺が言い切った。立ち上がる。俺達は踵を返した。
「チョッと待て。ま、待ってくれ」
櫻田社長が俺達を呼び止める。俺達は振り返った。
「1箇月、1箇月だけ待ってくれないか?」
櫻田社長が俺達に嘆願する。焦燥感溢れる表情を浮かべていた。
「判りました」
俺がぽつりと声にする。俺達はS&Sプランニングを後にした。夜の闇が更に深くなっている。俺達は良く行く居酒屋の暖簾を潜った。中はグループ客、カップルで賑わっている。俺達は奥のテーブル席に着いた。俺の向かい側に2人は座っている。中ジョッキが運ばれてきた。
「お疲れ」
俺の声。カチンと触れ合わせた。
「タカ兄ぃやっぱ給料無理なんすかね」
彬が寂しそうに口を開いた。
「あぁ多分な」
俺はぼそっと声にした。
「悔しいっすね」
要の声に怒気が含まれている。3人の視線が絡まり合った。激しい眼光が其々の悔しい思いを語っている。
俺達の怒りを増長させた。
「給料は出ないかも知れんけど制裁は加えないとな」
俺が低く熱い声を上げた。
「えっ何かイイ考えあるんですか?」
彬が俺に目を呉れながら言った。
「まぁな」
俺は不適な笑いを浮かべる。俺は2人に視線をぶつけた。
「あいつをDVDに出演させて犯る。合法的にだぞ」
「えっ」
彬と要の声が重なった。
「あいつは金への執着心が強い。それに無類の女好きだ。それに契約書の細部を見るのが苦手だと言う弱点を持っている。だから契約を交わす時補佐を付けることが殆どだ。稀に独りで契約するととんでもない契約をしてくる。この前もそうだったろ」
「確かに、この前もどう見ても売れない商品を大量に仕入れてきましたもんね」
彬が声にする。横に座っている要が頷いた。
「そこを逆手にとって契約させる」
「うん、成功しそうな気がする。いや必ず成功する」
彬が声を上げる。目が輝いていた。
「但し櫻田は年を上手く重ねてないからな。渋さとか熟した男の風格が皆無だ。意地悪そうな目をした中年太りのおっさんだろ。モデルとしての資質には欠けてる。そこは衣装、メイク、カメラアングルでカバーするんだ。上半身は露出させない。その代わり犯す野郎達は厳選しなければならないけどな」
「凄ぇワクワクしてきた」
要が声を上げる。表情が踊っていた。


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[ 2016/01/09 10:26 ] 益荒男 | TB(-) | CM(0)

益荒男②

 夏の終わりの空がきりっと澄み渡っている。俺達はゲイDVD新レーベル”益荒男”を立ち上げた。スタッフは俺と彬と要。ゲイDVD作成に携わっている慎治と憲太も加わった。着々と準備を進める。忙しい毎日が続いた。体育会系、制服組、ガテン系。基本路線は決まっている。坊主に筋肉それに。色んなフェチがあることも知った。試しにを締めてみる。ケツに食い込む感じが中々良かった。
 櫻田社長との約束の1箇月が経過する。俺達はS&Sプランニングの事務所で社長と向き合った。重たい空気に包まれている。櫻田社長に視線をぶつけた。
「済まん。色々工面したけどちょっと無理だ」
「社長、3箇月待ちますよ」
俺が低い声で言った。
「いいのか」
櫻田社長が力なく口を開いた。
「但し協力して貰いたいことがあります」
俺が声にした。
「えっ」
櫻田社長の表情が変わった。
「俺達エロDVDのレーベルを立ち上げました。今企画してるのは建築現場の監督が可愛い子達とSexするやつなんです。そのDVDに監督役で出演して貰いたいんです」
彬が淡々と声にする。櫻田の目が淫靡に光った。
「前立腺マッサージも予定に入ってますよ」
俺がエロく言った。
「それって性感エステとかでやってるやつだよな」
櫻田社長の目が卑しく光った。
「ハイ、これっすね」
俺が性感エステのサイトを見せてやる。櫻田はスケベそうな顔を晒した。
「社長にもギャラお支払しますよ。可愛い子とやって小遣いもゲットしちゃってください」
俺は、努めて明るく言った。
「わ、判った」
櫻田社長が目をギラ付かせながら口を開いた。実際櫻田社長には選択肢が無かったのかもしれない。色んな支払いが滞り借り入れも難しいと聞いた。
「じゃぁここに署名と印鑑お願いします」
俺が声にした。俺達の思惑が当る。櫻田社長は細かい内容を確認もせずに契約書に署名捺印した。
「じゃぁ社長撮影日は後で連絡します。ストーリーとかは契約書に書いてあるので確認しておいてください」
「あぁ判った」
「じゃぁ失礼します」
俺達はS&Sプランニングを後にした。清々しい気分と妙な昂ぶりに包まれる。芳醇な秋の陽射しが射してきた。益荒男の事務所に戻る。益荒男第一弾の本格的な準備に取り掛かった。タイトルはガテン野郎成敗。内容は中年の現場監督が若い連中に輪姦される。犯られるのは勿論櫻田社長だ。櫻田にはヘルメットは深く被せる。ヘルメット、作業着は脱がせない。露呈するのは下半身だけだ。スタジオの手配と済ませる。出演者を募集した。
”益荒男モデル募集!!内容中年親父を犯すタチ役で短髪、筋肉質、巨根の方。年齢18歳以上39歳迄(高校生不可)応募方法顔と全身の判る写真を添付して下記メールフォームよりご応募ください。尚面接時には身体検査、勃起検査もございますのでご了承ください”5人の野郎を採用した。
相良 雄基 20歳
児島 一哉 26歳
木村 智樹 22歳
笹山 潤一 28歳
岡部 豪  37歳
全員が短髪、坊主で逞しい筋肉と爽やかな笑顔を持っている。その上全員が18㌢以上の巨根だ。豪と潤一は現役のAV男優。みんなをリードしてくれるように依頼した。衣装は全員作業着、ハイネックシャツにニッカ。下には六尺を締めさせる。ワクワク感と共に失敗出来ないというプレッシャーが掛かってきた。
肩に淡い秋の陽射しを感じる。
木漏れ日 (2)
撮影の日を迎えた。スタジオで慌しく準備をしている。身を引き締めるつもりでこの日俺はを締め込んだ。イメージは建設会社の事務所。並べられた4台の机にはパソコンが置かれている。机の上には書類ファイル、建築図面等が並べられた。隣接してるミーティングルーム。ここがメインの撮影場所になる。照明を点けると真ん中のテーブルが淫猥に浮き上がってきた。男女物のエロDVDを流している。雰囲気を盛り上げる為とギリギリまで櫻田に気付かれない為だ。アンアンと女優が声を洩らしている。スタジオが緊張と昂揚に包まれた。程なくして櫻田がが現れる。俺と視線が交差した。
「あっ櫻田さん、お疲れ様っす。いよいよっすね」
「あぁ宜しく頼むな」
「こちらこそ宜しくです」
スタジオのアチコチを見ている。何やら表情がにやけてきた。
「櫻田さんも準備お願いしますね」
「おぁ何したらいいんだ」
「そうっすね。まず前立腺マッサージがあるんで腸内洗浄してください」
俺は腸内洗浄の方法を説明する。櫻田チョッと戸惑っていた。
「何ならやって上げましょうか」
「いや大丈夫だ」
「そうですか?じゃぁ洗浄とシャワー済ませちゃってくださいね。それと衣装出しときますから着替えてくださいね。あっ櫻田さん締めたことありますか?」
「いや無い」
「じゃぁ誰かに締めさせますからシャワー済んだら声掛けてくださいね」
櫻田の腸内洗浄、シャワーが済んだ、彬に六尺を締めて貰い、ハイネックシャツ、ニッカ、作業着を着せる。ドーランで浅黒くメイクしてやり髭を付けた。
「タカ兄ぃ馬子にも衣装っすね。あの不細工な櫻田でもこれならみられるぜ」
彬が目を輝かせている。俺の耳元で囁いた。櫻田に目を遣る。顔をいやらしく赤らめていた。
「櫻田さん、ジャケット撮影するんでこちらにお願いします」
憲太が元気に声を掛けた。使うかどうか判らないジャケット撮影。これも場を盛り上げる方法の一つだと思った。
「櫻田さんヘルメット深めに被ってタオル首に巻いてください。あっ眼鏡も取った方がカッコいいっすね」
憲太が盛り上げるように声にする。カシャッカシャッとシャッター音がスタジオに鳴り響いた。
「櫻田さん俯き加減にくわえ煙草してください」
「今度はニッカを少しズリ下げてください」
俺と彬は遠巻きからそれを見ていた。出演者達が集まり始める。軽く挨拶を交わすとそれぞれ衣装に着替え始めた。雄基が櫻田の撮影をじっと見ている。悲しそうな目をして俺達の前に来た。雄基は出演者の中で一番若い。20歳で身長はチョッと低めの163㌢体重は65㌔。高校時代柔道で鍛え、今も筋トレを続けていると言う。そのガタイは強靭だ。ちんぽはこの中ではチョッと小さ目。だがそれでも勃起時18㌢ある男の道具を持っている。男臭さとあどけなさを兼ね備えている奴だ。
「河上さんチョッと話あるんです」
「何だ」
俺の目を見るとゆっくりと話を切り出した。
「河上さん。済んません。お、俺無理っす。俺男好きだしその中でもおやっさんには目がないっすけどあの人は無理っす。勃たないっす」
俺に目を呉れる。涙目になっていた。
「今更言われてもな。撮影始まるんだぞ」
俺は少し強めの口調で言った。
「すんません。お、俺河上さんなら……」
雄基の目の周りがほんのり桜色に染まっていた。
「し、失礼します」
雄基が俺の股間に手を置いた。軽く握られる。瞬く間に雄基のニッカが膨らんだ。雄基が俺の手を取る。股間に導かれた。ちんぽが硬くなっている。ビクッビクッと振動が伝ってきた。
「なぁ雄基君、やっぱ仕事に穴あけちゃ駄目だぞ」
「判ってます。でも……」
肩をがっくり落としている。表情はしゅんとしていた。ふと脳裏を過ぎる。雄基は俺みたいな親父がタイプと見た。俺は男同士のSexに興味を持ち始めている。それならばだ。
「雄基君仕事はちゃんとしろ。撮影終わったら俺に付き合え」
「えっ」
「俺の初体験に付き合えって言ってんだ」
「えっ?」
雄基は戸惑っているのが判った。
「雄基君、タカ兄ぃはノンケなんだぜ。それもかなりのヤリマンなんだ。男同士の事はこの仕事始めて興味持ち始めたらしいんだ。だけどまだ経験は無いはずだぜ」
彬が口を挟んできた。
「雄基君タカ兄ぃのことタイプだろ」
「は、はいタイプっす」
「だったらタカ兄ぃに可愛がって貰えよ。お前としたいって言ってるんだぜ」
雄基の目がキラキラ輝いていた。
「やったー」
雄基がはしゃぐように声を上げる。若干20歳の坊主。子供のような嬉しそうな笑顔を浮かべている。俺は雄基の両肩に手を置いた。
「俺の為にやってくれるよな」
「うん」
汚れの無い目をしている。俺は吸い寄せられた。柔らかい唇が軽く触れる。男との初キッス。若い雄の薫りが俺を包み込んだ。背丈が同じ位の俺と雄基。股間同士がいい具合に触れ合った。雄基の股間に手を這わせる。そこはグングン硬さを増した。雄基の激しい鼓動が伝ってくる。俺のちんぽが微かに反応した。
「おまじないしてやる」
俺は浴室に雄基を連れて行った。着ているものをバサバサ脱ぐと六尺一丁になる。俺はを解いた。雄基に目を遣る。俺の締めてた褌を雄基に手渡した。
「これに締め直せ」
「う、うん」
俺と雄基は褌を交換して締め直した。抱き寄せると雄基の方から唇を合わせてくる。静かに唇が離れた。
「雄基……」
呼び捨てた。
「河上さん」
「尊仁でいいぜ」
「尊仁さん、嬉しいっす。尊仁さんが締めた褌で俺のちんぽ包まれてる。それに雄基って呼び捨てにしてくれた。何か嬉しいっす」
「頑張れよ」
「うん」
雄基の顔付きに逞しさを感じた。
「いくぞ。そろそろ打ち合わせだ」
「じゃぁ打ち合わせを開始します。集まってください」
彬が声を張り上げる。スタッフ、出演者が集まってきた。
「出演者の紹介をします。監督の櫻田さんです」
櫻田が会釈をした。
「職人役の人達を紹介します。右から 雄基君、一哉君、智樹君 、潤一君そして豪さんです」
5人はそれぞれコクンと会釈する。この時櫻田は何かが違うと感じ始めていたようだ。
「ストーリーは契約書にも書いてありますが念の為お伝えしておきます」
櫻田が契約書を広げている。訝しげに目を通していた。
「ろくでもない現場監督に職人達が切れて輪姦すると言う内容です」
櫻田が途方に暮れている。事態を呑み込めてないのか目を見開きぼんやりとしていた。
「職人達にすこぶる評判が悪い現場監督がいる。仕事も出来ない。ミスは全て職人に擦り付けた。その上不正もする。今夜職人パワーが爆発した。これが冒頭に文字で流れますけどイメージとして捉えといてください。ここ迄大丈夫ですよね」
「聞いてねぇぞ」
櫻田が慌てふためいている。口を挟んできた。
「ストーリーを契約書で確認するように河上さんが言ってますよ。俺も聞いてましたから……」
彬が冷たくそして冷静に口にした。
「ほらここに明記されてますよ」
契約書の記載部分を指で示している。櫻田の表情が雲った。
「か、可愛い子って言うのは……」
「何言ってるんですか?目の前に5人も居るじゃないですか?」
「お、男かよ」
「そうっすよ。可愛いでしょ。そのことも契約書に書いてますけど……」
愕然として契約書をじっと見る。その手はぶるぶる震えていた。彬を睨み付ける。その目力はとてつもなく弱かった。
「大まかな流れはホワイトボードに書いて置きました確認お願いします。セリフはフロントと中間にあるだけっすけど趣旨が変わらなければの変更アドリブOKです。後はノリでお願いします」
櫻田は困惑と狼狽が混ざったような表情をしている。カラダが小刻みに震えていた。
「じゃぁみんなで力合わせていい作品作りましょう」
彬が元気な声を上げた。
「おまえら監督を可愛がってやれよ」
要が声を張り上げた。
「おお」
職人達の声が重なる。その瞬間櫻田が入口目掛けて逃げ出した。雄基と一哉がそれを追い掛ける。両側から櫻田を捕えた。想定外の櫻田の行動。そのまま撮影に突入した。
「てめぇ判ってるのか?自分がやってる事をよぉ」
雄基が男らしく声を張り上げた。
「この前貰った報奨金何に使ったんだ。独り占めしてよぉ」
一哉が吼えた。
「何か不都合あると俺らのせいにするなよ。今日はしっかり礼させてもらうからな」
豪が重たい声を放った。職人達罵声を浴びせる。ミーティングルームに入ってきた。
「何とか言えよ」
「謝れよ」
何も答えず櫻田は歯向った目をしている。ニッカに鋏が入った。ビリビリ破かれる。褌に手が掛かった。
「や、止めろ」
櫻田が小っちゃい声で言った。
「何だと。大人しくしてろよ」
豪が怒鳴る。櫻田の金玉に蹴りが入った。顔から脂汗が滲み出てくる。褌が破られた。
「ちっちぇぇ、子供みてぇなちんぽだぜ」
豪が言い放った。
「それに包茎かよ」
一哉が言った。確かにちっちゃいちんぽ。これだけは誤算だったけど今回の作品では特に問題は無い。櫻田がテーブルの上に寝かされる。ロープで胴体を縛られた。雄基が右脚を一哉が左脚を抱え上げる。櫻田のカラダが微かに震えていた。
「嫌がってる割にはまんこヒクついてるぜ」
豪が卑猥に声を上げる。ローションをケツ穴に塗り込めた。指を挿れる。指が前後に何度もゆっくり動いた。指が2本に増える。激しく前後に抽動した。ビクンと櫻田のカラダが反応する。尚も豪の指が動いた。
「へへっ前立腺に当たったみてぇだな。マッサージしてやるからな」
豪がニヤ付きながら声にした。豪は執拗にそこを擦り上げる。ひと擦り度毎に櫻田のカラダがビクビク動いた。
「一哉手伝えよ」
豪が一哉に目を遣る。雄基が櫻田に跨り両脚を大きく抱えた。一哉と豪の指が左右から櫻田のオス穴に挿いる。ゆっくりと2本の指が櫻田の穴を広げていった。指が張型に替えられる。Sサイズから徐々に大きいサイズにと移っていった。広がる櫻田のオス穴。LLサイズのものを呑み込むまで成っていた。3人はヘルメットを投げ捨てる。男らしくバサッバサッと作業着、ニッカを脱いでいった。褌を外すとそれを放り投げる。豪と一哉のちんぽは天を衝き先っぽは我慢汁で濡れたいた。雄基のちんぽは少し元気が失せてる。彬が俺の耳元で囁いてきた。
「タカ兄ぃ助けてやれよ」
俺はカンペに書いた。”雄基頑張れよ。後でいっぱい可愛がってやるからな”綿パンのジッパーを下げる。前袋からちんぽを引っ張り出した。少し揉んでると勃ってくる。俺のちんぽが天を仰いだ。雄基は天井を見上げ、目を瞑る。グッグッグッと雄基のちんぽが頭をもたげてきた。
「いくぜ」
豪が櫻田の脚を抱え上げちんぽがケツに宛がわれた。櫻田は脚をバタつかせ抵抗する。豪が櫻田の金玉を握り力を籠めた。
「観念しろ。金玉潰すぜ」
櫻田は悔しそうな表情を浮かべている。だが刃向かわなくなった。またケツに豪のちんぽが宛がわれる。腰に力が入った。充分解された穴はちんぽを呑み込み始める。亀頭が入った。解されたと言っても処女ケツに豪のデカ魔羅はキツイ。豪のちんぽはビンビンに勃ち上がっている。血管が浮き出ていた。
「んがぁいっ痛てぇ。や止めてくれ」
櫻田の顔が歪んだ。
「うるせぇ。我慢しろよ監督。お前がやってきたことに比べたら屁でもねぇだろ」
豪が重たく声にする。一哉が櫻田の口許にちんぽを差し出した。
「おらしゃぶれよ」
櫻田は顔を背けた。
「しゃぶれって言ってるのが判らねぇのか」
櫻田の頬にビンタが入る。口にちんぽを捩じ込まれた。
「歯ぁ立てんじゃねぇぞ」
櫻田の目に光るものが見えた。
「いっちょまえに泣いてんじゃねぇ」
一哉が櫻田のヘルメットを抑え付ける。腰をガシガシ動かし出した。
「おらもっと舌絡めろよ」
「こっちもしゃぶれよ」
今度は雄基が櫻田の頬っぺたにちんぽを擦り付ける。櫻田は雄基のちんぽを頬張った。
「ちんたらしゃぶってんじゃねぇ」
雄基が声を張り上げる。怒りが籠った声を櫻田に浴びせた。再度櫻田は一哉のちんぽを咥えさせられている。ウゴウゴと口を動かす櫻田。そのぎこちない舌技に一哉が業を煮やした。
「ほらっ唇をすぼめろよ。竿に舌を絡めろ。金玉も舐めるんだぞ」
櫻田は2本のちんぽを手に握っている。交互にしゃぶり込み金玉にも舌を這わせた。豪のちんぽが完全に埋め込まれてる。馴染むのを待たずに腰を動かしている。上下の口を塞がれた櫻田。痛みの声さえ出す事が許されてない。ただ3人に犯されるしかなかった。櫻田は顔を紅潮させている。ひたすら痛みに耐えてるように映った。豪の突き込みが激しくなっている。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパ豪の金玉が櫻田のケツタブを叩いた。
「んくぅ堪んねぇ。てめぇの汚ねぇケツまんこに種付けてやるからな」
豪の腰が突動する。腰が痙攣するように微動した。
「んぁぁぁぁぁぁぁぁ射くぅ。んぁぁ射ぐっ」
豪が櫻田の中に放精した。残りの汁を絞り出すように何度か腰を前後させてる。ちんぽを引き抜いた。引き抜かれた豪のちんぽ。シッポリと濡れそぼっていた。
「おめぇろくでもない奴だけどまんこだけは逸品だな。凄ぇいっぺぇでたぜ」
「今度は俺の番だな。いくぞ」
雄基が櫻田のケツ穴にちんぽを宛がっている。一息に櫻田のケツまんこに嵌めこんだ。チラっと俺を見る。俺はゆっくり頭を縦に動かした。ピースサインを送る。安心したように腰を振り始めた。一気に雄基の腰の動きが加速する。雄基は目を瞑りながら櫻田を犯していた。腰が激しく前後する。更に腰が激しく振られた。
「んぁぁぁあぁぁぁ射くんぁぁ射く」
雄基が戦慄いた。雄基のちんぽを引き抜かれる。透かさず一哉が櫻田の脚を抱え上げる。ちんぽをオス穴に当てた。一哉のちんぽがまい進する。一気に貫いた。一哉の腰が猛動する。櫻田のちんぽが何時の間にか勃起していた。
「堪んねぇ。豪先輩と雄基の汁でまんこトロットロだぜ」
一哉が激しく掘り込みながら櫻田の乳首をグリッと抓った。
「んくぅ締まってくるぜ。監督よぉ乳首も女みてぇに感じるみてぇだな」
今度は乳首を指の甲で掻き上げていた。
「ただ今帰りました」
智樹と潤一が帰ってきた。
「おぉこっちだ。監督がお待ちかねだぜ」
豪が声を張り上げる。潤一と智樹がミーティングルームに傾れ込んで来た。ヘルメットを投げ捨てる。床に転がり、カラーンカラーン音を響かせた。
「俺らも焼き入れさせて貰うからな」
智樹が吼える。5人の目が合い、眩しく視線が絡み合った。潤一と智樹は作業着ニッカをかなぐり捨てる。六尺も無造作に剥ぎ取った。智樹が櫻田の頬っぺたをちんぽでパシパシ叩いている。ちんぽを櫻田の眼前に差し出した。
「咥えろ」
智樹が低く強い声を上げる。櫻田が智樹のちんぽを咥えた。口をウゴウゴ動かしている。櫻田が目の周りを朱に染め、明らかに興奮しているのが判った。
「こっちもだ」
潤一が櫻田の口にちんぽを捩じ込んだ。口の中で2本のちんぽが絡み合っている。櫻田がトロンとした表情を浮かべながら2本のちんぽをしゃぶり込んでた。
「堪んねぇ潤一先輩のちんぽ擦れてくる」
「俺もいいぜ。智樹のちんぽ暖っけぇ」
咥えさせながら潤一と智樹がキスしている。職人達の火照った熱気にスタジオが包まれていた。一哉の腰が烈動する。ちんぽを男らしく打ち付けていた。
「おらもっと締めろよ」
グイッグイッと逞しい腰が動いている。出し入れされるちんぽが卑猥に映った。
「ああん、ああ、ああん」
櫻田は女みてぇな声を洩らし始めていた。
「んぁぁぁぁ締まってくる。うぁぁぁぁぁぁぁぁ駄目だ。んぉぉ射ぐあぁぁ射くっ」
一哉が櫻田からちんぽを引き抜こうと腰を引いた。
「何だ監督、もっと突かれてぇのか。抜かれるの阻止してくる。淫乱まんこだぜ」
一哉がグイッグイッと腰を動かしている。ヒク付くまんこからちんぽを抜いた。
「俺のでっけぇ奴をお見舞いしてやるからな」
智樹のちんぽは5人の中で一番デカイ巨竿だ。20㌢は優に超えている。そのちんぽを櫻田の穴口に宛がった。デカちんぽが呑み込まれ始める。ズブズブ入っていった。根本迄埋没する。智樹の腰が激しく動いた。
「あぁぁぁ駄目洩れる」
ドロッドロッドロッ櫻田のちんぽから白濁汁が洩れてきた。
「凄ぇぜ、こいつトコロテンしやがった」
智樹の目が獣のように光っている。腰が激しく前後に動いた。腰が大きく後ろに引かれる。一気に突き込んだ。
「あぁぁあぁぁ洩れるぅんぁぁ洩れる」
ビシャービシャービシャーとションベンでも我慢汁でもない透明な液体が飛び出した。
「今度は潮吹きかよ。堪んねぇぜ」
智樹の腰が突動する。ちんぽが疾駆した。
「んぁぁんぉ洩れる。んぁぁ洩れる」
櫻田はまたビシャービシャービシャーと潮を吹いた。
「んぁぁやべぇ射かすからな。種注ぐぜ。んぁぁんぁぁ射ぐ。うぉぉ射ぐ」
智樹が櫻田の中で雄叫びを上げる。ちんぽを引き抜いた。智樹が櫻田に目を遣る。櫻田の口許にちんぽを突き付けた。
「しゃぶって綺麗にしろ」
櫻田はチロッと舌で舐めていた。
「チンタラしてんじゃねぇ」
智樹はちんぽを口の中に捩じ込んだ。櫻田のヘルメットを抑え付ける。ガシガシ腰を動かしていた。
「今度は俺がやき入れる番だな」
潤一がその上反ったちんぽを櫻田に見せつけた。そのちんぽは長さは智樹を僅かに下回る。だがの太さは豊かな極太魔羅だ。潤一が櫻田の穴口にちんぽを宛がっている。潤一は直ぐには挿れなかった。亀頭を櫻田の穴口に擦り付けている。櫻田がカラダをくねらせた。
「何だ。欲しいのか」
潤一がいやらしく声にする。櫻田はコクコクと頷いた。
「何が欲しいんだ。はっきり言ってみろよ」
潤一が低い声で唸った。
「ちんぽを」
櫻田は囁くように声にした。
「もっとはっきり言え。何を何処に欲しいんだ」
潤一が野太い声を上げた。
「ちんぽをケツに……」
櫻田が言葉にする。だが言葉に力が無かった。
「ケツじゃねぇ。ここはケツまんこだぜ。男のまんこだ」
潤一が怒気を含んだ声にした
「……」
櫻田が言葉を黙殺している。潤一が櫻田の金玉を握ると力を籠めた。櫻田が顔を歪ませる。恨めしそうな目つきで潤一を見ていた。
「ちんぽを俺のまんこに挿れてください。お願いします」
櫻田の口が開いた。
「よーし挿れてやるぜ」
潤一の腰に力が入る。ちんぽが疾駆した。根本迄埋め込まれる。潤一の腰が突動した。
「あぁんぁんくぅ洩れる。あっあっあっ洩れる」
ドロッドロッドロッ櫻田はまた雄汁を垂れ流した。潤一の腰が猛動する。その動きに合せて櫻田の腰が振られた。
「この淫乱親父がよぉ。おらおらおらどうだ」
「あぁんあぁん、はぁはぁはぅ、あぁんあぁん」
櫻田の声が裏返る。智樹の腰の動きが大きくなった。
「あぁぁぁぁ駄目、また洩れちゃうんぁぁ洩れる」
ドビュッドロッドロッドロッ櫻田はまた白濁汁を洩らした。潤一の腰が烈動する。ヌチャッヌチャッヌチャッ…グショッグショッグショッ…ジュグッジュグッジュグッ結合部から淫靡な交尾音が鳴り響いた。
「んぁぁんぉ射ぐ。あぁぁあぁ射く。んぁぁんぉ射くっ」
潤一が櫻田の中で戦いた。櫻田からちんぽを引き抜く。そのちんぽは衰えずそそり勃っている。ちんぽ手で握ると声を張り上げた。
「仕上げだぜ」
櫻田は特大張型を自らまんこに突っ込んでいる。自分で乳首を弄りながらちんぽを扱き始めた。5人の職人達がちんぽを扱いている。櫻田の回りを5人が囲んだ。
「口開けろ」
豪が低い声で唸る。櫻田がゆっくりと口を開けた。
「あぁぁあぁ射ぐ」
「んぁぁんぉ射く」
「あっあぁあぁ射ぐ」
「んぉぉ射く」
「あぁあぁぁ射ぐ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ5人の職人達が放った男の乳白色の粘液が宙を舞い、櫻田目掛けて降りている。その粘液が櫻田の顔と口を汚していた。
「呑めよ」
豪がが重たい声を上げる。櫻田の喉がゴクンと動いた。櫻田が激しく自分のちんぽを扱いている。カラダを上下に動かした。嵌められた特大張型が櫻田を攻め立てる。亀頭が微かに膨らんだ。
「んぁぁんぉぉ射ぐ。あぁぁ射く。うぅぅ射く」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ櫻田は白濁汁を撒き散らした。
「こいつを綺麗にしてやれよ」
豪が吼えた。5人のちんぽからジョージョージョーと黄金水が放たれる。櫻田の顔、カラダに降りかかった。
「これからなめた真似するんじゃねぇぞ」
豪がぼそっと声にする。拳が金玉に入った。櫻田が顔を歪ませる。5人分の雄汁が櫻田のまんこから流れ出てきた。
「カット」
彬が声を張り上げる。撮影は無事終わった。出演者達は各々シャワーを浴びる。スタジオを後にした。櫻田も俺達に挨拶をする。スタジオを出て行った。櫻田が浮かべた表情。それは強張りが無く穏やかだった。



猛牛

猛牛


亀頭マッサージャー ブルーボーイ

亀頭マッサージャー ブルーボーイ


発情ちょい悪OB×敏感ボディじらし狂い ガテンマッチョVSちょ…

発情ちょい悪OB×敏感ボディじらし狂い ガテンマッチョVSちょい悪リーマン


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[ 2016/01/09 10:16 ] 益荒男 | TB(-) | CM(0)

益荒男③

 次々と機材、衣装、道具が車に積まれる。雄基も手伝ってくれた。撤収が終わる。空が茜色に染まっていた。益荒男の事務所に戻る。みんなの顔が輝いていた。今ミーティングテーブルを囲んでいる。テーブルの上には寿司と乾き物の摘みが並べられた。500mlの缶ビールが配られる。プシュップシュッと開けられた。
「益荒男第1弾ガテン野郎成敗は無事撮影終了しました。お疲れ様」
彬が声を上げる。ガチッガチッと缶が触れ合った。細やかな打ち上げが始まる。ビールを飲み寿司を摘んだ。
「タカ兄ぃって凄いっすよね。男の経験ねぇのにこんな企画考えられるんだからさ」
彬が声にする。何気に弾んで聞えた。
「ホントっすね。それもあの不細工な櫻田をあそこまで仕上げるんだからな」
「いや、みんなが居てくれたからだぜ。ホントアリガトな」
要の活気の有る言葉に俺は応える。話が弾んだ。
「でもあいつ凄いっすね。初体験でトコロテンするし、潮迄吹くんだからな」
慎治が感嘆深げに声にした。
「それに何だかんだ言っても汁まで呑んでたもんな」
憲太がが握りこぶしで手の平を叩きながら声にする。眼光がキラリと輝いていた。
「これからもタカ兄ぃ中心で頑張ろうぜ」
彬が言い放った。
「おお」
要、憲太、慎治の声が重なる。その三重奏が頼もしく聞えた。
「あっ河上さん」
慎治が視線をぶつけてくる。慎治がぽつりと声にした。
「俺もタカ兄ぃって呼んでイイっすか?」
「あっ俺もタカ兄ぃって呼ばせてください」
「あぁ構わねぇぜ」
慎治と憲太の言葉に俺は応える。彬、要、慎治そして憲太。こんな俺ごときを頼ってくる。嬉しさが込上げてきた。それと同時に責任感が圧し掛かってくる。こいつらを不幸にする訳にはいかない。もっと色んな事を俺は学び、益荒男を成功させる。内側から燃えてくるのが自分でも判った。隣に座っている雄基が俺に目を呉れる。視線が眩く感じた。
「あっ俺は、おっ親父、おやっさん」
「ああいいぜ」
甘えるような雄基の声に俺は応えた。柔和な時間がゆっくりと流れる。みんなの顔が少し赤らんでいた。話が俺のことになる。彬の視線が淫猥に感じた。
「タカ兄ぃ今日男初体験っすよね」
彬の声にみんなの視線が俺に集まった。
「バッバカやろ。みんなの前で言うな」
「誰とっすか。それとも売り専すか」
要が驚きの声を上げた。
「雄基君だよ。なっ」
彬が雄基に向って声にする。雄基が頷いた。
「雄基君、今夜タカ兄ぃをこっちの世界に引き摺り込んでこいよ」
「うん、俺頑張る」
彬の問い掛けに雄基が応える。頬が少し赤らんでいた。相良雄基20歳。今夜俺はこいつを抱く。それから先どうなるかは判らない。だが男同士の世界の入口に立ったのは事実だ。
「雄基、タカ兄ぃのどこがいいんだ?」
彬要が雄基に目を遣る。ぼそっと言葉を掛けていた。
「顔も声もカラダも全部っすよ。面接に来た時から俺、キュンキュンしてたんだ。顔見た途端俺濡れてたし……それに今日俺が悩んでる時優しくしてくれた。もっと好きになっちまった」
雄基がチョッと照れながら声にする。今日雄基とキスしながら股間に手を這わせた。その時微かだけど俺のちんぽは反応した。雄基は俺に一途な表情を送ってくる。そんな時可愛いと思った。俺は雄基と親子位歳が離れている。父性本能を擽られてるだけなのかも知れない。だが守ってやりたいと言う気持ちが俺の心の中には既に有る。女は犯るだけで良かった。
「おやっさん」
「ん、何だ」
「俺さ……」
雄基が真っ直ぐに見てきた。どんなに磨かれた鏡よりも良く澄んだ目をしている。俺の心が抉られた。
 今みんなと別れて俺達はゆっくりと歩いている。妖しいネオンが光る建物の前に止まった。雄基を見る。少し緊張した表情を浮かべていた。
「入るぞ」
「うん」
タッチパネルで部屋を選びエレベーターに乗り込んだ。狭い二人だけの空間が気分を昂揚させてくる。女とは散々遊んできた俺。今夜初めて男を抱く。鼓動が激しくなる。今淫靡のドアが開いた。淡いグリーンを基調とした部屋。真っ白ななベッドが妖しい光に照らされていた。
「あっ俺湯入れてくるっすね」
嬉しそうに雄基が浴室に消える。浴室から勢いよくお湯が流れる音がした。浴室から戻ってくると後ろから抱き付いてきた。首筋に雄基の不精髭が擦れる。雄基の硬いものを感じた。
「おやっさん」
俺は振り向いた。雄基を抱き寄せる。雄基の唇が寄ってきた。静かに唇を合わせる。雄基の舌が入ってきた。俺の口の中を満遍なく舌が這ってくる。俺も舌を絡めていた。キスしながら雄基が股間を擦り付けてくる。静かに唇が離れた。雄基が俺に目を呉れる。雄基が跪いた。俺の股間が摩られる。今度は頬擦りしてきた。
「あぁぁおやっさんのちんぽだ。堪んねぇ」
「触りてぇか」
「うん触りてぇ、握りてぇ」
俺はベルトを外し一気に綿パンを引き降ろした。六尺の中で俺のちんぽはビクビクしている。前袋からちんぽを引っ張り出された。
「凄ぇデケェ硬ぇ」
雄基の喉がゴクンと鳴った。上目使いで俺を見てくる。男らしく、そして健気な視線を送ってきた。我慢汁がトクトク溢れてくる。それを掬うように雄基の舌が亀頭に這ってきた。尖らせた舌先で裏筋が舐められる。亀頭を唇で挟まれた。
尺八 (14)
真ん中位まで呑み込まれる。舌が絡んできた。久しぶりの尺八、相手は男。満更でもなかった。金玉を前袋から引っ張り出される。軽く握られた。たぐまった綿パンに脚を掬われそうになる。雄基の頭を抑え付け腰をガシガシ動かした。舌が俺のちんぽにネットリと絡んでくる。20歳の若僧に俺は翻弄されていた。金玉の中でオス汁が騒ぎ始める。俺はちんぽを引き抜いた。
「ふぐぅ……」
不満そうな声を上げた。
「風呂入るぞ」
雄基が少し頬っぺたを膨らませている。渋々着ている物を脱ぎ始めた。今六尺を解いている。改めて見る雄基のカラダは逞しかった。盛り上がった肩と胸の筋肉。腕も太い。筋肉の層が積み上がったガタイをしている。俺は後から抱き付くと耳元で囁いた。
「後でたっぷり可愛がってやるからな」
「うん」
屈託のない笑顔を俺に呉れた。カラダを洗い、湯船に並んで浸かっている。雄基が甘えるように俺に寄り添ってきた。
「おやっさん夢みてぇだ」
肩に手を回し抱き寄せた。
「おやっさんとこうして風呂に入れるなんてさ」
「俺もだぜ。なぁ雄基……」
「ん、何」
「いや、なんでもねぇ」
軽くホッペにチュッとした。風呂を上がる。バスタオルを腰に巻いた。今ソファーに並んでビールを飲んでいる。冷たいビールが喉越し良く体内へ流れていった。毛深い雄基の脛が俺の脚を擽る。激しい鼓動が伝ってきた。俺の股間に雄基の手が這ってくる。雄基のバスタオルは既に膨らんでいた。
「おやっさん、俺我慢できねぇ」
「判った」
ゆっくり立ち上がる。ベッドに傾れ込んだ。俺のバスタオルが剥ぎ取られる。雄基もバスタオルを外すと俺の上に重なってきた。唇が奪われる。舌が入ってきた。舌が絡んでくる。ちんぽ同士が触れ合った。雄基がちんぽを擦り付けてくる。グイッグイッグイッと俺のちんぽが勃ち上がってきた。絡み合う舌の感触が俺を昂ぶらせる。今度は俺が雄基の上に重なった。始めて男を抱いている。俺は見様見真似で雄基のカラダを愛撫した。乳首に指を這わせながら首筋を舐め上げる。今度は乳首に舌を這わせた。甘く噛んでみる。雄基のカラダが微かに震えた。
「んぁぁあっあぁぁ」
雄基が甘く切なくが声を洩らした。女と同じように感じてる。おかしな関心が俺の脳裏を過った。
「ここ感じるのか。勃ってきたもんな」
「うん、気持ちいいっす」
乳首、耳裏、首筋。俺は執拗に雄基を愛撫する。雄基のカラダはビクビク震え、喘ぎ声を洩らし捲くった。俺の腕が伸びる。雄基のちんぽを握った。指腹で裏筋を摩ってやる。雄基のカラダが微動した。
「あぁぁんぁいい。気持ちいい」
俺のカラダが下にずれる。眼前の雄基のちんぽが濃厚な男の薫りを醸し出していた。チョッと躊躇したけど舌先で触れてみる。今度はジュルジュル舐め上げてみた。俺は雄基のちんぽを咥える。舌を絡めてみた。
「あぁぁいい。気持ちいい。おやっさんが俺のちんぽしゃぶってる。凄ぇ。堪んねぇ」
俺は更に深く咥える。口の中がちんぽで一杯になった。
「おやっさん、俺にも……しゃぶらせてくれよ」
俺はカラダを反転させる。ちんぽが握られた。ちんぽが雄基の口に含まれる。舌が絡んできた。口を窄めながら舌を絡める。喉壁で雄基のちんぽを締め付けてみた。口の中に我慢汁が広がる。俺達は暫らくの間しゃぶり合っていた。目の前に雄基のケツ穴が見える。俺は摩ってみた。雄基のカラダが微動する。俺のちんぽが放たれた。俺の口から雄基のちんぽを解き放つ。カラダを起こした。
「ここ使えるのか」
「使えないっす。でも挿れて欲しいっす」
「えっいいのか」
雄基が健気な視線をぶつけてきた。
「おやっさん男とキスしたのもちんぽしゃぶったのも俺が初めてだろ」
「ああ、そうだな」
「俺も初めてになりてぇ」
「えっ」
「ちょびっと怖ぇけど俺の処女、奪って欲しいっす」
雄基が恥ずかしそうに頬を赤らめている。言うことが可愛いと思った。雄基が仰向けになる。俺は覆い被さった。瞼にキスをする。唇を軽く合わせた。
「判った。優しくしてやるからな」
「うん」
雄基は自分で両脚を抱えた。俺は雄基のケツ毛を掻き分ける。蕾のような桜色の雄穴が現れた。
「雄基、綺麗な雄穴だぜ」
穴口を摩ってやる。カラダがピクンと反応した。グイッっとケツ穴を広げる。ジュルジュル幾度となく舐め上げた。舌先を尖らせて穴に挿れる。何度も繰り返しているうちに穴が緩んできた。ローションを指に掬い穴に塗り込める。指をゆっくりと中に挿れた。中を掻き撫でる。明らかに他の内壁とは違う硬い所に遭遇した。俺はそこを撫でてみる。雄基のカラダが左右に捩れた。
「んんんあっそこ駄目」
「前立腺に当たったみてぇだな」
俺はそこを執拗に擦り上げる。同時に雄基のちんぽを握ると軽く扱いた。雄基のちんぽから我慢汁が溢れてくる。俺は指を増やしていった。俺の指が前後に抽動する。グシュグシュ卑猥な音が響いてきた。
「んぁぁんぁいい。気持ちいいよぉ」
雄基のカラダがほんのり桜色に染まっている。穴がヒク付き俺の指を締め付けてきた。俺のちんぽにローションを塗り込める。雄基の穴と内壁にもたっぷりと塗り足した。
「雄基、行くぞ」
「うん」
穴口にちんぽを宛がった。
「ゆっくり行くからな」
「うん」
俺は腰に力を籠めてゆっくり突き進んだ。俺のちんぽが呑み込まれ始める。その姿が横の鏡に淫猥に映ってきた。
「雄基鏡見てみろ。亀頭まで挿いったぜ」
「うん、凄ぇおやっさんのちんぽ俺に突き刺さってる。来てくれよ」
俺はさらに腰に力を入れた。
「あぁぁ挿いってくる。おやっさんのちんぽ挿いってくる。硬ぇ、デケぇ」
「痛くねぇか」
「大丈夫っす」
カラダを折り曲げ、唇を合わせる。舌を挿れると雄基の舌が絡み付いてきた。雄基の内壁が纏わり付いてくる。俺はグイッと押し込んだ。内壁が微かに抗ってくる。雄基の顔が少し歪んだ。
「あぁあぁあぁおやっさん。お、俺」
俺は雄基の唇を口で塞ぎ言葉を遮った。
「雄基ひとつになったぜ。痛くねぇか」
「ちょびっと痛ぇけど、おやっさんのものになれたことの方が嬉しいっす」
軽く唇を合わせる。馴染むまで動かすことをしなかった。乳首に舌を這わせる。同時に指先で首筋を摩った。耳裏、乳首、首筋。俺は愛撫を続けた。雄基の内壁が弛緩と収縮を繰り返してくる。俺のちんぽが締め付けられた。
「おやっさん。まんこ切ねぇ。突いてくれよ」
俺はクイッと軽く突き込んでみた。
「んぁぁあぁぁあっ、あっ」
雄基の哭き声が洩れてきた。
「可愛いぜ。今日はいっぱい哭けよ」
俺の腰が突動する。雄基の中をちんぽが疾駆した。
「堪んねぇまんこ締まってくるぜ」
「おやっさんいいいいよぉ堪んねぇ」
突き込みながら乳首をクリクリ摘まんだり撫で回したりしてみる。内壁が蠢いてきた。
「あぁぁぁぁぁぁおやっさん駄目ぇ気持ち良過ぎるぅんぁぁぁ」
「俺もいいぜ。雄基よぉ」
俺の腰が猛動する。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかり合った。雄基が自分のちんぽを扱いている。雄基の亀頭が張り詰めていた。
「んぁぁんぉいっいい。あぁぁ気持ちいい」
「あぁぁんぁぁいい。おまんこ締まって気持ちいい」
俺の腰の動きが激しくなる。雄基のちんぽがプクンと膨らみ汁がトロッと洩れてきた。
「お、俺射きそう。んんぁ駄目。んぁぁやべぇ。やべぇよ」
「射けよ。俺もやべぇぜ。何処に出されてぇ」
「まんこに俺のまんこに種仕込んでくれよ」
「おお判った」
俺の腰が烈動する。ちんぽが爆進した。
「あぁぁぁあぁあぁあぁ駄目だ。んぁぁ射く。あぁぁぁ射く。んぁんぁんぁおやっさん射ぐ」
「うぉぉぉんぁ俺も射ぐ。あぁぁ射く。んぁぁんぉ射く」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ雄基は大量の白濁汁を噴き上げる。同時に俺も雄基の雄膣目掛けて種汁を打ち付けた。雄基が虚ろな表情を浮かべている。
雄基の上にドサッと倒れ込んだ。軽く唇を合わせる。静かに離れた。
「雄基いいまんこだな。気持ち良かったぜ」
「俺も。凄ぇいっぺぇ出た」
またキスをした。萎え始めたちんぽがぎゅうぎゅう締め付けられた。
「雄基まだ足りんのか」
「うんもう1回してくれよ」
またぎゅうぎゅう締め付ける。俺のちんぽが息を吹き返してきた。俺は激しく突き込み始める。雄基の内壁がヒク付き、俺を締め付けてきた。
「んぁぁあっあっんぉぉそこやべぇ。あっ当るぅ。んぁぁ当るよぉ」
「ここ擦られると気持ちイイんだな。ちんぽビクビクさせながら汁洩らしやがってよ。堪らんぜ。もっと哭かせてやるからな」
俺の腰が突動した。ちんぽが雄基の前立腺を擦り捲くる。一突きする度に雄基はちんぽ震えさせ悶絶した。
「んぁんぁんぁ、ちんぽ奥まで入ってる。あぁあぁあぁもっと突いてくれよ」
「判ったぜ。突いてやるからな。もっと哭けよ」
雄基のカラダが仰け反った。大胸筋がヒクヒク震わしている。俺はちんぽが抜ける位まで腰を引くと、一気に奥まで突き込んだ。
ズッゴーン
「あぁぁんっんぁ駄目んぁ洩れる」
ドロッドロッドロッ雄基のちんぽから乳白色の男の粘液が洩れる。トロンとした表情を浮かべていた。
「堪んねぇ。トコロテンしやがった」
ズッゴーン、ズッゴーン、ズッゴーン更に俺は激しく突き込んだ。
「んぁぁんんあっまた洩れる。んぁぁ洩れる」
ドビュッドロッドロッドロッ雄基はまた白濁汁を洩らした。
「まだまだだからな」
雄基の首が縦に振られる。両脚を抱え直し、グイッと前の方に抑え込んだ。雄基のちんぽが自分の顔に迫る。俺の腰の動きに拍車が掛かった。雄基の奥壁目掛けてちんぽがまい進する。 ヌチャッヌチャッヌチャッ…グショッグショッグショッまんことちんこの粘膜が絡み合い、火照った音が部屋に鳴り響いた。
「堪んねぇ締まってくる。んぁぁ駄目だぜ。我慢できねぇ。雄基種付けるぜ。俺のガキ孕めよ」
「はっ孕みてぇ。おやっさんのガキ孕みてぇ」
雄基はコクコク頷いた。突き込みながら雄基のちんぽを握る。俺は扱き捲くった。
「おやっさん俺もんぁぁまた射きそう。んぁぁやべぇ」
「あぁぁんぁぁ射ぐ。あぁあぁあぁ射ぐ。ん、んぁうぅ射くっ」
俺は雄基の中で雄叫びを上げた。
「あぁぁ堪んねぇ。おやっさんの汁ぶち当たってくる。んくっんくっんくっんぁぁんぁぁ射ぐ射く射ぐ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
雄基は自分の顔、胸、腹に白濁汁をトコロテンでぶっ掛けた。内壁にちんぽを擦り付ける。静かにちんぽを引き抜いた。雄基の隣に横になる。雄基を抱き寄せた。唇をそっと合わせる。静かに離れた。
「雄基汁だらけだぜ」
雄基の顔に降り掛かった汁を舌で拭ってやる。仄かな男の味がした。
「お前も味わえよ」
唇を合わせる。舌を入れる。俺達は舌を絡め合った。唇が離れる。雄基に視線をぶつけた。
「お前の汁だぜ」
「マジイよ」
「そうか。俺は満更でもなかったぞ」
雄基が起き上がる。俺のちんぽを咥えた。舌がちんぽに絡んでくる。ちんぽが放たれた。
「おやっさんのは美味ぇよ」
甘えるように雄基が抱き付いてくる。俺はきつく抱き締めた。
「そうか。俺のは美味ぇか」
「うん、おやっさん……」
雄基の唇が寄ってくる。唇が触れ合った。舌が深く入ってくる。俺達は舌を絡め合った。背中に回された雄基の腕に力が入る。雄基の舌が満遍なく俺の口の中に這い回った。唇が離れる。永くて切ないキッスが終わった。雄基が俺を見てくる。絡みつくような視線を送ってきた。
「おやっさん。これっきりか」
「えっ」
「俺、ちゃんと付き合いてぇ駄目っすか?」
「俺でイイのか?」
「うん」
雄基を抱き締める。仄かな若オスの薫りに包まれる。俺は今晩始めて男を抱いた。キス、尺八、そして交尾。どれもが気持ち良かった。それよりも雄基の存在が俺に圧し掛かっている。いまこうして抱き合っていると心が穏やかになった。
「大事にしてやるからな」
俺は雄基の耳元で囁いた。
「うん」
また子供のような笑顔を見せてくれた。一緒にシャワーを浴びる。を締め込み、浴衣を羽織った。今ベッドで抱き合っている。雄基が俺の前袋を握ってきた。
「おやっさん、お休みなさい」
「あぁお休み」
雄基の可愛い寝息が聞えてくる。何時しか俺も眠りの世界の中にいた。カーテンの隙間から陽光が挿し込んでいる。俺は目覚めた。隣では雄基がまだ寝顔を浮かべている。俺の前袋は握られたままだった。程なくして雄基が目覚める。寝ぼけまなこを擦っていた。
「おはよう起きたか」
「あっおはようございます」
軽く唇を合わせた。
「さぁ起きるぞ」
「うん」
着衣を整える。俺達はラブホを後にした。朝の爽やかな朝の風に包まれる。夏の名残を留めた白い雲が浮かんでいた。ファーストフードで朝飯を済ませる。香ばしいモーニング珈琲を一緒に飲めることに悦びを感じた。今駅へ向っている。日が雄基に当り小麦色の肌が輝いていた。 「じゃぁな」
「うん。バイバイ、またね」
一端家に帰る。着替えを済ませると事務所に向った。パワーが漲ってくる。俺達は編集作業に取り掛かった。心強い仲間達との仕事は俺の心を豊かにしてくれる。ただ時折感じる淫猥な視線が気になった。陽が西の空に傾いている。バイトを終えた雄基が現れた。
「お疲れ様っす」
「おお雄基君か?」
雄基の元気な声に彬が応えた。
「あっこれどうぞ」
雄基が彬に紙包みを渡していた。
「雄基君から差し入れ貰ったから休憩にしようぜ」
俺達はテーブルを囲んだ。雄基が点てて呉れた珈琲を啜る。マドレーヌを頬張った。仄かな甘味が口に広がる。隣に座る雄基がベタベタしてきた。
「こら雄基」
コツンとオデコを小突く。雄基が口を尖らした。雄基に目を遣る。こんな風に甘えてくる雄基。ちょっと嬉しかったりもした。
「雄基君、昨日はタカ兄ぃに可愛がってもらったのか?」
「うん、可愛がって貰ったよ」
「雄基君タチだろ。タカ兄ぃのこと掘ったのか。それともケツやらなかったのか」
「へへ、俺が掘られた。処女奪われました。トコロテンで射かされたよ。それにちんぽもしゃぶって呉れたし、俺が出した汁も舐めてくれた」
雄基が頭をポリポリ掻いている。頬っぺたを赤く染めながら嬉しそうに声にした。
「バカやろ余計な事いうんじゃねぇ」
俺がにやけながら言った。
「もっともっと好きになっちゃった」
目を輝かせながら雄基が言葉にした。
「みんな俺達付き合う事にした」
俺がきっぱり言い放った。
「おめでとう。雄基良かったな」
「ありがとうございます」
彬の問い掛けに雄基が明るく応える。そして俺の頬っぺたにチュッとした。
「あちぃぜ。さっ仕事にもどるぞ」
彬の声にみんなはそれぞれ作業を再開する。俺は玄関まで雄基を見送りに行った。
「おやっさん」
雄基が目を瞑り唇を差し出している。軽くチュッとキスをした。
「雄基、じゃぁまたな」
「うん」
雄基が俺の手を取る。股間に導かれた。
「勃ってきちゃった。帰っておやっさんの画像見ながら千擦り扱くぞ。じゃぁバイバイ。またね」
雄基が駆け出していった。
 DVD製品版にダウンロード。売り上げ共には予想以上に好調だ。感想メールを見る。輪姦、トコロテン、潮吹き、精飲。マニアには堪えられなかったみたいだ。次は体育会物を作成する予定に成っている。フリーターだった雄基も益荒男のスタッフになった。今みんなに雄基と呼び捨てされている。それが嬉しいと聞いた。彬、要、慎治、憲太。雄基には4人の兄ぃが出来た。俺達と一緒に仕事をするのが楽しいらしく毎日元気に動き回っている。俺は益荒男立ち上げに参加して良かった。掛け替えのない雄基と知り合えたのだから……
 街路樹が少しずつ葉を落とし始めている。雄基は髭を蓄えた。俺の影響だと言う。一緒に仕事している俺と雄基。仕事が終われば一緒にご飯することが多い。その後は当然の如くカラダを重ねた。ただデートらしいものはしていない。今度の休みに一泊の旅をする。場所は山間の温泉。その話を雄基にしたら子供のようにはしゃいでいた。雄基と結ばれてもう直ぐ1箇月を迎える。ちんぽしゃぶりながら勃起させてる男の動画像を見ると不思議に思えた。だが今俺は雄基のちんぽしゃぶりながら勃起させている。俺は少しずつだけど変わっていた。
 今日は俺と雄基の初デート。待ち合わせ場所の駅前に行くと可愛いカッコした雄基が居る。クリーム色のイージーパンツを穿いていた。グリーンのチェック柄シャツにグレーのニッとを重ね着している。浅黒い肌に白いキャップが良く似合っていた。売店でドリンクとフードを調達する。俺達は特急電車に乗り込んだ。2人掛けのシートに並んで座る。電車が動き始めた。
「おやっさん」
「ん、何だ」
「アリガト」
「旅行に連れてきてくれて嬉しいよ」
汚れの無い瞳を輝かせている。俺が大好きな雄基のこの目だ。連れてきて良かったと心から思った。キャップから覗く項を見るとゾクゾクしてくる。コーラを飲みながらジャンボフランクを頬張る雄基。俺に目を呉れた。
「おやっさんのちんぽ食いてぇ」
ちっちゃな声で囁いた。
「バカたれ」
コツンとおでこを小突く。甘えるように頭を肩に乗せてきた。キャップから覗く項からほんのり汗が滲んでいる。若雄の薫りが漂ってきた。
「雄基、今日は金玉からっぽにしろよな」
耳元で囁いた。
「うん」
雄基がにんまりと笑顔を浮かながら声にする。キスしたい衝動に駆られる。だがここは電車の中だ。俺は諦めるしか無かった。雄基に目をやる。息をいっぱい吸い、雄基の薫りを嗅ぐしか出来なかった。目的地が近づいてくる。静かに電車が停まった。駅を出る。眩しいほど晴れ上がった空が広がっている。予約しておいたレンタカーを借りた。運転するのは雄基、俺は助手席に座る。車が動き始めた。向ったのはとある川原。六尺野郎が日焼けしていると彬から聞いた。ハッテン場、ゲイが性交相手を探せる場所。そんな所があるのは知っている。雄基も行きたいと言うので行ってみることにした。渓流沿いに車が走る。抜け道みたいな道路が有った。雄基がウインカーを点ける。暫らく走らせると2台の車が停めて有った。静かに車が停まる。俺達は車を出た。周りを見ても人の気配は感じない。土の階段を登る。狭い道を10分程歩き進むと小さな川原が在った。川面に陽光が反射している。日焼けには少し遅めの時期だ。幸い今日は小春日和。柔和な風が包んでくれる。六尺締めた野郎達が何人か日焼けをしたり川遊びしていた。レジャーシートを広げる。六尺一丁になって俺達は日焼けを始めた。優しい日差し、川のせせらぎ、吹き抜ける風。自然のもたらすエネルギーが俺と雄基のカラダを癒して呉れる。紺碧の空から優しい秋の陽射しが肌に触れてきた。
「おやっさん、腹減った」
「おお飯食うか?」
弁当を広げる。川で冷やしておいたノンアルコールビールを開けた。
「凄ぇ美味そう」
「いっぱい食えよ」
「おやっさん」
「ん、何だ」
「ハイ、あ~んして」
唐揚げを箸で掴み俺の口許に差し出してきた。
「や、止めろ」
「駄目、あ~んして」
俺は仕方なく口を開ける。鶏肉の濃厚な味が口の中に広がった。
「俺にも」
雄基が口を開けて待っている。俺は卵焼きを箸で掴み雄基の口許に差し出した。嬉しそうにそれに食らいついてくる。幸せそうな表情をを浮かべていた。ベタベタした俺達のランチ。ちょっと恥ずかしかったけど嬉しくもあった。一緒に川に入る。股間に水流が心地良く当ってきた。雄基が立ち上がる。濡れたから淫影が浮き上がった。脇から濃い陰毛が食み出ている。濡れたカラダがエロく映った。川から上がる。戻ろうとした時だった。ガチムチ坊主の2人連れが居る。雄基の視線が交差した。
「一緒に焼きませんか」
目を輝かせながら雄基が声にする。これが雄基の武器だ。屈託のない笑顔で接し、直ぐに仲良くなれる。雄基が2人に視線をぶつけた。
「俺、雄基っす。益荒男って言うゲイDVDのレーベルのスタッフやってます。ガテン野郎成敗っていう作品にも出てますよ。へへっ」
「あっ俺それ持ってるぜ。何処かで見たことある奴だと思ってたんだ」
年上に見える男が声にした。
「良かったらこっちで話しませんか。ビールもあるし……おやっさん、いっすよね」
「あぁ構わねぇぜ。何処かで」
シートに戻る。俺達は胡坐を掻いて四角形になった。
「この人が俺の大切なおやっさんで、ガテン野郎成敗の原作者の尊仁さんです」
「あっどうも尊仁です」
「浩亮です」
「悟志です」
ビールを飲みながら色んな事を語り合った。に男、そしてガテン野郎成敗の事。話が盛り上がる。2人は付き合って3年目と聞いた。歳は浩亮が38歳で悟志っが32歳。仕事は一緒に六尺バーをやっていると言っていた。今2枚のレジャーシートが並んでいる。1枚には俺と雄基が並んで寝転がりもう1枚には浩亮と悟志が寝転がっている。それぞれ手が繋がれていた。日焼けに川遊び。仲良くなった4人は川を堪能した。日が傾き始める。俺達は連絡先を交換すると各々車に乗り込んだ。ププーッとクラクションが鳴る。ハザードが点けると2台の車は動き始めた。空が茜色に染まり始めてる。旅館に着いた。通されたのは露天付きの和室。障子を掛けると黄昏色に包まれた中庭が眺めれれる。仲居さんが和菓子とお茶を出してくれた。
「親子でご旅行ですか?いいですね。楽しんでってくださいね」
「あっありがとうございます」
俺は応える。仲居さんが部屋を出て行った。
「雄基、親子に見えるらしいぜ」
「うん、だって最高の親父だからな。尊仁さんってさ」
「お前も最高の息子だな」
和菓子を食べながらお茶を啜った。まったりとした時間がゆっくりと過ぎる。雄基に目を遣った。
「雄基、風呂入るか」
「うん」
入ったのは部屋に付いてる露天風呂。並んで湯に浸かる。空は黄昏色から星空に変わっていた。
「雄基……」
雄基の肩に腕を回した。顔が近づき唇が重なる。雄基の舌が口の中に挿いってきた。ほんのりと雄基の薫りが漂ってくる。切ない気持ちと淫らな気持ちが交わってきた。俺達は向かい合い脚を交差させる。毛深い雄基の太腿が絡まってきた。雄基のちんぽが俺のちんぽに触れてくる。そっと握るとドクンドクンと息をしていた。俺のちんぽも雄基に握られる。グイッグイッグイッと勃ち上がった。
「おやっさんのちんぽ凄ぇ俺の手の中でガチガチになってきたぜ」
「お前のもビクついてるな」
引き寄せるとちんぽが重なり合った。2本のちんぽを手で握り合せる。雄基の勃起の熱が伝ってきた。
「おやっさんのちんぽ。デケぇ硬てぇ」
「お前のもデケぇぜ。堪んねぇ」
お湯の中で兜合わせでゴシゴシ扱いた。雄基は両手を湯底に着くと仰けそる。空いてるもう片方の手で4個の金玉を捏ねくり合せた。
「おやっさん駄目ぇそんなに擦られると、おっ俺んぁぁんぉ」
「一緒に射かすぞ」
雄基の乳首をクリクリ抓る。激しくちんぽを扱いた。
「んぁぁあぁぁぁぁあぁ射ぐおやっさん射くっ」
「んぉぉう、んぁ俺も射くぅ」
2本のちんぽから白い液体が湯の中に絡まり合いながら舞っている。ユラユラ揺動しながら底に沈んだ。
「おやっさん」
雄基が抱き付いてきた。俺はギュッと抱きしめる。唇を合わせた。雄基の舌が口の中に挿いってくる。2人の舌が絡み合った。激しい鼓動と鼓動がぶつかる。静かに唇が離れた。視線が交差する。雄基は火照った表情を浮かべていた。
「上がるぞ」
「うん」
一緒に立ち上がると視線が交差する。またキスをした。夜光が俺達に当たる。ぼんやりとした影を落とした。程なくして食事が運ばれてくる。山の幸をふんだんに使った料理の数々が座卓に並べられた。座卓を挟み向かい合って座っている。グラスにビールを注ぎ合った。
「これからも宜しくな」
「うん」
俺の声にグラスがカチンと触れ合った。地元の和牛のしゃぶしゃぶに頬張る。肉の旨みが口の中に広がった。
「美味ぇな」
「うん美味ぇ」
美味い料理に舌鼓を打った。雄基が色んな事を語ってくる。俺はうんうんと頷いた。仕事のことに今日行った川の事。話は盛り上がった。酒がビールから日本酒に代わる。ほろ酔い気分意なってきた。
「おやっさん中庭散歩しねぇか?」
「おお行くか」
夜の静寂に包まれている中庭を歩いた。お酒で火照ったカラダに夜風が気持ち良く当たる。時折ししおどしがカコーンと音を響かせた。ガーデンライトが妖しく俺達を照らしている。池の脇にあったベンチに座った。
「おやっさん、俺幸せだよ」
「うん、俺もだ」
「おやっさんキスしてくれよ」
「えっここでか」
「うん、早く」
雄基が真剣な眼差しを送ってくる。誰かに見られてるかも知れない。そんな気持ちを吹き飛ばさせてくる眼差しだった。雄基の両頬を押える。唇を寄せていく。軽く唇が触れ合った。舌を挿れる。舌を絡め合った。雄基の耳裏を優しく摩る。雄基の背中に腕を回した。雄基の薫りに包まれる。静かに唇を離した。雄基の目に涙が溜まっている。一滴頬を伝った。そっと指で拭ってやる。雄基がしがみ付いてきた。
「どうした。雄基」
「こんなに優しくされたことねぇ」
雄基がぽつりと声にした。カラダが離れる。俺は雄基を真っ直ぐに見た。
「親もいなかったしさ」
「えっ」
「言ってなかったけど母さんはシングルマザーでそれも俺が小学1年の時亡くなったんだ。その後俺は施設に預けられた。甘えられる人なんていなかった」
雄基の目にからボロボロと零れてきた。雄基を抱き締めると嗚咽を洩らしてくる。俺は雄基が泣き止むまで優しく抱き締めていた。
「おやっさんお、俺……」
「もう言うな。戻るぞ」
「うん」
雄基の生い立ちを聞いた。甘えることを奪われた雄基。それもまだまだ親の愛情が必要な時期にだ。親に甘えられなかった分俺に甘えさせる。俺は心に誓った。



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[ 2016/01/09 10:02 ] 益荒男 | TB(-) | CM(0)

益荒男④

 部屋に戻った。布団が2組敷かれている。行灯の明りが妖しく布団を照らしていた。今寄り添いながら日本酒を飲んでいる。雄基が視線をぶつけてきた。
「俺ささっき仲居さんが親子って言ってくれた時ホント嬉しかったんだ」
「そうか。こんな淫乱親父でもいいのか」
「うん、だ~い好き」
「雄基、お前は俺の息子だし恋人だからな。これから一杯俺に甘えろよ」
「うん」
雄基が抱きついてくる。俺は優しく抱き締めた。俺は考えていたことが有る。俺に処女を呉れた。それ以来、Sexの時は俺が挿れている。だが雄基はタチ。挿れられるだけで満足出来るのなら別だが……
「雄基、今晩俺に挿れろ。お前元々はタチだろ。俺の処女奪え。なっ」
「えっ……」
「それとも挿れられるだけでイイのか」
「うん、おやっさん今日は俺が挿れる。おやっさんを俺のちんぽで感じさせてぇ」
「おいで雄基」
俺は布団の上に向かい合って座る。雄基の顔が近づいてくる。自然に唇が触れ合った。舌が入ってくる。俺達は絡め合った。浴衣の襟元から雄基の手が忍んでくる。俺は乳首を摩られた。雄基と俺の手が同時に伸びる。前袋を弄り合った。
前袋 (2)
俺のちんぽは既に息衝いている。雄基のちんぽも硬くなっていた。唇が離れる。俺達は浴衣を脱ぎ、も解いた。2本の本竿が天を衝いている。俺は布団の上に仰向けになった。雄基が覆い被さってくる。ちんぽを俺のちんぽに擦り付けてきた。乳首が指腹でコリコリ擦られる。逆側の乳首に舌が這ってきた。乳首がジュルジュル舐め上げられる。俺のカラダが微動した。
「おやっさん乳首感じるみてぇだな」
女に乳首を攻められたことはある。でも感じなかった。DVDで乳首感じ捲くってる奴を見た事がある。彬も要も感じると言っていた。雄基も俺に責められると悶える。俺も感じるのか……今雄基に乳首攻められて感じているのは紛れもない事実だ。
「凄ぇおやっさん乳首勃ってるっぜ」
指でクリクリ乳首が掻きむしられる。もう片方の乳首は舐め上げられた。
「んはぅゆ、雄基もうよせっ」
雄基の手首を掴んだ。瞬く間に口を唇で塞がれる。 舌がねじ込まれた。
「ん、んん、ん」
くぐもった声が洩れてくる。舌が深く挿いってきた。雄基の手首を掴んでいた手から力が抜ける。ちんぽが握られた。雄基の親指の腹が裏筋を擦ってくる。我慢汁が溢れてくるのが判った。雄基の手が伸びる。俺の穴に指が触れた。オス穴が摩られる。俺のカラダが微かに震えた。
「おっおやっさん」
「いいぞ」
「う、うん」
俺は自ら両脚を抱え上げた。金玉袋に舌が這ってくる。ジュルジュル舐められる。蟻の門渡りを舐め上げられる。今度は舌先で擽られた。オス穴を舐め上げられる。犬っころのように幾度となく繰り返された。
「あっあぁあっ」
声が洩れてきた。今度は指が入ってくる。ジュクッジュクッと抜き差しが始まった。ローションが穴口と内壁に塗り込められる。指が入ってくると内壁が摩られた。指が増やされる。雄基の指が前後に抽動した。同時にちんぽが握られる。軽く扱かれた。穴口にちんぽを宛がわれる。雄基の目があどけなさの中に鋭い光が含まれていた。俺はこいつにこれから犯られる。微かな恐怖心を覚えた。
「おやっさん挿れるぜ」
「おお来いよ」
雄基の腰に力が入った。穴がギシギシ軋んでくる。内壁に雄基のちんぽを感じた。
「先っぽ挿いったぜ」
そのまま雄基が突き進んできた。
「んがっ、いっ痛てぇ。んぁんががっ」
「お、おやっさん」
「いいから来い。俺が挿れていいって言った事だからな。雄基来いよ」
雄基は頭を横に振る。悲しげな表情を浮かべた。
「おやっさん痛がるの見たくねぇ」
ちんぽが引き抜かれた。ローションを塗り足される。指がゆっくりと入ってきた。優しく丁寧に中を掻き撫でられる。同時に俺のちんぽを口に咥えた。舌が絡んでくる。萎んでいた俺のちんぽが芽吹き始めた。グイッグイッグイッと勃ち上がる。奥の方がじんじん疼いてきた。
「雄基来いよ」
「うん」
雄基が穴口にちんぽを宛がった。今から俺達は結ばれる。そう思うと俺のカラダが脱力した。
「雄基……」
俺は頭を縦に振った。
「おやっさん……」
グッグッグッと俺に挿いってきた。痛みが襲ってくる。雄基に気付かれないように俺は痛みを耐え忍んだ。
「雄基……」
俺は目を瞑った。雄基の薫りが近づいてくる。唇が触れ合った。舌が深く入ってくる。舌を絡め合った。雄基のちんぽが内壁を擦ってくる。俺は完全に雄基を呑み込んだ。
「おやっさん、挿いったぜ。痛くねぇか」
「大丈夫だ。来いよ」
雄基の腰がグイッグイッと動き始めた。ちんぽがまい進してくる。濃い陰毛がケツタブを摩った。
「あっ駄目締まるあっあっんぁぁ射っちゃう」
その瞬間奥の方で生暖かいものを感じた。
「お、おやっさんちょびっと射っちまった」
「雄基何だ。もう射ったのかよぉ。俺をちゃんと感じさせろ」
「判ってる。おやっさん本格的にいくからな。覚悟しろよ」
雄基の腰がガシガシ動き始めた。雄基の目が男の本能を満たしている。獲物を前にした猛獣のように成っていた。突き込みながら雄基は俺の両乳首を指でクリクリ弄ってくる。奥の方で何かが湧き上がってきた。
「あ、んぁんぉぉはぁんはぁ」
「へへっ乳首弄られながら犯られると感じるみてぇだな。これならどうだ」
突き込みながら雄基は俺の乳首に舌を這わせる。ジュルジュル舐め上げられた。
「んぉぉあぁぁいいんぉ気持ちイイぜ」
「お、俺も堪んねぇおやっさんのまんこトロットロッで気持ちいい」
雄基の腰が突動する。奥の壁が擦られた。
「あ、あぁっんぁあぁぁ」
「凄ぇ、おやっさんのちんぽガチガチになってきた。汁まで流してるぜ」
雄基は俺のちんぽを手で握った。ゴシゴシ扱き捲くる。空いてる手の指で金玉を掻きむしられた。まんことちんこと金玉を同時に犯されてる。途轍もない快感が俺を襲ってきた。
「あぁあぁっ堪んねぇいいんぁいい雄基ぃいい」
「俺もいいヒダみてぇのが絡まってくる。んぁぁんぁ締め付けられる」
ちんぽとまんこが交差する。ヌチャッヌチャッヌチャッ…ジュブッジュブッジュブッ結合部からは隠微な音が轟いた。その音が性感を更に昂ぶらせる。雄基の腰の動きが加速した。雄基が俺を喜ばそうとしてくれる。額には汗が滲んでいた。そんな雄基が愛しく手仕方ない。俺は更に昂揚した。ちんぽが俺の奥壁に突き刺さってくる。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン雄基の金玉が俺のケツタブを叩いた。
「あぁぁ駄目だ。射きそうだぜんぁんぁんぁ」
「俺もおやっさんのまんこで汁搾り取られそうだ」
雄基の顔が快感で歪んでいる。目は虚ろになっていた。頭の芯が痺れるような感覚を覚える。雄膣の奥が甘だるく蕩けそうになった。
「あぁぁ雄基、やべぇんぁぁやべぇよ」
「んぉぉおやっさん。俺もやべぇ」
「あぁぁぁあぁぁぁ射ぐ。んぁぁんぁぁ射く。あぁぁぁんぉ射くっ」
「お、俺も俺もんぁうぉぉぉぉぉぉぉぉぉ射ぐ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺のちんぽから白濁汁が吹き上がる。同時に俺の雄膣に生暖かい雄基の種汁がぶち当たってきた。内壁が雄基のちんぽで摩られる。静かにちんぽを引き抜かれた。雄基が俺のちんぽを頬張っている。ちんぽに舌が絡んできた。
「俺にも寄こせ」
「うん」
雄基が俺の胸倉に跨ってくる。眼前にある雄基のちんぽを口に含んだ。舌を絡める。俺は雄基の残り汁を拭い取った。雄基が俺の隣に横になる。俺にしがみ付いてきた。
「おやっさん……」
「気持ち良かったぜ」
「おやっさん、おやっさんの処女まんこ最高だった」
「うん、お前に奪われちまったな」
「凄ぇ嬉しい」
抱き寄せると雄基が唇を寄せてきた。静かに唇が触れ合うと、雄基の舌が入ってくる。舌を絡め合った。
俺達の残り汁が口の中で融合する。静かに唇が離れた。
「おやっさん」
「ん、何だ」
「金玉空っぽになってねぇ」
「やり足りねぇのか?」
コクコク雄基が頷いた。
「いいぞ。挿れろよ」
雄基が頭を横に振った。自分のオス穴にローションを塗り込めている。俺のちんぽを咥えてきた。舌を絡めてくる。萎えていた俺のちんぽがグイッグイッグイッと勃ち上がってきた。俺の上に跨ってくる。後手で俺のちんぽを掴んだ。穴口に当てている。雄基のカラダが沈んできた。俺のちんぽが呑み込まれ始める。雄基の内壁が俺のちんぽに絡んできた。
「あぁぁぁぁぁ入ってくる。何時もよりデケぇ硬てぇ。堪んねぇ」
俺のちんぽは根本迄呑み込まれる。雄基のカラダが上下に動いた。その動きに合わせて俺は突き上げる。
ちんぽを疾駆させた。
「あぁぁんぁいい。気持ちいい」
俺を抱き起こさせる。向かい合う体位になった。唇を合わせる。舌を挿れると絡め合った。俺の腰が突き上げる。雄基のカラダが上下に律動した。
「まんこ堪んねぇんぁぁいい。んくぅ感じる」
「おらもっとまんこ絡めてこいよ」
雄基のまんこが蠢動する。俺のちんぽに内壁が纏わり付いてきた。
「んぁ堪んねぇいいまんこだぜ」
「んぁぁぁぁいいもっと突いてくれよ」
俺の腰が突動する。俺のちんぽが激しく雄基の内壁を嬲った。
「あぁぁんぁ。気持ちいい。んぁぁんぉ堪んねぇ」
「まだまだだからな。もっと哭かせてやるからな」
俺は一端ちんぽを引き抜く。脇に寄せられた座卓の上に腰掛けた。
「雄基上から嵌めてこいよ」
「うん」
雄基が上から嵌めてきた。ズボズボと俺のちんぽが呑み込まれる。俺は雄基の脚の下から両腕を挿れた。
「いくぜ。しっかり掴まってろよ」
「うん」
雄基の両腕が俺の首に回ってきた。
「うりゃぁ」
俺はゆっくりと立ち上がった。
「どうだ。駅弁だぜ」
「え、駅弁……初めてっす。凄ぇんくぅあ、当たる」
ゆっさゆっさと雄基のカラダを揺さぶった。軽く宙に浮かせる。落ちてくる所を突き上げた。
「おやっさん、俺、狂っちまいそうっす」
「いいぜっ雄基狂っちまえよ。俺が受け止めてやるからよ」
「堪んねぇ。まんこ擦れるぅ」
揺動する雄基のカラダ。俺は激しく突き上げる。結合部からはグシュグシュ淫猥な交尾音が鳴り響いた。
「んぁぁんぁやべぇんぁぁ洩れる。んぁぁ洩れるぅ」
ドビュッドロッドロッドロッ。雄基ちんぽから乳白色の男の粘液が洩れている。その液は2人の腹を汚した。
「まだまだこれからだぜ」
布団に戻った。繋がったまま雄基を布団に寝かせる。俺は雄基に圧し掛かった。雄基を激しく突きまくる。グシュッグシュッグシュッ…ジュグッジュグッジュグッ結合部からは火照った音が鳴り渡った。
「あぁあぁあぁ洩れる。んぁぁ洩れる」
ドロッドロッドロッ雄基はまた白濁汁を洩らしてる。顔付きはトロンとしていた。
「おやっさんキスして欲しいっす」
「舌出せよ」
雄基が口を薄く開くと舌を出した。俺と雄基舌が触れる。俺はそのまま舌を押し込めた。俺の突きこみが深く重たくなる。雄基の奥壁を俺のちんぽが抉った。
「あぁぁあぁいい。良過ぎる。んぁぁやべぇ」
突き込みながら雄基のちんぽを握る。俺は扱き捲くった。
ズッゴーン
「あぁぁあぁぁ」
ズッゴーン
「んぁんぁんぁ」
ズッゴーン
「んぉぉはぅんぁんぁ」
突き込む毎に雄基は男臭い喘ぎ声を洩らした。俺の腰が烈動する。雄基の穴の中をちんぽが爆進した。
「んぁぁんぉ射っちゃう。また射っちゃう」
「俺もやべぇ。おまんこ締まる。んぁぁやべぇ」
パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン俺は雄基を激しく叩いた。
「んぁぁ親父っさん。んぁぁんぉ射く。うぁぁぁぁぁ射く。んくっんくっんくっ射ぐっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ雄基のちんぽから著しい量の白濁汁が吹き上がった。
「んぁぁんぉ射ぐ。あぁあぁ射く。うぁぁぁんぉ射ぐっ」
俺は雄基の中で雄叫びを上げた。はぁはぁはぁ俺と雄基は荒い息を吐いている。静かにちんぽを引き抜いた。雄基の隣に横になる。雄基が抱き付いてきた。
「雄基気持ち良かったぜ」
「うん俺もおやっさん最高……」
軽く唇を重ねる。静かに離れた。激しかった俺と雄基の雄交尾。精を放った後の物憂い時間を今共有している。心が満ち足りてきた。
「展望露天風呂に行って見るか」
「うん」
俺達は身繕いすると露天に向った。時刻は11時を回っている。微かに冷えた夜の空気に包まれた。浴室に入る。何人かの入浴客がお湯を楽しんでいた。洗い場に並んで座る。其々カラダを洗った。今展望風呂に並んで浸かっている。眼下には街の夜景が広がっていた。
「綺麗だな」
「うん綺麗だ」
雄基が俺を真っ直ぐに見てくる。瞳の奥から眩い光が見えた。
「おやっさん、俺幸せだよ」
「俺も幸せだぜ」
そっと雄基の手を握る。恋人繋ぎに指を絡めた。
「俺さ、ずっと独りぼっちだったけど、親父っさんと4人の兄貴出きたんだもんな」
「そうだな。でもなお前が素敵な男だから俺はお前のおやっさんになったし、彬達もそうだと思うぜ」
「俺仕事も頑張るし、みんなの事大切にする」
雄基が甘えるように寄り添ってくる。俺の肩に頭をチョコンと乗せてきた。回りを見ると入浴客達は居なくなっている。俺は唇を寄せていった。静かに唇が触れる。舌を挿れると絡め合った。ちょびっと切なくなる。静かに唇を離した。
「上がるか」
「うん」
部屋に戻る。日本酒を一口飲んだ。今度は日本酒を口に含むと雄基に口移しで飲ませてやる。お酒がカラダの芯に沁みてきた。
「寝るか」
「うん」
俺達は布団に潜り込んだ。雄基が抱き付いてくる。俺は頭を撫でてやった。
「お休みおやっさん」
「あぁお休み」
何時しか雄基は寝息を立てていた。可愛い寝顔を浮かべている。俺も微睡みの中に落ちていた。

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[ 2016/01/09 09:56 ] 益荒男 | TB(-) | CM(0)

益荒男⑤

 翌朝下半身に生暖かさを感じる。俺は目覚めた。見ると雄基がちんぽをしゃぶっている。雄基の舌がちんぽに絡んできた。
「雄基なにしてんだ」
雄基が俺のちんぽから口を離した。
「へへおやっさんのちんぽしゃぶってるんだ。最近呑ませて貰ってないから……」
喉壁でぎゅぅぎゅうと締め付けてくる。我慢汁が溢れてくるのが自分でも判った。
「俺にもよこせ」
雄基はカラダを反転させる。顔前に現れた雄基のちんぽ。既にいきり勃っていた。口を近づけると濃厚な若雄の薫りを醸し出している。俺は舌先を亀頭の割れ目に当てると擽った。次に唇で亀頭を挟むと呑み込み始める。喉壁でぎゅうぎゅう締め付けてやった。雄基のカラダが微動する。口の中に我慢汁が広がった。顔を激しく前後させる。雄基も同じようにしゃぶり込んできた。
「ん、んん、ん」
「んん、ん、んん」
ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ湿った尺八音とくぐもった喘ぎ声が三重奏となって奏でられる。金玉を摩り合い、ちんぽをしゃぶりあった。金玉の奥でオス汁が射き場を探し始め、彷徨っている。雄基の微かに膨らんだ。俺の金玉が競り上がってくる。俺達は激しく顔を前後に抽動させた。
喉壁に雄基のオス汁がぶつかってくる。同時に俺も雄基の喉奥目掛けてオス汁を撃ち付けた。俺のちんぽが放たれる。俺も雄基のちんぽを口から離した。俺の喉がゴクンと鳴る。雄基の喉もゴクンと鳴った。雄基の濃厚な汁が喉を通る。体内へと流れていった。カラダを反転させる。雄基を抱き寄せた。
「淫乱坊主だな」
「おやっさんもだろ」
唇を合わせる。舌を挿れると絡め合った。2人の残り汁が融合される。仄かなオスの薫りが口の中に広がった。静かに唇が離れる。またキスをした。
「シャワー浴びて飯行くぞ」
「うん」
一緒にシャワーを浴びる。着衣を整えると1階のレストランに入った。大きな窓から燦々と清々しい高原の光が射し込んでいる。俺達は窓際のテーブル席に着いた。オムレツをひと口頬張る。トロトロ卵が口の中で蕩けた。食事を済ませる。俺達は旅館を後にした。秋の陽光が肌を優しく撫でてくる。俺達は川べりまでゆっくりと歩いた。岩畳を散歩する。中心を流れる渓流が時に穏やかに時には荒々しい姿とを見せてくれた。
「綺麗だな」
「うん」
雄基に手を差し伸べた。柔らかい手で握ってくる。雄基の心の熱が伝ってきた。
「あれに乗るぞ」
「うん」
川下りする為舟に乗り込んだ。程なくして船が動き始める。急流に差し掛かった。船が揺れ、飛沫が上がる。チョッとドキドキした。
「さすがプロの竿捌きだな」
雄基に目を遣った
「俺はおやっさんの竿捌きの方が凄ぇと思うけど……」
小っちゃい声を上げる。コツンとおでこを小突くとニッと微笑んだ。船を降りる。旅館の人に教わったご飯屋さんで焼き魚定食を頂いた。名所に景勝地。午後からは来るまで巡った。今街が望める丘の上に居る。遠くにSL列車が走っているのが見えた。
「雄基、楽しかったか?」
「うん、凄ぇ楽しかった。俺こんなに贅沢したこと無かったし……」
「また出掛けような」
「うん」
雄基の肩に腕を回すと俺の肩に顔を乗せてくる。軽く唇にチュッとした。
「雄基、愛してるぜ」
「俺もおやっさん愛してる」
雄基を抱き寄せた。顔を近付ける。唇が触れ合った。薄く開いた唇から舌を割り挿れる。舌が絡み合った。雄基の背中に回した腕に力を籠める。鼓動が伝ってきた。カラダが蕩けそうになる。静かに唇が離れた。陽が西の空に傾き始める。
西日
お土産を買い込み帰りの電車に乗り込んだ。シートに並んで座る。車窓からは夕陽に照らせらた石畳が望めた。
「綺麗な夕焼けだな」
「うん」
「雄基」
「何?」
「何でもねぇ呼んでみたかっただけだ」
雄基は俺の肩に頭を乗せてくる。スヤスヤと寝息を立て始めてた。その寝顔はやけに可愛い。屈託の無い笑顔、澄んだ瞳。何かあるとちょっと拗ねる。そのどれもが俺は好きだ。今まで俺は数え切れない女と犯ったし、付き合った女も居る。だが愛してるって言ったことは無い。今日素直な気持ちで愛してるって言った。この可愛過ぎる奴一緒に居たいと思っている。ずっと……
 櫻田は結局会社を畳んだ。自宅も処分したと言う。俺達の未払い給与のほんの一部は支払われた。残額を要求するつもりは毛頭無い。益荒男、強く優しい仲間達そして雄基。大切なものを手に入れたからそれで良かった。風の噂だと櫻田はアチコチのハッテントイレに出現するらしい。こっちの世界にどっぷり浸かってしまったようだ。仕事は日雇い労働でどうにか生計を立てていると聞いている。この前泣きの電話が入った。もう一度DVDに出演したいと言う。本当に生活困窮しているのではないかと思えた。俺と彬と要で相談する。初回は制裁の積りもあり出演して貰った。もう益荒男としては付き合いたくない。それが本音だ。だが知らない仲でも無い。今度が最後と言う事で作品に出て貰う事にした。内容は鳶の親方が剃毛され、目隠しされて回される。緊縛、吊るしも有りだ。ギャラは前よりは安い。内容、条件を承諾して貰った。但しやるからには俺らも本気で取り掛かる。いかに淫乱な親方を演じさせる積もりだ。
 クリスマス、年末年始を雄基と共に過ごした。年が明ける。初詣に行くと一緒に拝んだ。細やかな新年会をする。お年玉を上げると、無茶苦茶喜んでいた。犯り納めに殿始め。俺と雄基は毎日カラダを重ねていた。
 正月休みが終わる。益荒男は元気に始動した。新たな企画の打合せをする。執務を熟なした。今日は新年会。みんなで会場に向っている。しんしんと冷える冬の夜道が豪華な星空に彩られていた。向ったのは近くの居酒屋。中に入るとカップルグループ客で賑わっている。俺達もテーブル席に着いた。逞しく優しい仲間達。みんなの顔が輝いていた。
「今年もエロく稼ごうぜ」
彬が声を張り上げる。ジョッキが触れ合った。刺身、寄せ鍋、サラダ。酒を飲み料理を喰らった。話が盛り上がる。彬が俺に目を呉れた。
「女好きのタカ兄ぃがすっかりゲイに成っちまったみたいっすね」
「えっ……」
「雄基に挿れられることも有るんでしょ。ケツマン結構感じるみたいっすね」
彬の声がやけに隠微に響いた。
「えっ……」
「雄基が言ってたから……」
「雄基お前余計なこと言いやがってよぉ」
「だって聞かれたから……彬兄ぃは兄貴だし……」
雄基が屈託の無い笑顔を向けてきた。
「あっそうだ雄基これお年玉な」
「えっありがとう」
彬、要、憲太、慎治。4人の兄ぃ達が雄基にぽち袋を渡している。雄基が満面の笑みを浮かべていた。和やかな中、新年の宴が終わる。俺達は居酒屋を後にした。確かに今俺はゲイを自認している。男を抱く悦び、そして抱かれる悦び。2つの快感を俺は覚えた。だがそれは相手が雄基だったからだと思っている。俺に元気を与えてくれる男だ。俺を実の親のように慕ってくる。明るく元気で爽やか。ヤル時は淫乱になる。寂しがりやで甘えん坊。そんな男が今俺の奥深い所に棲んでいる。季節は冬。冷たい夜風が温暖に感じた。



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[ 2016/01/09 09:42 ] 益荒男 | TB(-) | CM(0)

穏やかな光①

 俺、須永将太、28歳の髭坊主、身長は170㌢ある。学生時代は空手をやっていた。大学を卒業してから6年オフィス機器のリース・販売会社で営業をやっている。成績はずっと1位から3位の間をキープしていた。だが半年8箇月位前から停滞している。最近3箇月営業マン12人中最下位になってしまった。今愕然としている。夏のボーナスも激減していた。季節は初秋、爽やかな風がうざく感じる。手を抜いた積りはない。自分の行動を検証してみる。答えは出なかった。負けず嫌いの俺、今かなりの焦燥感を覚えてる。時刻は8時を回った所だ。定時は既に過ぎている。しんとしたオフィス。俺と高柳課長だけがカタカタパソコンのキーボードを叩いていた。
「須永チョッと来い」
また怒られる。俺はスゴスゴと課長のデスクの前までやってきた。
「お前どうするんだ。売れねぇ営業マンは要らなねぇんだぞ。お前、前までちゃんと売れてたろ。手抜いてるんじゃねぇ」
「手抜いてないっす。なんとかします」
「見込みあるのか」
「ないっす」
課長が俺に視線を見てくる。鋭い視線を浴びせてきた。
「カラダ張れるんだろうな」
「張れます」
課長の怒気が含んだ言葉に俺は答えた。
「判った。実はな、俺の知り合いが今度起業るんだ。条件次第ではうちを使って呉れると言ってる。お前やる気あるか。お前がやらないのなら他の奴に回すぞ」
「あっ有ります。お願いします」
「絶対、外すんじゃねぇぞ」
「はっハイ」
課長が何処かに電話している。俺に目を呉れた。
「明日の夜、何か都合あるのか。そいつと会うんだけどな」
「大丈夫っす」
課長が電話の相手と話していた。
「じゃぁ約束したからな。明日6時に出るからな」
視線が交差する。瞳の中に無機質な鈍光が見えた。
「ハイ」
「これが出してある見積もりだ。見て置けよ」
「ハイ判りました」
見積書に目を通した。社名はoffice葛、担当者は葛城鷹憲と記されてある。パソコン22台買い取り、電話にプリンター、コピー機がリース。結構な金額になっている。俺の営業魂に火が点いた。
 翌日俺は課長と待ち合わせ場所に向っている。冷たい夜風が街で牙を向いてきた。だが俺のカラダは火照っている。格式を感じる建物が見えてきた。
「此処だぜ」
「凄いっすね。料亭ですか。俺始めてです」
庭を通り響きの間と言う離れに入る。穏やかな表情を浮かべた社長が既に来ていた。歳は見た目30台半ば。坊主頭で髭を蓄えている。スーツの上からでもガタイの良さが伺えた。
「おお、待ってたぜ。まあ座ってくれよ」
「おお、鷹憲紹介する。うちの須永だ」
「始めまして、営業の須永と申します。宜しくお願いします」
俺と社長は名刺の交換をする。社長の視線が熱っぽく感じた。俺と課長は座卓を挟み葛城社長の迎えに座る。その時扉が開いた。白衣を着た男が入ってくる。傍らに正座した。
「葛城様、何時も御ひいきにして頂きましてありがとうございます。どうぞ料理をお楽しみください」
「ここの料理は絶品ですからね。大将あっちの準備も大丈夫ですか」
「既に準備させて頂いております。では料理を運ばせて頂きます」
社長と大将の視線が交差する。大将の目が妖しく光った。豪華な料理が座卓に並べられる。俺達はグラスにビールを注ぎ合った。
「須永君、宜しくな」
「こちらの方こそ宜しくお願いします」
カチンとグラスが触れ合った。俺達の宴が始まる。俺達は料理を堪能し始めた。素材の良さを最大限に生かした料理の数々。口の中に旨みが広がった。課長と葛城社長は談笑している。小一時間程経過した。
「鷹憲、見積もりどうだった」
「うん、頑張って呉れたと思うぜ。でもなあれ位の条件出してくるところは他にもあるからな。出来れば浩士のところでやりたいんだがな……」
下の名前で呼び合っている。大分親しいと感じられた。
「須永、鷹憲の隣行って酌でもしてやれよ」
「ハイ」
俺は葛城社長の隣に座る。ぐい飲みに日本酒を注いだ。
「須永君はいいガタイしてるな。何かやってるのか」
「学生時代、空手をやってました。今はたまにジム行ってます」
葛城社長が俺のカラダを触ってくる。太ももに手が這ってきた。
「いい脚してるな」
今度は股間に手が這ってくる。ちんぽを軽く握られた。
「しゃ、社長」
「契約欲しいんだろ。俺はお前のとこじゃなくてもいいんだぜ。業者はいくらでもあるからな」
「で、でも俺ゲ、ゲイじゃぁないです。無理です」
課長が俺に視線をぶつけてきた。
「須永、カラダ張れるんだろ。きっぱり言ったよな」
「須永君、俺が試してやる」
社長が俺の股間を揉んでくる。俺のちんぽはグイッグイッグイッと勃ち上がった。
「硬くなったぜ」
社長の顔が近づいてくる。瞬く間に俺は唇を奪われた。舌をねじ込まれる。口の中をくまなく舌が這ってきた。髭と髭が交差する。ワイシャツの上から乳首を摩られた。
「可愛いぜ。須永君、なぁいいよな」
男にちんぽ弄られて俺は勃起させた。契約して貰えるかもしれない。キスされてもそんなに嫌じゃなかった。少し自棄に成ってる。だが俺は頷いていた。
「どうせならもっと気持ちよくなろうぜ。浩士あれ有るか」
「ああ、有る」
課長が小さなボトルを鞄からだした。3つのグラスに液体を入れている。更にビールを注がれた。社長と課長がそれを飲んでいる。俺にもグラスを渡された。
「心配するな。漢方系の奴で性感が高まるサプリだ」
課長の声が優しい声が響いた。俺はグラスに口を付ける。一気にあおった。えっもしかして2人に犯られるのか……もうどうでも良くなっていた。俺達は隣の部屋に入る。1組の布団が敷かれていた。行灯が妖しく部屋を照らしている。社長と課長が着ている物を脱ぎ始めていた。一瞬ドキリと胸が音を立てる。2人の股間を覆ってたのはだった。2人はを外している。現れた社長と課長のちんぽ。既に勃ち上がっていた。
「お前も脱げよ」
課長の声に我に返る。俺は呆然自失と成っていた。
「なんなら脱がしてやろうか」
「大丈夫っす」
俺は着ているものをバサバサ脱いだ。ボクブリ一丁になる。課長がにじり寄ってきた。
「それも脱ぐんだぞ」
ボクブリ
課長が俺のボクブリに手を掛ける。一気に引き下ろされた。布団の上に寝かされる。課長が俺のちんぽをしゃぶり始めた。社長が俺の耳裏に舌を這わせてくる。今度は首筋を舐め上げられた。グイッグイッグイッ俺のちんぽが勃ち上がる。一気に天を衝いた。
「須永ぁビンビンだぜ。男にしゃぶられてよぉ」
課長の声が呪文のように聞える。飲まされた媚薬のせいなのか……カラダが火照ってきた。課長の舌が乳首に這ってくる。俺のカラダが微動した。もう一方の乳首が舐め上げてくる。真ん中の突起を甘く噛まれた。
「凄ぇぜ。勃ってきた」
社長が乳首を指腹で撫でてくる。俺のカラダが微動した。
「キスしてやるから舌出せよ」
社長の声が淫猥に聞えた。躊躇する俺。さっきは不意に唇を奪われた。そんなに嫌ではなかったのは事実。だが色んな葛藤を覚えた。
「須永、して欲しいんだろ。して貰えよ」
課長の声に俺は舌を出していた。社長が唇を寄せてくる。舌が静かに触れた。そのまま押し込まれる。舌がネットリと絡んできた。キスしながら社長の腕が伸びる。俺のケツ穴が摩られた。男同士の行為の場合ケツ穴を使うこと位は知っている。俺は犯される。底知れない怖さに包まれた。両脚を社長が抱えている。俺のケツ穴が晒された。
「はっ恥ずかしいっす」
「今のうちだけだからな。その内ヒイヒイ哭かせてやるからな」
ケツ穴が舐め上げられる。幾度となく繰り返された。尖らせた舌が入ってくる。切ないような感情が湧き起こってきた。舌が指に代わる。内壁が擦られた。ローションが塗り込められる。指が入ってきた。指が増えてくる。中を掻き撫でられた。
「あぁあぁぁあっあっ」
「いいところに当ったみてぇだな」
社長の指が其処を執拗に撫でてくる。俺のカラダが左右に捩れた。
「そろそろいいみてぇだな」
社長が肌に纏いつくような声を上げる。ちんぽをケツの窪みに宛がわれた。
「挿れてやるからな」
社長の腰が動いた。ちんぽがまい進してくる。内壁に社長のちんぽを感じた。内壁が擦られる。痛みが突き刺さってきた。
「んがっ……い、痛ぇ」
「少しは我慢しろ。今に良くなるからな」
社長の腰がグイッと動いた。ちんぽが疾駆してくる。濃い陰毛をケツタブで感じた。
「ずっぽり入ったぜ」
社長の腰がガシガシ動き始める。内壁が激しく擦れ捲くった。
「俺はこっち借りるぜ」
課長が俺の横で膝立ちになる。ちんぽで頬を叩かれた。
「しゃぶれよ」
舌先を課長のちんぽに触れさせる。直ぐに離した。
「ちんたらしてんじゃねぇ」
口の中にちんぽをこじ挿れられる。我慢汁が口の中に広がった。
「舌絡めろよ」
課長の腰がグイッグイッグイッと動いた。喉の奥の壁をちんぽが擦ってくる。俺は課長のちんぽに舌を絡めた。ジュボッジュボッジュボッ…ジュルッジュルッジュルッ卑猥な尺八音が部屋に鳴り渡る。微かに薫る男の匂いが鼻腔を擽った。
「あぁぁ堪んねぇ。おまんこ締め付けてくるぜ」
何時の間にかケツの痛みは消えていた。それとは別に想定外の何かが湧きあがってくる。萎えていた俺のちんぽが勃ち上がってきた。
「感じてきたみてぇだな」
突き込みながら社長が俺のちんぽを軽く擦る。俺のカラダがビクンと震えた。課長の腰の動きが加速する。ちんぽが喉奥にぶつかってきた。
「やっやべぇ。喉まんこ堪んねぇ。射きそうだ」
課長の腰が突動する。濃密な陰毛がザリザリ肌を擦ってきた。
「んぁぁ射っちまう。んぁぁ射ぐ。んぉぉ射く。あぁぁあぁ射く」
喉奥に課長の汁がぶち当たってきた。喉壁が課長のちんぽで摩られる。静かにちんぽが引き抜かれた。
「須永君、呑むんだぞ。浩士の聖なる液だからな」
2人の視線を熱く感じた。俺は目を瞑る。喉をゴクンと鳴らした。濃厚な汁が喉を通る。静かに体内へと流れ落ちていった。
「汁、美味ぇか」
「わ、判らないっす」
社長の声に俺は応える。それ所ではなかった。未知の快感が俺を襲っている。俺は奥の方が感じ捲くっていた。
「じゃぁ俺は帰るな。鷹憲後は宜しくやってくれよ」
「ああ判った」
社長が腰を振りながら声にする。課長が身繕いすると部屋を出て行った。社長の腰が突動する。俺の奥壁が抉られた。
「あぁぁあぁ、んぁぁいい。気持ちいい」
「何処が気持ちいいんだ」
「ケ、ケツっす」
「ケツじゃねぇ。おまんこだ。男のまんこケツまんこだぜ。言ってみろ。はっきり言わねぇと判らねぇだろ」
唇が微かに動くが言葉に出来なかった。
「止めるぞ」
社長の腰の動きがゆっくりと止まる。揺さぶるような視線をぶつけてきた。
「言えよ」
「お、おまんこ気持ちいいです。もっと突いてください」
「良く言った。可愛いぜ。将太」
社長の腰がグイグイ動いた。奥の壁が摩られる。俺のカラダが完璧に手玉に取られていた。ジュグッジュグッジュグッ…グシュッグシュッグシュッ淫猥な交尾音が部屋に鳴り渡る。社長が掘り込みながら俺のちんぽを扱いた。
「あぁぁそんな。射っちまう。んぁぁやべぇ」
「射けよ。ぶっ放せ」
社長の腰が烈動する。同時に俺のちんぽを扱き捲くった。
「あぁぁあぁ射ぐ。んぁぁ射く。あぁぁぁぁぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を噴上げる。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン社長のカラダが激しくぶつかってきた。
「んぁぁ締まる。あぁぁやべぇ。将太、種付けるからな」
俺はコクコク頷いていた。社長の腰が猛動する。俺のカラダが叩かれた。
「あぁぁあぁ射く。うぁぁぁぁぁ射ぐ。んぁぁ射くっ」
生暖かい男の汁が奥壁にぶつかってきた。内壁にちんぽを摩ってくる。静かにちんぽが引き抜かれた。社長が俺の上に跨ってくる。俺を真っ直ぐに見てきた。
「綺麗にしてくれ」
俺は躊躇うことなく社長のちんぽを咥える。舌を絡めた。
「美味いっす」
「そうか。美味いか」
頭を撫でられた。社長が俺の隣に横になる。抱き寄せられた。唇がよってくる。軽く唇を合わせた。
「将太、凄ぇ気持ち良かったぞ。お前はどうなんだ」
「気持ち良かったです。でも……」
確かに感じた。気持ちよかったのは事実。だけど俺がゲイの要素がある。そのことを受け入れたくなかった。
男同士のSexって別に悪いことじゃないぞ。気持ち良ければ素直に感じればいいんだ」
抱き寄せられる。今までにない安堵感を覚えた。唇を重ねる。俺達は着衣を整えた。
「明日、事務所に来いよ。契約書書いてやるからな」
「ハイ、ありがとうございます」
俺達は料亭を後にした。今自宅の布団の中に居る。目を瞑った。社長の顔、カラダが浮かんでくる。今すぐ会いたくなった。俺はバイセクシャルなのか……自問自答する。答えなんか出る筈も無い。俺は今まで30人以上の女を抱いた。付き合った女も勿論居る。でもこんな気持ちになったことは無い。将太って下の名前で呼ばれた時何となく嬉しかった。穏やかで強い社長の目、浮かべる笑顔。堪らない。心が綻んだ。バイだとは自認したくない。だがこの感情は何だ。色んな葛藤に包まれる。何時しか眠りの中へ落ちていた。



猛牛

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成田アキラの珍棒記

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野郎部屋 デカマラ狂い直腸トランス

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[ 2016/01/02 00:02 ] 穏やかな光 | TB(-) | CM(0)

穏やかな光②

 翌朝出社する。一番でoffice葛に向った。朝の光が眩く感じる。飛行機雲が浮かんでいた。飛行機雲
ブラインドで閉ざされたオープン前の事務所に入る。社長が独りで何やら仕事をしていた。
「失礼します」
「おお良く来たな」
笑顔で迎えられる。嬉しさが込上げてきた。
「契約書だ」
「ありがとうございます」
契約書を渡される。それは確かに嬉しかった。だがそれとは違った喜びのような気がする。社長が視線をぶつけてきた。
「時間あるのか」
「ハイ大丈夫です」
「やるか」
思わず顔が綻んだ。社長がスーツを脱ぎ始める。俺も上着を脱ぐとズボンのベルトに手を掛けた。晒された社長のガタイ。強靭な筋肉の鎧で纏れている。太い首、割れた腹筋。肩と胸の筋肉はしっかりと盛り上がっていた。真ん中にぶら下がる男の道具。濃密な陰毛群の中から存在感を示していた。
社長がにじり寄ってくる。肩に手を置かれた。唇が寄ってくる。静かに触れ合った。舌が入ってくる。俺達は絡め合った。ちんぽ同士が触れる。グイッグイッグイッと2本のちんぽが勃ち上がった。静かに唇が離れる。社長が視線をぶつけてきた。
「今日は俺に挿れてみろよ」
「俺が社長にですか」
「ああ女に挿れるようにやってみろよ」
昨日は挿れられて俺は感じた。今日俺が挿れる。もう後戻り出来なくなるかも知れない。一瞬頭を過ぎる。だが俺は頷いていた。社長がまだ何も置かれてないデスクの上に仰向けになる。俺は社長の上に覆い被さった。唇を寄せていく。静かに触れ合った。薄く開いた唇から舌を挿れる。社長の舌が絡んできた。キスしながら、首筋に指を這わせる。同時に乳首を指で摩った。社長のカラダが微動する。静かに唇を離した。
「社長も乳首感じるんすね」
「あぁ感じるぜ」
今度は乳首に舌を這わせる。ジュルジュル舐め上げた。
「あぁぁいい。堪んねぇ」
俺のカラダが下にずれた。亀頭の割れ目を舌先で擽る。ちんぽを咥えた。舌を絡める。口の中に社長の我慢汁が溢れてきた。
「ちんぽ美味ぇか」
「ハイ、美味いっす。それにデケぇ」
金玉を軽く舐める。1個ずつ口に含んだ。
「凄ぇ。玉もデカイっす。はぁ美味ぇ」
今度は蟻の門渡りに舌を這わせた。社長のカラダが微かに震えてる。今度は穴口を摩ってみた。
「あっあぁ、あぁぁ」
社長の両脚を抱え上げた。現れた社長のオス穴が微かに呼吸をしている。俺の男の本能が覚醒した。俺のちんぽが更に硬くなる。顔を近付けた。一瞬躊躇する。次の瞬間俺の舌先が穴口に触れていた。ジュルジュル幾度となく舐め上げる。尖らせた舌を中に挿れた。
「将太、これ使ってみろよ」
「ハイ」
社長が渡してくれたのはローションだった。指で掬い社長の穴口と内壁に塗り込める。指をゆっくりと挿れてみた。中を掻き撫でる。社長のカラダがピクンと震動した。指を増やしてみる。前後に動かした。
「将太、多分大丈夫だぜ。挿れてこいよ」
「うん」
社長が自ら脚を抱えた。俺のちんぽにローションを塗り込める。社長の穴にも塗り足した。激しい昂揚を覚える。俺はちんぽをケツの谷間に宛がった。
「挿れるよ」
「おお来いよ」
腰を軽く突いてみる。ちんぽが呑み込まれ始めた。内壁が微かに抗ってくる。社長の表情がちょびっと翳った。
「遠慮するな。がっつり挿れてこいよ」
「う、うん」
俺はグイッと腰を動かした。ちんぽが疾駆する。俺は根本まで呑み込まれた。内壁が蠢いてくる。ちんぽがぎゅうぎゅう締め付けられた。
「社長、大丈夫っすか」
「ああ大丈夫だ。どうだ、俺のまんこは」
「凄ぇ締まって気持ちいいっす」
「ガツガツ動かしてこいよ」
「うん」
俺の腰が突動する。内壁を擦り上げた。
「あぁいい。気持ちいい。おまんこ擦れて堪んねぇ」
「俺もいい。んぁぁんぉ気持ちいい」
突き込みながら両手を社長の胸の上に置いた。親指の腹で両乳首を摩る。社長のカラダが左右に捩れた。
「いいぜぇ将太、もっと激しく突けよ」
「うん」
俺の腰が猛動した。社長の内壁が弛緩と収縮を繰り返してくる。ちんぽが圧搾された。
「凄ぇ。締まるぅ。んぁぁやべぇ。射きそうっす」
「いいぞ。射っちまえ。種付けてこいよ」
俺は激しく腰を振る。金玉の奥の方がジンジンしてきた。
「あぁぁんぁ射ぐ。んぁぁ射く。うぉぉぉ射くっ」
俺は社長の奥壁目掛けて種汁を打ち付けた。尚も俺の腰は律動する。射精しながら俺のちんぽは爆進続けた。
「うぁぁぁ奥まで入ってる。んぁぁ気持ちいい」
社長が自分のちんぽを扱いている。ジュグッジュグッジュグッ…グショッグショッグショッ結合部が泡立ち卑猥な音が事務所に響き渡った。
「やべぇ。射きそうだ。んぁぁやべぇ」
「俺もやべぇ。また射っちまう。んぁぁんぉ」
パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかり合った。社長が自分のちんぽを扱き捲くる。内壁が俺のちんぽを甚振ってきた。
「あぁぁしっ搾り取られる。んぁぁ出る。んぉぉ射ぐっ」
俺は社長の中で雄叫びを上げた。
「あぁぁんぁ射ぐ。んぁんぁんぁ射く。うぉぉぉぉ射くぅ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ社長のちんぽから白濁汁が吹き上がった。クイックイッと社長の内壁にちんぽを擦り付ける。ゆっくりとちんぽを引き抜いた。社長のオス穴から俺の出した汁が垂れている。俺はその汁を舌で拭っていた。
「将太、お前……」
社長の隣に横になる。優しく抱きしめられた。
「可愛いな。将太は」
社長の唇が寄ってくる。軽く唇を合わせた。
「女のまんこと比べてどうだった」
「比べ物にならないっす。社長の方が格段にいっす」
俺は社長に目を遣った。
「社長、俺も挿れて欲しいっす」
「判った。今日は後から挿れてやるからな」
「うん」
俺達は起き上がる。デスクから降りた。社長のちんぽが萎えている。俺は透かさず社長の足許に跪いた。金玉を軽く握る。ちんぽを舐め上げ始めた。社長のちんぽを咥える。しゃぶり込んだ。グイッグイッグイッと勃ち上がる。俺のちんぽも微かに反応した。
「机に手着けよ」
「うん」
オス穴をぎゅっと開かれる。舌が這ってきた。昨日の感覚が蘇ってくる。堪らなくなってきた。ローションが塗り込められる。指が入ってきた。少し乱暴に中を掻き回される。俺のちんぽが勃ち上がってきた。社長の腕が回ってくる。ちんぽを軽く握られた。
「何だ。将太、おまんこ弄られただけで勃たせているのか」
「う、うん。判んねぇけど勃っちまった」
「今挿れてやるからな」
「うん」
ちんぽが宛がわれる。内壁が社長のちんぽを感じ始めた。
「あぁぁんぁ入ってくる。デケぇ。堪んねぇ」
奥壁で社長の亀頭を感じた。濃い陰毛がケツタブに触れてくる。俺は根本迄社長のちんぽを呑み込んだみたいだ。
「動かすぞ」
「うん」
社長のちんぽがまい進してくる。内壁が激しく擦られた。
「あぁぁあぁ、んくぅ堪んねぇ」
「将太、もっとおまんこ絡めてこいよ」
社長の腰が突動してくる。同時に首筋が舐め上げられた。
「んぁぁんぉ、気持ちいい」
「もっと善がらせてやるからな」
社長の腕が回ってくる。乳首を摩られた。
「あぁぁぁぁぁいい。当るぅ。んぁぁぁ気持ちいい」
首を折り曲げられた。唇が奪われる。舌が絡んできた。今度はちんぽが握られる。扱き上げられた。
「そんなぁ。そんなにされたら……おっ俺」
社長の腰の動きが加速する。ちんぽが爆進してきた。
「射っちゃう。んぁぁやべぇ。んぁぁんぉ」
「いいぞ。射けよ」
ヌチャッヌチャッヌチャッ…ジュグッジュグッジュグッ隠微な交尾音が耳に響いた。奥壁が抉られる。金玉の奥でオス汁が蠢き始めた。
「あぁぁぁぁんぁ、んぁぁ射ぐ。んぁんぉんぁ射く。うぉぉんぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺が白濁汁を床に撒き散らした。
「俺もやべぇぜ。んぁぁんぉやべぇ。あぁぁぁぁぁ」
パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン俺は激しく叩かれた。
「あぁぁ射ぐ。んぉぉ射く。あぁぁぁぁぁ射くっ」
奥の方で社長の汁を感じる。幸福感を覚えた。内壁を社長のちんぽが擦ってくる。静かにちんぽを引き抜かれた。俺は立ち上がる。振り向かされた。抱き寄せられる。自然に唇が重なった。
「気持ち良かったか。俺は凄ぇ良かったぞ」
「うん気持ち良かった」
俺は素直な気持ちで言えた。視線が交差する。俺は社長に抱き付いた。社長に腕が背中に回ってくる。俺は安堵した。頭の中を色んな事が駆け巡る。今日やるかって言われた時嬉しかった。社長の中に放った俺の汁。無意識の内に舌で拭き取っていた。挿れて欲しいと言ったのも俺の本音。穴の中弄られただけで勃起した。何より今ほっこりした気持ちになっている。もういい。俺はバイを自認した。
 ブラインドの隙間から柔らかな光が洩れている。俺達は着衣を整えた。今傍らに有るソファーに並んで座っている。冷えたウーロン茶が心地好く喉を通った。社長に視線をぶつける。物凄く柔和な表情を浮かべていた。
「社長、俺バイセクシャルっすよね」
「あぁ多分な。でも悪いことじゃねぇぞ。人には其々性向があるからな。それに素直になれば良い事だと思うぞ」
「そっすよね。俺、性向自認するの嫌だったけど……もういっす。俺バイでいいっす」
俺は言い切る。清々しい気分になった。社長が真っ直ぐに見てくる。目がマジになっていた。
「なぁ将太、好きだぜ。付き合ってくれるか」
「凄ぇ嬉しいっす」
俺は社長にしがみ付いた。仄かな熟れた男の薫りに包まれる。ぎゅっと抱き締められた。
「俺無しでは居られねぇカラダにしてやる。いいな」
「うんいいっす」
「それから2人の時は俺を鷹憲って呼べよ。社長だとよそよそしいからな」
「うん鷹さんでもいっすか」
「あぁいい」
鷹さんに目を遣る。瞳の奥から眩い光が見えた。
「鷹さん」
「何だ」
「キスして欲しい」
唇が寄ってくる。唇が触れると舌が入ってきた。舌が絡んでくる。ちょびっと切なくなってきた。俺も舌を絡める。背中に回された鷹さんの腕に力が入った。鷹さんの穏やかな熱を感じる。静かに唇が離れた。
「鷹さん、やべぇまた勃ってきちゃった」
「足らんのか」
「うん足らんけど、アポはいってるから……」
「じゃぁ仕事終わってから逢うか。なっ」
「うん、嬉しいっす」
俺は割り切れた。俺にとって大切な人。それは葛城鷹憲さんと言う事が判った。
「じゃぁ俺行くっす」
「おお、そうか」
玄関まで見送ってくれた。軽く唇を合わせる。俺はoffice葛を後にした。3件のアポを終える。俺は帰社した。
「課長、office葛さんの契約書です」
「良く頑張ったな。もっと頑張れよ」
「ハイ……」
「何だ。お前いい顔してるな。何か良い事あったみてぇだな」
「実は社長と付き合うことになりました」
俺のちっちゃな声。課長がにんまりと笑みを浮かべている。俺は自席に戻った。仕事を始める。凄く楽しくなった。この晩、鷹さんとご飯を済ませる。勿論その後は抱いて貰った。俺と鷹さんの付き合いが始まる。このことが俺に福音をもたらしてくれた。今まで眠っていた案件が覚醒する。次々と問い合わせが入ってきた。8日後office葛さんに納品を済ませる。新事務所が稼動し始めた。


●塗って食べられる分包ジェル15包
●1袋30粒入りのサプリメント
●ペニスを挿入して鍛える専用強化ホール
上記、3点セットで2,980円
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[ 2016/01/02 00:01 ] 穏やかな光 | TB(-) | CM(0)

穏やかな光③

 鷹さんと課長の出会いそれは六尺バーだと聞いた。鷹さんは38歳、課長は36歳。年も近く、直ぐ仲良くなったと言う。ふたりは2度男同士の関係を持っている。だが課長は家族持ちだ。奥さんも子供もいる。だから課長とは深い付き合いにはならなかったと聞いた。男同士の事を俺は良く知らない。六尺バーに連れて行って貰った。逞しい男たちが六尺一丁で酒を飲んでいる。ちょびっと緊張したけど楽しかった。都合を付け合いご飯する。その後当然の如く交わった。たまに挿れることも有る。だけど俺は挿れられる方が良い。嵌められる毎に新たな快感を覚えた。映画、ドライブ、祭り。色んな思い出も刻まれた。付き合い始めて3箇月が過ぎようとしている。俺は女に性欲を感じなくなった。何時の頃からか俺は鷹兄ぃと呼んでいる。俺の中の奥深い所に鷹兄ぃが棲み始めた。褌も常用するようになっている。鷹兄ぃの思惑どうり俺は鷹兄ぃ無しではいられないカラダになった。季節は冬を迎える。クリスマス、大晦日は一緒に過ごした。年が明ける。鷹兄ぃのマンションで一緒に新年の光を感じ合った。
「将太出掛けるぞ」
「うん」
向ったのは近所の神社。雲の隙間から午後の光がかすかに洩れてきた。大勢の人達が参道に並んでいる。水舎で手を洗い、口を漱いだ。列の最後尾に並ぶ。冷たい新年の風が肌を撫でてきた。
「寒いな」
「鷹兄ぃと一緒だから、俺は寒さ感じないよ」
「そうか。そう言って貰えると嬉しいよ」
俺は鷹兄ぃに視線をぶつけた。
「じゃぁキスしてくれよ」
「バカやろ。こんなに人居るんだぞ」
鷹兄ぃはドサクサに紛れてホッペにチュッとして呉れた。俺達の番がくる。並んで本殿の前に立った。軽く会釈をすると賽銭を入れる。鈴を鳴らして合掌した。祈りを捧げる。軽く会釈をすると退いた。出店のチョコバナナを食べる。まろやかな甘さが口に広がった。
「美味ぇな」
「美味ぇけど俺は鷹兄ぃのちんぽの方がいいっす」
おでこを小突かれる。鷹兄ぃの表情が崩れてた。焼きソバ、甘酒、べっ甲飴。俺達は出店を堪能した。ちらちら空から雪が舞ってくる。俺達は家路に付いた。今リビングで鷹兄ぃと午後のひと時を共有している。ソファーの隣に座る鷹兄ぃ。仄かなオスの薫りが漂ってくる。日が傾き始めた。冬の黄昏が幕が降りるかのように夜の闇に包まれる。兄貴が俺に目を呉れた。
「そろそろ風呂入るか」
「うん」
俺達は着ているものを男らしくバサバサ脱いだ。浴室の扉を開ける。湯気が立ち込めていた。向かい合って湯船に浸かる。俺は抱き付いていた。
「何だ。将太もう勃ててるのか」
俺はちんぽを握られる。俺も鷹兄ぃのちんぽを掴んだ。グイッグイッグイッと勃ち上がる。俺の手中で硬度を増してきた。鷹兄ぃの唇が寄ってくる。俺の方から合わせた。舌が絡んでくる。俺は舌を絡め返した。キスしながら、鷹兄ぃが俺の首筋を摩ってくる。俺のカラダが微動した。静かに唇が離れる。俺は鷹兄ぃに目を遣った。
「鷹兄ぃ、しゃぶりてぇ」
「判った」
鷹兄ぃの金玉軽く握る。ちんぽを舐め上げた。舌先を金玉に這わせる。今度は金玉袋に吸い付いた。鷹兄ぃのちんぽを咥える。舌を絡めながら呑み込み始めた。顔を前後に律動させる。鷹兄ぃの手を取ると頭に乗せた。鷹兄ぃの腰が突動する。喉壁が擦られた。鷹兄ぃが俺の乳首を擦ってくる。堪らない感覚を覚えた。
「あぁぁあぁ気持ちいい」
喉奥に鷹兄ぃの亀頭が触れてくる。俺は喉壁をぎゅうっと締めてみた。
「んぁぁんぉ堪んねぇ喉まんこだぜ」
頭を前後に動かしながら俺は自分のちんぽを扱いた。鷹兄ぃの我慢汁が口の中に広がる。鬱蒼とした陰毛が顔を撫でてきた。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ淫猥な尺八音が浴室に鳴り渡る。奥壁で感じる兄貴の亀頭が微かに膨らんだ。
「んぁぁやべぇ。射きそうだ」
俺は顔を激しく前後に動かした。兄貴のちんぽが俺の喉奥目掛けてまい進してくる。金玉の奥が熱くなってきた。
「あぁぁあぁ射ぐ。んぁぁ射く。あぁぁぁぁぁ射ぐっ」
鷹兄ぃの濃厚な汁を喉奥で感じる。同時に俺はちんぽを扱き捲くった。ちんぽが俺の口から引き抜かれる。鷹兄ぃを見上げる。俺の喉がゴクンとなった。濃厚な汁が喉を通る。体内へと流れていった。
「あぁぁ射ぐ。んぁぁ射く。うぅぅ射くっ」
俺の放ったオス汁がゆらゆら蠢きながら湯船の底へと流れ落ちている。鷹兄ぃが湯船に沈んできた。抱き寄せられる。軽く唇を合わせた。頭を撫でられる。静かに唇が離れた。
「気持ち良かったぞ」
「俺も良かった。鷹兄ぃの汁の呑みながら射けた」
俺は鷹兄ぃにしがみ付いた。抱き寄せられる。きつく抱き締められた。
「すっかり汁呑むの好きになったな」
「うん凄ぇ美味いっす」
またキスさせた。一端唇が離れる。また唇を合わせた。
「上がるぞ」
「うん」
其々カラダを洗った。俺達は浴室を出る。褌を締め込んだ。
褌 (5)
上には作務衣を羽織る。浴室を後にした。テーブルにおせちと雑煮を並べる。俺達は向かい合って座った。俺と鷹兄ぃの新年会が始まる。ぐい飲みに日本酒を注ぎ合った。
「明けましておめでとう。今年も宜しくな」
「俺の方こそ宜しくっす」
鷹兄ぃの声に俺は明るく応える。ぐい飲みがカチンと触れ合った。酒を飲み料理を食べる。色んな事を語り合った。
「お前マジに女要らんのか」
「要らねぇよ。ただ鷹兄ぃが俺をこんなカラダにしちまったんだ。その責任は重いからな」
「判ってる。なぁ将太」
鷹兄ぃが俺を見てくる。熱心な瞳を注いできた。
「えっ何……」
「お前、ここに越して来いよ。2人で住んでも充分な広さ有るだろ」
「えっ……」
「お前を今以上に俺色に染めてやるからさ」
唐突な鷹兄ぃの提案。俺は一瞬戸惑った。鷹兄ぃと同じ住空間を共有出きる。凄ぇ嬉しい。俺は頷いていた。時間が1滴ずつ滴る。夜の色が濃くなってきた。
「殿始めだな」
鷹兄ぃがぽつりと声にした。
「鷹兄ぃ……」
「何だ」
俺は席を立つと鷹兄ぃの隣に座った。視線が交差する。鷹兄ぃの目がキラリと光った。
「判った。今日はいっぱいしたいって言うんだろ」
「えっ何で判ったの」
「顔に書いてるぜ。おら行くぞ」
「うん」
寝室の扉を鷹兄ぃが開けた。灯りを燈すと白いベッドが淫猥に浮かび上がってくる。何度も来ている鷹兄ぃの家の寝室。何時も以上に昂ぶってくる。俺達は作務衣を少し乱暴に脱いだ。壁に押し付けられる。鷹兄ぃが前袋を俺の前袋に擦り付けてきた。ちんぽが勃ち上がってくる。前袋を弄り合った。唇を合わせる。舌を絡め合った。乳首を摩られる。俺のカラダがビクンと震えた。ゆっくりと唇が離れる。俺達は褌を解いた。弾けんばかりに2本のちんぽが飛び出してくる。床に落ちた2人の褌が、仲良く絡み合っていた。俺達は飢えた野獣のようになっている。ハァハァハァと荒い息をしていた。ベッドに潜る。鷹兄ぃが俺の上に圧し掛かってきた。唇が奪われる。舌が入ってきた。ねっとりと舌が絡んでくる。同時に乳首が摩られた。軽く乳首が抓まれる。今度は指の甲で掻き上げられた。唇が離れる。乳首に舌が這ってきた。ジュルジュル舐め上げられる。ビクンと俺のカラダが震えた。
「あっあぁあぁいい。気持ちいい」
鷹兄ぃのカラダが下にずれる。金玉が軽く握られた。ちんぽに舌が這ってくる。ジュルジュル舐め上げられた。ちんぽの尖端が舌で擽られる。今度は亀頭を唇で挟まれた。俺のちんぽが呑み込まれ始まる。舌がちんぽに絡んできた。
「あぁぁんぁ、あっいっす。気持ちいいよぉ」
喉壁にちんぽを締め付けられる。金玉が摩られた。
「俺にも、鷹兄ぃ俺にも」
鷹兄ぃのカラダが反転する。眼前に差し出された鷹兄ぃのちんぽ。俺は武者振り付いた。69の体位になる。俺達は暫らくの間しゃぶり合っていた。鷹兄ぃが俺の穴口を摩っている。ローションを俺の穴の回りと内壁に塗り込めていた。俺のちんぽをしゃぶりながら穴の中に指が入ってくる。内壁が擦り上げられた。快感が襲ってくる。俺は鷹兄ぃのちんぽを口から放していた。
「あぁぁあぁぁあっ、んぁぁんぉ」
俺のカラダが左右に捩れる。鷹兄ぃが俺のちんぽを口から放した。
「将太、欲しくなってきたみてぇだな」
「欲しいっす。でもちんぽももっとしゃぶっていたかった」
「じゃぁ挿れるの止めてちんぽしゃぶるか」
「駄目っす。挿れて欲しいよぉ」
「判った」
鷹兄ぃのちんぽが反り返っている。腹に付く位勃起していた。両脚を抱えられる。ちんぽを宛がわれた。視線が交差する。鷹兄ぃの目が獲物を狙う猛獣のようになっていた。ゾクゾクしてくる。おまんこの奥の方が疼いてきた。
「挿れるぞ」
「うん」
鷹兄ぃの腰に力が入る。ちんぽが大胆に入ってきた。
「あぁぁんぁ、凄ぇ。デケぇ硬てぇ。堪んねぇ」
瞬く間に俺はちんぽを呑みこんだ。鷹兄ぃの腰が突動する。ちんぽで内壁が擦られた。
「んぁんぁんぁいい。あぁぁ気持ちいい」
「もっと哭かせたるからな。可愛い哭き顔みせろよ」
鷹兄ぃの突き込みが重たくなった。前立腺が激しく擦られる。金玉の奥の方が熱くなった。
「あぁぁんぁもっ洩れるぅ。んぁぁ出る」
ドビュッドロッドロッドロッ。俺のちんぽから白濁汁が洩れる。その汁が俺の陰毛を白く染めた。
「凄ぇトコロテンしたぜ。堪んねぇ」
「鷹兄ぃキスしてください」
「舌出せよ」
俺は舌を出した。鷹兄ぃの唇が寄ってくる。舌先同士が触れ合った。そのまま舌を押し込められる。舌が絡み合った。静かに唇が離れる。今度は乳首を舐め上げられた。鷹兄ぃの腰が猛動する。俺のちんぽが握られた。突き込みながら鷹兄ぃは俺のちんぽを扱き上げる。射精感が及んできた。
「んぁぁんぉ、そんなにされたら射っちゃうよぉ」
「いいぞ。射けよ」
鷹兄ぃの腰の動きが早くなった。ちんぽが爆進してくる。ちんぽを扱き捲くられた。
「あぁぁあぁ射く。うぁぁぁぁぁ射ぐ。あぁあぁぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を噴上げる。鷹兄ぃが俺のちんぽを放した。まだ硬さを維持している俺のちんぽ。俺は握り扱いた。
「んぁぁんぉやべぇ。締まるぜ。種仕込むからな。俺のガキ孕めよぉ」
俺はコクコク首を縦に振る。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかり合った。
「うぁぁんぉ射ぐ。あぁぁぁぁぁ射く。んぁぁんぉ射くっ」
突き込まれながら俺は自分のちんこを扱き捲くる。鷹兄ぃの生暖かい種汁が雄膣にぶつかってきた。切なくも嬉しい感覚が湧き起こる。俺は再度昇り詰めた。
「あぁぁあぁ、射っちゃう。また射く。あぁぁぁぁぁあぁ射ぐっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ乳白色の男の粘液を俺は噴上げた。鷹兄ぃが腰を引いている。俺は意識して内壁をぎゅっと締めた。
「駄目っす。抜いちゃダメっす」
「判ったぜ」
鷹兄ぃの顔が近づいてくる。軽くキスされた。俺は抱き起こされる。騎乗位になった。俺のカラダが上下に抽動する。鷹兄ぃが俺を突き上げてきた。
「あぁぁんぁ、あっあぁ堪んねぇ。気持ちいい」
鷹兄ぃを抱き起こした。向かい合う体勢になる。自然に唇が重なった。舌が入ってくる。舌を絡め合った。舌を絡めながら鷹兄ぃが乳首を擦ってくる。今度は指の甲で掻き上げられた。唇が放される。今度は首筋を舐め上げえられた。
「あぁぁんぁ、いい。気持ちいい」
そのまま押し倒された。鷹兄ぃが上になる。鷹兄ぃの腰が激しく動いた。ちんぽが爆進してくる。内壁が激しく摩擦した。
「あぁぁんぁ、んぁぁんくぅ」
「将太ぁもっと腰振れよ。おまんこ絡めてこいよ」
鷹兄ぃの腰が波動する。ちんぽがうねりながら疾駆してきた。大きな波が伝ってくる。未知の感覚が襲ってきた。何かが押し寄せてくる。奥の壁が抉られた。
「あぁぁあぁ洩れる。んぁんぁんぁ洩れる」
ビシャービシャービシャー…ビシャービシャービシャー、ションベンでも我慢汁でもない液体が俺のちんぽから洩れてきた。
「凄ぇお前潮吹いたぜ。堪んねぇ。あぁぁ興奮するぜ」
鷹兄ぃの腰が突動する。奥壁に亀頭を感じた。
「あぁあぁあぁ、あぁあっあっ洩れるぅ洩れる」
ビシャービシャービシャー…ビシャービシャービシャー俺はまた潮を吹いた。洩れた汁が腹の上に溜まっている。気の遠くなるような恍惚感を覚えた。鷹兄ぃの腰の動きに拍車が掛かる。ちんぽが俺のまんこの中で暴動した。
「あぁぁあぁぁ。イイよぉ。良過ぎる。んぁぁんぉ」
「俺もいいぜ。奥の壁がヒク付いて俺のちんぽに纏わり付いてくる。堪んねぇ」
グショッグショッグショッ…ジュグッジュグッジュグッ結合部から淫猥な交尾音が鳴り渡る。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン俺は激しく鷹兄ぃのカラダに叩かれた。鷹兄ぃの腰が猛動する。俺のちんぽが扱き捲くられた。
「んくっんくっんくっやべぇ射っちまう。やべぇよぉ」
「俺もやべぇ。一緒に射かすぞ」
俺は頷いた。ちんぽが引き抜かれる。鷹兄ぃが2本のちんぽを合わせた。ゴシゴシ扱き始める。金玉の奥でオス汁が射き場を探し始めた。
「あぁぁぁんぁ射ぐ。うぁぁうぉ射く。あぁぁあぁ射くっ」
「んぁぁんぉ射く。あぁぁあぁ射く。んぉぉぉ射く」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ
2本のちんぽから白濁汁が吹き上がった。一滴鷹兄ぃのちんぽから汁が垂れている。その汁が俺の漆黒の陰毛に絡んできた。鷹兄ぃが俺のちんぽを咥えてる。カラダを反転させた。眼前に火照った鷹兄ぃのちんぽが差し出される。俺達はちんぽをしゃぶり合い、残り汁を舌で拭った。ちんぽが鷹兄ぃの口から放たれる。俺も離した。俺達は起き上がる。ベッドの上にしゃがんだ。脚を交差させる。鷹兄ぃの顔が近づいてくる。軽く唇を合わせた。
「今日のお前凄ぇエロかったぜ。トコロテンするしよぉ。潮まで吹きやがった」
「ちょびっと恥ずかしいっす」
「恥ずかしがることねぇぞ。それに可愛かった。目トロンとさせてよ」
抱き寄せられる。萎えたちんぽ同士が触れ合った。グイッグイッグイッとちんぽが勃ち上がる。一気に天を衝いた。
「鷹兄ぃもう1回してくれよ」
「淫乱なちんぽだな」
俺の勃起ちんぽが握られる。結局この後俺は3発、鷹兄ぃは2発オス汁を放出した。一緒にシャワーを浴びる。褌を締め込み作務衣を羽織った。今リビングのソファーに並んで座っている。良く冷えたビールが喉越し良く体内に流れた。
「将太、幸せにしてやるからな」
「うん、俺も鷹兄ぃのこと幸せにするよ」
「愛してる。将太」
「俺も愛してる」
鷹兄ぃの両手が俺の肩に置かれた。唇が寄ってくる。唇が触れ合った。舌が深く入ってくる。舌を絡め合った。背中に回された鷹兄ぃの腕に力が入る。舌を絡め愛ながらきつく抱き締め合った。カラダが蕩けそうになる。静かに唇が離れた。
「寝るか」
「うん」
寝室に入る。ベッドに潜り込んだ。鷹兄ぃに抱き寄せられる。静かに鷹兄ぃの股間を握った。途轍もなく大きな安堵感を覚える。何時しか俺は微睡みの中にいた。強くて甘いオスの薫りに包まれながら……

 営業成績が低迷していた俺。藁にもすがる思いで課長の話に乗った。そして俺は鷹兄ぃに挿れられる。課長の汁を呑まされた。男の洗礼を受けた俺。男同士の行為に目覚める。完璧に嵌った。鷹兄ぃとの出会い以降は仕事が好転する。鷹兄ぃの知り合いも紹介して貰った。鷹兄ぃが俺の窮地を救ってくれたと思ってる。現に10月から12月の営業成績は各月1位を取れた。今俺の中で膨らむ鷹兄ぃの存在。心もカラダも鷹兄ぃを必要としている。もう直ぐ一緒に住めると思うと心が弾んだ。来年も再来年もずっと一緒に新年を迎えたい。冬の澄んだ光が降り注いできた。やけに穏やかに感じる。兄貴が俺に与えてくれる安堵のように思えた。



絶倫大魔王

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M熊ガテン鉄男-本日ノンケやめます-

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[ 2016/01/02 00:00 ] 穏やかな光 | TB(-) | CM(0)

謹賀新年

 明けましておめでとうございます。昨年中は多くの方にご訪問頂きまして大変ありがたく思っております。本年も宜しくお願い申し上げます。

寒い日が続きます。風邪など引かぬようお身体ご自愛くださいね。

これからも駄文ではございますが皆様の股間を刺激出来るものを書いていきたいと思っております。尚今年初めての小説は2日にアップする予定です。

平成28年元旦 太一

勃起塾7
[ 2016/01/01 00:00 ] ご挨拶 | TB(-) | CM(8)